真・恋姫†無双〜愛雛恋華伝〜 17:【黄巾の乱】 幽州騒乱 其の参
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◆真・恋姫†無双〜愛雛恋華伝〜

 

17:【黄巾の乱】 幽州騒乱 其の参

 

 

 

 

 

北と、南。図らずも万単位の黄巾賊に挟み撃ちにされた幽州。

口でいうのは簡単だが、その数字は想像を絶するものだ。大きな町のひとつふたつが丸々黄巾賊となって襲ってくる、そんな例えをしても差し支えないだろう。

とはいえ、数万の黄巾賊がそのまま襲い掛かってくるわけでもない。

集結しつつあるといっても組織だっているわけではなく、ただ徒党を組んでいるだけだ。

討伐に当たっても、出くわす黄巾賊の規模は数百から多くても千数百程度。それが連なっているのだと考えればいい。

数は多いが、慌てずに各個撃破してい行けば、その数は着実に減らしていくことが出来る。

そして、それは決して不可能ではない。

各地域の自衛軍や自警団は、自分たちが生きる土地を守るために力の限り抵抗している。

共同体が自ら守る戦力を有し 遼西郡が提唱した軍事拡張及び充実案を取り入れたことにより、この黄巾という名の暴徒にも、必死ではあるが余裕を持って対処することが出来ている。

互いに被害を出しながらも、趨勢は徐々に黄巾賊の下から離れつつある。大きく集まりだしたのは、そんな不安を黄巾賊が感じ出していたのかもしれない。

 

北で集結をなした黄巾賊は、まず漁陽郡に侵入。また同時期に別の集団が北平郡へと入り込み、それぞれが領内で暴れ周る。

報告を受けた太守はこれを鎮圧するために軍が出動させる。それから逃げるようにして、黄巾賊は郡境へと撤退していった。

これまた意図していたわけではないが、ふたつの黄巾賊が合流する形となり、結果的に15000もの勢力に膨れ上がった、というのが実情である。

遼西郡の公孫?を除いて、幽州の各郡には名を馳せる将と呼ぶほどの人材がいない。気力も兵力も十分ではあるが、やはり大きく差のある数をひっくり返すような決め手を欠いている。故に、倍にも及ぶ数の黄巾賊に対して、奮闘はしているものの頭数の差に押されている状況だった。

漁陽軍北平軍共に、よく堪えてはいるが旗色が悪い。

そこに、天の助けとも呼べる勢力が介入する。

数の差を反転させるほどの武才を持つ将。呂扶を含む、公孫・烏丸の合同軍だった。

 

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「今の恋がやらなきゃいけないことは、一刀と越を守ること」

 

呂扶は小さくつぶやいて、

 

「……行く」

 

馬に軽く蹴りを入れ、駆け出した。

後方から、呂扶が飛び出す姿を見る公孫越。彼女は剣を抜き、公孫軍と烏丸軍に檄を飛ばす。

 

「我々が住む地の平穏を乱す、獣のごとき黄巾賊。もはや獣と化した者に与える温情は不要である!

奮闘し、黄巾賊のすべてを討伐せよ! 己の振るう腕に友の、家族の、自分に関わるすべての者の安寧がかかっていると知れ!!」

 

突撃、の声と共に、合同軍全体から鬨の声が上がる。先駆けた呂扶たちに追いつかんばかりの勢いで、総勢5000の兵が駆け出した。

 

「呂扶が駆ける先の黄巾を減らす! よし、放て!」

 

丘力居のよく通る声。その命令に従って烏丸の兵たちは弓を構え、矢を放つ。

正確で素早い騎射。乱れのない組織だったそれに、黄巾賊はただ身体を晒すのみ。烏丸の騎兵たちの矢は着実に、ひとりまたひとりと賊の数を減らしていく。

 

黄巾賊の中に、組織だった命令系統は存在しない。

まったくないわけではないが、所詮は互いの欲のために集まった集団である。他人の命令など素直に聞く者の方が稀だ。

横から突然、思いもよらぬ攻撃を受けた。味方がバタバタやられていく。じゃあどうする?

そんな考えを各々巡らしはするものの、行動に移されることはない。移したとしても時間がかかる。

黄巾賊にとって、その間が命取りとなる。次から次へと矢が放たれ、自分の隣に立つ者が倒れたかと思うと、次いで自分が矢を受ける。

誰も彼もが混乱し出す。そこで初めて、正面以外に敵が現れたことに気付く者も多かったろう。

勢いに任せ、興奮に駆られた人間は視野を狭くさせる。そんな視界の中に、自分たち黄巾の徒へと向かって来る者が映る。

遼西の一騎当千、呂扶。

黄巾賊15000の内、数千が彼女の姿を捉え、迫り来る敵として認識した。

 

 

 

馬を駆り、突出する呂扶。その速さに付いて行けている者はほんのわずか。

彼女は周囲を置いてけぼりにしていることも気にしない。後方から矢の支援を受けながら、ひとり、黄巾の側面へと突っ込んでいく。

 

呂扶が、馬の上から跳んだ。

戟を手にしているとは思えぬほどの軽やかさで、高く、遠く、跳んで見せた。

その姿はまるで燕が空を翔けるかのように鋭く、美しかった。

かつては飛将軍とも呼ばれた彼女の華麗な動きに、後を追う兵たちは魅せられ、わずかに時間の進みを遅く感じたほど。

だが、空を翔けた時も実際にはごくわずか。

心奪われたといっても、ただ馬から飛び降りただけのこと。黄巾という名の獣の群れに向けて降り立っただけである。

ほんの数瞬であったからこそ、印象に残り、心の内に感銘を残したのかもしれない。

そして、この後に繰り広げられた光景がさらに、その思いを強くさせたのだろう。

 

空を翔けた呂扶が、地に足を届かせる。刹那、彼女の持つ戟が唸りを上げた。

風を切る音。それだけで周囲を圧倒する。立ち上る雰囲気が、場の空気を彼女ひとりのものにしてしまう。

黄巾賊がその姿に怯む暇もなく。

呂扶は一歩、踏み込んだ。

 

 

 

「本当に、恋姉さんは凄いんですね……」

「目の当たりにすると、言葉をなくしますね……」

 

武才の程は聞いていた。手加減されていたとはいえ実際に武器を交えもした。それでも、目の前で繰り広げられる光景は想像以上のものだった。

公孫越と一刀、ふたりは揃って絶句する。それほどに、戦場で武を振るう呂扶の姿は圧倒的で、凄まじかった。

 

公孫軍との修練と称して、兵たちに振るわれていた武も相当なもの。兵たちは遠慮会釈なく吹き飛ばされ続けていた。気絶し、怪我もし、ときには骨折する者もいた。重症となる兵もいた。

それさえも、やはり加減されていたものだったのだろう。

今、呂扶の前に立つ者たち。彼女の戟に薙ぎ払われる者たちは、そのほとんどがことごとく命を散らしているのだから。

 

横薙ぎの一閃で百もの黄巾賊が倒され、振り下ろせば地に穴が開き千もの敵が吹き飛んでいく。

後にそう称された呂扶の戦い振りだが、流石にそれは誇張に過ぎる。

だがそう錯覚してしまうほどに、一挙手一投足が速く、重く、鋭い。

切る。薙ぐ。さばく。突く。掃う。

戟がひとつ振るわれるごとに、一合とて耐えることも出来ず地に伏していく。一人二人三人、十人二十人三十人と。その人数はどんどん増えていく。

彼女の前では、ある意味、命の重さは平等だった。立ちふさがった黄巾賊は皆、例外なく屠られていくのだから。

呂扶は戟を振るい続ける。大切な者たちを守るために。その姿には気負いも、迷いも、躊躇いも一切感じられない。

 

「戦場で、不謹慎かも知れませんけど。恋姉さん、すごく格好いいです」

「……確かに」

 

ここは戦場だ。割り切っているとはいえ、人が死んでいる。黄巾賊はもちろん、少なからず味方にも損害は出ている。それは分かっている。

それでも。見惚れてしまうふたりだった。

 

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呂扶が持つ、戟の間合い。彼女はその内に黄巾を立ち入らせることなく切り捨てる。薙ぎ払う。吹き飛ばす。

歩を進めるごとに、間合いも動く。半歩で構え、一歩進めば戟が振るわれる。その一振りだけで幾人の黄巾が打ち倒されていることか。

倒れた者を振り返ることもなく、呂扶は歩みを進める。彼女の通った後はまさに死屍累々。生死を問わず、意識のある者をひとりとして残さない。

 

戦働きの成果を出しているのは呂扶ばかりではない。当然だ。この戦場で奮闘してるのは、彼女だけではないのだから。

だが誰の目にも、呂扶の働きが別格であることは一目瞭然。驚くやら感心するやら呆れるやら。

中でも、丘力居は彼女の戦う様を間近で見つめていた。いや、彼女もまた見惚れていた。

 

「凄まじいな」

 

そのひと言に尽きる。

人の身で、あそこまでの動きが出来るものなのか。武をたしなむ者が目指す高み、その天井の高さを目の当たりにして知らず溜め息が出る。

そんな態度とは裏腹に、丘力居の顔は笑みを浮かべていた。ことにその目は、まるで獲物の姿を得たかのごとき剣呑な喜びを湛えている。

 

「騎射隊はそのまま歩兵たちの援護を。隊の動きはお前たちに任せる。

いくらかはわたしについて来い。黄巾どもを直に蹴散らしてくれよう」

 

指示を飛ばし、彼女は軽やかに馬から飛び降りてみせる。部下たちが後に続くのを確認もせずに、ひとり先に歩き出す。

ゆっくりと、剣を抜く。途端に、丘力居の纏う空気が変わった。

 

「この齢になって、己の未熟さを痛感させられるとはな。

感謝するぞ、呂扶。わたしの立っていた場所が、どれだけ低いところなのかを教えてくれた」

 

黄巾賊を囲むべく大きく外を回っていた烏丸の騎馬隊。そこからひとり、歩み寄ってくる女性。その姿に黄巾たちはあらぬ不安を覚える。

向かってくるのはたったひとり。自分たち黄巾は十、百、千と固まっているのだ。不安を感じる方がおかしい。

おかしいのだが。それだけの数をものともせずに暴れ回る人間が、万を超える黄巾の中に飛び込んできたばかりだった。

黄巾の目に、その姿はまさに鬼神、化け物だとしか映らない。いつ自分がそいつの前に立つことになるかと、呂扶から離れた場所にいた者はたちは戦々恐々としていたのだ。

そんな彼らの前に、単身現れた、丘力居。

 

こいつも、あの化け物と同じなのか? 

 

黄巾の徒は一様に怯えだす。目の前の女性ひとりに。

 

「お前たち黄巾にも、多少は感謝せねばならんか。おかげで呂扶という存在を知った。

烏丸の大人としてはよろしくない言葉だが、遼西に喧嘩を売るのは危険だということが分かったのも収穫だな」

 

丘力居の歩みは止まらない。急ぐでもなく、ゆっくりと、剣を握り笑みを浮かべたまま、黄巾の群れへと近づいていく。

 

「だからといって、我らの村を襲ったことは許せん。その報いはしっかりと受けてもらおう。お前たちの命でな」

 

丘力居と黄巾たちの間はすでに至近距離。襲い掛かろうとすればすぐに手を出せる。

彼女の放つ重圧感に耐えられなくなったのか、黄巾のひとりが雄たけびを上げつつ襲い掛かる。

だがその蛮勇も報われることはなかった。

丘力居の剣が、黄巾の腕を掃う。斬り落とされはしなかったが、刃は腕を切り裂き骨にまで至る。

痛みの叫びを上げる暇もなく、返す剣が首元を切り裂いた。噴き出る血。事切れた黄巾は周囲を赤く染めながら倒れ伏す。

その様を見届けることもなく、彼女は更に歩を進めていく。

 

「変に抗うと、苦しみながら死ぬことになるぞ?」

 

そう口にする彼女の周囲でも、次々に黄巾賊は斬り捨てられる。大人たる丘力居を追い、馬を降り歩兵となった部下たちが黄巾賊たちに襲い掛かる。

丘力居ひとりが放つ重圧に気を取られていた。そのために黄巾たちは、彼女の後ろから迫る増援に気がつくことが出来なかった。

隣に若しくは目の前に立つ仲間の悲鳴でようやく我に返る。棒立ちのままだった黄巾賊が、少なくない被害を出してようやく動き出す。

だが烏丸軍はそれさえも許さない。

向かってくる烏丸の歩兵。その背後から弓が飛んでくる。我を取り戻した黄巾賊が、動きを見せる前に次々と射抜かれていく。目の前で穴だらけになっていく仲間を見て、再び取り乱す。それを止めるように、新たな矢が襲い掛かる。

騎馬隊として残った面々は、右に左にと展開しながら弓を放つ。騎射に自信を持つ軍である。その制度は正に正確無比。烏丸の歩兵を囲む黄巾たちに、着実に死と矢傷を与えていく。そして騎馬が走る距離を広げるのに比例して、まるで扇が広がっていくかのように、黄巾賊が被害を受ける範囲が広がっていく。

その扇の要ともなる位置、中心部分で、丘力居は笑みを浮かべながら剣を振るい続けていた。

 

「呂扶よ。その高みからは、いったいどんな景色が見えるのだろうな」

 

その姿はどこか、戦場に立ち命を奪っているものとは違う雰囲気を醸し出している。いうならば、そう。未知を知り、胸躍らせる無邪気な子供のようにも見えた。

 

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気がつけば、趨勢は完全に討伐側に傾き、山場を既に乗り越えていた。

 

漁陽と北平軍およそ7000と、黄巾賊15000の激突。そこに参戦した公孫と烏丸の合同軍5000。それでも数はまだ互角とはいえない状態だった。

だがいくら頭数に差があったとしても、その有利さが顕著となるのはうまく動いてこそのこと。数の差を補うべく、合同軍は策を弄し、連携を密にし、士気を高め勢いをつける。

味方が現れたと知った漁陽・北平軍は士気を取り戻し、伝えられた友軍の動きを把握しそれに連動する。

その動きを得た合同軍は、自ら立てた策に沿って動いていき、黄巾賊の動きさえも制御していく。

なによりも衝撃を与えたのが、呂扶の働きだ。

たったひとりで数千もの黄巾の目を集め、そのほとんどを蹴散らしてしまった。彼女の戟から逃れた輩も、他の公孫軍の手によって討伐される。

更に、怯えうろたえる一団の背後を烏丸軍が襲う。率いる丘力居の自信に満ちた態度に、黄巾は呂扶の姿を重ねて錯乱する。そこに付け込むようにして、頭数による連携をもって圧倒した。数千の黄巾賊が次々倒れていく。

残るはもう、ただ慌てふためくだけの烏合といってよかった。

なんとか逃げ出そうとする黄巾賊。討伐隊の面々は、その背中を容赦なく斬りつける。情けなどかけない。殲滅であった。

 

黄巾賊15000の内、最低でも10000強は切り捨てられた。それに対して、公孫・烏丸合同軍の被害は1000にも届かない数に抑えられている。

漁陽・北平軍は、初めからぶつかり合っていたこともあり、規模に見合うだけの被害は出ているようだった。それでも、軍としての体裁が崩れない程度に抑えられたのは僥倖といえるかもしれない。

やっていたのは討伐戦。殺し合いである。共に出征した仲間と死に別れ、それに涙する者もいる。

それでも、結果だけを見れば、なんということはない。圧勝である。

なすべきことの結果を計るために、兵の命を数字で表すことには誰でも抵抗がある。

それでも、これが幽州の、烏丸の平和につながるのだと、誰もが割り切っている。

公孫越も、丘力居も、呂扶も一刀も、この遠征に参加したすべての兵が。

例え割り切れなくとも、割り切ろうとしていた。

 

 

 

この戦場から逃げ切った黄巾賊を追討する。

追討隊を再編成する一方で。公孫・烏丸の合同軍と、漁陽と北平の合同軍、互いの大将格が顔を合わせた。

助勢に対する感謝と、遼西郡が行っていた軍備充実の先見性に対しての賛美。そんなものが公孫越に寄せられる。

あたしではなく姉の公孫?と、内政官の皆さんのお陰です。彼女は顔を赤くしながら、自分ではなく身内の功績だと謙遜する。

彼女のそんな態度に、丘力居はやはり笑いながら公孫越の頭を撫で回し、漁陽と北平の面々も穏やかな笑みを浮かべてみせる。

だが、続けて口にされた話に、その場の空気は冷たいものとなる。

幽州の南に、黄巾賊が集結している。その数は、30000にも及ぶ、と。

彼らの話す内容に、丘力居は顔をしかめ、公孫越はその表情をひどく強張らせた。

 

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・あとがき

早々に、オリキャラたちの出番が危惧されていてなんだか悲しい。

 

槇村です。御機嫌如何。

 

 

 

 

こうなったら意地でも出番を増やしてやろうかチキショウ。

とか反発するようなことを考えてしまうのは何故だ。

坊やだからさ。

 

戯言はともかくとして、なんとか活かしていこうとは思っています。生暖かく見守って欲しい。

 

 

 

呂扶について。

本文中、飛将軍っていうイメージの使い方が少し違う気がした。どうしようかと思ったけどそのままにしました。

行動が迅速、っていう意味では間違っていないしな。と言い訳をしてみる。

 

そんな恋さんに、丘力居さんが興味をもたれたようです。むしろ興味津々。

さてさてどうなることやら。

 

 

 

 

動物で思ったことあれこれ。

 

作中で、黄巾賊を"ハイエナ"と表現しようと思ったのですが。

調べて見たら、ハイエナってアフリカから中東あたりの生き物なんだね。せいぜいロシア南西、インドあたりまでとか。

中国にはいないのか? となると、使うのはちょっと変だな。

なんてことを思った。

 

燕って、三国志の頃にもいたのかしら。

でも燕って文字はあったみたいだし、いるってことにしておこう。

 

極力、理論歴史学的な進め方をしたいなと思っている槇村なのですが。

反面、恋姫だしなぁ、という気持ちがあるのも事実。

あれはおかしいこれもおかしい、といい出したらキリがないことも分かってはいるんですけどね。

 

 

 

 

 

それにしてもなによりも。

戦闘シーン、難しいです。精進、精進。

 

説明
恋よりむしろ、丘力居無双。

槇村です。御機嫌如何。



これは『真・恋姫無双』の二次創作小説(SS)です。
『萌将伝』に関連する4人をフィーチャーしたお話。
簡単にいうと、愛紗・雛里・恋・華雄の四人が外史に跳ばされてさぁ大変、というストーリー。
ちなみに作中の彼女たちは偽名を使って世を忍んでいます。漢字の間違いじゃないのでよろしく。(七話参照のこと)

感想・ご意見及びご批評などありましたら大歓迎。ばしばし書き込んでいただけると槇村が喜びます。
少しでも楽しんでいただければコレ幸い。
また「Arcadia」にも同内容のものを投稿しております。

それではどうぞ。
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コメント
まずは武官が武官たる働きを魅せてくれました。次回は軍師さんの策が魅せてもらえそうで楽しみです^^(深緑)
よーぜふさま>そういっていただけると嬉しいです。いやっほう。(小躍りしながら) 鳳灯に関しては……頑張りますとしか。(え?)(makimura)
砂のお城さま>鳳灯は天才かもしれません。でもそれを書く槇村がポンコツなので。ご期待に沿えるかどうか。頑張ります。(makimura)
namenekoさま>はっきりいおう。主従関係、という意味では交わりません。だってウチの一刀、一般人ですから。申し訳ないですが別の方向で、楽しみを見出していただければ。(makimura)
槇村です。御機嫌如何。書き込みありがとうございます。(makimura)
恋たんも丘力居さんもかっこいいですなぁ・・・うん。 そして次は軍師の出番、きたいしてますw(よーぜふ)
過去の4人は一刀を主としてつくんでしょうか?これからが楽しみです。(VVV計画の被験者)
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