真説・恋姫演義 〜北朝伝〜 序章・第三幕 『運命奉戴』
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 「……遅いな、二人とも」

 

 その街を囲む城壁の上から、はるか東のほうを見やる、一人の女性。

 

 見事なまでの、その真紅の髪。全身を覆うその黒い鎧が、その鮮やかさをさらに、引き立てる。背に背負う六尺(約180cm)の大斧が、夕日を浴びて鈍い輝きを放つ。

 

 その女性は、姓を徐、名を晃、字を公明といった。

 

 ここ、冀州は?郡にて、その太守である韓馥に仕える三将のうちの一人である。

 

 「……ん?やっと帰ってきたな。まったく、いったい何をしていたのやら」

 

 彼女の視界に、武装した兵の一団が入ってきた。その先頭に翻る旗は、『徐』と『姜』の二つ。?郡の東、平原の街に現れた賊徒討伐に向かっていた、徐晃の同僚である、徐庶と姜維の旗だった。

 

 「……はて?なにか、先頭にいる人間が一人多いような?賊の降将でも連れてきたのか?……にしてはずいぶん楽しそうだし、輝里と由が両脇に控えているとは。……どういうことだ?」

 

 青年と思しきその人物を挟み、徐庶と姜維が満面の笑みで、その青年と語り合っているのが、遠目からでも、徐晃には見て取れた。

 

 「……とりあえず、太守の耳には入れないほうがよさそうだな」

 

 それは直感だった。

 

 自分の上司である男は、とにかく虚栄心の強い男であることを、彼女はいやというほど知っていた。もし、自分の立場を脅かすようなものが現れれば、どんな手段を持ってでも、消しにかかるということを。

 

 「あの二人の様子からすれば、なかなかの人物であろうことは明白。ならば、あたし達の”計画”に最適の人物ということ。……よし」

 

 きびすを返し、城壁から降りるべく、歩み始める徐晃。その顔に、不敵な笑みを浮かべて。

 

 

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 ここから、時は少し遡る。

 

 「天の御遣い?俺が?」

 

 「はい」

 

 一刀の目の前には、二人の少女が揃って跪いていた。自分たちを、徐庶元直、姜維伯約と名乗ったその二人は、あっけにとられる一刀に対して礼をとり、こう言ったのである。

 

 『天の御遣いさま、何卒われらに、お力添えのほどを』

 

 と。

 

 (徐庶に姜維って言えば、三国志でも超有名な人物じゃないか。それが、こんな可愛い女の子だなんて……。何がどうなってんだか)

 

 

 三国志―――。

 

 

 三〜四世紀頃の中国を舞台とした、れっきとした史実の出来事であり、一刀も小説や映画はもちろんのこと、原典にすら目を通したこともあるほどの、超有名な物語―――いや、歴史である。

 

 (徐庶は確か、新野時代の劉備に仕えた人だろ。で、姜維はたしか、諸葛孔明の弟子みたいな人だったっけ。……それが何で、ここで一緒にいるわけ?)

 

 そんな二人が見目麗しい美少女で、しかも自分に対して、跪いているという状況に、一刀の頭はパニックを起こしかけた。

 

 だが、そこは頭の回転の速い一刀である。”ここ”が、自分の想像した、ただの過去世界ではなく、別の”平行世界”だということを、すぐに理解した。

 

 「……天より、流星ととも御遣いが降りくる。その者、白き光をまとい、大陸に安寧をもたらさん」

 

 「そんな噂が、今大陸中に広がっとんのや。で、たまたま輝里がそれらしいんを見つけたんで、ウチらはその流星を追った。ほしたら」

 

 「……そこに、俺がいた、と」

 

 こくり、と。一刀の言葉ににうなずく二人。

 

 「……正直、今の朝廷は腐りきっとる。上が駄目になれば、下も駄目になるんが道理や。現に、うちらの上司であるアイツは……下衆や」

 

 ギリ、と

 

 そんな音が聞こえてきそうなほど、強くその拳を握りしめ、姜維がそう吐き捨てる。

 

 「由の言うとおりです。アイツは自己の保身しか考えておらず、民を平然と雑草呼ばわりする、愚物、です」

 

 「せやから、ウチらは何とかしてアイツを「ちょっと待った」……へ?」

 

 姜維の言を、突然一刀が遮る。

 

 

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 「……太守、っていうからにはさ、当然、朝廷から正式に任命されて、その地位にいるんだよな?で、そいつをどうにかするってことは、ようは反乱を起こすってことになる。……で、その後は?」

 

 「その後……ですか?」

 

 「そ。……反乱者には、朝廷から討伐軍が送り込まれるかもしれないだろ?君らはそのときどうする?民のために、朝廷すらも、敵に回して戦う覚悟はあるのかい?」

 

 『そ、それは……』

 

 浅はか、とまでは言わないが、思慮が足りなかった、と言われてしまえば、仕方のないことだった。彼女たちは、現状を何とかすることだけに集中し、その先のことは一切考えていなかったからだ。

 

 (徐庶ともあろう人が、その可能性を考えていなかった、か。それだけ、その太守とやらの行いが非道なもの、ってことなんだろうけど)

 

 一刀がそう思考している間も、徐庶と姜維は、彼に対して返答を返せずにいた。そして、しばらくたって後。

 

 「……それが必要であるならば、私たちは、この場にてその”覚悟”をいたします」

 

 「せや。たとえ相手が誰であろうと、民を苦しめる外道は許しはせえへん。それでも必要やっちゅうんなら、漢朝だって、滅ぼしたるわ!!」

 

 キッ、と。

 

 その瞳を一刀に向ける徐庶と姜維。迷いを、完全に振り切った、真っ直ぐなその瞳を。

 

 「……そか。わかった。俺が、どれほど役に立つかはわからないけど、それでもよければ」

 

 す、と。二人にその手を差し伸べる一刀。……にっこりと、笑顔で。

 

 『///……ありがとう、ございます』

 

 その笑顔で、二人は顔を真っ赤に染め上げつつ、一刀の手をり、ゆっくりと立ち上がる。

 

 「なれば御遣い様、私たちのことは、今後は是非に、真名にてお呼びください」

 

 「せやな。ウチの真名は”由”。この真名、あんさんに預けるで」

 

 「私は”輝里”にございます。どうか、お受け取りのほどを」

 

 「……いや、それはいいんだけどさ。……そもそも真名って、……何?」

 

 『あ』

 

 真名―――。

 

 それは、親兄弟以外は、ごく近しい者以外は呼んではならない、その者の本質を示す、聖なる名。たとえ知っていても、本人の許しなく呼べば、その瞬間に首が胴からおさらばしても、文句の言えない大事なもの。

 

 ようやく真名についての説明を受けた一刀は、二人の真名を喜んで受け取った。ただ、自分には真名が無いから、一刀、と。今後は呼んでほしいと、二人に伝えた。

 

 「ま、俺の場合、一刀が真名に相当すると思うしね」

 

 そう、笑顔で付け加えて。

 

 

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 時と場面は、再び?に戻る。

 

 帰還した徐庶と姜維の二人を出迎えた徐晃は、二人が伴っている青年を連れて、街の飯店に行って待っているように伝えた。太守は自分が適当にあしらっておくから、と。そう言って。

 

 そして、二人の代わりに報告を済ませ、兵たちを解散させてから、彼女もその飯店へと、その足を向けた。

 

 「おー!ねえさん、こっちや、こっち!」

 

 店内に入った徐晃に気づいた姜維が、元気よく手を振って彼女を呼ぶ。それに徐晃も手を上げて応えつつ、彼女たちの座る席へと近づいていく。

 

 閑散とした店内の壁際の席で、三人は食事をしながら、朗らかに談笑をしていた。よく聞けば、青年が徐庶と姜維の二人を、その真名でもって呼んでいることに、徐晃は気がついた。

 

 (見た目はその辺にいる男たちと、さほど違いは見受けられん。だが、あの二人が真名を預けたのであれば、それなりの人物であることは伺える、か)

 

 そんな風に一刀を観察しながら、徐晃が三人の下へと近づく。すると、一刀が席から立ち上がり、彼女に対して拱手をして見せた。その、優しい笑顔をむけて。

 

 「はじめまして。北郷一刀です。北郷が姓で、一刀が名です。字はありません」

 

 「あ、ああ。……私は、徐晃。字は公明だ。よろしく、頼む」

 

 徐晃もまた、一刀に対して拱手して返す。その頬を、ほんのりと紅く染めて。

 

 (……なあ、輝里。カズの笑顔、やっぱすごい効果やな)

 

 (そうね。あの、ねえさんですら、だもんね)

 

 と、そんな徐晃をみた徐庶と姜維が、ひそひそと、当人には聞こえないように、会話を交わす。

 

 徐晃は、その男のような気風のよさから、兵や民たちからは”姉御”、もしくは”あねさん”と呼ばれているほどの、男勝りとして有名である。その徐晃ですら、一刀の笑顔で頬を赤らめたのである。二人の反応も、当然といえば当然であった。

 

 一方、一刀のほうはというと。

 

 (……徐晃、か。史実では魏の、曹操の下で活躍した武将のはずだけど。……ま、やっぱり女性だったのはこの際置いといて。やっぱこの世界は、一種のパラレルワールドって感じなんだな)

 

 と。改めてこの世界のことを、その頭に認識させていた。

 

 

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 「さて、と。輝里、由。お前たちが真名を預けているということは、この北郷どのは十分に、信用できる人物なんだろう」

 

 卓につき、話を始める四人。相変わらず閑散とした店内では、店員たちが暇そうにしており、一刀たちには一切興味を示していなかった。

 

 密談を行うには、最適な状況といえた。

 

 「そうよ、蒔ねえさん。一刀さんも協力を約してくれたわ。……といっても、まだ”計画”の詳細までは話していないけど。けどかず」

 

 「ちょっと待ちな、輝里。……あたしはまだ、彼を信用するとは、一言も言っていないよ」

 

 「へ?」

 

 厳しい顔つきで、はっきりとそういった徐晃を、徐庶と姜維が呆気にとられた表情で見やる。

 

 「あんたたちは小難しい理屈で納得したかもしれないけど、あたしは馬鹿だからね。……コイツを交えなきゃ、そうおいそれとは、誰かを認めたりはしない」

 

 と言いながら、背中の斧をポン、と叩く。

 

 「……つまり、俺に貴女と一戦交えろ、と?」

 

 「そういうことさ。なに、心配は要らないよ。十分手加減はしてやるからね」

 

 「……それはどうも」

 

 少しだけムッとした表情に、一刀がなったことには気づかず、徐晃は話を進める。

 

 「後は場所だけど、いい所が一箇所だけある。アイツも決して近づかないところがね」

 

 「……”あそこ”、ですか」

 

 「そ。……それじゃ、早速行くとしようか」

 

 に、と。

 

 唇の端を吊り上げ、白い歯をこぼす徐晃に、一刀は、はあ〜、と溜息をつき、徐庶と姜維はやれやれといった感じで、肩をすくめるのであった。

 

 

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 「……で。なんですか?ここは」

 

 「見ての通りの闘技場さ。もっとも、使われなくなって随分になるけどね」

 

 飯店を出た後、一刀は徐晃らに連れられて、”ここ”にやってきた。ゆっくりとあたりを見渡す。広さ的には、百メートル四方、といったところだろうか。楕円形のそこは、高い石壁で囲まれており、その壁には、ところどころに黒いシミが付着している。そこかしこに雑草が生え、壁一面を覆っている所を見ると、徐晃の言うとおり、かなりの期間、人の手が入っていないと思われた。

 

 「……ま、この場所のことは、後で説明するとして、だ。輝里と由の話じゃ、結構な武才の持ち主らしいじゃないか。得物は、その腰のものかい?」

 

 「ええ。”日本刀”っていいます。俺の国では、最も一般的な武器です」

 

 と言っても、それも百年以上前までの話ですが、と。一刀はそう付け加えて、腰の二刀に手を副える。

 

 「ふーん。見たところ、随分ほそっこい刀身をしているけど、大丈夫なのかい?」

 

 「そこはご心配なく。……じゃ、いつでもどうぞ」

 

 力を抜き、両腕をだらりとさせる一刀。その姿を見た徐晃は、

 

 「……おふざけかい?まさか、それが構えとか、言うんじゃないだろうね?」

 

 と、一刀をにらみつけて、少々怒気を含んだ声を投げかける。

 

 「もちろん、ふざけてなんかいませんよ。……じゃ、こっちから行きますね。斧、構えたほうがいいですよ?」

 

 「何?(バチィ!!)グッ!!」

 

 『!!』

 

 一刀と徐晃の間の距離は、およそ十メートルも離れていただろうか。だが、一刀の台詞が終わるやいなや、徐晃の左肩に衝撃が走り、その鎧の肩当が吹き飛んだ。

 

 「くっ!!」

 

 ズザッ、と。左肩をおさえつつ、軽くバックステップをして、再び一刀との距離をとる徐晃。その額に、わずかばかりの、汗をかいて。

 

 (……いま、いったい何をした?……遠当て?いや、”気”を放った感覚は無かった。ならば、超高速での踏み込みか?……だとすれば、なんという速度か)

 

 「……どうやら、ふざけていたのはあたしのようだったね。なら、ここからは、全力全開でかからせてもらうよ!!」

 

 その大斧を構え、気を高め始める徐晃。だが、

 

 「……だから、遅いんですってば」

 

 「何?ガハッ!!」

 

 彼女の”正面”で、そうつぶやいた一刀の拳を腹に受け、徐晃は強い衝撃とともに、壁際にまで吹き飛ばされた。

 

 「……なあ、輝里。今のカズの動き、……見えた?」

 

 「……見えるわけ、無いでしょうが」

 

 「ドンだけ強いねん、カズのやつ。あのねえさんが、まるで子供みたいやんか」

 

 紅い鬼。冀州においてそう称されるあの徐晃が、一刀を相手に一合も武器を交わすことすらさせてもらえず、いいように弄ばれているのである。

 

 「まともに打ち合ったら、さすがに怪我ぐらいでは済まないでしょうね。けどスピード……速さではこちらがはるかに上みたいですから、そこを活かさせてもらいます」

 

 言い終わると同時に、壁を背に立ち上がったばかりの徐晃のすぐ正面に、一刀がその姿を現す。

 

 「ッッッ!!こんのおーーーッ!!」

 

 ぶおんっ!!

 

 その一刀に、大斧を思い切り、超高速で振るう徐晃。だが、一刀はそれすらも難なくかわし、

 

 「ふっ!」

 

 「くあっ!」

 

 鞭のようにしならせたその脚を、徐晃の背中に思い切り叩きつけ、彼女を闘技場の真ん中にまで弾き飛ばした。

 

 

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 「う、く、くそ」

 

 「……どうします?まだ、続けますか?……それこそ、かつてここで闘った、いや、闘わされた、多くの人たちのように、その命が消えるまで」

 

 『!!』

 

 起き上がろうとする徐晃の側に立った一刀が言い放ったその言葉に、徐晃たちはドキリとして、その視線を彼に集中する。その形相は、怒り。そして、その瞳の奥に悲しみを、徐晃は見た。

 

 「……気づいて、いたのか」

 

 「……あの壁のシミ。あれは、血の跡、でしょう?」

 

 「……そうだ。かつて、この地で行われていた、忌まわしい過去。闇の歴史。その、痕跡、だ」

 

 地に四つんばいになったまま、その拳を握り締め続ける徐晃。そこに、徐庶と姜維の二人が歩み寄ってくる。

 

 「……例え”それ”が、私たちがここにやってくる前の出来事だったとしても、知らなかったでは済まされはしません。いえ、むしろ”知らなかった事”が、私たちの、”罪”、です」

 

 「……ウチらの”計画”。そんなんが贖罪になるとは、ウチらもおもっちゃおらへん。けど、アイツをなんとかせんことには、何にも始まらへんねや。そのためにも、ウチらにはどうしても、必要なモンがあった」

 

 「そう。たとえどんな悪党であれ、朝廷から任官されてきたアイツを引き摺り下ろす為には、絶対的な大義名分が必要だ」

 

 二人の肩を借り、徐晃が立ち上がる。

 

 「……それが、俺の”役割”なんですね?天の御遣いとして、貴女たちの”旗”になる事」

 

 「……身勝手だとは思う。貴殿にそんな義理が無いことも、重々承知の上だ。だが」

 

 ざ、と。その場に跪く徐晃たち。

 

 「貴方のその瞳の奥に宿った、会った事も無い過去の”被害者たち”への、その悲しみの色。それこそが、貴方の”本質”の全てを表している。それが故に」

 

 徐晃、徐庶、そして姜維の三人が、それぞれの武器を地に突き立て、

 

 「あたしたちは、今日この時より、貴殿を新たな主と仰ぎ、永久の忠誠を誓う」

 

 「わが身全てを剣とし」

 

 「わが身全てを鎧とし」

 

 「例えこの身が滅ぼうとも、わが魂は、わが真名とともに、貴方様のお側に。あたしの真名は”蒔(まき)”。この真名、ぜひともお受け取りのほどを。そして」

 

 『数多の民のため、そのお力、存分に振るわれんことを、ここに願います』

 

 拱手し、恭しく頭を下げ、そう懇願した。

 

 「……残念だけど、誰かの主君だなんて、そんな器じゃないよ、俺は」

 

 「……!!」

 

 

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 「だからさ、”主君”、じゃなくて、”仲間”に、”家族”にしてもらえないかな?一緒に、”罪”を背負える仲間に。……ね?”蒔さん”」

 

 『!!』

 

 思わず顔を上げ、一刀を仰ぎ見る三人。そこにあったのは、とても優しい、春の木漏れ日のような笑顔であった。

 

 

 

 そして。

 

 

 

 四人は再び飯店へと戻り、”計画”の詳細な詰めを話し合った。

 

 

 決行は、三日後。

 

 

 城に、”ある人物”が来訪し、開かれることになっている宴席。

 

 

 そこで、太守と、その側近たちを断罪し、”その人物”に、自分たちの大儀を示す。

 

 

 新たなる、始まりのために。

 

    

                                    〜続く〜

 

 

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 「輝里と!」

 

 「由の!」

 

 『あ・と・が・き、コー、ナー!!』

 

 

 「といった感じで、北朝伝三回目です」

 

 「今回は徐晃公明こと、蒔姉さんの登場やったね」

 

 「はい。これで、最初の面子はとりあえず出揃いました。とりあえず、黄巾編までは、この面子で進むそうです」

 

 「天和たちをどうするか、結局決まったんかな?」

 

 「まだみたいです。いまは次の回で手一杯だってさ」

 

 「・・・・・・あいかわらずやねー」

 

 

 「といった感じで、次回予告です」

 

 「ついに決行される、ウチらの”計画”!」

 

 「そして、そこで展開される、顛末やいかに?!」

 

 「?の街に訪れるその人物とは?はたして?!」

 

 

 「次回、真説・恋姫演義 〜北朝伝〜 序章四幕」

 

 「『運命交錯』に、ご期待ください」

 

 

 「各種ツッコミ、コメント。たくさんお待ちしてますね〜」

 

 「ほなら!」

 

 

 『再見〜!!』

 

説明
さて、序章第三幕ですが、

前回の予告と副題を変更したこと、

まずはお詫びします。

こっちのほうが内容にあっていたので。

では今回も、駄文ワールドにれっつらゴー!

追伸:ヒトヤ犬さまのご意見を元に、一文を追加しました。
ヒトヤ犬さま、貴重なご意見をありがとうございました。
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コメント
ありえない歴史、もしくはありえたかもしれない歴史の事を『外史』というらしいです。もし史実に近しいものがみたいなら三国志演技でも見ればいいんじゃないですかねw(Alice.Magic)
テカ一緒やったら二次創作ちゃうし(taiki)
二次創作に「史実と違う」と文句をつける輩の気が知れん(斑鳩弍號)
いちゃもんしかつけないやつは無視でおk(カナリア)
?郡に韓馥ってところは史実どおりなのに徐晃たちがその下にいるのが都合のいいように自分勝手に弄繰り回しているという印象が拭えません。そこは一刀の行動によって集まるとかしてほしかった。それに、韓馥の部下なら張?と沮授でしょう史実的に考えて。一刀そのものの言動とそうでない言動がちぐはぐでキャラがぶれてます。やっぱ無理かな……(PON)
mokiti1976−2010さま、そこらあたりもコミで、次回お楽しみに、です^^。(狭乃 狼)
hokuhinさま、速さもまた、その一端に過ぎません。恋とやり合うのは、まあ、もっと後ですがねw(狭乃 狼)
よーぜふさま、それはもう、某狩りゲーの如くww(狭乃 狼)
シンさま、ここでは本編キャラは脇役です。それでも良ければ、今後ともよろしくですw(狭乃 狼)
はりまえさま、さて?誰でしょうね〜?くすくす^^。(狭乃 狼)
紫電さま、解答ありがとうございましたww大丈夫、僕もしょっちゅうやることです(オイ(狭乃 狼)
まずは武の片鱗を見せたというところでしょうか。次回城を訪れる人物の前でまた違う才の片鱗が見れるのでしょうか?(mokiti1976-2010)
一刀は速さで勝負する武なのか・・・恋と戦うのが今から楽しみだな。次回の計画の内容と訪れる人物が誰なのか楽しみにしてます。(hokuhin)
そうやってまた獲もn・・・もといいろいろと増やしていくんですねw(よーぜふ)
太史慈、凌統、司馬懿、曹仁…、恋姫本編に出ていない人物がたくさんいるなぁ〜(シン)
誰がくんだろうまた新キャラかな?(黄昏☆ハリマエ)
紫電さま、種馬三拍子、そろってますよーwwで、「自分物が城来る」・・・なんですか?これ?(狭乃 狼)
ヒトヤ犬どの、蒔さんは強かったから、信用したわけじゃないですよ。闘技場で過去に行われた事。それに対する一刀の瞳に宿っていた想い。それが、蒔さんに一刀を信用させることになった、最大の理由です。・・・そこら辺も書くべきでしたね。(狭乃 狼)
強かったから信用したという理由の方が俺は信用できないですけどね、最初に会った二人の信用の仕方が正しいような・・・(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
砂のお城さま、徐こたんて・・・ww可愛いじゃないですか^^。で、武器はまあ、華雄の戦斧をイメージしていただければw(狭乃 狼)
namenekoさま、光速の種馬と呼んでください(オイww(狭乃 狼)
一刀の動き早すぎだろ(VVV計画の被験者)
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