The flower which dlooms in a palace in a moon 4話
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「お久しぶりですわ、Mr北郷。いい話を持ってきましたわ」

 

「あっアンタは袁紹!?」

 

新たな訪問者を見て驚愕した。

 

「成る程、彼女が例の世界の方ですか。・・・それにしても私は袁本初ですか。少し複雑ですわね」

 

「紹介するよレイチェル。彼女は荀ケ、俺の大切な女の子さ」

 

一刀の言葉に桂花が顔を赤くしているとそれを見ていたレイチェルは微笑みながら

 

「そういった台詞を普通に言えるのは流石と言うべきでしょうかMr北郷。さてそれでは自己紹介をさせていただきますわMs荀ケ。私の名は「レイチェル・イリアステル・マリア・ハーメルン」と申します。呼び難いようでしたら縮めて「れいは」とでも呼んで頂ければと。以後お見知りおきを」

 

「既に一刀に紹介してもらったけど改めて、私は荀ケ、字は文若。他の人たちにも教えていなかったけど私がいた世界には普段名乗っている名とは別の「真名」という物があるわ。「真名」とは親しき者同士しか呼んではいけない名前。たとえその人の真名を知っていてもその人の許可無く呼んだら殺されても文句の言えない神聖な名。一刀の知り合いの貴方達なら教えてもいいわ。私の真名は「桂花」これからは桂花と呼んでくれていいわ。よろしくレイハ」

 

「・・・とても重いものですね「真名」とは。ですがそれを許していただいた信頼に感謝いたしますわ。改めまして、これからよろしくお願いいたしますわMs桂花」

 

「それでは自己紹介も済みましたし・・・本題に移らせていただきますわ。此方に伺った理由を」

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「まずはMr北郷とMs桂花に見て頂きたい物があります。・・・・・・これを」

 

そういってレイハが取り出したのは折り畳まれた布状のものだった。

それを広げてみると一刀と桂花はその物の正体に驚愕した。

 

「なっ!?これは」 「そんな!?それは」

 

「「俺の(一刀の)牙門旗!?」」

 

一刀と桂花の言葉に一同は驚き、レイハは何かを確信したような表情をしていた。

 

「やはりこれはMr北郷の牙門旗に間違いないのですね。・・・では、お話しますわ。私がどうやってこれを手に入れたのかを。そして・・・・・・Mr北郷達が例の世界へ行く方法を」

 

レイハの言葉に一同には緊張した空気が漂った。

 

「まず最初に言っておきますが今すぐにその世界に行ける様になる訳ではありません。確かな手掛かりを見つけたという事ですわ」

 

レイハの説明に一同は理解したと頷いた。

 

「私はこの前まで中国、Ms桂花にも分かるように言うなら漢の各地を旅していました。そして成都のとある場所である物を見つけました。それは・・・Mr北郷と荀ケ、恐らくMs桂花の事でしょう。

その二人の名が刻まれた石碑でしたわ」

 

レイハの話に一刀と桂花は驚きの表情を浮かべた。

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「話を続けますわ。それを見つけ驚いている私に「ほほう、それを見つけられる者が現れたか」と一人のご老人が話しかけて来ましたわ。私はそのご老人に様々な話を聞きましたわ。世界のあり方、正史と外史、無数にあるという外史について、その外史の一つであるMr北郷が行った世界について、この世界に起こっているイレギュラーについて、そして最後に・・・・・・使用者の思い描いた世界に行く事が出来る幻の魔法具「門番ピエロ」について」

 

レイハの話に一同は驚愕した。

その後、レイハから詳しい話を聞き、皆で話し合った。

 

「色々あって皆も混乱しているでしょうけど要するに私達が再びあの世界に行くには「魔法具「門番ピエロ」があるという異世界「メルヘヴン」に行きそれを手に入れないといけない」というわけねレイハ?」

 

「その通りですわMs桂花。ですがそのご老人も「流石のワシにも「メルヘヴン」が何処にあるかはわからん。何とかお主達の為にと調べたが魔法具の事を見つけるので精一杯じゃったわ。済まぬが後はお主達で頑張ってくれ」と言ってご老人は私の前から忽然と消え去ってしまいましたわ」

 

そう言ってレイハは済まなそうに謝った。

 

「有難うレイハ、凄い収穫だよ。・・・ユーノ後は済まないけど」

 

「ああ、分かってるよ。無限書庫で調べてみるよ」

 

その後もレイハが手に入れてきた情報について話し合った後、皆は帰っていた。

皆が帰った後、一刀は何かを考え込んでいた。

 

「一刀、一体どうしたの?何か考え事?」

 

「いやっちょっとね。今後についてね。・・・桂花。一緒に着いて来てほしい場所があるんだ」

 

一刀が桂花に言った「着いて来てほしい場所」とは一体・・・

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後書き

 

なんか色々とやりすぎたー!!!!

 

っは!?皆さん2ヶ月振りです。南華老仙です。何とか復活しました。

 

前回投稿してから気付けば二ヶ月も経ってしまいました。

この前の猛暑で倒れたり、軽い鬱病になってしまったり突然友人が東南アジアの方に長期出張に行かされたり(2年間もらしいです)としている間にすっかり秋ですね(汗)

 

私自身も完全復活しその間にも応援メッセージを下さったりしたので、気合を入れなおして小説を書くのを再開します。

 

こんな私ですがこれからもよろしくお願いいたします。

 

レイハさんについてはまたの機会にお話します。色々とすみません。

 

PS小説を投稿するのは2ヶ月振りですが最後に此処の小説を読んだのは多分3ヶ月前(イラストは見させていただいてますが)

恋姫†無双のキーワードで検索したとして約30ページ前の作品から読んで聞かないといけないのでしょうかOTL

ですが素晴らしい先生方の作品の数々、全て読破しなくては。

説明
The flower which dlooms in a palace in a moon 4話を投稿します。

御久し振りです。2ヶ月振りぐらいでしょうか?
詳しくは後書きで書きたいと思います。
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コメント
メルヘヴンとか懐いな〜読んでたな〜、色々と大変そうですが頑張ってください。(赤字)
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