FE烈火の剣 やり直したいあの過去 序章その1
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 この話はファイアーエムブレム烈火の剣の2次創作小説です。

 

 

 

 その上、設定がかなり崩壊します。

 

 

 それでも良い方はどうぞ。

 

 

 

 

 

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 目覚めると、そこはサカの民が使用するゲルらしき天井が見えた。 

 

 「・・・気がついた?」

 

 知らない女の声。

 

 「ここはどこだ?・・・お前は・・・誰だ?」

 

 「私の名はリン。ロルカ族の娘。そしてここは私の家よ」

 

 若い娘、髪は緑色だな。そしてここはやはりサカか。女の名はリンか・・・。

 

 

 

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・・・・・・・・・リン?

 

 

 

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 「もしや、お前の名は『リンディス』というのか!?」

 

 「!? 何故、私の名前を知ってるの!?」

 

 女は驚き、わしはここが過去である事を再認識させられる。

 

 何故知っているのか。それはわしがまだ父に認められたがっている頃、黒い牙の暗殺者に殺され

 

そうになった所をこの女とその仲間。ヘクトルとエリウッドと言ったもの達に助けられた。だが、

 

わしの軍でヘクトルは後に殺したのだが。

 

 「リキア領主の娘にそんな名前の者がいると聞いた。ゆえに知っている」

 

 間違ってはいない。あの殺されそうになったあの事件以降、あの者達の足跡含め様々な事を探っ

 

た。ゆえにこの後、街でその名を捜すリキアの騎士が居るという事も知っている。

 

 「リキア領主の娘・・・?だけど私はそんな人じゃないわよ?」

 

 「ならばお前は同名の他人なのだろう。・・・それより、わしが持っていた武器は?」

 

 聞くと、とても重くてゲルの外に転がしてるらしい。

 

 ・・・当たり前だ。あれはベルンの、ハルトムートの血を持った者でなければ持つ事すら難し

 

い。現に我が3竜将の筆頭、マードックにすら持ち上げられなかったのだから。

 

 「それで貴方の名前は?」

 

 「む、そうであったなわしの名はゼフィールだ」

 

 「へえ、不思議な響きの名前ね。若いのにそんな大仰な話方も不思議」

 

 ・・・若い?どういうことだ?

 

 「わしの顔が若いだと?」

 

 「ええ、若いわよ?ほら」

 

 鏡を見せられる。顔を触る。たしかに若い。顔まであの頃に戻った、というところか。

 

 「! ・・・外が騒がしい。ちょっと見てくるから貴方はそこに居て!」

 

 言うとリンはすぐさまゲルの外へ剣を持ち、飛び出してゆく。

 

 ―――起き上がると胸の傷が横一筋の線になっているだけでなんの障害も無い。いつも着ていた鎧

 

がないのは少しばかり不安だが、わしも外に出る。見ればすぐ近くに布にくるまれた『神将器エッ

 

ケザックス』が無造作に置かれている。それを持ち、先に外に出ているリンの方へ向かう。

 

 「大変! ベルンの山賊共が山から降りて来たわ!!又、近くの村を襲う気ね・・・?そうはさ

 

せない・・・!」

 

 成程、話に聞く通りこの女はとても強い正義感を持っているようだ。しかし遠くに見える山賊は

 

5人。対するリンはさほど強くも無いようだ。普通に戦っては2〜3人には勝ててもその他の山賊に

 

やられてしまうだけだろう。・・・しかしここでこの女を見殺しにしては後の事が面倒だ。

 

 「リン。お前一人だけではあの山賊には勝てぬぞ。わしも出よう」

 

 「え!?一緒に来るって言っても・・・。貴方戦えるの?」

 

 深く頷く。

 

 「わしは軍師の修行もしてるのでな。リン」

 

 「なにかしら?」

 

 「わしの指示に従え。そうすればほぼ無傷で勝たせてやろう」

 

 あからさまに不安な顔をするが、山賊はもうすぐ来る。リンは不安でもやるしかないと考えたの

 

か、すぐにやると答えた

 

 

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 「よし、ならばリン、合図した後お前はまっすぐ走ってあの鉢巻を巻いた男に一回斬りつけた

 

後、全速力でこちらに逃げてこい。その間にわしは罠をしかけておこう」

 

 ますます不安げな顔をしたがすぐに合図をすると、そのまままっすぐ走ってゆく。すぐに

 

こちらへ怒りに燃える山賊達を引き連れリンが走ってくる。

 

 「フン」

 

 エッケザックスに力を込め地面に刺し、リンの後ろの山賊達に照準を定め、放つ。

 

 『エルファイアー』

 

 その瞬間、山賊達が踏んだ地面から火柱が上がる。後に残るのは、盗賊4人の黒焦げ死体のみ

 

 ・・・4人だと?

 

 「リン、お前が斬った山賊は?」

 

 「私が斬った山賊ならあそこでのびてるわよ?」

 

 リンが指差した方向には一人の山賊が確かにのびている。

 

 「リン、お前は先に戻っていろ。あとはわしが処理しよう。いいな?」

 

  有無を言わせぬ声で話し、リンがゲルに戻った事を確認すると倒れた山賊の方に向かう。

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 「起きろ」

 

 蹴ると、うめき声を上げつつ起き上がる。

 

 「うう・・・てめぇ。このバッタ様になにしやが「?(殺気大放出)」…スイマセンナンデモアリマセン」

 

 「お前に二つ選択肢をやろう。ここで死ぬか,それともわしの手駒となり生きるか・・・だ」

 

 「拒否権は?」

 

 「お前にそんな事ができるとでも?」

 

 睨みつける。すると山賊はガクガクと首を縦に振る。

 

 そして裏切り防止にこの男の心臓にエルファイアーの魔力を入れ、裏切った時魔法が作動するという

 

 事を話す。

 

 「お前はこれから街へ行き、そこの酒場でもいい。「この街の近くのサカの民にリンディスが居た」

 

と少しだけ言い降らせ。又、仕事が出来たら呼ぶ。それまで悪事はぜず、素直に働いておれ。良い

 

な?」

 

 そう伝え、その山賊を走らせた。

 

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ハイ、ここで終わりです。

 

序章の最後は1章に組み込むということで・・・。

 

スイマセン。そのまま書いてたら途中でタブが閉じた・・・orz

 

全力で書きなおしましたがここでワタシチカラツキルーーーーーーー。

説明
この話はチマチマ続ける!
とか言いつつ、投稿。
まあ、見てくれる方が居れば感謝
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タグ
男軍師 ゼフィール FE烈火の剣 FE封印の剣 リン ファイアーエムブレム 

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