恋姫†無双〜影無双〜18章 |
18章
色々あったけど暫くの間は月の客将になった訳なのだが・・あの後は歓迎会だといって飲めや食えやで
凄い事に・・・飲め〜と霞は絡んでくるし、恋は俺にピッタリ張り付いて大量の料理食ってたし
ねねは恋の料理を運んでは恋と一緒に俺の傍で騒いでたし・・・・まぁ楽しかったから良いけどな
その翌日、俺は任された仕事に取り掛かることにした・・・自分の部隊ねぇ・・・・・
・・・殆ど新兵だっていってたけど、まぁ行ってみるかな
と言う事で訓練場に来て見たがっと・・・・いたいたあいつらかぁさてお仕事お仕事・・
俺が姿を見せると全員が整列した・・・噂のせいか青ざめた顔してるのが多いな・・・やれやれ
一刀「俺が今日からお前達の指揮官になる呂玲綺だ、よろしく頼む」優しく微笑む
兵達「「「「「ハッ!」」」」
微笑んだ俺を見て少し緊張が取れた?様な気もするが・・・・表情が固いな
取り合えずどれぐらいの基礎体力があるか見るつもりで走りこみをさせてみた
普通のだと面白くないので俺が笛を吹いたら直ぐに逆走させると反復動作も入れて見たら・・・
一刀「ピッ!、そこ遅いぞもっと早く反転しろ!ほらほら、ピッ」
8刻ほどさせて見たら殆どがへばっていた・・・使えるようにするには時間が掛かりそうだな・・
まぁこれから鍛えればいいか・・・今日の所は脱落者無しっと・・・
う〜ん初日から飛ばしすぎたかな・・全員・・・いや一人を除いてへばってるか・・・・
少し早いがこれ以上続けると使い物にならなくなる可能性があるので訓練を終了にしたのだ
一刀 「よ〜し今日はここまで!各自ゆっくり休んで明日に備えておくように」
そう言うと殆どの者がその場にへたれこんでいたがあの娘は汗を拭きながら兵舎に戻ろうとしていた
俺はその娘が気になり声を掛けて見ることにした
一刀 「俺の訓練を受けて直ぐに動けるなんて武術の鍛錬をかなり積んだのだな」
女兵 「こ・これは将軍、お疲れ様です」と姿勢をただして答えてくる
一刀 「ああ、いいんだ楽にしてくれるかな・・・」
女兵 「はい、私は武を磨くために鍛錬をずっとやってきましたのでなんとかついて行けました」
ふむ・・・武に自信があると言う事か・・・面白いな・・・もしかして掘り出し者かも?
一刀「ああ、済まないが名前を聞いて良いか?まだ覚えきれてなくてね」
女兵「は・はい、姓を高 名を順 字はありません」
!?高順だって!?張遼と共に呂布を支えたあの猛将高順か・・・・
あれ?でもなんで一般兵?
一刀「高順、君の実力なら普通に将として仕官できたんじゃないのか?」
高順「私は武を磨きながら自分の仕える主を探して旅をしていたのですがある幽州の村で
昔の知り合いが宿屋をしていましてそこで呂綺様の事を聞いたのです
殆ど無償で賊を狩り民を守り戦場を翔ける天下無双の死神姫 呂玲綺・・・
私の武を捧げる主に相応しい方かどうか会ってみたくなりずっと探していたのです・・・」
・・・ふ〜ん俺を主にねぇ・・・高順と言えば清廉潔白で最後まで呂布に仕えた忠臣のはず・・・
なんで恋じゃなくて俺なんだ?引き分けたとはいえ俺は噂以外なにもないぞ?
普通は飛将軍呂布につくだろうに・・・まぁ俺を評価してくれるのはありがたいけどな
・・・ん?ちょっとまて幽州の邑で宿屋?・・・・優明華さんぽいよな・・・
あの人どれだけ俺で遊ぶ気なんだろうかなんと言ってたのか非常に気になる所だが・・・まぁいいか
一刀「俺を探していたのは分かったがなぜ一般兵なんだ?」
高順「あ、私の興味は呂綺様だけですから主様として相応しくない時はすぐにここを
去るつもりでしたからあまり目立つ行為はせずに普通にしていたのですが・・・」
一刀「ふ〜ん、それで俺を見てどう思った?」
高順「それは・・・量りかねています、呂綺様は実力を隠してらっしゃいますので」
・・ほぅ・・・気づくか・・・面白いね・・・試してみるか・・・・
一刀「高順、今日はゆっくり休んで明日の昼にでも俺と手合わせをしてみないか?」
俺はそう言うとニッコリと微笑んで見せた
高順「/////は?・・え!?あ・あの私と手合わせをしていただけるのですか?」
一刀「ああ、俺がお前の主に相応しいか確かめるには丁度良いだろう?他の兵にも
良い刺激になるだろうしね」
俺が認められないと優秀な人材が他所に流れてしまうのか・・・面白いな・・・猛将高順楽しみな事だ・・
そうだついでに他の兵も1人づつ訓練つけてやるのもいいな・・明日はそれでいくかな
高順「は・はい!有難うございます」
明日の昼に手合わせの約束をして詠を手伝いに政務室にいって見ると詠が書簡と睨めっこしていた・・
一刀「お〜い詠なに百面相しているんだ?」
詠 「煩い、だれが百面相よ!!、忙しいのに邪魔しにきたわけ?」ジロリと睨まれた・・・はは
一刀「いや、訓練が終わったもので、手伝いに着たんだが?・・・いらないか?」
詠 「いるわよ・・・あ〜もう、これ見といて」とポイッと渡された
ん?これは邑の警備についての案件か・・・う〜んなんか微妙だな
この案では邑を全部見ることは難しいと思うのだが・・・
一刀「この警邏の案件は無理があり過ぎないか?、屯所は邑の入り口近くに1箇所だけだし警邏に
回る人員と回数も少ないけど、これでちゃんと警備できているのか?」
確かに邑に入る者をちゃんとチェックすれば新しく入ってくるものはある程度防げるだろうが・・
詠 「残念だけど、完全には対応しきれていないわね、これ見て」と別の書簡を渡された
渡された書簡を見てみると・・・これは・・・・ダメ過ぎるだろ・・・騒ぎを起こした者に
逃げられたって・・・酷すぎる・・・
一刀「なぁ詠、屯所を増やして警邏に回る人員を増やせないのか?」
詠 「難しいわね・・・最近賊が増えていて近くの邑々を守るのに討伐の兵や警備の兵を回して
いてここの守備隊は最低人数でまかなってるから今以上、警邏に回してしまうと
邑や城周辺の監視に問題が出てしまうから・・・」
一刀「う〜ん、新しく補充できないのか?」
詠 「だぁ〜から賊の活動のせいで兵が減って、補充の徴兵をこの前行ったばかりなのよ・・・無理ね」
そうかぁ〜・・・ん?まてよ、たしかこの前邑を見て回ったときにいたら働かずにぶらぶらしている者や
仕事がないと言っていた者達がいたよな?・・・条件次第では警邏隊に入るかもしれない・・・・
一刀「仕事がなくてぼ〜としてる人達をうまく使えないのか?邑を守る為の仕事だしやるんじゃないか?」
詠 「それ腕に自信の無い人達とかよね?誰が訓練するの?兵の調練と一緒って訳には
いかないわよ?兵として志願してくる者と違って普通の邑人を訓練するって事は
別にやらないといけなくなるでしょ」
一刀「合間を見て俺がやろうか?」
詠 「あんたには自分の部隊の調練があるでしょうが、花霞の兵と違ってあんたの兵は殆ど新兵なのよ?」
俺の部隊ねぇ・・確かに殆ど新兵だったなぁ・・・・気になるのが一人紛れてたけど・・・
一刀「なぁ、一気に賊の殲滅は無理なのか?先に賊を片付ければ邑に人員が回せるんじゃないのか?」
詠 「それが最近おかしいのよ・・討伐隊が向かうと姿を消して帰ると出るのイタチゴッコで
罠を張ったりしたんだけど、そうすると別の邑を襲うのよ・・・
さすがに全ての邑に行かせるとここの守備の兵が居なくなってしまうから」
一刀「・・・・そいつら本当に賊なのか?」
詠 「・・・・・怪しいのよね・・・この間の刺客の件もあったし・・・・」
軍の可能性もあるわけか・・・しかし涼州は馬騰・韓遂だし漢中は張魯・・・長安方面は・・・・
宦官はについてはこっちが賊討伐をしてやってる状態と・・・そうなると仕掛けてきそうなのは?
一刀「詠、ちょっと聞きたいのだが劉表ってどんなやつなんだ?」
益州の劉璋は・・・あの関所近くの邑の状況を見る限りクズの様だったし・・劉姓って
皇帝もそうだが劉備以外腐ったのしか居ないって事はないよな?・・・
もしそうなら最悪だぞ・・・・・
詠「劉表ね・・・あいつは・・・はっきり言ってクズね、日和見主義者で民からもあまりいい噂も
聞かないし、たぶん袁術並みのボンクラよ、まぁ娘の劉埼は親に似ずまぁまぁらしいけど
病弱で余命は長くはないって聞いてるわね」
劉埼か・・・・たしかに歴史上の劉埼は優秀だったが早死にしているな・・・・
そうなると一体誰が?・・・ここには腕のいい細作がいないのが痛いな・・・
基本的に情報が足りないぞ・・・・ままならない物だな・・・・
俺が行く訳にもいかないしなぁ・・・チラッと詠を見ると書簡に埋もれている
まぁ出来る事を一つずつ片付けて行くしかないかな・・・
一刀sideout
花霞side
(少々時間をさかのぼりまして一刀君歓迎の宴が行われていた時のことです)
今お城では一刀様が客将になった歓迎会が開かれています・・・最初は私も参加していましたが
風に当ってくると宴会場を離れて星を見ていましたが・・・・・
私は皆の場所に戻る事が出来ずに私はそっと城を抜け出して近くの森に来ていました
はぁ・・私は何をしているのでしょうか・・・一刀様にご迷惑を掛けてしまいました・・・・
私はいつの間にこんなに醜い心を抱くようになったのでしょうか・・・
一刀様を思えば思うほど心が痛みます・・・こんな私では一刀様のお傍に居る資格は無いのかもしれません
今皆は楽しく宴を開いています・・・あの場所には私には入れません嫉妬に狂った女には・・・・
??「これはこれはお嬢さん、こんな所でなにをしているのです?」
花霞「な・!?」素早く後ろに飛び影覇斬裂弓を構える
うそ、いつの間に現れたの??人の気配は無かったはず、私が見落とすなんてそんな馬鹿な事・・
??「おや、突然声を掛けたとはいえ武器ももたない者に矢を向けるとは・・・・
あんまりではないかと思うのですが?」
う・・・そういえば眼鏡の男は武器らしい物はもっていないですねたしかにいきなり声を掛けられて
驚いたから構え・・・て違う違う気配は無かったの、いきなり現れたから妖しいんだってば・・
て、私は誰に説明しているんでしょうか?・・・・・・
花霞「そうは言いますが気配すら感じさせずに現れた以上警戒せざる得ないと思いますが?」
私はそう告げると眼鏡の男に狙いを定め・・・・!!!?え?消え・
ドスッッ・・と鈍く響く音と共に腹部に強烈に痛みを感じた・・・・・
花霞「ゴフッ、・・う・嘘・・・そ・ん・な・・・」・・私の意識はここで途切れてしまった・・
ドサッと言う音を立て崩れ落ちた花霞から影覇斬裂弓を取り上げると
なにやら念を込めた後、再び手に弓を握らせた
??「ふふ、いくら北郷に鍛えられたといっても所詮は人間ですねぇ・・・・・
残念ですが通常の努力では私や左慈にはかないませんよ
さて、愛する左慈の為に一つ術を掛けて置きましょうか、この娘の心の闇を
利用させてもらいますよ・・・ふふふふふふふ」
そう言い残すと眼鏡の男はその場から姿を消した・・・・・・・
それから数刻後夜が明けかかった頃
・・・うん・・・寒・・・え?ここ何処?お城の外の森?なんでこんな所に?・・・
昨夜は宴で・・・飲み過ぎたのかな?・・・う〜んなんだろう、何か忘れている気がしますが
思い出せないという事はたいした事ではないのでしょうし
おっと早く行かないと朝餉を食べ損ねちゃいますね、今日からお仕事が
ありますからしっかりしないと一刀様に怒られてしまいますからね〜
急いで去っていく花霞を遥か上空から見つめている男がいた事に気づく事はなかった
??「見せて貰いますよ北郷、左慈をあそこまで追い詰めた実力を・・・ね」
その男は空を歩きながら去っていった・・・・・
あとがき
于吉 「ふふふふふ、ようやく出番がきましたねぇ」
左慈 「俺は出ていないのだが?」
吊るされたたぬさん「モガッムグガァモガモガ」ぶら〜んぶら〜ん蓑虫のようにゆれている
于吉 「1話以降出番がありませんでしたからねぇ、ああ左慈はまだ治療中だからですよ」
左慈 「そうかクソッいまましい北郷め」
于吉 「まぁまぁ仕込みはしておきましたのであれが北郷を苦しめますからね」(笑)
左慈 「ふん、だがあんな小娘にまかせて大丈夫なのか?」
于吉 「大丈夫です・・・・機を見て行動させますからね、面白くなると思いますよ」
吊るされてるたぬさん「モガ〜モガモガ〜」ぶら〜んぶら〜ん
于吉 「さてさて左慈の傷もまだいえていませんしそろそろ戻りましょうか?」
左慈 「チッ、しかたないな」
于吉 「ではたぬさん又来ますので」シュン
左慈 「フン、北郷・・傷が癒えたらかならず殺す・・・・」シュン
ボコと穴から出てくる人影・・・・・
及川 「あ〜びっくりしたわ〜いきなりくるんやもんなぁ」
白蓮 「・・・・・きずかれなかったんだが・・・・・」
及川 「そりゃすごいわ白蓮はんってもしかして隠密の才能あるんかいな?」
たぬさん「ふう、酷い目にあったものです」
白蓮 「いや、普通にいたのだが?」
及川 「それで気づかれんなんてめっちゃすごいやん天才ちゃうんか?」
白蓮 「え?て・天才」テレテレ
及川 「所でみんなおらんのやけど?
たぬさん「え?宴会してるんじゃ?」
白蓮 「な・なにぃぃぃ!?」
及川 「え?ワイ呼ばれてへんで?」
白蓮 「わ・私も・・・・」
たぬさん「二人の影が薄いだけだと思います」ボソ
于吉の手に落ちた花霞・・・物語は一体どうなっていくのか?さてさて・・・・・・
説明 | ||
この作品は真恋姫無双アレンジです チートです三国志11が少し混じってます 18章です董卓軍の客将になった一刀君は・・・ |
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コメント | ||
いたんだこの二人(ぇ また妙な術を仕掛けたようですが。騒乱の元になるかはたまた愛の力で乗り越えるか・・・さて?^^:(深緑) ああ、左慈と于吉居たんだwある意味ハムより影薄いなぁw 于吉と左慈はけっこう好きなので応援?してますww(韻) そう言えばいたね左慈、出てこないから忘れてたけど、何かしたみたいだけど、まあ花霞なら大丈夫でしょう。(ポセン) やべえ、左慈たちのこと完全に忘れたw(根黒宅) 敵の罠に落ちた花霞・・・まあたぶんあっさり味で難なく突破しそうだけどおもに愛の力で!!・・・・・言っててハズイ(・///・)(黄昏☆ハリマエ) |
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