○ゆーまとやっちゃん |
「俺ね、絶対にこういう人とは付き合えないって人がいるの」
目の前に座る俺の友人である夢甘(ゆうま)は、いきなり俺にそう言ってきた。
「…話し終えたら勉強しろよ?」
「あのね、」
俺の言ったことには完全無視といった状態。だがしかし、そこでゆーまが「あ」、と驚いたような顔をした。
「ごめん……君みたいに恋愛なんてものは病気だなんて言ってる人に言っても意味ないよね…」「俺がいつそんなこと言った?」
「それとも理解出来る頭がないの?」
「頼むからその蔑むような目をやめてくれ。
ほら、いいから話せよ」
「まず第一に」
そう言って手をひらひらさせると、ゆーまは目を輝かせて“絶対付き合いたくない人”を語りはじめる。
「マンホールから登場しない人」「なんでだよ!!(イスひっくり返す」
「面白味に欠けるでしょ?」
「おかしいだろ!普通の人間はそんなとこから登場しません!!」
「あと白馬に乗ってない人」
「マンホールの中から白馬に乗りながら出てこれるやつなんていねえよ!!
つーかまず馬が自力で出てこれねえよ!!」
結局、ゆーまは勉強しないまま雑談して帰宅していったのだった。
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ゆーまが好きです 笑 | ||
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