シュチュエーションで遊んでみる |
目が覚めたら異世界でした。
しかも。
「あんただれ?」
眩しいばかりのピンクブロンド。
きつめの目線に宿っているのは、自分が立っているために必死に紡いでいる負けん気だ。
っていうか。
「るいずたん?」
「ちょっ?!あんたなんで私の名前ッ・・・!」
マジか。
まぢで彼女に召喚されたのか?!
このシュチュエーションで違うとか言われても立場ねーぞ?!
「"ゼロ(虚無)"にして"フィフス(萌え:ドスペラート設定)"の・・・」
「はぁ?何言って・・・・・それと、そっちの後ろのも、あんたの知り合い?」
「へ?うし・・・・」
・・・・・・・・・・
「ぎゃー?!犬神家IN草原?!」
こんな格好で登場するジーパンとジージャンてなるとあの人思いだすんだけどいやいやまさかと引っこ抜く。
引っこ抜いて見える、赤いバンダナと見知った顔。
って。
「よこっちー?!オレだけじゃなくてこの人ー?!
よりによってなんでチート・オブ・チートがこんなっ?!」
「あー死ぬかと思った」
「いやいや、あんたこの程度で死んでたら某温泉で自縛ってたと思います」
「そっちの方が逆に平和やったかもしらんのー
あーでもあの花のおばちゃんは絡むんかー・・・てか、誰や?」
「あー、ハジメマシテ。ハジメレーイチ。
"横島忠夫"の、ま、ファンかな?」
「ってあんたらー!主人である私を放って話を進めるなーっ!!」
授業の時
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がんっ
ものすごい音を立てて机から彼が立つ。
ぽかんとしている周囲に一瞥し、吐き捨てるように彼が言う。
「ルイズちゃん、レーイチ、いくぞ」
横柄な発言に口元が緩むのが抑えきれない。
はいはい。言葉に応じ、自分もまた立ち上がった。
「ちょっとっ、何を勝手にっ・・・・」
「こんな授業、受けるだけくだらねぇって話」
「同感だけど横っちが先にキレるとは思わなかったな。聞いても?」
「同感ならわかるだろ?レーイチ」
「勿論。本来の教師の役目を一切果たしていない教師。
まぁこれは僕らの世界でも言えることだけどさ。
とりあえずくだらないプライドと欺瞞でいっぱいのクラスメイト。
一応一部は例外がいるみたいだけどね。
基本的に人の成長の妨げにしかならないね、これ。ゆとりだってもうちょっとマシだと思うよ」
「あなたたち、何を言って・・・」
「あとついでに。
人の上に立ち導くもんだろ?貴族ってのは。
立つってのと見下すの見分けもつかねぇ連中と一緒にいたらこっちまでオカしくなっちまう。ごめんだね」
「んー、隊長みたいな?」
「あの人のがわかりやすい分、気は楽だな。
娘護るためならとへーきでこっちに殺しかかってくる奴だし」
「大丈夫。アレが成功していたら、きっと彼女は娘も失っていたよ。
そんくらいの価値は横ッちにあるって」
「ホントよく知ってるな、お前は」
「ミス、この使い魔たちを・・・」
「いくぞ」
ひょい、と。
彼が手元からまるで手品のように「それ」を出す。
それこそチート・オブ・チートの名をほしいままにした彼の力。
発動、する。
それを、間近で見れた!
<金>
<繕>
<移>
「きえ・・た?」
「瞬間移動?!ばかなっ、まさか、はしってにげ」
「でもドアの開く音なんてっ」
「てか、部屋綺麗になって・・・なんで?!」
「・・・おい、ルイズの机・・・ッ」
「なんで<木>の机が<金>に・・・っ?!」
「いーの?文珠無駄使いしちゃって」
「なに。何か起きたら"貴族の役目"ってのに生きがい感じてる連中がどーにかしてくれっだろ。
それよかレーイチ。お前ホントナニモノだよ。
文珠の制限まで知ってるみてーに」
「今の横ッちのレベルを知らないからその答えはなんとも。
ただ、うん。興味があるかな」
「野郎にいわれたない科白やのー」
「そう?みたいだけ。そうだな、横ッちの本気を」
「オレの?」
「って、ここ何処よーっ!」
「まぁ校内ではあるだろうなぁ」
「んー、屋上?」
「そんなこと聞いてないっ!今っ!わたしたちは!クラスにいたはずでっ」
「ボイコット?」
「サボり?」
「なぁああ?!あんたらぁあああっ」
「破壊の杖」が盗まれた辺り
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知ってはいたけどあきれたもんだ。
誰も掲げない奇妙な空白に笑いがこみ上げる。
さぁ、お姫様たちの出番だけど、と思ってみるものの、その刹那に彼がその場、学長の前に躍り出る。
わくわくした。
その仕草、正に道化師。
フールでありクラウン。
あぁアンタこそ。
決められた物語を壊すもの(フェイトブレイカー)。
「オレがやります」
途端爆発した、動揺する空気がおかしかった。
戦う気もないくせに、庶民に何が出来る、という批判が上がる。
庶民?
この人ほど剣奴って言葉が似合う人もいないのに。
「おぬしはミス・ブランの」
「いえ」
「なに」
「オレが仕える主人は数多世界渡ろうとただ一人。
オレが望むのは名誉でも名声でもなく・・・・・・それに見合った報酬」
「なっ」
「別にそちらに不都合は無いでしょう?
オレが一人動いたところで誰も注目しない。
この学園の失態とは思わない。ためしの鉄砲玉には丁度いい」
なんとも豪華な鉄砲球だけどな。
勿論そんなこと、ここにいる誰ひとりと知らないだろうけれど。
それにしても。
主人か。
「だってさ、ルイズたん」
「ッ」
「横っちには生涯膝を折った相手がいる。
ついでに一生愛し続けてる女(ひと)も、いる。
彼には帰るところがある。還らなきゃならない世界がある。
そんなわけだから一つ」
「な、なによ」
「オレを貴女の使い魔にしてくんね?
そーすりゃ一石二鳥だと思うんだけど」
「はぁ?」
「正直ここにいる間あの人おっかけるにはルイズたんの力が必要なんだよね。
契約してよ。オレはあの人が帰ったあとも、貴女の剣であり楯でい続けるように約束するから」
・・・・・・・・・
なんつーか、最初の段階では双方契約してないんですよ
どっちが「使い魔」に相応しいか見極めるっていう感じで
でもまぁルイズからみれば横っちのが魅力的なわけです。
むしろこの横っちY(最強)系カラーだしなぁ
けどオリ主(創 玲一)にしてみれば「チートにチート上塗りするくらいならオレが」みたいなもんです
まぁ実際はもっと軽いんですが
なんとなくそういう話
説明 | ||
一体何百番煎じかわからない GS×ゼロ魔+オリ主 主人公原作知識(双方)あり っつーかYOKOSHIMA信者 ネタ。 |
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コメント | ||
いやぁへたれ期の横っちも好きですよ?(笑(ほうとう。) よこっちは自由度高いチートですよねー・・・あの超へたれな時がなくなるくらいにw(よーぜふ) |
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