恋姫†無双〜影無双〜13章 |
13章
修行の継続をすると花霞は言った・・・なら鍛えよう・・・心を鬼にして
ここからの修行は俺でも予想できない、氣を中心に使う我が流派は通常武術とは異なる
北影流を会得できれば花霞は少なくとも顔良・文醜クラスには引けを取らないくらいにはなるだろう
一刀「北影流・・・・北派影振流古武術は複数の武術の優れた所を取り入れ
作り上げられた武術なんだこれから覚えてもらうのは・・・・・
北派影振流古武術の中の3つの武術
体術 北派極神拳 弓術 北派穿孔弓術 小太刀術 北派旋風術だ」
花霞「一刀様体術と弓術は解るのですが小太刀とはなんでしょうか?短剣や小刀のことでしょうか?」
ああ言い方が不味かったか、この頃の武器の主流はたしか剣・矛・戟・槍・鉄扇・弓・錘・鉞 だったな
そこから分岐して短剣やサイがあるが・・ふむそうだな・・・・・
一刀「そうだね片刃の剣を短くした物で長さ的にはサイに近い、武器としては少し短い片刃の剣と
思っていいよ」
俺はなるべく解りやすいように説明してみた
一刀「花霞の影覇斬裂弓は前に説明した通り2種類の使い方のある武器だ
近接時の影覇斬裂弓に合わせた闘い方やそれに応じた技を北派旋風術から学んでもらう」
北派旋風術・・・・これは元々小太刀術に俺が当主になった時に手を加えた武術だ・・・・
あの頃の俺は・・・祖父を殺す事しか考えていなかった・・・だからより殺傷力の高い技や武器を
考えては仕事の度実践で試してきた・・・・俺が生み出した人殺しの武術だ・・・・
一刀「北派旋風術は小太刀と言うより両手に持つ武器タイプで短槍の柄の部分に小型の盾が付いている
(アガタ)を使った武術に近い14世紀頃・・・まぁ羅馬付近で使われている武器だと思ってくれ」
・・・凄いです・・・羅馬の武術ですか〜♪どこまで博識な方なのでしょうか・・そういえば
前に一刀様が時折使われる言葉が珍しくて聞いてみたら一刀様はこの世界の方ではないと仰られました
今から1800年ほど後の別世界からいらしたのだと未来・・・時代を超えて・・・・
この時私は一刀様が天の御使いではないかと思ったのですが
一刀様は解らないと仰っていました・・・
あの時の一刀様は寂しげな表情で辛そうに話されていました・・・
は!?いけない、いけない説明して頂いているのに上の空だなんて集中です集中・・・
花霞「すると影覇斬裂弓の鉤爪?状態がそれに適しているのですね?」
一刀「ああ、そうだね、特殊な形状になるので其れに応じた闘い方を覚えるついでに短剣などの
扱いも強化しておこうと思ってね」
俺は花霞から影覇斬裂弓を受け取り実際に形状変化をして見せる事にした
この影覇斬裂弓は2本の弓がクロスしたようになっている威力の向上と複数の矢を
同時に放てるようにこの作りにしたのだ、これは鉤爪時の強度向上にも一役買っている
通常の弓で作ると刃になる部分が弱く折れてしまう事がある
(いくら氣で強化しても劣化は起こる)
一刀「じゃあまず弓の状態から鉤爪に変えて又戻すを手早くやるコツを教えておこう」
影覇斬裂弓の弦の部分は俺の服や花霞の服に使っている一刀特製の柔鋼糸を使っている
これにより矢を引くときの手に掛かる負担(怪我)を軽減させている・・・
まず弦を弓本体に戻す片方の止めを外すと中に内蔵されたリールのような物がまき戻る
これで弦がしまわれる次に握りの部分に付いている止め具を外し
(銃のセーフティーロック見たいな物)
これを外すとクロスした弓を1本の弓に畳める、畳んだら握り所にある2つのボタンの下を押す
氣を込めないと押せないように細工してあるので誤動作はしない・・はず?
押すと弓が自動で畳む可変部に組み込んだボールジョイントとバネが巧く動く事でU字のような形になる
ちなみに握りの部分はUの底の部分だ、ここで刃が出てくる外装(カバー)は手を
守る手甲の役割を果たすこれで完了で戻す時はもう一つのボタンを押すと(氣を込めて)
元に戻る訳だ例えるなら戻る時はワンプッシュの傘かな?
弦を引き出して弓に付けると・・・弓に戻るっと
カシャカチャと変化させると花霞は驚きながらその様子を見ていた
花霞「手甲も兼ねる事からアガタと言う武器に近いと言う訳ですね」新しい玩具を見た子供の様に見ている
一刀「ああ、そういう事だ、こいつは弓のままならいいが可変させると手入れがいるから
できるだけ戦で使ったら俺に見せる事、いいね?」とにこりと微笑む
花霞「/////はい、解りました、でも改めて凄い弓ですねこの影覇斬裂弓は
こんな技術見たことも聞いた事もありません・・・未来の・・・
一刀様の世界の技術ですか?」
一刀「ああ、ボールジョイントの中にベアリングという物が・・・・・
まぁこいつは俺が作ったんじゃないがね、昔の仕事用に使っていた物を
袋に入れていたようでね、俺がこの世界にきた時に持ってきた物だな・・」
花霞だけ俺が別世界から来た者だと言う事は伝えている・・・花霞は俺が天の御使いだと言う・・が
俺はそんなに立派な人間じゃない・・・・ただの人殺し・・・・いや、だったか・・・
祖父を再起不能にしたあの時から歩みを止めていた俺に恋や霞が俺は前に進んで良いのだと
気づかせてくれた、花霞は俺の為に辛い道を選んでくれて
今も厳しい修行に耐えて頑張っている、俺と共に歩む為に・・・・・
俺はこの娘の為に何が出来るのだろう?この血に汚れた手で・・・・・・
一刀「影覇斬裂弓の扱い可変動作は暇なときにしておくんだ、例え使わなくても日に1度はかならず
触る様して、手に馴染ませる事」・・そう言い俺は花霞を見た・・・・
花霞「一刀様、北派旋風術の伝授をお願いいたします」
真っ直ぐに俺を見つめて言う花霞に俺は北派旋風術を教え始めた
正直に言えば納得した訳ではない・・・祖父から大切な者を守るために力を求めたと言うのに
その守るべき者に死と隣り合わせの修行をさせている、その事が俺を苦しめ悩ませる
だが立ち止まる事は出来ない前に進むと決めたのだから・・・・・・
彼女もまた俺と共に歩む事を自ら選んだ、ならば共に進もうこの先なにがあろうとも・・・・
あとがき
宝慧「おうおうにいちゃん今回は随分しりあすだったじゃねぇか」
一刀「宝慧、俺はいつも真面目だぞ?」
風 「おにいさん・・・・いつも女の子とイチャイチャしてるじゃありませんか?」
鎖のたぬさん「じゃら・・・風さんこれ外してくれませんか?重いです」
宝慧「自業自得なんだから我慢しな」
一刀「・・・・俺いつもイチャイチャしてない・・・と思う」
花霞「ですよね〜い・つ・も・なんてしてませんよ?風さん最近は修行が厳しくて」
風 「ピク・・お風呂・・・・一緒に入ってましたよねおにいさん・・・あれは風が本編に出た時に
もちろん一緒に入ってくれるんですよね?オニイサン・・・・」
一刀「う・うん、も・も・も・ちろんじゃ〜ないか」タラタラ
鎖のたぬさん「どうでも良いけど及川君いつまであそこに吊るして置くの?花霞」
ボコボコの及川「かずピ〜ほんの冗談やないかぁ〜いい加減おろしてぇ〜なぁ」
一刀「心を入れ替える?」ジトー
及川「ワイは元々女の子が好きなんやぁゃぁぁ」
風 「宝慧・・・・GOッ」と指示を出す
宝慧「宝慧ぃ〜きりもみ〜〜〜〜〜〜〜ダイナマイッ」ドォォォォォォォォォォォン
及川「bぎゃsられgぬdb、8お、。:・p@」ガクッ・・・
鎖のたぬさん「やはり及川君は・・・イジラレキャラですね・・・」
及川「ち・ちがうんやぁぁワイはカッコぇぇっんやああああああああ」むなしく響く絶叫
花霞「・・・もう少し吊るして置きましょう・・風さん如何思いますか?」
風 「ん〜?よろしいのではないのですかぁ〜誰の迷惑にもなってませんし〜」
宝慧「煩いから口に布でも噛ませて置こう」
及川「モガァモゴゴゴモガァァ」
白蓮「フフフフ・・・私の出番・・・・あるのかな・・・ウッフフフフフフ」一人トリップしている白蓮・・・
相手に去れず・・・・忘れられる・・・・・影の薄さって・・・・・・・・・ひゅ〜〜〜〜〜〜〜
説明 | ||
この作品は真恋姫無双のアレンジです チートです三国志11が少し混じってます 13章です今回は武器の解説っぽくなてしまいました |
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コメント | ||
今回は設定的な御話でしたね。何やら後ろの方で黄昏ている方が^^;(深緑) あれ、今回はまじめだ。(poyy) ハムの出番なんて有るわけ無い! というか、早く風を出してあげないとたぬさんの命がヤバイんじゃ?ww 一刀は、まあ、がんばってww(韻) そろっと他のキャラを出してほしいですね、次回期待しています。(ポセン) 更新乙♪ 応援してます。が・・・あえて言うなら、少し進展が遅いと言うか・・・話進まない感じがします。3〜4話近く2人っきりなので えらそうに書いてすいませんm(_ _)m(アラトリ) |
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