シュチュエーションで遊んでみる。
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「我、使命を受けし者なり」

「わ、我指名を受けし者なり」

「契約のもと、その力を解き放て」

「契約のもと、その力を解き放て」

 

フェレットさんの言葉を繰り返す、くりかえす。

もう少し、もうすこし。

知らないはずの確証の中で、でも同時に理解していた。

 

間に合わない。

 

「風は空に、星は天に、そして不屈の心は」

「風は空に、星は天に、そして不屈の心は・・・きゃぁああああ!!!!」

「あっ!」

 

それ、が来た。

なんだかわからない、確かな衝撃。

化け物の放つそれが、私を襲う。

直にそれの後、もっとすごいものが来るんだと何故か判った。

理解は恐怖に。

 

私が。襲われる。

思わず"呪文"がとどまる。

目を閉じる。

こわい、こわい、こわい。

 

・・・・・・・・・・・死んじゃう!

 

 

「<楯(THE SHIELD)>!」

「え?」

 

突然。

知らない女の人の声。うぅん、私よりも年上だけれど、お姉ちゃんよりも若い、「おんなのこ」の声だ。

目を開く。

 

中学生くらいの、オンナノコの背中がそこにあった。

手にはピンクの、なんだか不思議な鳥さんみたいなデザインの杖と。

 

 

綺麗な、桜色の光。

 

 

「大丈夫?」

 

オンナノコ、お姉さんがいった。

きれいな笑顔で、私を観る。

助かった。

その事実が私の心を満たす。

助けてもらった。

その現実が私を申し訳ない気持ちにする。

 

「は、い・・・・・・」

 

頷いた声はちゃんと届いただろうか?

疑問は一瞬。笑顔が、私を肯定する。

そして、目の前の「ばけもの」を。

 

「オンナノコをいじめるなんて駄目だよ!おとなしくしなさい!」

 

そういう問題なんだろうか、と思っちゃいけない気がした。

すごく当然のコトをお姉さんは言っていて、壊すとか倒すとかじゃなくて、おとなしくしていなさい、ってまるで癇癪を起こした小さな子をしかりつけるみたい。

 

「あの、アレはジュエルシードのせいでっ・・・」

 

フェレットさんが私の肩で困ったように声を上げる。

 

「ほえ?」

 

ジュエルシード、が何かわからなかったのか。

お姉さんは戸惑ったような声を上げる。

それから少しだけ空を見て、その先になにかオレンジ色のかたまりをみつけて・・・・・・

ぬいぐるみ?

 

「ねぇケロちゃん。あれ、私じゃ封印できないかなぁ?」

「あかんな。術の系統がまるでちゃう代モンやで。

アンテナ抜きにアナログテレビでデジタルテレビみようかしとるよーなもんや」

「わたしが"あわせれば"いいんだね」

 

うん、と大きく頷いたお姉さんに、オレンンジのぬいぐるみさんも同じように頷いたようだった。

 

「まぁ、せやな」

「わかった。やってみる」

「えっ」

 

フェレットさんが驚いた声を上げる。

当たり前に「手伝ってくれる」ことを決定してるからだろうってわかる。

フェレットさんと、わたしは似ていた。

 

「そんなっ、無関係の方を巻き込むわけには」

 

・・・・・わたしの立場は?って、多分いっちゃいけないんだろうなぁ。

役にはたってないし・・・・・

 

「わたし、木之本さくら」

「え?」

「さくら、だよ」

「あ、えっと。ユーノ・スクライアです。えっと、さくら、さん。その」

 

突然の名乗り。

ヒカリと楯の向こうでは化け物が暴れてるのに、のほほん、とした挨拶は有無を言わせない、よーな迫力で、お姉さんは名前を聞いてきて、フェレットさんも名乗ります。

そしてわたしも。

 

「あのっ、わたし高町なのはです」

「うん、ユーノくん、なのはちゃん」

「はい?」

「はいっ!さくらおねーちゃん」

 

「これで、お友達だよ」

 

花の咲いたような、とは言ったものです。

さくらおねーさんはそういって、あわあわしているフェレットさん・・・・・・ユーノくんに微笑みかけます。

ぽかん、とするユーノくんに、わたしはつい、言ってしまいます。

 

「にゃはは。ユーノくんの負けだね」

「えぇええええっ」

 

「勝ち負けとかじゃないよ」

 

そんな中、さくらお姉さんは笑います。

こんな状況だというのに、力強く。

 

「絶対、大丈夫だよ」

 

まるでそれは、無敵の呪文のように、私には聞こえて。

私は思わず頷いてしまった。

 

「とにかくっ!いくよっ!

"汝の あるべき姿に戻れ。 クロ"・・・じゃなかった。"ジュエルシード"!!」

 

その名の通り、桜色のヒカリと、それから。

ぽとり、と堕ちる、蒼いヒカリ。

 

「えっと、これどうすればいいかな?」

 

首をかしげて「それ」を指差すさくらおねえちゃんに、はたと我に返ったフェレットさんが私をみる。

 

「え?」

「封印を。それはこちらの魔法形体でなければ」

「あ、えっと」

「レイジングハートを起動させて下さい。先ほどの呪文を、もう一度」

「えぇええ、えっと。レイジングハート、"起きて"」

<yes,master mornig>

「にゃはは。まだ夜なんだけどね。

ええと、封印ってのをすればいいんだよね?

 レイジングハート。お願いね」

<all right.sealing mode.set up.stand by ready.>

「リリカルマジカル。ジュエルシード、シリアル21。封印!」

「sealing.receipt number XXI.」

 

私からも、さくらおねえちゃんと似てるけど、少し違う、もうちょっと濃い目?のヒカリが溢れ、蒼を飲み込む。

そこには、とんでも状態の裏路地が広がるばかりで・・・・・・

 

「えーと・・・・・・これでいいのかな?」

「すごい」

「え?」

「起動コード抜きでレイジングハートが従った上に・・・・・・、呪文まで」

「へ?あ、そういえば私、なんでりりかるまじかる、なんていったんだろう?」

 

首をひねっていた私に、ちょんちょん、と肩を叩く手。

振り返った先にはさくらおねえちゃん。ただ。

 

「気になってるところ、ごめんね」

「にゃ?」

 

ぽやぽやしている間に、聞こえてくるのは、どう聞いてもこの状況では愉しいものとは思えず・・・・・

 

「ここじゃ、ゆっくりお話できないから、移動しようか」

「はいっ」

 

 

 

・・・・・・・・・

単に無印EDを意識した構成をしたかっただけ

よりによっての「さくら参戦」話

 

フェイト班涙目確実。

説明
魔砲少女VSカードキャプターその2.別バージョン。
疲れて・・・・・・たんだ・・・
なんとか"敵(原稿)"はかた、づけ・・・・
俺、仕事から帰ったらデペ種のつづきやるんだ・・・

えーと。本編に関してはねぇよwwwですがキニシナイ。
仕事いく直前までなにやってんだろねぇ、おりゃぁ。
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コメント
みっちさま>すっかり来てなくて申し訳ありませんでした。なにせ「最強の魔法使いさん」ですから(笑(ほうとう。)
リリカルメンバー涙目・・・。まあ、なんだかんだいって、仲良くなりそう。(みっち)
さくら怪獣じゃないもん!なので大丈夫です。理屈じゃないんです。無敵の呪文を持つ、最強の魔法使いですから。えぇ。(ほうとう。)
さすがさくらさん、絶対大丈夫の一言と共にカタをつける・・・なぜでしょう?某同人魔法少女系格ゲのせいで殴り倒すイメージしかw(よーぜふ)
キャプター本領発揮(笑)です。リリ班の仕事、なんだろう?とちょっと追記して余計むなskry(ほうとう。)
さくらって、絶対大丈夫で全部乗り越えちゃいますもんねぇw というか、さくらが出たらりりかるメンバー空気になる気がww(韻)
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