第三次スーパーロボット大戦α終焉の銀河 外伝
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宇宙怪獣に絶対運命で有ったアポカリプス戦後では特にその作戦の主力として最前線で戦っていた

αナンバーズの機体を収容する母艦群。

 

エルトリウム、バトル7、大空魔竜、ソロシップ、アークエンジェル、エターナル、そしてラー・カイラムの合計七艦また一部の艦とソロシップをはじめとするMS母艦と呼ばれている戦艦は完全にエルトリウムの内部に収納されている、これは宇宙怪獣を初めとする激戦を戦い続けた艦の宿命でも合った。

 

確かに人的被害は限りなく0に押さえられてはいたが逆に機動兵器・特機類被害は甚大であった。

また最前線以外で宇宙怪獣と戦っていたヱクセリオン級の生存艦も続々と旗艦であるエルトリウムを中心に集まって艦艇の修理に入っていたがそれでも地球の衛星軌道からクロスゲードを潜ったり

ワープ機能を使って地球からやってきたヱクセリオン級の艦艇は合計で10万隻と並ぶ大艦隊で有ったが、旗艦にたどり着いたヱクセリオン級はたったの一万隻にまで減っていたのだ。

 

おまけにワープ機能で地球へそのまま戻れる艦はその艦隊にはなく。殆どが中破から大破に近い中破という状況が多い艦艇ではあったがそれでも修理と改造を済ませれば地球へと無事に戻れる艦艇ばかりなのだから艦その物を見捨てる行為は出来ない上に、旗艦にもそこまでの人数を収容する能力はないのだ。

 

 

それゆえにある程度の艦艇が無事に修理を終えるまではαナンバーズの主力も自らの搭乗機や愛機・特機の修理を開始し始めていた頃・・・・

 

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極めて近く・・・限りなく遠い世界では今一つの勢力が北米大陸に存在する連邦政府が主に特機・準特機の開発の全てを任せているテスラ研究所が元地球連邦政府所属特務部隊シャドウミラー隊とそれに援助並びに支援する組織・パイロット達の手によって完全に制圧されていたが・・・

 

 

Sミラー兵士の一人が幹部であるレモンとアクセルに報告を入れていた。

 

「報告します、隊長!!! バリソン小隊との通信が途絶しました!!!」

 

Sミラーの機動兵器部隊の隊長のアクセルにいたっては、殿のバリソン小隊と通信の途絶の意味はたったの一つの部隊の存在しかいないのだ・・・

 

その部隊の名前は【連邦軍特殊治安部隊ベーオウルブス】隊長機ゲッシュペンストMk-V通称【アルトアイゼン】を中心として治安部隊用にチューンされたゲッシュペンストMk-Uを部下達しか今の連邦政府の切り札的存在はいないのだ。

 

他のハガネやヒリュウ改を初めとするスペースノア級は未だに場所の特定が出来ていないのだが

また普段ならベーオウルブスの部隊から通信が入り速攻でテスラ研に向かうはずだがなぜか隊長どころかその部下すらも通信は発信されていない・・・

 

そしてついにその部隊がテスラ研に到着していたが既に殆どの部隊は平行世界へと向かって転移を

しており残りの部隊も現在アクセルが乗るソウルゲインの手によって撃破されていく。

 

「これで残りは貴様だけだ・・・ベーオウルブス・・・いやキョウスケ・ナンブ!!!」

 

特機としての強みがあるソウルゲインに対して特機に近づくべくコスト度外で創られたゲッシュペンストMk-V・アルトアイゼンとの戦いは完全に互角であるいや・・・互角ではない

 

ソウルゲインのパワーに普段の機体なら対抗は出来ないはすが、徐々にアルトの機体が姿を変えていくそれはまるで化け物のように大きく変わる・・・アルトにいやゲッシュペンストシリーズにはこんな反則機能は元々ついていない・・・

 

 

そしてその化け物の姿へと変わったアルトと戦い続けるソウルゲインのコクピットのカウント内では既に最後の部隊の転移の残り時間が一分を完全に切ってはいたが、

 

逆そのとてつもない化け物姿のアルトの力によってソウルゲインは完全に転移システムリュケイオスが置いてある地下の格納庫まで吹き飛ばされていた。

 

「ちっ・・・転移まで残り時間は・・・30秒を切ったか・・・ならばここで勝負をしかけさせてもらうベーオウルブス!! システム発動まで三秒・・・ 完全に博打だな」

 

 

「世界を・・・静寂に・・・乱す・・・箱舟・・・」

 

既に理性すら吹き飛んでいるキョウスケが喋りながらゆっくりとソウルゲインに向かっていく・・・

 

 

「ラストショーダウンだ」

 

ソウルゲインのパワーを一時的に開放してなんとか化け物にまで変貌したアルトアイゼンをぶちのめした事で味方最後の部隊の転移を確認したアクセルだったが・・・逆にそれでもまだ化け物になったアルトアイゼンにダメージを与えたがそれでも倒しきれなかったことがアクセルにとっては危険な存在であった。

 

それにソウルゲインは先ほどの攻撃で最下層部にある地下ドックにまで落ちていたのだ、しかもその場所は転移システムが近くに有ったが・・・残りの転移は最後の自分だけど分かった瞬間に未だに化け物になったアルトは中々動けずにいた。

 

これはこの場所がソウルゲインになんとか動ける空間があったが化け物になったアルトは今でその機体その物がでか過ぎて・・・動きまわる以前に動けずにいた、その為に・・・

 

「この瞬間だけは俺の時間だ・・・ コード麒麟発動!!」

 

コード麒麟、それはソウルゲインを極限まで動き自らの手と足で高速で攻撃してトドメにエネルギー弾をぶちのめす技である。

 

ただしこれを使えばソウルゲインは著しく機体性能を低下させる為に切り札としてアクセルは使い

なんとか博打には勝てたと同時に元々ソウルゲインと特機一機分程度ならば転移時間はそれほど時間はかからないゆえに無事にソウルゲインが転移が完了させると同時にテスラ研究所は地図上から姿を消し飛んだ。

 

これはSミラーが仕掛けた最後の策で自分達の転移後にシステムその物を自爆させる、ただしこの自爆の影響下で・・・

 

違う平行世界で宇宙にいる難民保護組織ラピスが所有するキエフ号と地球軍外宇宙型練習艦ジェイナス号の2隻が合流していた時に、その転移システムリュケイオスの自爆の余波に巻き込まれて

その宙域から2隻は完全に別世界へと転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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