雪蓮視点

信じられないことが起きたわ････袁術ちゃんが一刀に下ったことよりももっと信じられないことが･･･

蓮華が振り上げた剣はそのまま袁術ちゃんに刺さると思っていた････けど････

袁術ちゃんと蓮華の間に何者かが割ってはいった････

明命のような･･･いいえ･･･アレは何者なの･･･

蓮華から袁術ちゃんを守るように瞬時に移動したあの人たちは一体････

蓮華「なっ！？」

『･･･剣を収めください』

蓮華「何者だ！お前たちは！？」

『･･･剣を収めください』

一刀「希･･･もういいよ」

希「はっ！」

希と呼ばれた少女は一刀の命を受け･･･後ろに下がった

美羽「主様〜」

一刀「よしよし･･･もう大丈夫だよ」

雪蓮「ねぇ･･･今のは･･･？」

一刀「暗部の皆だよ･･･数人だけど美羽の護衛につけてある･･･彼女たちには美羽に危害が及ばないことを言いつけてあるから･･･次も安全ってことは保障できないよ」

雪蓮「そ･･･わかったわ･･･蓮華、わかったわね？」

蓮華「･･･はい」

一刀「それと美羽」

美羽「なんじゃ？主様」

一刀「美羽には袁家を捨ててもらうけど･･･いい？」

美羽「わかったのじゃ･･･」

雪蓮「袁家を捨てるって･･･どうゆうこと？」

一刀「そのままの意味だよ、雪蓮。美羽が袁家だからその威光を目当てに人が集まる･･･でもそれじゃぁだめなんだ。だから袁家を捨てる、そしてただの美羽になってもらう･･･」

冥琳「なるほどな･･･袁家が収めるのではなく･･･我らが納める････信頼をされてると思っても？」

一刀「うん、いいよ･･･美羽が収めていた各町には既に知らせてあるから･･･後は頼むね」

冥琳「心得た･･･」

明命・思春「「一刀（様）私の隊に･･･」」

一刀「あはは、そんなにあせらなくてもいいよ･･･冥琳、中庭にいるから･･･後頼んでも･･･」

冥琳「うむ、わかった、祭殿、手伝ってください」

祭「うむ、わかった」

穏「あ、私も手伝います〜」

亞莎「私も･･･！」

一刀「それじゃぁ･･･明命「はい！」思春「何だ？」美羽「はいなのじゃ」希「はい！」」

一刀「中庭に行こうか」

『はい！（わかった）』

蓮華「わ･･･私は･･･」

雪蓮「蓮華は一刀のところに行きなさい」

蓮華「え？」

雪蓮「これは命令よ･･･いいわね？」

蓮華「はい」

中庭

明命「そっそれでここはどうなっているのですか？」

希「そこはですね･･･」

思春「軽いな」

希「それはそうですよ･･･」

一刀「ふぁぁぁぁ」

美羽「主様、眠いのかや？」

一刀「すこしね･･･」

美羽「その･･･わらわの膝でよかったら･･･」

一刀「借りるよ」

美羽「は･･･はいなのじゃ」

『ゴロン』

蓮華「中庭にいるとはいっていたが･･･どこにいるんだ？」

蓮華「･･･あれは袁術！」

蓮華「先ほどは邪魔が入ったが･･･今度こそ･･･って」

美羽「スゥ〜･･･スゥ〜･･･」

一刀「ｚｚｚ」

明命「もふもふです〜････ｚｚｚ」

思春「蓮華様････ダメ･･･ですよ」

蓮華「こんなところでねて･･･風邪引いてもしらないんだから」

希「そのために私たちが居ますから」

蓮華「･･･そうね、それじゃぁ･･･頼むわね」

希「はい」

蓮華「･･･彼が起きたら･･･伝えて･･･私の真名は･･･蓮華って」

希「わかりました」

蓮華「それじゃぁね」