恋姫†無双〜影無双〜10章
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                       10章

 

      花霞を助けてから数日が過ぎた・・・がなぜか彼女はここに残っている・・・・

 

       俺的には近くの街に送り届けるつもりだったのだがな、どうしたものだろうか?

 

      さすがに不味いだろう歳も近い若い男女が山の中で二人っきりというのも・・・・・

 

       精神的にもマズイし・・・・俺も一応健全な男であってだな・・・・・・チラッ

 

          立ち振る舞いと言葉遣いはまぁまぁ丁寧(たまにおかしくなるが)

 

           見た目は色白のちょっと幼い顔立ちで可愛い部類に入ってるし

 

           女性として出る所は結構出てるわ 引っ込むとこ引っ込んでる上    

 

          やたら俺にひっついて来ては腕を絡めて胸を押し付けてくるわけで・・・・

 

      つまり素敵なプロポーションの可愛い女の子が迫ってくるという状態だ・・・

             

              こんな状況で理性がなぁ・・・どこまでもつのか・・・ハァ・・・

 

          こんなの及川が見たら発狂して殴りかかってきそうだなぁ・・・・・・

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       さすがに理性的にキツイので一度言ってみたが「一刀様は私がお嫌いですかぁ?」

 

          うるうると涙目&上目遣いでカウンターを受けて以来何も言えてない・・・

 

 花霞曰く、可愛いものは皆で愛でる物と優明華さんと同じ事を言い出したし俺どうなるんだろうな

 

  まぁそれなりに良くしてくれるし優しいし料理も上手、言うこと無し?エ?ゼイタクダッテ?

 

 なんか尻に敷かれてるような気がするのはキノセイだよね?・・ウン・・・キノセイキノセイ・・

 

         張魯の妹と言う事もあり気になって聞いてみたら・・・・・

 

花霞「私と兄では考え方が違うのでよくぶつかっていたんです、兄は五斗米道の教祖ですから

   いくら妹とでもしょっちゅう喧嘩してるのでは困るみたいで華佗からは良く怒られました」

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一刀「華佗?あの医者の?」

 

花霞「あら?一刀様、華元化を知っているのですか?」

 

一刀「いや、直接は知らないが噂程度でね・・・」

 

花霞「そうですか、華元化は兄の弟子でちょっと暑苦しい方です」

 

一刀「・・・暑苦しい・・・・」・・俺の中の華佗のイメージが崩れ落ちた気がした・・・・

 

花霞「ええ五斗米道の呼び方に妙に煩くて暑苦しい・・・思い出したら急に腹が立って来ました

   うふふふ・・・」

 

            急に険しい顔なり不気味に笑っている・・・

 

              花霞ってこういう娘だったか・・・・?

 

              人は見かけにはよらないなぁ

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           華佗か・・・・三国志の中では代表的名医のはずが暑苦しい男・・・

 

                      この世界は・・・・・・・

 

                      ある意味すごいな・・・・

 

              少し気になり五斗米道についても聞いてみた・・・・・・・・・

 

          俺の知識ではたしか五斗米道の名は信者に五斗(約10リットル)の米を

 

               寄進させたことに由来されており呪術的な儀式で

 

    信者の病気を治癒し流民に対して無償で食料を提供し悪事を働いた者を直ぐには罪人せず

 

              3度許し、4度目で罪人として軽い労働をさせただったかな?

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    書を読んだのもかなり前だから微妙だがおおよそはあっていると思っていたが・・・・・

 

        ごとべいどうとゴットヴェイドウね・・・・なんで横文字読みなんだ?

 

          新しく創設された?とかなんとか言っていたが良く分からん・・

 

                まぁそんなこんなで纏めるとこうだな

 

      兄である張魯と喧嘩して居づらいので修行と称して商人の護衛をしていたら道に

 

      迷って賊に襲われ俺に助けられただから帰るに帰れないし俺には恩も返したいっと

 

                    まぁこんなところか・・・・・

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          まぁ居ようが居まいが俺がすることは変わらないのだが・・・

 

          ここ数日の間に山の砂や鉄鉱石を採取して見たのだが・・・・

 

          まず砂だが日本刀を打つのに必要な「真砂砂鉄か赤目砂鉄」が

 

           あれば一番良いのだがさすがに土地が違えば同じものはない

 

               変わりになりそうな砂鉄を見つけ玉鋼を確保した

 

    鉱石は銅鉱石の鉱脈と鉄鉱石の鉱脈が見つかり効率よく採掘できた、そして数日したある日

 

           採掘をしていると多くはないが実に興味深い物が採掘できたのだ

 

          孔雀石(マカライト鉱石)と濃紅銀鉱(ルビーシルバー)が手に入った

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           予想外な物が取れたものだ、たしかどこかの名工がこれで打った刀が

 

          名刀と呼ばれたと聞いたことがある・・・が刀を打つほど取れるはずもない

    

           一刀が考えている刀は最低でも10回近くの打ち直しと強化が必要だった

 

                 特殊な刀の作成には多くの鉱石と玉鋼が必要だ

 

                現状で必要な物を考えて、ある物を作ることにした

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花霞「一刀様、準備が整いました」

 

一刀「ありがとう、じゃあ取り掛かるが本当に助手頼んで大丈夫?」

 

       手伝ってくれるのはありがたいが俺が打とうとしている物は少し特殊だ・・・・

 

花霞「一刀様、命を救って頂きました、恩を返させてくださいそれに・・・・ボソ一目惚れしましたしね♪」

 

一刀「最後の方が良く聞こえなかったけど、其処まで言うならよろしく頼む」にこりと微笑んだ

 

花霞「は、はい頑張ります/////」(ポ)

 

  ふぁぁ・・・なんて素敵な笑顔でしょう、ああ一刀様〜・・・・ジュル・・・ハッ!?いけないいけない

 

 こうしてなにか少し邪な考えが混じっているような?気もしたが武器作りを開始した・・・・

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     この作業が開始されて試行錯誤しながら2ヶ月が過ぎた頃に二つの物が打ちあがっていた

 

         1つは十文字槍・・というよりどちらかといえば三叉の矛?に近いものだ

 

                  もう一つは弓?・・・のような物である

 

花霞「一刀様、どちらも変わった形ですね三叉の槍と弓?でしょうか?」

 

            少し珍しいのか首を傾げて見ている・・・・まぁそうだよね

 

一刀「まずこっちの三叉槍は俺が元々使っていた影槍にヴィシュヌが持っていると言われる

   ピナーカを組み合わせて考えたものでその矛先の色を示した名で影紅孔雀だ」

 

     その槍は三叉の矛と呼ぶには左右にある刃は柄の内両刃の小太刀の用になっていた

 

   その矛先は一見見れば淡い緑のように見え氣を流せば紅が混ざり不思議な彩色をおび

 

       まるで翡翠の孔雀が炎を纏い朱雀と変わるそんな光景を描かせていた

 

       この二つの武器は一刀が自らの氣と血を使い練成した特殊な玉鋼を使い

 

    二つを打つ間も氣を刃に流し込み練成し、氣を扱うものに適した作りに上げた一品であった

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花霞「ではこちらの弓?のようなものは?」

 

一刀「うん、それは遠距離なら弓、近接なら鉤爪になる遠近両用に作ったんだ名は影覇斬裂弓

   君の武器だよ 気に入ってくれると嬉しいけどね」  優しい笑みを浮かべていた

 

花霞「/////え!?わ・私のですか??」

 

一刀「そう、この前の戦闘で花霞の武器はボロボロになってたから一緒に作ってみたんだけど

   どうかな?」

 

自分の知識では張衛は弓が得意だったと記憶しているが一応近接用の武器にもなる用に作ったのである

 

花霞「あの・・・・どうして私が弓が得意だとお気づきに?言ってませんよね?

   一刀様に会ったときには弓は持っていませんでしたし?」

 

一刀「ん?あ〜勘?見たいな物だよ、あははは」

 

花霞「はぁ・・勘ですか・・・・」

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ああ一刀様、伝えてもいない事がわかるなんてもしかして私って一刀様に・・・きゃぁぁぁ/////(ぽ)

 

                 あれ?なんだか花霞の様子が変?・・・

 

             急に黙ったと思ったら真っ赤になって悶えてるけど・・・

 

    うん?花霞の体がプルプル揺れている様な?物凄〜くいやな予感がしてきた・・・・・・

 

花霞「一刀さまぁぁぁぁぁぁ」ドーーーーンと凄まじい勢いで俺の胸に飛び込んできた

 

  あまりの勢いに押し倒された様になっていた・・・・・・なんなんだ一体・・・大丈夫なのか?

 

一刀「ふぉあるぅ?」チラッと顔を見たら・・・・・・

 

花霞「うふふふふふ、一刀様ぁぁぁぁ〜」スリスリ モフモフ ムギュムギュ スリモフムギュ・・

 

頬すり=モフモフ=胸を俺の顔に押し付けるのエンドレスコンボで意識がぁぁぁ・・むぎゅぅぅぅぅカク・・

 

気を失いふと目が覚めると寝床にいて花霞は半裸で俺の上に覆いかぶさって抱き合う様に寝ていた・・・

 

   オレ?ナニモシテナイヨネ?・・・・たらたら冷や汗が吹き出てきたヨ・・・・・・

 

         誰かおしえてくれぇぇぇぇ〜〜〜一刀君の絶叫が響き渡るのでした。

 

       新たな武器が完成した一刀君しかし・・・君の受難はまだまだ続くのである 合唱

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                       あとがき

 

風  「ピキピキ#・・・・オディザンイイダイゴドバアルノデズガ?イヂオウギイデアゲバズヨ?」

 

たぬレポーター「黒いオーラを撒き散らし突如出現した病華ならぬ巨大な嫉妬怪獣黒風

        あ、なんかちょっと強そう・・ヘブシッ」ベシャゴロゴロゴロゴロ・・・グフ・・

 

宝慧「・・・・・・ぐぅ」

 

及川「起きんかいッ」

 

宝慧「おおっ、あまりに危険極まりないので寝てしまった(現実逃避)ぜ」

 

一刀&花霞「ボソボソ早くにげ(ましょう)よう」コソコソ逃げ出してる当人達

 

及川「お・・・・おいこらなに自分らだけにげてんのや〜」

 

宝慧「あ、バカ」ポテ・・・コロン急に只の人形に?

 

黒風「キシャァァァァァ!」ガブ!!ギリギリギリ

 

及川「ぎゃぁぁぁ、ワ・ワイ違うたすけてぇ〜な〜、イデイデイデイデェェェェ」

 

たぬレポーター「グフ・・・風さん落ち着いて・・・・ま・まだ一刀君の貞操は守られてますから」

 

黒風「・・・・・・ペッ」と落ちてく及川君 ひゅ〜ぅぅぅぅぅ〜

 

及川「うぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」ベシャ・・・ピクピクピク

 

黒風 ギロリと見た後元に戻っていく風さん「本当でしょうねぇ?」

 

瀕死のたぬ コクコクコク「ゴホ、えぇだ・だいじょうぶです・・ゼェゼェ」

 

風 「そうですか、ではおにいさんに直接申し開きを・・・」シーン・・見当たりません・・・

 

白蓮「お〜い風なにがあったんだぁ?えらい騒ぎになってるけど?」

 

なにもしらずにのこのこ現れた獲物もとい公孫賛・・・・

 

たぬ「ぱ・・・白蓮・・・とりあえず衛生兵呼んで・・・・ガクッ」

 

白蓮「たぬさん、どうしたんだその怪我は!?大変だ風すぐ治療しないと・・・風?」

 

風 「・・・・・・ニゲマシタネ?オニイサン」黒いオーラを撒き散らし巨大怪獣になる黒風

 

白蓮「わぁ、な・なにがぁぁぁ」バタッ・・・・目立たないってイイネ無視されていく白蓮・・・

 

及川「や・やられはせんぞぉワイはまだヤラレはせんぞぉぉぉぉぉ」プチッ

 

黒風「ドゴダアァァァ〜キシャァァァァ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

   

説明
この作品は真恋姫無双のアレンジです チートです三国志11が少し混じってます
10章です
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コメント
やはり居たか華佗殿。張魯も健在なようですしどんな展開になっていくのやら^^;(深緑)
一刀は一度風につかまりましょう(VVV計画の被験者)
とりあえず、一刀が一度風に捕まれば丸く収まるかと。・・・え?一刀がどうなるか?自業自得だろ?(韻)
風がもうほとんど原形を保っていないようなwwww(中原)
一刀こっちに来るな!なんかきたあああああああ!!!グシャ・・・返事はないただの屍のようだ・・・(btbam)
一刀もげろ。(poyy)
タグ
真・恋姫†無双 北郷一刀 呂玲綺   ねね セキト 張衛 花霞 

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