花蓮?無双 番外編 2時間目 (花蓮の一日 南皮篇)
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「ぱ〜ぱ〜お〜き〜て〜」

「う〜ん」

 

パパはなかなか起きてくれないの〜

今日は麗羽お姉ちゃんたちと遊んでもらえるの

だからパパ〜早く起きて欲しいの

 

「ぱ〜ぱ〜」

「か…れん」

「ぱぱ〜おはよ〜」

「おはよ…起こしてくれたのか?」

「うん♪」

「いい子だな」

 

パパに褒められて頭をなでられたの

嬉しいの〜

パパが起きたので一緒に朝ごはん食べるの〜

 

「いただきます」

「いただきま〜す♪」

 

ママたちの世界に来てから料理してないの〜

この事がわかったら怒られるから秘密なの

ご飯はおいしいけどママが作った料理が一番なの

 

「花蓮…ほっぺたにご飯粒が付いてるぞ」

 

そう言ってパパご飯粒をとってもらったの〜

落ち着いて食べなさいっていつもママが言ってるの〜

でもパパがご飯粒つけてる時ママは嬉しそうに取ってるの

パパはいいのにどうして花蓮は駄目なのかな〜

 

「ごちそうさま」

「ごちそ〜さま〜♪」

 

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ご飯を食べた後麗羽お姉ちゃんの家の門に行ったの〜

 

「れいはおね〜ちゃん♪い〜しぇおね〜ちゃん♪としおね〜ちゃん♪」

「花蓮さん」

「「花蓮ちゃん」」

 

麗羽お姉ちゃんたちは門のところで待ってたの〜

麗羽お姉ちゃんはたまにお小遣いをくれるの〜

斗詩お姉ちゃんはお菓子をたくさんくれるの〜

猪々子お姉ちゃんは数字と方角を教えてくれるの〜

でもこれはパパママには内緒なの

 

「よう!今日は頼むな」

「ええ」

「はい」

「OK〜」

 

パパも楽しそうなの〜

 

「それじゃああのお店に行ってみませんか?」

「おい…」

「行きたいよね〜花蓮ちゃん」

「うん♪」

 

パパなんか戸惑った顔しているの

花蓮は斗詩お姉ちゃんが言ったお店行ってみたいの〜

 

「いらっしゃいませ〜って店長!!それに見極めの紹様まで」

「みなさんがんばってらっしゃいます?」

「今日は客人の観光案内をしてるの。だから気にしないで」

 

麗羽お姉ちゃんたちはこのお店来た事があるみたいなの〜

それで麗羽お姉ちゃんに勧められた椅子に座ったの

目の前には釘がいっぱい打ってるの

 

「ぱぱ〜これどうするの〜?」

「この棒を引っ張って放すんだよ」

「は〜い♪」

 

パパは凄〜い♪

花蓮の知らない事いっぱい知ってるの〜

パパの言う通りにしたら球が出てきて穴に入ったの〜

そしたら球がいっぱい出てきたの〜♪

球が箱いっぱいになったからパパに見せたの♪

パパは嬉しそうだったの

パパの言う通りにして斗詩お姉ちゃんに渡したの〜

そしたらお菓子をいっぱいもらったの〜♪

 

「楽しかった花蓮ちゃん?」

「うん♪」

「こんなにお菓子を貰って…良かったな」

「いっぱ〜い♪」

 

ママはお菓子をいっぱい食べると怒るけど今はいないからおやつの時間にいっぱい食べるの〜♪

 

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一刀視点

 

「どうしてあの店に入ろうとしたんだ」

「今日は『甘々の日』っていうイベント日なんですよ〜」

「へ〜店内では聞かなかったけど店長,見極めの紹様ってどういう事?」

 

花蓮をいきなりパチンコ屋に連れてきた時はびっくりした

あの店にどうも知り合いでもいるのだろう

なんか呼び方が違っていたし

 

「それはですね〜民たちの娯楽としてパチンコ店を経営しているんですよ。それでたまに麗羽様が打ちに来るんですけどその時は決まって大勝利を収めるんです」

「どうしても元パチプロの血が騒いでしまって…」

「麗羽様が打った台は決まって釘が甘かったり新台だったりするんで見極めの紹っていう通り名が出来てしまったんです。」

 

この外史に来ても三人はいつも通りなんだな

 

「さすが…『袁月』グループ」

 

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「ぱぱ〜おなかへった〜」

「そうだね…麗羽ここらへんでおいしいお店ってどっかある?」

「そうですわね〜…ちょっと歩きますけどいいですか?」

「ああ」

「それじゃあ行きましょうか」

 

麗羽お姉ちゃんに勧められたお店は凄く美味しかったの〜♪

フカヒレとかアワビとかいっぱい出てきたの〜

 

「おいしかった〜♪」

「良かったな」

 

そのあといっぱいいろんなお店に行ったの〜

服にお菓子にいっぱい見たの

みんなでお外に来たのひさしぶりなの〜

とっても楽しかったの〜

 

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一刀視点

「すぴ〜」

「今日は楽しんだな……ふぅ」

「アニキ〜」

「猪々子…どうしたんだ」

 

花蓮が眠った頃猪々子が宿にやってきた

 

「麻雀しよ」

「…ヤダ」

 

プロ雀士としての腕を知っているだけにあまりしたくなかった

 

「い〜じゃん。手加減するから」

「はぁ〜わかったよ」

 

うんと言うまで部屋に居続けると思ったので仕方なく付き合う事にした

俺の返事を聞いた猪々子は手を引っ張って外へ行った

 

「この店にしようぜ」

「まかせるよ」

 

猪々子につれて来られたのは店はこじんまりとした雰囲気の店だった

しかし俺は疑問というより予感していた

 

「いきなり麻雀ってどうしたんだ」

 

俺は牌を捨てながら思った事を切りだした

 

「今回の連合のことだよ」

「ああ…月達を助けないとな」

 

やはりか…

猪々子から麻雀に誘われる時はいつも俺が悩んでいる時だったからだ

猪々子もきっと勘付いていたのだろう

 

「それもあるけどさ…あいつと再会することがアタイとしては心配なんだ」

 

驚いた…

あの事を話したのだ蓮華だけだったはずなのに

あの頃の俺の態度はそれほどわかりやすいものなのか

 

「知ってたのか…あのことは蓮華以外知らないと思ったけど」

「あまり知らないよ。知ってるのはアタイと華琳,愛紗,月ぐらいなもんだよ」

「そっか……」

「それで大丈夫なんか?」

「ああ…確かにつらいけどだからこそ幸せになれたんだ」

 

だからあの時の決断は間違ってないと思ってる

その事を証明しなくては…

 

「そっか…リーチ」

「おい!…これじゃないだろ」

 

本当に手加減しているのか?

考えられない

 

「ロン!!ありがとアニキ」

「…緑一色…手加減してないじゃないか」

「たまたまだぜアニキ…」

 

役満につぐ役満で俺は死にそうだった…

絶対手加減してないぞあいつ

だけど俺の心は決まった

 

つづく

説明
出張の関係でやっと投稿できます。
花蓮ちゃんがメインなのにほとんど出ていなかったので書きました。

うまく書けたかな…?
不安です…。
誹謗中傷はやめて下さいね…。
水無月さんは弱い生き物なので…。
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コメント
時代を超越した代物があっても、問題なく受け入れられてしまう。それが、外史の良い所。(クラスター・ジャドウ)
満貫ちゃうで……それは役満や!!(よしお)
タグ
真・恋姫無双 花蓮 北郷一家 麗羽 斗詩 猪々子 

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