恋姫†無双〜影無双〜3章
[全13ページ]
-1ページ-

                        3章

                   

          天を裂く流星が夜空に一筋川を作るかのように流れ落ちた・・・・・

 

              その流星は五原郡九原県その近くの森に落ちていた

 

                       う・うむう?

 

               意識が覚醒し目を開けて飛び込んできたのは・・・

 

         薄暗い木々と湿っぽい空気・・・目覚めは良好とは言いがたいようだ・・・

                  

                  ・・・・ここはどこだ?森?・・・・

                  

                鏡を割ってしまった時光に飲み込まれて・・・

         

                  たしか歴史博物館に居たはずなのだが?

 

              あたりを見る限りどう見ても森、近くに民家の影もない

-2ページ-

 

                      

                      とりあえず現状確認だな・・・

                  

                  俺は北派影振流宗家当主 闇大蛇 北郷一刀

 

          フランチェスカ学園の理事長貂蝉に頼まれて歴史博物館の警備を頼まれた

 

            任務遂行中に二人組みの盗人を見かけその一人左慈という男と戦闘

 

                  左腕を犠牲にしたが目標を撃破したが・・・

 

                   奴はなぜか光になって消えてしまった・・

 

                死体が残らないのは処理しなくていいから楽なんだが・・

-3ページ-

                  

               奴が消えて左慈が盗み出そうとしていた鏡が床に落ちた・・

 

                    が技の威力を抑えなかったばかりに

 

             砕けてしまったその後光が発生し気がついたらここにいた・・・

 

          しかしここはどこだ?日本にこんな森があったか?富士の樹海でもあるまいし

 

                左手が治ってる?・・・・どなっているんだ?

 

一刀 「結局奴は物の怪の類だったのか?わからんが・・・ん?なぜ服が制服になっているんだ?    

    仕事着を着ていたはずだが?・・長船と影槍はあるのに?どうなっている?」

 

 

            さすがに制服に武器はまずいな・・・上着は脱いでおくか・・

 

                 反射素材は隠密行動には向かないしなぁ・・

 

              まぁいいサバイバル訓練と思えばいいんだしな・・・

-4ページ-

                          

         暫く歩いて見たがどうもおかしい、こんな自然は日本ではありえない

       

    そして・・・俺はこの森で半年近くを過ごしていた・・・獣を倒し自らの血肉とする・・

 

              あれから周囲を探索したがこの森はかなり広い・・・

 

                 サバイバル訓練どころか生活の間違いだ

 

     大樹の上に寝床を作り1ヶ月かけ地図を作った、この付近に人は住んでいなかったが

 

                広大に広がる森にその先に見える荒野と平原・・・

 

                  確定で日本じゃないことを認識た・・・

   

                 俺が人?を見つけたのは2ヶ月が過ぎた頃

 

                 正確には人であったものの変わり果て姿・・

 

     戦争でもあったのか夥しい死体の山、格好から見ておかしい鎧姿に武器は剣槍弓・・・・

  

                   馬の死骸・・映画でもあるまいに・・・

 

                   過去にでも飛んだか?・・くくくく・・・

-5ページ-

 

     戦国時代・・・だが日本ではない・・死体を見る限り中国かアジアのほうだと思った

 

         死体から必要な物を剥ぎ取りそして戦利品?を持ち帰り様々に加工・・・

 

                 色々覚えておいて良かったと思う・・

 

              仕事着は失ったが目立たない服は出来たしな・・・

 

         そして現状に至るわけだが中国の過去にしても村ぐらいあるだろうに・・・

 

                 まぁ人が住むにはちょっと条件が過酷か・・・

 

              狼・猪・熊に虎など・・・動物園が作れそうな勢いだな・・・

      

       俺が生きてる人間を見たのはそれからさらに半年を要することになる・・・・・

-6ページ-

           「最低限必要なものがそろったしそろそろ旅に出るか・・・」

 

     俺が旅に出て1週間くらいたった時かなりの数の人らしき気配を感じ向かった

          

               気配を追いかけてきたら洞窟を見つけたが・・・・

 

                  人の気配はあるが血の匂いもする

 

      少し調べて見るか・・・・そう思い、一刀は気配を消して入っていった・・・・

 

         少し進むと広場のような場所に人が集まっているのが見える・・・

 

             だが・・なんだあの格好は?異民族の住みか、か?

-7ページ-

 

???「きけえぇい者どもよ奴らの国は乱れ王朝は廃れきり漢王朝は終わりに向けて

    風前の灯だ、いまこそやつら漢民族どもに我等五胡の誇りを示すのだ!! 」         

 

 

          ・・・漢王朝だと五胡?漢民族?たしか三国志にでてくるやつか?

   

                   歴史系の本は大概読んでいたが・・・

 

                  どうやら本当に時空を超えたらしい・・・

 

                   たしか奴らは今で言うモンゴル民族か?

 

                        ならば南下するか・・・

 

              血の気の多い奴らより話の分かるのがいるかもしれない・・・

 

                一刀はそう決めると洞窟から出て南を目指して走った

 

                   そして俺は幽州遼西郡令支県のはずれにある

  

                         小さな村にたどり着いた

-8ページ-

 

              旅人を装い村入ってから村で情報収集をすることにした

 

   しかし漢王朝か・・・名前も考える必要があるな周りに溶け込む・・潜入捜査の基本だ・・・

 

    この村に来てから俺は女に間違われているたしかに髪は長い腰まであるしなぁ

 

   母に似たので中性的・・女顔だこの際情報を集めるか・・見た目を利用するのもいいだろう

 

        こうして俺は・・偽りの名前と仮面を付けた性格で情報を集め始めた・・

 

     そして現状をあらかた把握したが今は182年たしか黄巾の乱は184年ぐらいのはずだ

 

           皇帝は劉宏まだ生きているらしい子供が二人劉弁と劉協ね・・・

 

            どうやら本当に時空を超えたらしい・・・理解に苦しむが・・

 

           理解に苦しむといえばこの地方の太守公孫サンが女だというのだ・・・

 

           どうなっている?平行世界パラレルワールドだとでもいうつもりか?

 

                  どちらにしてももう少し情報が欲しいな・・

-9ページ-

 

 

               そうして村に入り込み一ヶ月がすぎていた・・・

 

酒家主「お、呂綺ちゃんじゃないかまた新しい料理考えたら教えておくれよ」

 

呂綺 「あはははは、おっちゃんそのうちおしえるよ〜」

 

酒家主 「ああ、たのむよ、そうだこれこの前の料理の礼だもっていきな!」

   

              そういって肉まんが3個ほど入った袋をくれた

 

呂綺 「ありがとね!おっちゃん」

 

                 そう言って袋を貰い宿に戻った

 

             俺はこの村で用心棒をして旅の路銀を稼いでいた

 

     宿の部屋を使わせてもらっていることから宿の女主人の優明華さんと舞鈴ちゃんに

 

             マナをあずかり村に雇われ住まわせてもらっている

 

    この村に来たときに賊が襲ってきていたのを撃退し誘拐されそうになっていた娘さん

 

   舞鈴ちゃんを助けたときに気に入られてからの住み込み用心棒として村を守ってきたのだ

 

              真名について説明を優明華さんが教えてくれた

 

       しかし真名という呼び名はここで初めて聞いた今まで読んだ兵法書にも

 

   真名については記録がなかったと記憶しているどうやらこの世界独自の文化?なのだろう

            

            住まわせてもらうにあたり男だと説明したのだが・・

 

                信じてもらえず服を脱いで・・上だけ

 

              ようやく納得した・・・はずだったのに・・・・ 

 

      結局見た目から女と認識されていた・・男だと説明した事が無駄な努力に・・・

 

        優明華さんと舞鈴ちゃんには可愛いから良し!と駄目押しされた・・・

-10ページ-

 

           開き直って?名前は呂玲綺(リョレイキ)と名乗っている

 

              本当の名前真名はないということにしておいた

 

   この名前はたしか空想だが呂布の娘と言う設定でつけられたキャラの名前だったはずだ

 

    俺がなのるならこれぐらいの貫禄?空想だが欲しいということでそう名乗っている・・

 

    及川とゲームをしたときにコノキャラがかずピー専用や〜とか言われて使い始めて

 

            キャラ絵も気に入り割りと好んで使っていた気がする

 

       女的に見られているならそれを利用するだけ・・男の名だろうが女の名だろうが

 

     生きる為なら気にすることでもあるまい・・多少明るく振舞って周囲に溶け込んだがな

 

                   そういえばこんな話を聞いた

-11ページ-

 

             『黒天を切り裂いて、天より飛来する一筋の流星

 

               その流星天の御遣いを乗せかの地に落ち

 

               光り輝く衣をまとい天下無双の武を持つ

              

              その御遣い光と闇の顔を持ち、乱世を鎮す。』

-12ページ-

 

  管略という占い師の占い師が言っているらしい・・流星ね・・俺とは関係ないだろう・・タブン

 

        光輝くって制服のことさしてる・・・なんてことあるわけないよぇ

 

呂綺 「ふう、やっぱりあの店の肉まんは旨いな・・ちょっと手直ししてあげたら

    凄く人気がでておっちゃん喜んでたもんなぁ・・」

   

      見回りを終えて戻り肉まんを食べていたら優明華さんが部屋にやってきた

 

優明華「呂綺ちゃん、また賊が近くをうろついてるらしいんだよ・・済まないけどお願い出るかい?」

               

                優明華さんは申し訳なさそうに頼んでくる

 

呂綺 「クス、優明華さん雇って貰ってるんだから普通にいっていんだよサクっと倒してこいってね」笑

 

優明華 「無理しちゃだめだよ?減ったとはいえ30人くらいいるらしいんだから・・・

     気をつけてね」

 

呂綺 「大丈夫、だいじょ〜ぶ す〜ぐかたずけてくるね〜」

 

            そういい影槍を手に馬小屋に向かった近づくと

 

             こちらにきずいて1頭の馬が体を起こした

 

??  「ぶっるる」と鳴きながら立ち上がった馬は俺の愛馬になっている鬼鹿毛(おにかげ)だ

    

       この鬼鹿毛の名は戦国武将武田信玄の父武田信虎の名馬鬼鹿毛からとった

       

呂綺 「調子は良さそうだね、行くよ!!」

 

      そういいながら鬼鹿毛に乗り駆けていった・・・・・・・・・・

-13ページ-

 

                  あとがき

 

たぬさん 「・・・・・・一刀君、新しい名前をゲットですその名も呂玲綺o(´□`o)」

 

風    「お兄さんが、お○にいさんになってしまいましたねぇ〜」

 

宝慧   「おね◎いさん・・・プッ」

 

一刀   「孔明の罠か!!」

 

たぬさん 「現実逃避しても無駄ですよ?呂綺ちゃん?」

 

風    「呂綺ちゃん・・・・可愛いかも」もやもやと黒いオーラが・・・

 

宝慧   「しっかりしろ〜風!!」

 

たぬさん 「可愛いものは皆で愛でるものですよねぇ風さん」チラ

 

一刀   「宝慧・・・二人から黒いオーラがみえるんだがキノセイカ?」

 

宝慧   「ぐぅ」

 

一刀   「起きろ!!」

 

宝慧   「おお!!、あまりに黒くて思わず現実逃避をしてたぜ」

 

及川   「(???д?)?キシャァァァァかずピー安心せい、ワイが守ったる!!」

 

一刀   「おおおお珍しくまともな事をいってる・・」

 

及川   「その代わり・・・これ着てや〜〜」バンっとどこからともなくとりだした衣装☆

 

宝慧   「・・・・・冥土服・・・・もといメイド服かよ・・・こいつはやっぱりゴミだな」

 

風&たぬ 「キュピーーーーーン★★☆☆」目が光る二人組み

 

一刀   「ゾクッな・なにか悪寒が・・・・・」

 

風&たぬ 「がぁぁぁぁぁぁよごせぇぇぇぇぇ」どかーーーーん

 

及川   「ああああああぁぁぁぁやっときた出番がぁぁぁぁぁぁ」キラ★

 

宝慧   「・・・・・服も飛んでったな」

 

風&たぬ 「キシャァァァァァ」暴走した二人の遠吠えが木霊していた・・・・・・

 

一刀   「ニゲテイイヨナ・・・アハ・アハ・ハハハハ」

 

 

 

 

 

説明
この作品は真恋姫無双をアレンジしたものです
一刀君強いです 暗いです 
そんな作品でもいいというかたはゆっくりo(´□`o)
三国志11がきもち混じってるようです

3章です
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
5905 4858 40
コメント
外史に着いてまずサバイバルって生活力あるな^^;時代的にこれからどんどん荒れていくので、今後の行動が楽しみです。(深緑)
どこに行き着くのでしょうか?一刀君まだ悩んでたり(ポンタロ)
おねえ言葉が板についてきたからそのままGo・・・・・・ではないよな、次回はどこかしらのルート行きか?もしくは第四の勢力か?(黄昏☆ハリマエ)
続きをが楽しみ、何処の勢力に行くのかも気になります、できれば、魏でお願いします。(ポセン)
おもろいです!次回、期待です!(イタズラ小僧)
タグ
真・恋姫†無双 北郷一刀 

ポンタロさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com