真恋姫無双二次創作 〜蒼穹の御遣い〜 第参話 前篇
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市立図書館2階、視聴覚室。

 

蛍光灯の電源は、全て切られていた。

 

窓は黒幕で完全に閉め切られ、五月晴れの柔らかな陽光が隙間から零れるように射し込むのみ。

 

囲碁盤の升目ように整然と並べられた、全く同じ形容の椅子。

 

スクリーンの映像、その僅かな反射光のみが、室内を淡くぼんやりと照らしていた。

 

それはさながら、防音壁で誂えさせた箱庭の、小さな小さな映画館。

 

その客席の一つに、一刀は深く腰を落としていた。

 

他に観客のいない劇場に映し出されているのは、戦場だった。

 

甲冑を纏った男達が携えるは剣に槍、斧に弓。

 

大勢の兵士達。

 

生傷の絶えぬ者。

 

倒れ力尽きる者。

 

多くの嘆きの中、一際通る声が紡ぎ出す詩。

 

『力拔山兮 氣蓋世』

 

『時不利兮 騅不逝』

 

『騅不利兮 可奈何』

 

『虞兮虞兮 奈若何』

 

涙を流す一人の男。

 

そっと寄り添う一人の女。

 

その詩は徐々に周囲に伝播し、兵士達もまた次々と泣き崩れてゆく。

 

やがて夜が訪れ、男が残る兵達を率いて周囲を取り囲む大軍勢へと突撃していった、その時だった。

 

「よっ、かずピー。今日はこっちやったか」

 

入口から聞こえた呼び声に首だけで振り返った先には、いつもと同じく着崩したスーツ姿の青年が一人。

 

暗室の中を真っ直ぐこちらに歩み寄り、隣の椅子にどさりと腰を落とす。

 

「及川」

 

「何見とるん?戦争物っぽいんは解るけど」

 

「『四面楚歌』って言う、舞台だ」

 

「四面楚歌?それ、四字熟語やんけ。確か、もうどうしようもないっちゅう意味の」

 

「ああ。これは、その語源となった物語だ」

 

「へぇ・・・・そんなんあったんか」

 

垓下の戦い。

 

中国史を多少でも嗜んでいれば、一度は耳にするであろう二人の英雄、項羽と劉邦が雌雄を決した争い。

 

勝ち続けた天才、項羽。

 

負け続けた凡才、劉邦。

 

緒戦も、項羽の勝利に終わった。

 

しかし、勝っても勝っても、項羽は追い詰められていく。

 

項羽にも、周りの人間にも、その理由が解らない。

 

やがて項羽軍が大幅に兵力を減らし、劉邦の大軍に包囲された時、何処からともなく聞こえる歌。

 

それは、彼の故郷『楚』の歌。

 

『漢軍は既に楚を占領したのか、外の敵に楚の人間のなんと多い事か』

 

その事実に絶望し、形勢利あらずと悟った項羽が設けた宴席にて彼の愛妾『虞美人』と彼の愛馬『騅』との別れを惜しみ、自らの悲憤を嘆き読んだのが、先述の詩である。

 

『力拔山兮 氣蓋世』

 

―――――力は山を抜き 気は世を蓋う。

 

『時不利兮 騅不逝』

 

―――――時利あらず 騅逝かず。

 

『騅不利兮 可奈何』

 

―――――騅逝かざるを 如何すべき。

 

『虞兮虞兮 奈若何』

 

―――――虞や虞や 汝を如何せん。

 

宴の後、項羽は八百余りの兵を引き連れ包囲を突破、南へと向かう。

 

追いつめる漢軍の追手。

 

劉邦軍数千に対し、最後には二十八騎にまで、兵は減っていた。

 

その時、彼は何故劉邦に負けたのかを悟った。

 

 

 

―――――そう、天が項羽を滅ぼそうとしているのだ、と。

 

 

 

『ここで私が滅びるのは、私が弱いからではない。それを、諸君らに知らしめよう』

 

残る二十八騎全てを引き連れ、数千の劉邦軍に斬り込む項羽。

 

その言を証明するかのように、項羽は見事敵将を討ちとり、再び部下達と集結した時、脱落者は僅か二人であった。

 

やがて彼等は東へ逃れ、烏江という長江の渡し場に至る。

 

対岸は、嘗て彼等が決起した江東の地。

 

烏江の亭長(宿場役人のこと)は項羽に告げる。

 

『江東の地で再び王となられよ。この界隈で船を持っているのは私だけ。例え漢軍が来ようとも、渡る事は不可能です』

 

しかし、項羽は笑ってそれを断る。

 

『嘗て江東の若者八千を率いて江を渡った。だが、今は一人として帰る者がおらぬ。江東の者達が再び私を王にすると言おうとも、何の面目があって彼等に会う事が出来ようか』

 

亭長に騅を与え、部下も全て下馬させ、項羽は一人漢軍へと突撃。

 

漢兵数百人を殺し、自らも傷を負い、やがて彼は漢軍の中に同郷の旧知、呂馬童を見つけ、

 

『漢は私の首に千金と一万邑の領地を懸けていると聞く。旧知のお前に徳を施してやろう』

 

そして彼は自ら首を刎ね、自害した。

 

その恩賞を狙い、周囲の漢兵達が彼の遺体を巡って味方同士の殺し合いがあったそうだ。

 

その後、結局遺体は五つに分かれ、呂馬童を含む五名それぞれに領地を五等分し渡された後、劉邦は項羽を手厚く葬ったと言う。

 

こうして約五年続いた楚漢戦争は終結、劉邦は天下を統一し、前後約四百年続く漢王朝の礎を築くのである。

 

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「―――――ってのが、事の顛末だ」

 

「な〜るほど。周り全部を楚って国の歌に囲まれとったから『四面楚歌』か・・・・」

 

視線はスクリーンから離さぬまま、一刀は脳裏から自然と紡ぎ出してゆく。

 

やがて彼の最期のシーンが終わり、スタッフロール流れ、室内が暗闇に包まれる。

 

二人は立ち上がり、及川は黒幕を端から順に開け始め、一刀はプロジェクターに接続されたDVDプレイヤーからディスクをケースに仕舞おうとして、

 

 

 

「お天道さんが決めた運命、我が身を犠牲に大切なもんを守る、か・・・・なんや、かずピーみたいやんな」

 

 

 

そんな及川のふとした呟きに、ほんの一瞬、直立不動となってしまう。

 

「何て言うたらええか解らんけど・・・・カッコエエやん、羨ましいで」

 

全ての黒幕を開け切り、束ねている及川は何処か感慨深そうで、

 

「カッコよくなんて、ねえよ」

 

小さくそうとだけ呟いて、一刀はディスクをケースに仕舞い、

 

「今日もまた昼飯か?悪いが、今日は俺も金欠で―――――」

 

 

 

―――――何かあったやろ、かずピー。

 

 

 

入口に向きかけていた足を、再び止める事になる。

 

「・・・・何の事だ?別に俺は、」

 

「伊達に長い付き合いやないで。いつもと雰囲気違てる事くらい、直ぐに解る。・・・・そういう時、どういう事で悩んどるのかも、大体な」

 

両手を腰に当て、苦笑気味に振り向いて、

 

「華琳ちゃん、やったっけ?あの娘等ん事で、何か進展、あったんやろ?話してみ?」

 

その言葉に及川へと向き直り、僅かに口を開いて、

 

「・・・・別に、何でもない。大丈夫だ」

 

そう言った後、気まずそうに視線を逸らした一刀に、

 

「はぁ・・・・あんなぁ、かずピー」

 

仕方ないと言わんばかりの溜息の後、

 

「『大丈夫』言うとる時点で、『何かあった』言うとるんと同じや。それとな、」

 

 

 

―――――『大丈夫』言うんはな、『ホンマに大丈夫な時』か、『大丈夫な振りを死んでも貫き通せる時』だけにせぇ。

 

 

 

その言葉に、一刀は大きく目を見開いた。

 

 

 

「今更何を遠慮しとんねん。ワイはあの頃の、『一番ブッ飛んどったかずピー』を知っとるんやで?」

 

 

 

笑い飛ばすような、態とらしく、仰々しい仕草。

 

 

 

「ワイにまで隠さなアカン事なんか?そんなら訊かへんけど、ホンマの事言えんかったから、そないな風になってもうたんちゃうんかい」

 

 

 

『シリアスはワイには合わん』とか言っておきながら、何時だってこうやって首を突っ込んで来る。

 

 

 

「それとも何か?ワイはそんなに信用でけへんか?」

 

 

 

そういう奴だから、俺はこいつを信じられたんだ。

 

 

 

「・・・・場所を移そう。あまり、他人に聞かれたくない」

 

 

 

「ん、ええよ。どうせ今月のノルマは終わっとるんや、午後は何もする事無かったしな」

 

 

 

二人揃って部屋を出る。

 

 

 

DVDを視聴覚コーナーに戻す。

 

 

 

3階への階段を上る。

 

 

 

「・・・・丁度、良い天気だしな。テラスでいいか」

 

 

 

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そして、時は僅かに遡る。

 

 

 

 

 

それは、昨夜の事。

 

 

 

 

 

一刀の部屋で交わされた会話の内容は、次の通りである。

 

 

 

 

 

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もし、あの世界に戻る為には、華琳ちゃん達の記憶を全て抹消しなければならないとしても?

 

 

―――――・・・・どういう事だ?

 

 

そうねぇん、どう説明したものかしら?・・・・あのね、ご主人様。

 

 

―――――?

 

 

今すぐに貴方を華琳ちゃん達の世界、『あの外史』に連れていく事自体は、不可能ではないの。

 

 

―――――なっ!?だ、だったら、

 

 

でもねん、それだと意味がないの。今のままご主人様を『あの外史』に送り込んでも、また直ぐに弾き出されてしまうの。それはねん、

 

 

―――――・・・・それは?

 

 

『あの外史』が『北郷一刀』という存在を排除し、受け付けようとしていないからなのよん。

 

 

―――――外史が、受け付けない?

 

 

人間の身体って、異物が入るとそれを外に出そうとする働きがあるじゃない?風邪を引いた時に咳が出たり、鼻水が出たり、熱が出たり。要はあれと同じ事なのよん。

 

 

―――――っ!!・・・・そういう事か。

 

 

そう、本来の歴史を捻じ曲げてしまった事で、『北郷一刀』という存在は、『あの外史』から異物と見なされてしまったのよん。だから、今のご主人様をもう一度『あの外史』に送り込んだところで、前と同じようにまた弾き出されて戻されるのがオチってわけ。・・・・それに、前回はこうして元の世界に戻って来れたけれど、次も必ずここに戻って来れるとは限らないわん。それこそ今度は異次元に弾き出されて、死ぬまで延々と何もない空間を彷徨い続ける可能性だってあるのよん。

 

 

―――――じゃあ、俺は一体どうすれば、

 

 

だから、記憶を消す必要があるのよん。

 

 

―――――・・・・記憶?記憶とそれにどういう関係が?

 

 

簡単な話よん。『あの外史』が『北郷一刀』を受け付けないのなら、『北郷一刀』じゃなくなればいい。

 

 

―――――俺が、俺じゃなくなればいい?

 

 

ねぇん、ご主人様。その人をその人たらしめんとしているものって、何だと思うかしらん?

 

 

―――――っ!!

 

 

そう、それが記憶なのよん。例えば、一卵性の双子。身体や性格は凄く似ているけれど、必ず何処かに違いがあったりするじゃない?他にも、クローン技術なんか、良い例でしょう?

 

 

―――――非常に酷似するものは作り出せても、完全な複製は不可能・・・・

 

 

育つ環境、受ける教育、ありとあらゆる記憶が重なり混ざり合って初めて『人格』が形成される。記憶喪失の人間は、記憶を失う前と後では全然違う性格をしている、なんて話、聞いた事ないかしらん?

 

 

―――――・・・・つまり、記憶を消すってのは、

 

 

 

 

ええ。『華琳ちゃん達の記憶』とは言ったけれど、正確には、それは一部に過ぎない。ご主人様が消さなければならないのは『北郷一刀が生きて来た24年間全ての記憶』なのよ。

 

 

 

 

―――――・・・・・・・・。

 

 

補足しておくと、別に全ての記憶を消したからって、幼児退行してしまうような事はないわん。記憶にはいくつか種類があるんだけれど、消す必要があるのは『思い出』だけ。ご主人様が身に付けた知識や技術までが消える訳じゃないわん。

 

 

―――――それは、つまり、この世界での事も・・・・。

 

 

ええ。家族の事も、友達の事も、華琳ちゃん達の事も、全部忘れなければ、『あの外史』に『戻る』事は出来ないのよん。残酷かもしれないけれど、これしか方法はないのよん。

 

 

―――――・・・・。

 

 

だからねん、ご主人様。ご主人様が選べる選択肢は二つ。

 

 

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全てを忘れてでも、あの娘達の元に帰るか。

 

 

 

 

 

全てを覚えたまま、この世界で暮らし続けるか。

 

 

 

 

 

私も本来はこの世界にとって異物のような存在。

 

 

 

 

 

だから、私がこの世界に留まっていられる時間は、そう長くは無いわん。

 

 

 

 

 

でも、この機会を逃したら、少なくともご主人様が生きている間には、二度目は無いと思って頂戴。

 

 

 

 

 

どっちを選ぶかは、ご主人様次第だけれど、

 

 

 

 

 

どっちを選んだとしても、きっと辛い思いをするのは間違いないわん。

 

 

 

 

 

ならばせめて、後悔のないようにねん。

 

 

 

 

 

(続)

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後書きです、ハイ。

 

あまりにも長くなりそうだったんで、一端ここで区切りました。

 

この土日はレポートや文芸部の原稿もあるので、次の更新は恐らく来週中になると思います。

 

プロットは結構早く完成するんですけど、いつもどう表現しようかで迷うんですよねぇ・・・・。

 

あぁ・・・・もっと早く書けるようになりたい。

 

 

 

で、

 

 

 

一刀の迫られた選択、それがいよいよ明かされました。

 

いよいよ『蒼穹』も一つ目の分岐点に差しかかります。

 

果たして、一刀はどちらを選ぶのか。

 

なるだけ早く後篇(ひょっとすると中篇になるかもwww)をお届け出来るよう頑張ります!!

 

・・・・まぁ、アンケートを取るまでもなく、皆さんがどちらを所望するのかは解りますけどねwwww

 

 

 

ところで、

 

 

 

今回の冒頭に使用した『四面楚歌』の話、俺の解釈で書いた部分がかなり大部分を占めています。

 

このエピソードが好きな人は『もっとこうだと思うよ?』ってのがあったら是非、色々と貴方の考えをお聞かせ下さい。

 

なにぶん、昔読んだ小説の内容をぼんやりと思い出しながら、解らなくなっていた部分はネットの資料で調べながら書いた部分ですので。

 

あまり三国志自体にも詳しくはないので、これを機に『これ読んでみるといいよ』的なのも教えてくれると嬉しいです。

 

 

 

さて、

 

 

 

めっきり寒くなってきましたね。

 

北の大地はすっかり冬の気温です。作務衣、腹巻、ヒートテックの俺流三大神器が手離せません。

 

最近は作り置きのチキンカレーで色々と思考錯誤する毎日。

 

ライス、うどん、炒飯、パン、ラーメンと、バリエーションには事欠きません。飴色玉葱は最強!!

 

共用タンクがまだ空っぽなのか、部屋の石油ストーブが使えないので、筋トレやシャワーで何とか芯から暖めようと悪戦苦闘しております。

 

近所の銭湯は一回420円と少々高価なので・・・・

 

実はちょっぴり風邪をひいてしまい、ちょっと寝込んでたりもしました。

 

去年は新型インフルでぶっ倒れたし、ちゃんと予防接種に行っておかないと・・・・

 

皆さんも、健康にはくれぐれも気をつけましょう!!

 

家に帰ったら手洗い(20秒以上)、うがい(出来ればお湯)を忘れずに!!

 

それでは、次の更新でお会いしましょう!!

 

でわでわノシ

 

 

 

 

・・・・・・・・朝の布団の誘惑は何物にも代え難いと思っているのは絶対に俺だけではないハズ。

説明
投稿39作品目になります。
拙い文章ですが、少しでも楽しんでいただけだら、これ幸い。
いつもの様に、どんな些細な事でも、例え一言だけでもコメントしてくれると尚嬉しいです。
では、どうぞ。
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コメント
深緑さん、コメント有難う御座います。是非、誘ってやって下さいませww(峠崎丈二)
正に己の全てを賭してでも・・・ですね次回が待ち遠しいです! 及川が味がありすぎて一緒に酒でも飲みに行きたいな^^;(深緑)
うたまるさん、コメント有難うございます。彼の葛藤は次の話へ。是非、見届けてやってください……(峠崎丈二)
それでも、一刀ならば全てを失ってでもあの世界に行きそうです。 わくわく♪(うたまる)
きのすけさん、コメント有難うございます。導き出す答えは、果たしてどのような結末を紡ぎだすのか、お楽しみに。(峠崎丈二)
記憶なくしても華琳たちは覚えているだろうから…つらいなあ(きの)
鬼間聡さん、コメント有難うございます。へぇ、やっぱり有名なエピソードなんですね。俺は中学の図書室にあったのを借りて読んだだけだったので。一刀達の今後を、どうか見守っていただけたらと思います。(峠崎丈二)
ZEROさん、コメント有難うございます。一応、この物語の終わりは決まっています。ただ、これが全員が笑って迎えられるENDかどうかは・・・・(峠崎丈二)
高校時代の国語の教科書に漢文で「四面楚歌」は載っていました。それはともかく。完全に記憶を失って、というのはやはりつらいですね。最後にみんなが笑える話になることを祈ります。(鬼間聡)
一刀がどんな選択をしても幸せな道であってほしいですね。(ZERO&ファルサ)
TAPEtさん、コメント有難う御座います。外史は正史から外された『世界』。しかし、だからこそ少しでも正史に近づこうとしているのでは、とも思うのです。無印をプレイして、外史もまた生きているのでは、と俺は思ったんですよね。(峠崎丈二)
瓜月さん、コメント有難う御座います。果たして、彼はどちらを選ぶのか。そして、及川は何を思うのか。なるだけ早くうp出来るよう、頑張ります。世界史の教科書ですか、高校時代は暇潰しによく読んでましたけど、確かに他の出版社のは読んで無かったですね。大学の図書館にあるかなぁ・・・・?(峠崎丈二)
砂のお城さん、コメント有難う御座います。こう言ってはなんですが、辛い想いをしてもらう事になってしまいますね。そして、それは一刀や恋姫達だけでは・・・・(峠崎丈二)
ko-jiさん、コメント有難う御座います。『心の葛藤』が『蒼穹』のコンセプトの一つです。心理描写や情景描写が俺の得意分野らしいなので、それを前面に押し出して行けたらなぁ、と思います。(峠崎丈二)
↓の続き)『世界の次元を超えるのはそんなに簡単であってはならないだろう』と思ったんです。・・・・まぁ、賛否両論ありそうですけどねww(峠崎丈二)
クォーツさん、コメント有難う御座います。記憶と居場所、選べるのはどちらか一つ。『蒼穹』のプロットを書いた時、御都合主義にはしたくないなぁ、というのが考えの一つだったんですね。『年月が経ったから』『外史が一刀を必要としているから』ってのは他の作家さんも書いてますしね。(峠崎丈二)
外史、なんと酷い奴よ。お前もまた正史から逃げてきた存在にすぎないというのに、(TAPEt)
執筆お疲れ様です。当然の事ながら外史に戻るしかありません・・・と言いたいのですが、正直記憶を其れも正外通してまで忘れられて・・・と言うと、其れで良いのか・・・と思ってしまいます。出来れば、一度外史に行ったら戻れず、正史で忘れられる・・・位が・・・(つまりは魏メンバーに忘れられない) 次作期待(クォーツ)
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