真・恋姫†無双〜愛雛恋華伝〜 15:【黄巾の乱】 幽州騒乱 其の壱
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◆真・恋姫†無双〜愛雛恋華伝〜

 

15:【黄巾の乱】 幽州騒乱 其の壱

 

 

 

 

 

「ごめんなさい」

 

遼西郡の政庁である城に呼び出された、一刀と呂扶。出迎えた鳳灯と顔を合わせた途端、ふたりは彼女に謝られた。

呼び出しを受けた理由に関しては、おそらく黄巾党に関してだろうな、と、見当が付いていた。

だが謝られるようなことをされただろうか。一刀には覚えがない。

 

「謝られる理由が分からないよ、鳳灯」

「恋さんを戦場に出してしまうこと。そのために一刀さんをダシに使うこと。そして、一刀さんにも戦場に出てもらうかもしれないこと、です」

 

辛そうな、本当に辛そうな表情を見せる鳳灯。

 

「おふたりとも、こちらへ」

 

一刀の視線に気付いたのか、すぐに顔を背ける。そのまま背中を見せ、玉座の間へと先導すべく歩き出した。

彼女の小さい背中を見つめながら、一刀は謝罪の意味を考える。だが、考えるまでもなかった。

戦力として、一刀と呂扶の力が欲しい。特に呂扶の武が。

だが今の彼女は、戦場に立つことを義務としない民草のひとりだ。断られたとしても、強制することは出来ない。

なにより鳳灯自身が、内心、呂扶を無理に引き込むことを好しとしないのだろう。

だからこそ、一刀を巻き込むことで、呂扶が断れないような状況を作る。情に流れそうな、自分自身の退路を断つために。

今の彼女は、遼西郡の内政に携わる内政官のひとりだ。この地の平和を守り、この地に住む民たちの平穏を守ることを第一に考えなければならない。だから、沸き起こる情を押さえ込む。必死に押さえ込もうとしている。

ゆえに、彼女は謝る。そんな彼女の心遣いに、一刀は嬉しさを感じていた。

逆にいえば、それだけ彼のことを、呂扶のことを、大切に思ってくれていたということなのだから。

 

陽楽は商人の多い町だ。商人の耳は聡い。太守が留守にしている今の遼西郡になにが起こっているのか、すでに耳にしている者は多い。一刀も、護衛仲間や、商人の旦那衆などを経て話を耳にしている。

ほどなく義勇兵の募集がかけられるだろう。一刀はそれに参加するつもりだった。兵のひとりとしてでも、兵站・補給部隊に回されて食事係としてでも、なんらかの役に立とうと考えていた。

こうして鳳灯に呼び出されていなくとも、遅かれ早かれ一刀は戦場に出向いていた。そのことで鳳灯が思い悩むことはない。彼はそう思っている。

 

ただ呂扶に関しては、一刀も、鳳灯と同じことを考えていた。

呂扶がかつて、どんな思いで戦場に立ち、どれだけの武を重ねて来たのか。この世界の一刀には分からない。

それでも、出会ってからの彼女は終始穏やかな生活を営んでいる。誰が好き好んで、戦場に送り出そうなどと思うものか。

だが、彼女の武才、天下無双と呼ばれた武勇は、この上なく頼もしいもの。公孫軍の本隊が留守にしている今、頼りにしたくなる気持ちは彼にもよく分かる。

だから、彼は察することが出来た。鳳灯があえて、個人の情を切り捨て、内政官としての理と利を取ったことを。

 

 

 

「滑稽ですよね」

 

歩を進め背中を向けたまま、鳳灯は、なにげなく、呟く。

これまで自分の行っていたことが、自分の策で戦場を展開させていったことが、果たしてどんな意味があったのか。彼女は思い悩んでいた。

悩んだ末に見た光明が、争いを生まない国の素地を作ること。

自分の持つ知識を、陽楽そして遼西郡という地に、出来うる限り注ぐことを決めた。平和な町を作るための、ひたすら具体的な案を考え続けた。

この知を、戦場で役立つような使い方はもうしない。彼女はそう決めていたのに。

 

「戦いを嫌がっていた私が、他の人を戦いの場に送り出そうとしているんですから」

 

鳳灯は今でも、戦に関わるのは嫌だと思っている。しかし、そんな甘えたことは状況が許してくれない。

彼女が求めたのは、平和と平穏を得るための道。戦いを避けるために選んだ道だったにも関わらず、戦場は、自分の求めたものを壊さんと威を振るって来る。

既に歩き始めている道。彼女の知が求められ、それに沿って動いている大きな流れ。こんなことは求めていなかったと思いながらも、どこかで、こんな事態になるのは当然だと考えている自分。

仕方がない、そういう時代なのだから、と。

どう足掻いても戦いは避けられない。鳳灯がかつて、親友や主や仲間たちと駆け抜けた時を思えば、それは火を見るよりも明らかだ。

だから、彼女は心を凍らせた。少しでも早く、この騒乱を終わらせるために。

そのために使えるものがあるならば、躊躇わずに活用してみせよう。それが、戟を置いた天下無双であろうと、羽を失くした鳳雛の知であろうと。

凍りつかせた胸の内で、鳳灯は思う。悪意の方から向かってくるのならば、跳ね除けてみせる、と。もう二度と向かってこないように。

 

 

 

「思うんだけどさ。戦うってのは、二種類あると思うんだ」

 

一刀の言葉に、鳳灯はつい足を止める。後に付いて歩いていた彼に背中がぶつかった。背の低い彼女の身体は、そのまま一刀の手の中に納まってしまう。

彼はそんな彼女の肩に手を置き、言葉を続ける。

 

「ひとつは、なにかを生み出せる戦い。もうひとつは、なにかをただ壊していくだけの戦い。

黄巾党は、明らかに後者だと思うよ。でも鳳灯のやっていることは、前者じゃないかな。

戦場で、策を練る。でもその戦が終わった後になにかを残そうとして、鳳灯は戦っていたんだろ?」

 

自分の中にある、壊れそうななにかを守るために。鳳灯は、戦いに手を下す自分を必死に正当化しようとした。

そんな彼女を、一刀はなんでもないことのように肯定してみせる。

肩を支える、彼の広い手。その手を伝って、鳳灯の身体と、心が震えだす。揺るがないようにと張り詰めていたものが、いとも簡単に溶け出してしまう。

 

「これまで散々突き放していた俺がいうのもなんだけど、相談には乗るっていったろ? 今の鳳灯を理解できる奴が、少なくとも四人いるんだから」

 

頼るなといった覚えはないぞ。一刀はそういい、呂扶にも同意を求めてみせる。彼女もまた、こくり、と、うなずいた。

 

「立ち向かうなら、皆で立ち向かおうぜ。まぁ、俺個人はそんなに胸を張るほど強くないけどな」

「……気にしない。恋が、一刀も雛里も守ってみせる。あと、他のみんなも」

 

呂扶が、鳳灯の頭を撫でつけながらいう。

 

「じゃあ、恋の後ろは俺たち、町の義勇兵みんなで守ってやるよ」

 

鳳灯の頭に載せられた、呂扶の手。その上に、一刀は自分の手を置いてみせる。呂扶の手ごと、鳳灯の頭を撫でてやる。

 

「あれこれ気遣ってる場合じゃないんだろ? 使い出のありそうな奴は、遠慮なく使おうぜ。

自分たちの住んでいる町に関わるんだ。この陽楽じゃ、誰も嫌なんていいやしないだろ。俺だって逃げ出したりしないよ」

 

逃げるところもないしな。そういって、一刀は笑う。

 

「ありがとう、ございます」

 

被っている帽子のつばを下ろし表情を隠しながら、鳳灯はつぶやいた。

 

 

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そんな、特殊な事情を持つ者同士の交流を終えて。

一刀と呂扶は、諸将が席を並べる玉座の間に通された。

 

「……恋は、どうすればいい?」

 

彼女のひと言は、その場にいる武官文官たちに暖かな安心感を与えていた。

普段から呂扶は、口にする言葉や表情の変化も必要最小限だ。だからこそ、口にする言葉も、時折見せるしぐさも、飾りがなく嘘もない。信じるに値する。

この陽楽の町に彼女がやって来て、まださほど多くの時間は過ぎていない。だがそれでも、彼女なりに重ねてきた言動の一つひとつが、信用と信頼を築き上げて来た。

遼西郡の中枢に属していないとはいえ、その存在は大きなものになっている。ことに軍部の人間には、公孫軍を支える支柱のひとつと思われているくらいだ。そんな彼女の言葉を信じずに、なにを信じろというのか。

呂扶は呂扶で、そんな、信用されているという感覚を肌で感じ取っている。彼女も彼女なりに、陽楽の町や人々に対して愛着を抱いていた。

その町が、今、危険にさらされようとしている。ならば、町を守るために武を振るうことになんの躊躇いがあろうか。

単純といえば単純。だがそれだけに、気持ちの程は純粋なものだ。

自分の力が役に立つならばいくらでも使え。そういってみせる呂扶に、鳳灯は心から礼をいい、玉座の間にいる全員を代表して頭を下げた。

 

「恋さんは公孫軍に属していないといっても、事実上の指南役ですから。臨時の将軍職に立っても問題ないと思います。むしろ士気が上がるんじゃないでしょうか」

 

いかがですか? と、武官の面々に伺いを立ててみる。鳳灯の言葉に、考える間もなく皆うなずく。むしろ是非に、とばかりの推しようだった。

 

「一刀さんは、そうですね、義勇軍の取りまとめと指揮をお願いできませんか?」

「いやちょっと待ってよ。恋のオマケでしかない俺が、そんなご大層な役割出来るわけないだろ。そもそも軍の指揮なんてやったこともないし」

「謙遜されなくてもいいですよ。普段から商隊の護衛役として活躍してるじゃないですか。自分も護衛をしながら、他の護衛の方々の指揮をとる。やってもらうことはそれと変わりません。ただちょっと規模が大きくなるだけです」

「……大きくなりすぎじゃないか?」

「大は小を兼ねる、っていうじゃないですか」

「いっている意味がまったく分からないよ鳳灯」

 

言葉の意味が逆じゃないか、と、一刀は内心思いながら、その強引さに思わず溜め息をつく。

冗談です、と、彼女はクスリと笑う。だがそれだけだ。要するに、決定を覆すつもりはない、ということなのだろう。

 

「実をいえば、義勇兵を集めて編成をしても、公孫軍との中継ぎがうまく出来そうな人が一刀さん以外に思いつかなかったんです。

参加してもらえる義勇兵の皆さんと、公孫軍のみなさん。その両方に顔が知られているという点では最適だと思うんです」

「分かった。好きなように使ってくれ。微力を尽くすよ」

 

彼は控え目にいうが、彼もまた呂扶に稽古をつけてもらっているひとりだ。公孫軍の面々と同様、吹き飛ばされてばかりの実力差はある。それでも、将までとはいわないが、普通の兵よりもよっぽど高い武を得るに至っている。旅の商隊を守る護衛役として、一角の働きをし続けていたのだから、もともとそれなりの武才は持っているのだ。

また鳳灯が指摘している通り、護衛をこなしていた関係もあり、彼はその場全体を俯瞰して見ることが出来る。自分で店を切り盛りしている、という点も関係しているだろう。適時適当な指示を出す、ということにも慣れていた。

この時代に、手広くこなせるということがどれだけ稀有なことなのか。"現代人"である一刀にはよく理解できていないのかもしれない。

彼は料理人になると決めた。いい換えるならば、それ以外の可能性に無頓着なのだ。

自分がどれだけのことが出来るのか。彼はまだ把握し切れていない。

 

 

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「それでは改めて、状況を説明しましゅ」

 

臨時の武将として呂扶が据えられ、町の義勇兵代表として、一刀が作戦会議の末席に着く。

気を許す人間が傍にいたせいか、鳳灯が少しばかり噛んでしまう。他の面々は大人の対応でそれを流してみせる。

顔を赤くしながら、仕切りなおそうと咳払いをする彼女。内心悶えていた武官文官が数人いたのは秘密である。

 

さて。

現在の状況をまとめると、以下のようになる。

遼西郡の北部、烏丸族が治める地域との境を中心にして、黄巾党の勢力が猛威を振るっているという報告があった。

報告が届いたのは今日の朝方。その内容は昨日の時点のもの。

報告では、烏丸との境に点在する小さい村がことごとく襲撃を受けているという。遼西側の村はもちろん、烏丸族の村も多数被害を受けているとのこと。黄巾党はとくに区別をして襲い掛かっているわけではなようだ。

報告の入っている範囲では、被害に遭っているのは、遼西郡を始めとして、北平、漁楽、広陽、上谷といった、烏丸と接している郡のすべて。各郡と烏丸の境あたりをうろうろしているようで、それ以上南下してくる気配は今のところないという。

点在する黄巾の徒は、それぞれ連携を取っているというわけでもないようだ。

 

「なぜわざわざ、境界線あたりをうろついているんだろうか」

「おそらくですが。公孫軍を始めとした各軍閥に追い立てられて北上しているうちに、烏丸の勢力地域まで逃げて来てしまったのではないかと」

「なるほど。幽州の各郡が抱える自衛軍も、相当の力がありますから」

「逃げ続けて、追っ手が来なくなったところで落ち着いてみたら、烏丸の勢力内に入り込んでいたというところですか」

「我々も、うかつに烏丸の地まで進軍することは出来ませんからな」

「烏丸にいらぬ誤解を与えて刺激しかねんしな」

 

玉座の間に集まる遼西の諸将が、口々に会話を交わす。それを制して、鳳灯が説明を続ける。

 

「皆さんのおっしゃる通り、南から北へと逃げ続けた結果、烏丸との境界周辺に居座ってしまった。ということだと思います。

同時に、遼西を始めとした各郡に目をつけている、という点も考えられます」

「目をつけられた、というと?」

「公孫軍を始めとして、各町や村に作られた自衛団。それらに属している皆さんのおかげで、遼西郡は豊かさと堅強さをもって知られるようになりました。方々を荒らして回る黄巾党の中でも、食い詰めても遼西には近づくな、という意見が出るほどだそうです。

その実績が幽州全体にも影響が出始め、それぞれの郡で自衛軍の強化を進めたりしています」

 

本来であれば、それは誇ってもいい評価。だがそれを語る鳳灯の顔は険しいままだ。

 

「これまで遼西郡に手を出しあぐねていたのは、公孫軍による討伐が恐ろしかったのでしょう。命あっての物種ですから。

ですが今は、公孫?さまを始めとして公孫軍の大半が出払っています。そこに目をつけたのが、おそらく、遼西に手を出して来たひとつ目の理由」

「ひとつ目、ですか?」

「はい」

 

鳳灯はうなずく。

 

「ふたつ目の理由。こちらの方が深刻かもしれません。

現在、黄巾党を討伐する勢力が各地を転戦しています。鉢合わせになれば、戦うか、逃げるか。少なくともその場からは立ち去ります。

各地で襲撃と逃亡を繰り返す。拠点となる地が制圧されれば、糧食を失ったまま放浪する。その先で村を襲い、討伐を受け、また放浪する。

それが繰り返されるうちに、黄巾党が襲う土地がなくなってきます。

まだ襲っていない地はどこか? その考えに至り、候補に挙がるのは」

「……幽州、ことに遼西郡ということですか」

「はい。本格的な制圧と討伐が繰り返され、黄巾党は、もう余裕がないのだと思います。だからこそ、遼西にやって来た」

 

これがふたつ目の理由。

鳳灯の言葉に諸将は言葉を失う。これまで良かれと思い行っていた政策が、巡り巡って黄巾党を呼び寄せる原因を作っていたのだから。ままならない。

だが、こんなことになるなどとは、例え天でも想像できまい。気に病む必要はない、と、一刀は初めて発言する。

 

「町の皆は、内政官の皆さんがやってきたことのお陰で笑って暮らせていたんだ。それは事実だし、間違ったことじゃない。

それにそこまで黄巾党が追い詰められてるってことは、ここを凌げばヤツらの襲撃を怖がることもなくなるんだろう?」

「一刀さんのいう通りです」

 

ひとりの民草としての言葉。それが、自分たちのやって来たことが間違いではないと保証してくれる。

 

「起こってしまったことの原因は後で追究しましょう。今は、この事態をどうやって治めるか。その方が大事です」

 

文字通り、具体的な案を鳳灯は出していく。

陽楽に残っている兵力はおよそ5000。それに義勇軍が加わることになる。

その内の4000を黄巾党討伐にまわし、残りは万が一のために陽楽で待機。

受けた報告の限りでは、多くても1000を超えるかどうかという集団ばかりだという。それならば問題ないだろうと判断し、隊を二つに分けることを提案した。

まず討伐隊の内3000を一隊として、準備が整い次第出征させる。行軍する先の町や村と情報をやり取りしつつ、黄巾党を討伐していく。

遼東郡まで足を伸ばし、討伐を進めた後、頃合を見て南下し戻ってくるというもの。

もうひとつは、討伐隊残りの1000を第二隊としてまとめ別ルートで北へ。丘力居率いる烏丸と合流し、共に黄巾党討伐に当たろうという案。これには諸将も驚きを見せる。

幸い、丘力居とは友好的だ。討伐するのは共通の敵、遼東方面の黄巾党はこちらで相手をするといえば、断ることはないだろうと予想しての発案。気持ちの上で少なからず抵抗のある将も一部いたようだったが、そんなことをいっていられる場合でもない。鳳灯の案は受け入れられることとなった。

諸将と作戦案を論議し、各隊各部署の基本的な行動を詰めていく。

遼西郡の取るそれらの行動を、幽州の各郡にも伝令し、それぞれの軍勢で対応もしくは合流するといった行動を臨機応変にしてもらうことになる。烏丸の元にも大急ぎで使者が送られた。

 

一通り、決めるべきことは決め終えた。では早速準備に取り掛かろうと、諸将は腰を浮かせる。

 

「豊かさと堅強さ。その風評によって、これまでは平穏を保っていることが出来ました。

ですが今回は、その風評ゆえに、黄巾の徒を招き入れてしまったともいえます。

さらにいえば、周辺諸地域、それに烏丸の皆さんまで巻き込んでしまいました」

 

その償いは、より豊かでより堅強な幽州を作っていくことで、埋め合わせていきましょう。

鳳灯は笑顔を浮かべながら、そういって軍議を締めくくった。

 

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・あとがき

鳳灯、覚醒。(無双的な方に)

 

槇村です。御機嫌如何。

 

 

 

 

前半のところで、リンキンパークの『Namb』が頭の中で流れ出した。なぜだ。

まぁ槇村の脳内PVはどうでもいいですよね。

 

 

 

雛里がなにか吹っ切ったようです。性格が変わってない?

華琳さんは殴られる前に殴る人ですよね。

なにかに目覚めたウチの雛里は、こちらからは手を出さないけど、殴られたら死ぬまで殴り返すイメージ。

怖っ。

 

それにしても槇村は、どうにも悩ませすぎなのではなかろうか。と思ったり思わなかったり。

でも、書いてるうちにこういう展開になっちゃったんだから仕方ないよね。

悩んで仕方がない境遇だもの。「ま、いっか」じゃ済まねぇって。うん。

 

 

 

 

 

やべー、黄巾の乱編、ちょっと長くなりそうだ。

 

説明
槇村です。御機嫌如何。


これは『真・恋姫無双』の二次創作小説(SS)です。
『萌将伝』に関連する4人をフィーチャーした話を思いついたので書いてみた。

簡単にいうと、愛紗・雛里・恋・華雄の四人が外史に跳ばされてさぁ大変、というストーリー。
ちなみに作中の彼女たちは偽名を使って世を忍んでいます。漢字の間違いじゃないのでよろしく。(七話参照のこと)

上記原作をベースとしていますが、原作の雰囲気、キャラクターの性格などを損ねる場合があるかもしれません。
物語そのものも、槇村の解釈で改変される予定です。
そんなことは我慢ならん、という方は「回れ右」を推奨いたします。

感想・ご意見及びご批評などありましたら大歓迎。
取り入れると面白そうなところは、貪欲に噛み砕いてモノにしていく所存。叩いて叩いて強くなる。
でも中傷はご勘弁を。悪口はなにも生み出しません。
気に入らないものは無視が一番いいと思う。お互い平和でいられますし。



読むに堪えられるモノを書けるよう精進していきます。
少しでも楽しんでいただければコレ幸い。
よろしくお願いします。
また「Arcadia」にも同内容のものを投稿しております。
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コメント
シリアスな中で噛み噛み雛里・・・一同の悶える気持ちが良く分かるw(深緑)
ZEROさま>すまない、まだ戦闘に入っていないんだ。に、逃げたわけじゃないよ?(怪しい)(makimura)
namenekoさま>楽しんでいただけたようで。ありがとうございます。まだ波乱含みですから、この先どうなるか私も分かりません。(こら)(makimura)
槇村です。御機嫌如何。書き込みありがとうございます。(makimura)
どんな戦いになるか楽しみです。(ZERO&ファルサ)
おもしろかったです。あの4人は一刀の将になりますね(VVV計画の被験者)
砂のお城さま>頭の中で、シーンごとにいろいろ音楽鳴っていたりします。それにしても、軍師を目立たせるって難しいな。(makimura)
よーぜふさま>こんな感じですか? こういう書き方は初めてなので戸惑います。(makimura)
ぶっさんさま>誤字修正しました。ご指摘感謝です。(makimura)
そんな雛里ちゃんも大好きですよ?だからひんぬーなんてきにしん・・・冗談だからそれはやmアッー! てなわけで恋無双および一刀の将としての姿がついに、ですね。 あ、できればお返事ですが ○○(名前)>返事 のほうが見やすいです・・・(よーぜふ)
1ページの15行目の共生は強制の間違いかと(ぶっさん)
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