真・恋姫無双 〜美麗縦横、新説演義〜 第三章 蒼天崩落 第十一話 決別の雨 |
―――初めから、全て分かっていた筈だった。
光を浴び、民衆が慕い、崇め奉るのは『彼』の役目だと。
闇を負い、影を纏い、穢れ役を受けるのが『僕』の役目だと。
そこに何の疑いもなかった。
在る筈がなかった。
―――だが、いつからかそれは分からなくなった。
国を蝕む害悪など、世に腐る程ある。
例え万の律を以て統率しようとしても、かいくぐる輩は必ず現れる。
一刀の望んだ世界を、華琳様の願った理想を穢す輩が、壊そうとする輩が跋扈し、やがてこの国を喰らう。
それが、どうしても許せなかった。
―――僕は、どうすればよかった?
『彼』の願いを守り続ければよかったのか。
誰も泣かずに済む、傷つかずに片付く世界を、そのあまりにも崇高で、あまりにも夢物語的な理想を、律儀に守り続ければよかったのだろうか。
―――それとも。
『僕』の役目を果たせばよかったのか。
闇に葬り、影に屠り、永遠に穢れを知らぬ『表』の天下を守り続けて、その裏で如何に夥しい血を流す事になろうとも、一番最初の役目を全うすればよかったのだろうか。
―――それを、例え『彼』が望まないのだとしても。
『彼』が否定した『僕』の役目を、彼を欺いてでも続けていればよかったのだろうか。
そうすれば、きっと守れた筈だった。
何もかも、きっと守れた。
―――なら、どうして?
『僕』は、どうしてその役目を捨てた?
自ら認めていたその役目を、どうして辞めてしまった?
―――分かっていたから。それを続ければ『彼』が悲しむと。
『彼』がそれを望んだから。
『僕』に役目を捨てる事を望んだから、きっと『僕』はそれを捨てた。
――――――だから、この国は滅んだ。
己の愚かさを、無能さを悔やんだ時。
既にそこには『彼』の望んだ理想も、『僕』の願った世界も、全てが灰燼の彼方に消えていた。
暗く、何処までも黒ずんだ灰色の雲が空を覆い、大地に止む事のない雨を降らせる。
身を打ち、服に染み、地を濡らすその水は、同じく地に広がっていた赤い色をゆっくりと、歪ながらも波を打つ様に広げていく。
その中心に。
血の、赤の溜りの真ん中に脚立するその背に、俺は叫んだ。
「――――――仲達!!」
懐かしき名を。
忘れ得ぬ名を。
あの夜、二度と届かなくなった声音の主を。
彼が、ゆっくりと振り向く。
城壁に立つ俺を見上げる様に、僅かに顔を上げて。雨に濡れ、顔に纏わりつく髪を払おうともせずに、本当にゆっくりとした動作で俺を見た。
そして、遠くに浮かぶその顔を見た瞬間、俺の背筋がざわめいた。
ゾクリと、何か冷たい何かが背を舐める様に滑った気がした。
「仲、達…………?」
澄み切った青空の様に綺麗な蒼を浮かべていた瞳も。
静かで怜悧な、彼の内面を体現したかの様な銀の髪も。
何もかもが、確かに仲達のモノで違いない筈なのに。
まるでそこにいるのは、仲達に瓜二つの、本人と紛うばかりによく似た『別の』仲達である様な、そんな感じだった。
そうして、彼は『嗤った』。
俺が見た事もない様な歪な、何処までも黒々と染まった様な、酷く不快な笑みを満面に湛えて嗤った。
「―――久しいな、天の御遣い」
鼓膜を、酷く懐かしい声音が震わせる。
けど、その声の主がまるで違う人に見えて、俺は何か空気が漏れる様に、うわ言の様な何事かを虫の羽ばたく音の様に小さく呟く事しか出来なかった。
「―――その者、光り輝く衣を纏い、天より一条の光明と共に大地に降り立つ。彼の智は大陸に平穏を齎し、彼の徳は天下に安寧を与える。その御技成せし者、即ち『天の御遣い』也―――」
予言染みた、何かの芝居の台本の、その一節をなぞる様な口調で仲達が云う。
「嘗て、ある予言者が告げた『天の御遣い』の話。……当初こそ、世に救いを請う輩の妄想でしかないと鼻先で笑われ、酒屋の雑談にも昇らない様な他愛のない妄言でしかなかった」
決して大きくない声音が、しかし豪雨降りしきり雷鳴が天を衝く中にあって、酷く鮮明に俺の鼓膜へと届く。
「――――――だが、予言に違わず天の御遣いは……北郷一刀は現れた」
そこで仲達は一旦区切って、天を仰いだ。
遥か彼方に響く雷鳴を、奔る稲光を見つめる様にして―――静かに、仲達は嗤った。
「そう。まるで御伽噺の主役の様に、君は来るべくして来、現れるべくして現れた。この『外史』と云う名の、あまりにも滑稽で愚かで無様で救いようのない、途方もなく下らない偶像の世界でその英雄譚を紡ぐ為だけに、君は現れた」
仲達の手が、ゆったりと広がっていく。
足元に突き立つ剣も、骸も。
まるで全てが彼を引き立てる為に完璧に配されたかの様に転がり、その中心に在って、彼は酷く幻想的だった。
「…………そう」
身を滴る雨も、足より染みる血水も、全てが彼と云う名の芸術品を彩る為だけに其処に在るかのように。
「この永き歴史と云う名の大河の中に、たった一瞬の平穏を齎す為だけに」
遠くに鬨の声が響く。
蜀も、呉も、そして魏も。
全ての国の、様々な人たちが集うその世界にあって、彼はその頂点に在るべくして其処に居るかの様に、何処までも高く―――脆く、淡く、其処に在った。
「…………どうして、何だ?」
ポツリと、小さく呟かれた。
「どうして……君は来た?」
顔は此方に向いてはいない。
けれどその声の先は、間違いなく俺だった。
「後少しで…………後少しで、誰も『消えず』に、『死なず』に!!全てが終わる筈だったのに!!どうして……っ、どうして!?」
仲達の手が鋭く虚空を切った。
荒げた声音は鋭い眼光と共に、俺へと牙の様に突き立てられた。
「君も!!華琳様も!!風も月もg瑞も朱里も!!みんなみんなみんな!!どうして僕の邪魔ばかりする!?後少しという所で、何度も何度もなんどもなんども……!!」
怒りに染まった様にも。憎しみに、悲しみに、嘆きに染まった様にも見える彼の顔には、確かに『後悔』という感情が浮かんでいた。
「僕は…………もう失いたくないんだ。もう二度と、誰も!!何一つ!!!僕はもう失いたくない!!だから!!」
「―――ッいい加減にしろォッ!!!」
気づいた時、俺の手から血が垂れていた。
白くなる程に力を込めていた拳から滴る血は、しかし今の俺に痛みを伝える程には機能せず、ただ真っ赤に染まる己の視界に映る彼が―――何故かは分からない。けれど、どうしても許せなかった。
「誰も消えない!?死なない!?訳わかんねぇ事ばっか言ってんじゃねぇっ!!お前の所為でたくさんの人が死んだ!!お前の所為でたくさんの人が傷ついた!!その事実に変わりはねぇだろっ!!」
「煩い!!だから初めから邪魔をしなければ誰一人傷つく事はなかったと言っているだろう!?それを妨げたから……だから、だからっ!!」
「邪魔!?するに決まってるだろう!!お前は華琳に歯向かった!!アイツの―――あの子の願った世界を、平穏をぶち壊そうとして!!」
「違う!!!違う違う違う!!僕は……僕はそんな事、望んでなんかいない!!」
「だったらどうして!!!お前は其処に居る!?いくつもの人の命を奪って、その上に立って!!どうしてお前は其処に立っている!?」
「他の奴らの事なんか知った事か!!!」
一際大きく、仲達が怒鳴った。
「僕は、僕の認めた人達が幸せならそれでいい!!君や、華琳様や、風や月やg瑞や―――朱里が望んだ平穏がいつまでも守られるなら、それだけでいいんだ!!!」
「……ッ!?」
「君の望んだ平穏が、華琳様の願った世界が……僕の大切な人達が守りたいと、慈しみ続けたいと想えたこの世界を守りたいんだ…………でも、でもっ!!」
請う様な眼が、縋る様な声音が、ただひたすらに、健気に届く事を祈る乙女の様に彼の口から衝いて出た。
「このままじゃ全てが駄目になる……それを知っていて、止めずにはいられなくて、それでも君は!!僕に何もするなと云いたいのか!?」
その頬を伝っているのは、雨なのか。
それとも―――
「お願いだから……頼むから、邪魔をしないでくれ」
雫が、零れ落ちた。
「もう……嫌なんだ」
「…………お前は」
一刀が、静かに呟いた。
城壁の高みと、血水の底という僕達の距離はその瞬間だけまるで零であるかの様に、彼の言葉が酷く大きく聞こえた。
「お前は自分の『願い』を叶える為だけに、華琳の『願い』を妨げるんだよな……?アイツの言う『争いなき天下』を否定して、自分の理想を叶えようとするんだよな……」
「一刀……?」
「だったら…………」
瞬間、世界が全ての色を失った気がした。
彼と僕以外の全ての景色が、人が、血水が。何もかもが色褪せ、全てがただただ褪せた様に見えるその空間にあって、自然と僕の両手は耳へと向かっていった。
掌が耳を抑える。
まるで彼の言葉を遮る様に。
きつく瞼を閉じる。
まるでその現実を拒む様に。
その先の言葉を、紡がれる言の葉を拒絶する為だけに。
それ以上の、その先の全てを聞いてしまえば、僕は――――――
「だったらお前は俺の―――華琳の『敵』だ」
全てが、壊れてしまう。
イヤだ。
止めて。
「―――ァ、アァ……ァ」
崩れる。何もかもが。
世界も、景色も、大地も、何もかも。
脆く、儚く。
形成する全ての物質が破壊され、鼓膜を突き抜けて脳を直に揺さぶる様な破壊音ばかりが響く。
「ァ……ッ、ア、ァア……!!」
大切な記憶さえ。
積み重なり、時に拒んだ記憶さえも消えて逝ってしまう。
g瑞の舞が。
「――――――ハッ」
月の涙が。
「フフフ……ッ、クッ、アハハハハ」
華琳様の声が。
「ハハハ……アハハハ」
一刀の姿が。
「フハハ……ッ、ハハハハ」
朱里の、笑みが。
「―――アハハハハハハハハハ!!!」
堕ちる。
墜ちる。
何もかも。
何もかもが崩れ落ち、壊れ、消える。
「ハハハハハハハハ!!!アッハハハハハ!!!」
慈しんだ想いも。
積み重ねた祈りも。
何一つ意味を成さず、何ら価値を持たず。
堕ち、果て、潰え、失せる。
「フフフ……アーッハハハハハハハハハハ!!!」
敵?
僕が?
君の?
―――そう、私ハキミノテキ。カリンサマノネガイニアダナステキ。
「フハハハハハハ!!!ハハハハハ!!!」
嘗て幾度となくこの身を襲った喪失感と引き換えに、この身体に満ちる嘗てない充足感。
―――何だ、初めから分かっていた事じゃないか。
彼は自分の運命を知らない。
だから、だからこそ彼は何処までも美しくて、愚か。
「アッハハハハハ!!フハハハハハ!!」
彼はこの国の未来を知らない。
だから、だからこそ彼は何処までも誇り高く、無知。
「フフフ…………フハハハハハハ!!!」
私だけが知る『未来』
私だけが知る『顛末』
それは『今』の彼ら彼女らには到底受け入れ難く、そしてあまりにも過酷な現実。
この物語の本当の末路を知らせず、ただの英雄譚で締めようともその未来は変わらない。
英雄一人で築いた天下は、英雄一人の死によって終わる。
それを知らず、例え知ったとしても、皆はただ己の信念を貫き今と云う刹那を生きる。
それが与えられた『役割』とも知らず。
それが創られた『筋道』とも知らず。
そう。
全てはただ無様に踊り狂う盤上の駒。
―――なら、私はどうすればいい?
――――――そんな事、初めから決まっている。
踊れ。無様に。
己の役目を果たし、己の役割を務め、その為すべき事をただ唯唯諾諾と成せば良い。
その結末が何であろうと、それもまた数多の外史の筋書きの一つ。
いずれ他の物語が綴られ、異なる世界が生まれ、別の顛末が訪れる。
だから、だから――――――
私はただ、私の役目を終える為にこの刹那を往く。
「一刀、一刀一刀かずとかずとカズトカズト!!嗚呼愛おしき我が友よ!!嗚呼狂おしき我が敵よ!!」
身体を満たし、駆け巡る充足感にも似た狂気。
全身を奔る感情は一つの快楽にして悦楽。
「無垢で無知で無力で無能で無様な天の御遣いよ!!嗚呼実に美しいよ!!ただ童子の様に己の理想だけを目指して、頂だけを望んで歩む君は実に気高い!!嗚呼、この感情は何なのだろうな!?その無垢な瞳ごと、言の葉ごと君を殺してしまいたいよ!!君の全てを否定し、妨げ、奪い、潰し捻り千切って穢して壊して壊して壊して!!!フフフ……アハハハハハハ!!!」
その口を衝いて出る『友』という言葉に酷く歪んだであろう笑みが漏れ、ゆっくりと作りあげられていく『私』の世界が色を帯びていく。
嗚呼……憤り、怒りに染まるその面が愛おしい。
「その瞳を宮殿の最も見通しの良き地に括りつけよう!!滅びゆく都が一番見える様に!!その首を宮殿の最も高き所に突き刺してやろう!!燃え、崩れ落ちる都を最期まで眺められる様に!!その手を、足を、胴を!!!何もかもを都の栄えるあらゆる地に置き、君の居た証を突き立ててやろう!!その愚かな願いが、直ぐ傍で消えてなくなるのを感じて貰う為に!!」
嗚呼!!何とこの身の慈しみ深い事か!
私を敵と見、拒絶した男にこれ程の憐憫をくれてやる善人が他にあるだろうか?
「これ以上ない程に私は愉しいよ一刀!!これ程に誰かを愛おしんだ事など、憎んだ事など一度もない!!嗚呼、一刀!!嗚呼、敵よ!!」
一刀に向かい、私の手が伸びる。
決して届く事のない高みにある彼が、光の中にある彼が、その時、直ぐ目の前に在る様に見えた。
「君の『敵』となるに相応しく、天に仇名す輩に相応しくなろう!!この身の才の全てを賭して、君が『敵』と呼ぶに足る存在と成って見せよう!!
君が心の底から憎み、怨み、怒り、憤るに足る『悪』と成って見せよう!!
君が万人に慕われ、敬われ、崇め奉られる様な『悪』と成って見せよう!!
私の名を聞くだけで震え上がる様な!!
私の目を見ただけで凍え死ぬ様な!!
私の声を聞くだけで恐怖する様な!!
そんな『敵』と成って見せようじゃないか!!我が至高の朋友!!我が究極の仇敵!!天の御遣い―――北郷一刀!!!」
光の中に立ち、万民を導くべくしてこの地に降り立った彼。
闇の中に在り、全ての憎しみの矛先と成るべく生まれた私。
決して届く事の、交わる事のない存在となって、また君の前に立とうじゃないか。
「その時…………その時こそ、全ての決着が着く時だ」
大陸の未来が。
国家の行方が。
そして―――君の運命が。
「許昌で待っているよ?一刀」
永遠にさようならだ。
我が最高の敵。
――――――我が最高の、友。
司馬懿、起つ。
大陸一の覇者・曹操よりその全てを簒奪した男の名は瞬く間に中原に轟き、その道は銅雀台で執り行われた禅譲の儀における所業――禅譲した帝を始め、参列した文武官の悉くを惨殺した――に始まった。
許昌へ凱旋後、自身に反抗的・非服従的な人間を身分の別なく攻め殺し、中でも自らの叔母を含む故郷・河内郡温県を火の海に変えたという話から残された各地の県令・太守は首を揃えて出仕し、司馬懿に忠を誓う為参内した。
だが司馬懿はのこのこと現れた彼らを奇襲してその首を刎ね飛ばし、それらを彼らが赴任していた土地に晒した。
更に司馬懿は判事、軍事、民事それぞれを取り扱う部署を設置し、地方から力を削いで中央集権化を推し進める。
五十万とも百万とも謳われる兵力を許昌、長安などの主要地。或いは合肥、漢中などの前線へと配備し、曹魏の残党である夏候惇、夏候淵らの総数五万近い精鋭に対してはおよそ三倍の十五万を駐留させて反撃に備えた。
これまでは皇帝自身の無能もあり、ただの象徴とされてきた帝位に昇った司馬懿は自らを『宣帝』と称し国号を『晋』と改め、己が中原の覇者である事を高らかに宣言。
新たなる時代の幕開けの証として、歴代王朝が至宝としてきた玉璽をその手で砕き、己が唯一無二の絶対神である事の証明とした。
これら一連の動きに対し、蜀呉は連合しての迎撃を確約。
蜀は奪われた主君・劉備を取り戻す為。
呉は囚われた孫策、そして太史慈を取り戻す為。
晋が国内の体制を整えている間に両軍は傷を癒し、亀裂の入っていた関係修復に尽力。
結果、二ヶ月という短期間の間に主軍はその力を取り戻した。
更に樊城に寄っていた旧魏軍――夏候惇、夏候淵らを主将とする魏の主力部隊――が、天の御遣いである北郷一刀と共に蜀呉同盟軍に連携を打診。
事の顛末を知った両軍はこれを承諾し、かくて総勢二十万となった連合軍は、その進路を北東へととった。
向かう先は、晋の首都であり魏の旧帝都でもある都―――許昌。
後世『司馬懿の乱』と伝えられる決戦の火蓋が、切って落とされようとしていた―――
後記
すごい今更な話になりますが、この話って司馬懿を恋姫らしく女にしたらヤンデレヒロインとして成立してたんじゃないかって最近になって妄想します。
そろそろ各種アニメも最終話を迎え次のシーズンが始まる頃…………だというのに、その終わるアニメの二次創作が次から次へと湧いてくるという、何だこれ。
オチは見えてきましたか?
(あんまりしてないでしょうが)皆さんの期待を(可能なら)良い意味で裏切れる様にしたいなぁ、と思います。
ところで裏切るに良いも悪いもないと思うのは私だけでしょうか?
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