恋姫†無双〜影無双〜4章
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                       4章

 

      賊の居る廃墟砦を遠目に見ながらこの際全滅させるのもいいかなと思っていた・・・

 

賊頭 「くそ、あの村にいる女をなんとかしないと俺たちが餓死しちまう」

 

賊子分「頭、食糧の貯蓄が底をつきそうです」

 

賊頭 「どうやってあいつを倒すかが問題だな・・・」

 

賊子分「頭、そういいますがあの女化け物ですぜ?」

 

賊頭 「わかってる!!だからなやんでるんじゃねぇか!!」

 

     さすがに今まで3回村を襲いそのつど撃退されている100人近くいた仲間も殺されて

 

  30人ほどに減ってしまい士気はさがる一方な上次々数を減らされ精神的にも追い詰められていた

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賊子分「頭、追い討ちをかけるようですが・・・噂ではこの辺の太守が賊狩りに乗り出したそうですぜ」

 

賊頭 「な・なんだとぉ軍隊がきやがるってのか・・・まずいぞ、完全にまずい・・

    殺されるのを待つわけにもいかねぇ おい!村に総攻撃をかけるぞ!!お前ら準備しろ」

 

賊子分達「「「「「「応!!」」」」」」    

 

賊頭「・・・所で・・だ、その太守はなんて名前なんだ?どうもおもいださねぇ」

 

賊子分A「え?・・・・え〜と公なんとかじゃぁ?なかったですか?」

 

賊子分B「そんな名前だったかぁ?たしか変わった名前でハ・ハなんとかソンとかいわなかったか?」

 

賊子分C「ハムソンじゃねぇですか?たしか」

 

賊頭 「変わった名前だな?よしお前らこれからそのハムソンの軍が来る前に村を襲い南県に逃げるぞ」

 

賊子分一同「オオオオオオオオオオオオオオオオ」

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               そんな会話が行われているころ村では・・・・

 

村人A「皆よろこべ〜、太守様が軍を率いてきてくださったぞ〜」

 

副将 「報告します!この村の用心棒をしている呂玲綺と言う者が一人で賊退治に向かったとのことです」

 

公孫サン「な・なにぃ、よ・よし100警備に廻り、私が残り100を率いてすぐに賊の殲滅に向う」

 

副将 「ハ!了解しました」

 

 

公孫サン 「皆急げ、先行している者を殺させるな、間に合わせるんだぁぁ!!」

 

              砦に向かい疾走する公孫サン隊であった・・ 

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呂綺 「さて・・・30くらいなら一気にたおしちゃいますか♪・・・・・・・・

    さぁ楽しい狩りの時間だ!駆けろ、鬼鹿毛 賊どもを殲滅する!!」

 

        賊の砦に向かい突撃する単騎の騎兵その姿は漆黒を纏う鬼と言えた

 

賊子分A「た・たいへんだぁ〜奴がバケモノオンナが攻めてきたぁぁぁぁ」

 

賊子分B達「「「か・かしらぁ〜俺たちこ・殺される」」」ガクガク

 

賊頭  「び・びびってんじゃねぇ、ゆ・弓だ弓を打ちまくれ、槍もってるやつらは迎撃しろ!」

 

賊子分C「!!か・かしらがまともなこといってる・・勝てる勝てるぞ!!俺たち」

 

        と涙している賊たち・・・どれだけ残念な人たちの集まりなのか・・・

 

賊頭 「返り討ちにしてやる・・・そうだ・・お・俺たちはかぁぁぁつ」

 

賊軍 「「「「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」」」

 

                  なぜか奇妙に士気が高い賊軍

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         ドドドドドドドドド!その手の影槍に力を込めて突進してゆく呂綺

 

呂綺 「突き破る!北影流槍術 雷光陣・牙稲妻!セヤァァァァァァ」

 

           

            ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

 

  閉ざされていた門は轟音と共に砕け散り激しい砂煙を巻き上げていたその中を止まることなく

 

           駆け抜けた呂綺に反応できるものがいるはずもなく

 

       門を突き破られた瞬間、まるで時間が止まったような感覚を味わう賊達・・・

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賊頭 「ハ!な・何してやがる攻撃だ殺せ!殺せぇ〜!」

 

      頭の叫びにわれに返る賊達、だがその間を見逃してくれる相手ではなかった

 

呂綺 「遅い」

 

        シュっとなぎ払った刃は2人の賊を切り伏せ返す刃でまた1人

 

         その動作似合わせて鬼鹿毛から飛び降りてさらに襲い掛かる

 

賊 「「「ぎゃぁあぁぁあぁぁぁああ」」」「「「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」

 

賊 「「「くるな・くるな〜」」」弓をガタガタ震えながら打つが当たるはずもなくあらぬ方向に飛んでいく

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呂綺「クス・北影流 雷光陣・風大乱」槍を回転させながら次々と周りの賊を切り伏せてゆく

 

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォっと凄まじい勢いで回転させて風の気流を生み出してゆく

 

賊 「「ぎゃああああああ」」「「ゴバァァ」」「「「が・かしらぁ・」」」「「「たじげ・で」」」

 

    風大乱で起こされた風の気流はカマイタチを起こし賊達を肉の塊へと変えていく・・・・

 

   その光景は周囲の賊たちに恐怖を植えつけた、恐怖に囚われて狂乱状態で斬りかかるが・・

 

               無謀な突撃ほど意味のない物はなかった・・・・

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   一方的な殺戮とはこういうものを言うのだろうか賊達はなにも出来ずに切り伏せられてゆく・・・

 

      なぎ払いで斬りとび 突きで貫かれ 引き戻しで首を手足を切断する

 

        さらに追い討ちをかけるかのような気流の刃が切り刻んでゆく

    

    そして・・・戦闘から2分(ぶ)とかからずその場で動く者は二人だけになっていた・・・・

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賊頭 「バ・バケモノめぇ仲間の仇をこのおれがぁぁぁ」と振りかぶった瞬間・・・・・ザシュ・・・

 

                賊頭の頸は切り落とされていた・・・

 

呂綺 「・・・身の程知らずだったね・・・普通に生きていればよかったものを・・・

    ふ・ふ・ふ・ふ・あっはははははははは!」

 

   返り血を浴び周囲を血で染めた呂綺は大地に咲く血の華を愛でるかのように笑っていた・・

 

呂綺 「ふふ、あ〜あ終わっちゃったか、物足りないなぁ・・・そろそろ旅にでるのも面白いかも・・」

 

               そう呟いて鬼鹿毛に跨り駆けて行った・・

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     そのニ刻後に到着したハムソン軍もとい公孫サンはすでに動く者のない砦を見ていた

 

公孫サン「なんだこの状態は・・・」

 

        切り捨てられている賊のほとんどが人としての原型を留めていなかった

 

部隊長 「この砦に生きている者は居ないようです、また村で報告のあった者の姿はみあたりません」

 

公孫サン「これは、そいつがやったっていうのか?一人でか・・信じられない・・・

     それほどの奴だと言うのか・・うちに欲しいなぁ・・ハ!?すぐに捜索するんだ!!」

 

               やはり人材のいない公孫サン軍・・・・・          

 

部隊長 「ハ!!」

 

     ニ刻ほど捜索がされたが呂玲綺の姿を見つけることは出来なかった・・・

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        その頃呂綺はというと・・・川に飛び込んで血をあらいながしていた

 

呂綺 「ぷくぷくぷくぷくぷく」水底に沈んで考えを纏めていた

 

   ようやく頭が冷えてきたな・・・・賊もこれで全滅か・・・・これで暫くは村も安全だろう

 

  聞くところによるとこの地方の太守が賊討伐に動いてるらしいし・・・路銀も貯まった・・・・

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            動く頃合だな・・・ぬるま湯生活はここまで・・・か

      

  バシャーーーーンっと水音を立てて上がったその顔には温和な雰囲気はもう微塵も感じられなかった

 

呂綺 「往くか・・・ 鬼鹿毛・・旅立ちだ!!」

 

         そう叫び鬼鹿毛を呼び飛び乗り走り去っていった・・・・・・・・

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  そして捜索からさらにニ刻後村に戻った公孫サンは長老に呂玲綺について話を聞いていた・・

 

公孫サン「長老!呂玲綺という者は戻ってきているか?」つかみ掛からんばかりの勢いで迫っていく

 

長老  「い・いえ、まだ戻ってきていないようですが?まさか・・・・」

 

優明華 「呂綺ちゃん・・・・・ま・さかそんな・・・・」

 

舞鈴  「おかぁさん・・・おねぇちゃんはどこにいったの?」ポロポロ涙を流していた

 

     優明華は泣いている娘を抱きしめて砦のあった山を見つめていた・・・・・

 

  翌日も呂玲綺の探索は行われたが発見されることはなく、呂玲綺は村から姿を消した・・・・

 

       後日村の人たちと優明華と舞鈴宛ての手紙が届くのはかなり後との話

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                       あとがき

 

風 「おねに◎さんついに行動開始ですねぇ〜」

 

宝慧「風それ隠してる意味ないぜ」

 

風 「おお!!」

 

呂綺「風、それ今回までらしいぞ?オネェ言葉」

 

たぬさん「残念です・・・・まぁ名前は使うようですがね」

 

風 「残念です・・・・デスガおねにい◎ん、風の用意したこの服は

   モチロンキテクレルンデスヨネ《◎〉ω〈◎》#(怒)」

 

一刀「・・・・・は・・・ハイキサセテイタダキマス(゜ロ゜ノ)ノ」

 

宝慧「まぁ似合いそうだからいいんじゃね〜か?」

 

たぬさん「・・・・風さん・・・もちろん呼んでくれますよね?」

 

風 「もちろんじゃありませんか♪たぬさん・・・フ・フ・フ・フ・フ」

 

宝慧「おい狸、なにか聞きたいことがあったんじゃね〜のか?」

 

たぬさん「?あ・ああ実は漢字変換で公孫サンのさんの部分を変換するとなぜか?

     にされてしまうんですよね・・宝慧なぜですか?」

 

宝慧&風&一刀「「「ぐぅ」」」

 

たぬさん「「「起きろ!!」」」

 

3人「「「おお!!」」」

 

風「そこはたぬさんが手を打つとこですので風にはわかりかねます」

 

たぬさん「むうぅぅぅぅぅうぅううううううぅう」

 

宝慧「まぁ悩め」

 

一刀「まぁ名前なんだが呂玲綺に真名を一刀にすることにした」

 

風「ふむ、おにいさんなぜ急に?」

 

一刀「いや、真名ないとさ・・・・なんか嫌な予感がするんでな?」

 

宝慧「なんで疑問視なんだ?」

 

風 「でもおにいさんはこれからどこにいくのでしょうか?」

 

たぬさん「むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 

宝慧「・・・・次回のお楽しみでいいんじゃないか?風」

 

風「そうですね期待してますよ〜?おにいさん」

 

 

    

説明
この作品は真・恋姫†無双のアレンジな作品です
チートです 三国志11少し混じってます
一刀君強いです暗いです腹黒いかも?
そんな作品でも良い方はまったりしていってくらさい

4章です 戦闘シーン下手です(;つД`)難しいです
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コメント
そこまで知名度が無い太守様っていうのもある意味凄いよな^^;(深緑)
なっとぅ様 ありがとうございます 修正いたしました(ポンタロ)
2828様 有難うございます 早速修正いたしました (ポンタロ)
ハムソン不意打ちすぎる(笑)(カナリア)
誤字報告1p・4p指揮→士気 2p呂解→了解 でしょうか。(なっとぅ)
バイソンに見えたwwwww(アラトリ)
ハムソンwww(btbam)
ハムソンでフイタww(zendoukou)
公孫賛は完全に泣き目・・・(イタズラ小僧)
賊にも名前を間違えられるハムソンさん、哀れですね。(hall)
7p族達→賊達 12p不陰気→雰囲気 鬼鹿毛呼び→鬼鹿毛を呼び か?(2828)
また復活するだろう、おもにOあたりで・・・ムフ、更新乙です(黄昏☆ハリマエ)
タグ
真・恋姫†無双 北郷一刀 呂玲綺 

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