戦華 陳宮 |
禾龍「さぁ、約束だ、呂布・・・仕合してくれ」
呂布「・・・わかった」
場所は城の一角・・・広い中庭に戦華と呂布が対峙している
雛は遠くで座って見守ってるが・・・
俺は審判役として二人のマジかにいる
禾龍「では、一刀・・・たのむ」
一刀「わかった・・・・両者用意はいいか?」
禾龍「ああ」
呂布「・・・(こくり)」
一刀「・・・・始!」
禾龍「はぁぁぁぁ!」
ガキィィィィィン!
禾龍「せぇぇぇい!はぁぁぁ!」
烈火のごとく戦華が呂布に挑むも・・・
呂布「・・・」
呂布はヒラリヒラリと回避して・・・・余裕がある
禾龍「くっ!あたらぬ!」
呂布「・・・・弱い」
禾龍「何だと!?」
呂布「・・・・おわり」
『ゴスッ』
禾龍「ぐはっ!」
一刀「勝者・・・呂布」
呂布「・・・おなかすいた」
??「恋と対峙してるのは・・・・?」
??「禾龍と呼ばれてましたが・・・・呂布殿が負けるなんてことはないのです」
??「そりゃ・・・恋の武は知ってるけど・・・」
??「けど・・・なんです?」
??「恋も本気だしてないけど・・・・その、禾龍ってのも本気じゃないみたいね・・・・いい勝負ね」
??「そうですか?ねねには呂布殿が圧倒してるように見えますが?」
??「まぁ・・・あんたの目にはそう見えるかもね・・・決着がついたわね」
??「呂布殿、圧勝です」
??「まぁいいわ・・・それなりに武あるみたいね・・・接触するわよ」
??「わかったのです」
一刀「強かったなぁ・・・呂布」
禾龍「ふん、私とて本気をだせば「戦華」わかっている」
呂布「・・・?」
一刀「どうした?」
呂布「本気だしてない?」
禾龍「本気だしてないではなく、だせないのだ」
呂布「・・・・?」
禾龍「それはな「強いわね」誰だ?」
??「僕の名は賈駆、字は文和。ねぇあんた、禾龍だっけ・・・・その力私たちに貸さないかしら?」
禾龍「どういう意味だ?」
賈駆「そのままの意味よ・・・客将としても仕官してもいいわ・・・どうかしら?」
??「呂布殿がいれば問題ないのです」
賈駆「陳宮・・・あんたねぇ」
陳宮「呂布殿がいれば無敵なのです」
一刀「雛、禾龍、はい」
禾龍「おう・・・これうまいんだよな」
雛「いっいただきましゅ」
呂布「・・・・(じー)」
一刀「ん?」
呂布「食べ物?」
禾龍「そうだ・・・食いたいのか?」
呂布「・・・(こくり)」
一刀「そんなに美味しいものじゃないよ?」
呂布「・・・いただきます(かぷっ)」
禾龍「どうだ?」
呂布「・・・おいしい(触覚が激しく揺れてる)」
一刀「そうか」
呂布「もっと・・・だめ?」
一刀「禾龍、雛。いいかな?」
禾龍「かまわん」
雛「はっはい」
一刀「はい・・・なぁ、賈駆」
賈駆「何?」
一刀「厨房あるか?」
賈駆「あっちにあるけど・・・・なにするき?」
一刀「料理をすこしな」
呂布「食べる」
一刀「ってことらしいが?いいか?」
賈駆「かまわないわ・・・・」
一刀(調理中)
一刀「雛、禾龍手伝ってくれ」
『どか!』
一刀「ふぅ・・・これだけあれば皆で食えるだろう」
賈駆「・・・何、これ」
一刀「なにって・・・食い物だが」
賈駆「僕が言ってるのはそうゆうのじゃないの!一体どうやったらこんな料理ができるかってきいてるの!」
呂布「食べていい?」
一刀「まって・・・皿行き渡った?では手を合わせて」
「この世のすべての食材と動物に感謝を込めて・・・いただきます」
『いただきます』
呂布「モキュモキュモキュモキュ」
禾龍「雛、これもどうだ?」
雛「ありがとうございましゅ」
一刀「んー、もうちょっと工夫すればよかったかな?」
呂布「モキュモキュ・・・ごっくん」
呂布「美味しい、えっと・・・」
一刀「あ、まだ名乗ってなかったな・・・俺は北郷一刀、字と真名は無いよ」
呂布「かずとって呼ぶ・・・恋って呼んで」
一刀「わかったよ、恋」
恋「♪」
賈駆「北郷・・・一刀?・・・!天の御使い!」
一刀「そう呼ばれていたね」
禾龍「一刀、それをとってくれないか」
一刀「はい」
賈駆「天の御使いっていったら・・・劉備の元に降り立ったって・・・」
恋「・・・・詠」
賈駆「何?恋」
恋「かずと強い・・・たぶん恋より」
賈駆「なっ!?本当なの!?」
恋「・・・(こくり)」
??「詠ちゃん」
賈駆「月!」
??「始めまして、董卓と申します・・・あの、北郷さん」
一刀「ん?」
董卓「私たちに力を貸してください・・・お願いします」
賈駆「ちょっと月!?」
一刀「いいよ・・・もとからその目的で来たし」
董卓「では・・・私の真名を・・・月(ゆえ)と呼んでください・・・その・・ゴシュジンサマ」
賈駆「ちょっと・・・月!?本気なの!?」
月「本気だよ・・・詠ちゃん」
賈駆「はぁ・・・」
??「かえったでぇ〜」
賈駆「あ、霞・・・ねぇ霞からも月にいってよ」
??「まちぃ、一体何の話や?」
月「霞さん、本日から私はそこにいる北郷一刀様の下で働きます」
??「ん?ええんとちゃう?うちは張遼や・・・よろしゅうたのむわ」
一刀「ところで月」
月「はい!何でしょうか?ゴシュジンサマ」
一刀「今此処にいる武将で全員?」
月「はい、そうですがどうかなさいましたか?」
一刀「そうか・・・なら、禾龍、雛挨拶して・・・名を明かしていいから」
禾龍「では私から・・私の名は華雄、字は無い、真名は戦華だ。よろしくたのむ」
雛「わっわたしは鳳統で字は士元・・・真名は雛里でしゅ」
月「では改めて・・・私は董卓、字は仲穎、真名は月です。よろしくおねがいしますね」
賈駆「はぁ・・・僕は賈駆、字は文和・・・真名は詠よ」
張遼「うちは張遼、字は文遠、真名は霞(しあ)や。よろしくたのむわ」
恋「恋は呂布ほーせん・・・恋って呼んで」
一刀「俺は北郷一刀、あいにく字と真名は無いけど・・スキに呼んでくれ。これからよろしく頼む」
『はっ!』
月「城の中を案内しますね・・・ご主人様こちらです」
一刀「わかった・・・戦華、雛里いこうよ」
『わかった(はい)』