黒子の想い |
上条さんを想う気持ち。
どうやら、わたくしは完全に上条さんに恋をしてしまったようですの。
ふふ……っ。人の気持ちとは本当に分からないものですね。
わたくしが殿方に恋をするなんて。
少し前までは考えられない事でしたのに。
寝ても覚めてもあなたの事を考えてしまう。
わたくしにここまでの想いをさせるなんて、ほんと罪深い人ですのね。
初めは、単なる邪魔な存在で。
わたくしの仕事の邪魔ばかりをする類人猿。
そんな評価を下していました。
ですが、その評価も日を重ねるたびに――
会って話をするたびに変わってきましたの。
気がつくと、あの人の事を考えて、
気がつくと、出会う事を楽しみにしてて、
わたくしの中の上条さんに対する想いがどんどん大きくなっていきましたの。
殿方に対して、このような感情を抱くのは初めてでして、
お姉様以外に、こんなにも人を好きになるのかと思いましたの。
恋をしました。
どうしようもなく殿方を愛してしまいました。
彼にライバルが多いのは承知していますの。
ですから――
黒子は、上条さんに告白をしようと思いますの。
ただ見ているだけでは物足りませんから。
知り合いとしてではなく、恋人として同じ時を過ごしたいのです。
勝算は薄いですが、それでもわたくしは前へと進みますの。
あなたが好きですから。
「上条さん。わたくしの――黒子の想いを受け取って下さいですの」
黒子の一世一代の告白が始まりますの。
説明 | ||
ほい。最終回に向けての閑話休題的な話です。 恐らく次回ラストです。 今回は黒子の想いを再認識する話かな。 |
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コメント | ||
次回どうなるのか!?楽しみに待っています!!(中原) | ||
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