恋姫のなにか 26
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大佐!裏切ったな大佐!

 

カレンダーはまだ捲ってないから自室は十一月で止まってます。だからなんだといわれると土下座物です。

 

すんませんした orz

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その日、一刀は大変に疲れていた。

急なシフトの変更でバイトが休み無しに入っていた事に加えて朝は寝坊して強制マラソン。

学校についてから授業で走らされ、昼食を得る為に購買へ必死の全力ダッシュ。

五限までは何とか意識を保っていたものの、六限で精も根も尽き果てて泥の様に眠り―――目が冷めると、祭のドアップ。

 

「起きたかネボスケ」

「・・・・・・さすがは祭せんせー、寝惚け眼でもお美しい」

「そうじゃろそうじゃろ。うむ、やはりお前は外せんのぉ」

「何がっすか、何にっすか、何を企んでるんすか」

「喜べ、お前の願いは漸く叶う」

「別に僕正義の味方とか目指してないんで、そのフラグは御免被りたいんですが」

「さて、メンツ揃ったから他は帰って良いぞ〜」

 

祭がパンパンと手を叩くと、数名の男子を除いた全員が一気に立ち上がってドアに殺到した。

 

「こりゃ一刀、お前は帰るな」

「僕今日N○VAの日なんで」

「バイト・・・」

「あれー、なんか急に祭せんせーとお喋りしたくなっちゃったなー」

「カズ、諦めろぃ」「一蓮托生だ・・・」

 

何時の間にやら于吉と華佗が隣の席に座っていた。二人とも眼が死んでいる。

 

「何が起こった」

「良くぞ聞いた!!もうすぐ文化祭じゃろ?それなのにこのクラスはまだ出し物を決めとらん!これは由々しき事態!

という訳で、優しい優しい祭先生が他の教員と相談の上で出し物を考えてやったというわけじゃ」

 

そう言うと教壇をバン!と叩いてにんまり笑顔になる祭。

一刀以下数名の脳裏には【退却】以外の選択肢は無かった。

 

「うきっちゃん、僕たち良い子はそろそろ帰ろうか」

「そーだな、俺たち模範的な良い子だもんな」

「待てお前等、俺を生贄に捧げて逃げ切るつもりだろ」

「それで出し物なんじゃがな」

 

一刀達の発言を無視し、黙ってこそっそり出て行こうとしたクラスメイトの頭にチョークを投げ付けて言外に「逃がさん」と告げると、キラリと光る眼で先を続ける。

 

「お前等ホストになれ」

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寝ていた一刀は反論した。したのだ。

確かに寝ていた自分が悪かったかもしれないが、だからといって何処の誰が担任に水商売を進められるのを予測出来るだろうか。

 

「祭せんせー、クビになりますよ?つーか何考えてんすか!」

「ワシらだって若いイケメンにチヤホヤされたい!!」

 

一刀の至極真っ当な意見は、教壇を強く叩く音と共に発せられた怒声に負けた。

 

(((ダメだこの教師・・・早く校長呼ばないと・・・)))

「あ、イケメンなら俺選考外じゃん!やったね!泣きそう!」

 

やったぜどちくしょう!!と半ばヤケになって喜ぶ一刀。

一刀目線では自分以外の男子達はやれ告白されただのラブな手紙を戴いただの、何かと腹の立つ噂が絶えない連中だった。リア充どもが!

 

「お前は何を聞いとるんじゃ。さっきワシがお前もお情けで選んでやったじゃろうが」

「だって俺うきっちゃんみたいに下駄箱にラブレター入ってたことないしー。

せんせーみたいに綺麗な彼女なんていないしー。

他の皆みたいに女〇大生と合コンなんてしたことないしー。

てか義理チョコ以外貰ったことないしー。

・・・・・・すんません、ちょっと泣いてきていいですか?」

 

一刀としては如何に自分がモテないかを暴露したつもりだったのだが、聞いている皆の心は一部の隙もなく一致した。

(お前が言うなフラグメイカー)×全員。

 

「一刀、お前強制参加な」

「なんで?!」

「あぁ、ちなみに校長の許可はおりとるから直訴しても無駄じゃぞ」

「もうダメだろこの学校」

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そんな事があった日の夜。

久々にバイトが全部休みという事もあって、なんかもー全部だりーと晩御飯をコンビニで買ってきたのはいいが、どうにも食べる気がしない。

なので一緒に買ってきた水を飲みながらボーっとしていた。

流石にあんな事があった後遊びに行く気力は三人には無く、いつもどおり絡んできた左慈を絶対零度の視線で于吉が黙らせると其々帰路に着いた。

 

「あー・・・焔耶さんにメールしとかねーと」

 

華佗自らが「言うなよ!絶対言うなよ!」とネタフリしてくれたとあっては、やらぬわけにはいかないだろう人として。

 

「えーっと・・・・・・・・・コレで良し」

 

【またせんせーの浮気劇場がはじまるよ〜】と打った本文を送信して、風呂入って無いけどもう寝てやろうかとベッドに横になろうとしたその時、玄関が開く音がした。

 

「たっだいま〜♪ あー!またコンビニ弁当買ってるー!」

「おー」

「もー!そうやって楽するからお金無くなっちゃうんでしょー!」

 

ぷんぷん!と擬音が聞こえてきそうなくらいにホッペを膨らませて怒る華琳だったが、どうにも気の抜けた返事しか返ってこない事に「おや?」と首を傾げてみる。

よ!と声をだしてキッチンの方にあるテーブルに買ってきた商品諸々を置くと部屋に入ると、眼もあわさずにボーっと電源の入ってないテレビを見つめる一刀がいた。

 

「どしたの?疲れてる?」

「今日やっと休みなんだからほっとけ・・・」

「あやや・・・帰ろっか?」

「いや、このまま寝ちまいそうだから丁度良かったわ」

「無理しないで寝ていいよー? アタシならテキトーに切り上げるし」

 

顔洗ってくるわーとフラフラしながら洗面所件バスルームに消える一刀を見送って、部屋を見回した華琳は片付けられてない制服を目にすると口を真一文字に結んで洗濯物をかき集め出す。

自分の荷物を定位置のベッドの上に置くと、腕まくりをしてテーブルを拭いて、昨日の作り置きを出すべく冷蔵庫を開ける。

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「ありゃ? ねー!昨日のおかずはー?」

「朝喰った」

「もー!」

「バイトの賄いあんだろ?」

「あるけど一人分じゃん。 アタシの分作るから、待っててよー?」

「あいよ」

 

その返事を聞くと、華琳は台所の下の戸棚を開けてパスタ麺を取り出した。

 

「あー、自分だけずりー」

「一刀も食べる?」

「弁当あるからいい」

「だったら言うなっての」

 

全く全く!と言いながらもフンフン♪と鼻歌を歌いながらが麺を茹でる華琳だった。何この同棲中の恋人達。

一刀はコンビニ弁当と賄いを、華琳はパスタを食べながら、残っていた昨日のサラダを摘んでいる最中。

 

「あ、そういや文化祭の出し物決まったの?」

「絶対来るなよ」

「うぇ?!なんで?!」

「ありえない展開になった。知り合いに見られたら俺は国外逃亡する」

「すんごい興味そそられます先生!」

「絶対教えない」

「おーしーえーてーよー!」

「だめ」

 

ぶー!と言って口を尖らせて、サラダをあむっと食べては飲み込む。

 

「ねー、どうしてもダメ?」

「ダメ」

「折角その日休み取れたのに・・・」

「ダメなモンはダメ」

「・・・・・・あ、そっか。雪蓮に聞けば一発じゃん♪」

「ざっけんなよお前!雪蓮先輩経由とか卑怯にも程があんだろ!」」

「いいじゃん別にー!一刀だって普段アタシのやらしー台詞聞いてるんだからー!」

「それ君のお仕事であって俺に責任ないよね?」

「出張サービス貰ってもいいんですぜ旦那?」

「汚いな流石華琳汚い」

 

駄々捏ねて、ダメなようなら泣き落とし、それでもダメなら、脅して落とす。

普段良い様に一刀があしらっている感があるこの組み合わせだが、肝心な部分では華琳が一枚上手だった。女怖ぇ。

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日はそれから巡り巡って文化祭当日。

ホスト風の衣装に身を包んだ一刀達御一行だったが、一刀と于吉以外の顔は満更でもない様子だった。

というか、どうせ拒否しても無駄なら役得と割り切って楽しんでしまえぃという魂胆だろう。

 

「ほれ、もうすぐ開店じゃぞ?何をそんなに脹れ面しておるんじゃ?」

「俺今日ほど学校サボりたいと思った事ねーや」

「何で俺健康優良児に産まれたんだろう」

「一刀、于吉。内申点入らんと申すか」

「「あれー、なんか俺接客頑張りたくなっちゃったなー」」

(暴君が此処にいる・・・・・・)

 

ウキウキしている祭に絡まれている一刀と于吉に憐みの視線を向ける華佗。今日この後起こる惨事を予想出来てないあたり、幸せな人間なのかも知れない。

 

「まぁイケメン連中集めたからには、先約がある者がいるのは百も承知じゃ」

 

どっかりと、中央に設けられた革張りのソファー(校長室の物)にどっかりと腰を降ろした祭。

服装も普段のタイトなスーツではなく、チラリズム満載のワインレッドなドレスになっていた。

 

「とりあえず一刀に相手が居らんのは知っとるから、お前はワシ専属にしてやる」

「何その死亡フラグ」

「他は適当に来た客をあしらえ。修羅場が起きたとしても当方は一切関知しないので各自乗り切る事。以上!」

「一刀、祭先生はお前に任せたぞ」「骨は拾ってやんよ」

「え、待って。せんせーに友達甲斐が無いのは知ってたけど、うきっちゃんまで俺を生贄に捧げんの?」

「だって、なぁ・・・」

 

于吉の視線の先には、一刀に向かって手を合わせるクラスメイトの面々。

誰だって貧乏籤は引きたくない。祭という暴君の相手が出来るのは一刀しかいないという周知の事実も手伝って、祭が一刀を指名する前から生贄に捧げられる事は確定していたのだ。

 

「え、待って皆、普段良い思いしてんだからこんな時ぐらい俺に譲ってもいいんじゃね?」

 

一刀の縋る視線は逸らされると言う返事で帰ってきた。

 

「何しとる従業員、さっさと横に来て酌をせんか」

「呪う。俺はお前達を呪ってやる」

 

後ろから抱きつかれ、首筋に熱い吐息を噴きつけられても心は微塵も奮わない。

 

「よし華佗!開店せい!」

「サーイエッサー!!開店!!」

 

何処の軍隊だと突っ込みたくなる号令の元、【くらぶ・ちょっとだけよ】は開店した。目指すは女性教諭の癒しである。

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「お客さん美人ですね、普段何してるんですか?」「一年の現国♪」

「ねぇお姉さん?何処かであった事ない?」「去年の担任の顔忘れたか」

 

「なぁせんせー、これなんてコント?」「シュールすぎるなこの会話」

 

そこかしこで飛び交う教師と生徒のコントのような会話を「うわぁ・・・」みたいな顔で聞いている于吉と華佗。

呪詛の視線を送る一刀と、邪魔したら殺すという視線を送ってくる祭は徹底的に無視な方向で話は纏まった。

 

「于吉くん、華佗くんも御指名だよー」

「めんどいからパス」「俺も」

「えー・・・でも、華佗くん指名してるの学年主任だよ?」

「せんせー、留年乙」「こんな言葉あったよな、話せばわかる」

 

有る意味最強の死亡フラグを立てて学年主任のお局様の所へ向かう華佗。

バイトの経験は無いらしいが、見事な営業スマイルで横の席に座って肩に腕とか回し出したので、于吉はその光景を写メに撮り焔耶にメール添付して送る。

題名は【決定的瞬間その3】だった。

 

「于吉くん・・・あの・・・」

「んーだよ、めんどいっつったべ」

「でも・・・」

 

クラスメイトの視線の先には、【フッ】みたいな顔でポーズを取っている左慈とその後ろでスマンとジェスチャーしている及川くんの姿。

 

「いやいや、ホストなのに男の相手とかありえなくね?」

「でも・・・お客様だし」

「何でお前心なしか眼が輝いてんの?つかなんでアイツ薔薇口にくわえてんの?」

「BLって素晴らしい文化だと思わない?」

「何コイツ怖い」

「断ったら学校全体の女子が敵に回るよ?先生含めて」

「何この学校怖い」

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于吉がクラスメイトの女子に連行され、左慈の待つテーブルに向かうのを見て一刀は内心快也と叫んでいた。

 

「よっしゃ、うきっちゃんざまぁwwwあとせんせー死ね。市ねじゃなく死ね」

「一刀、ポッキーゲームやるぞ」

「すいません、ここ健全なおさわりパブらしいんでそういうのはちょっと・・・」

「何を言うか、ワシはここのオーナーじゃぞ?」

「これ何てパワハラ?つか、名義的に考えてオーナーって校長じゃないんすか」

「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」

「世紀末に帰って戴けますか」

「・・・ここで脱ぐのは恥ずかしい」

「ラオウでもそっちの裸じゃねーよ馬鹿担任!」

「あら、随分繁盛されてるみたいですね?祭先生」

「ちっ」「・・・いらっしゃーせー校長」

 

傍目には少し歳の離れたカップルのじゃれあいにしか映らなかった桃色空間をぶち壊したのは、ここの校長だった。

思いっきりメンチを切りながらアイコンタクトで『お前何しに来た空気読め』と伝える祭だったが、教師のマスクを互いに被っている現状では穏の方が立場は上である。

 

「詰めていただけますか?どうも一刀君以外の従業員の皆さんは手一杯みたいなんです」

「やれやれ・・・どうぞ」

 

ジロリと一睨みしてから、祭は一刀の首根っこを掴んで自分の胸に倒すとずいっと横にずれた。

穏は表面上はニコニコしながら空いた場所に腰を降ろすと、運ばれてきた空のグラスを持つと一刀についっと差し出す。

 

「注いで下さいますか?」

「あ、はい・・・」

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おもっくそビビりながら、穏の持つグラスに葡萄ジュースを注ぐ一刀。ワインボトルに入っちゃいるが、中身は果汁100%である。

 

「あら美味しい。酔っちゃいそうです」

「あー・・・あはは・・・」

「一刀、気ぃつけいよ。この校長の酒癖の悪さは天下一品じゃぞ」

「祭先生、でっち上げはいけませんよ?」

「こないだは腹踊りに対抗して乳踊りを開発すると「祭先生?少しお話があります」

 

有無を言わさず、といった感じに穏は祭の腕を掴むとズンズンと歩いて教室の外へ出た。

当然一刀は取り残された事になるが、その事を理解すると強く強くガッツポーズをとる。

 

「あれ、これ来たんじゃね?俺の時代来るんじゃね?」

 

周りを見渡せば、普段学校で見る顔ばかりだったけれど、その中にチラホラと私服のお嬢さん方が見える。

なんかすんごい険悪なムードがあっちこっちで漂っているが、祭から開放された一刀にはそんな空気の淀みは見えなかった。

仲間内で固まって于吉が左慈をぶん殴り、及川くんが宥めている様をキャイキャイとはしゃぎながら見ているクラスメイトの女子に次に来た外来のお客さんをコッチに回して欲しい。と伝えると、今か今かと座っていたソファーに腰を降ろしてワクテカする一刀。

そう、言ってしまったのだ。外来のお客さんが来たら、と。

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パターン1 セレブ組

 

ガラッと音を立てて教室の扉が開く。

品定め。というと悪く聞こえるが、どんなお客さんが来るのか気になるのは出し物の性質上仕方が無いだろう。

 

「すっごいわね、ホントにやってるんだ」

「えーっと・・・あ、いたいたー♪」

 

そのお客さんは美人二人だった。片方はこの教室にいる十割(外来のお客さん除く)の人間が良く知っている人物で卒業生の雪蓮。

もう片方の顔を知っているのは片手の指よりも少ない人数だったが、横の雪蓮と比べてもスタイルは兎も角顔立ちやオーラは負けていない。

 

「い、いらっしゃいませ、雪蓮先輩!!」

「へ? あ、あぁはい。よろしくね」

 

上擦った声で接客するクラスメイトの女子。ホストに選ばれたイケメンの皆も興味深々である。

何せほぼ全員が接点を持ちたがり、喋れた人間はちょっとだけ人気者になれた高嶺の花、雪蓮のご登場である。

超ビッグゲストのご登場に、彼女持ちもそうでない人間も、裏方に回っていた人間までもが出張ってきて雪蓮に手を振ったりしてアピールする。

 

「雪蓮人気者だねー」

「正直くすぐったいわよ・・・ね、指名って出来るの?」

 

いらっしゃいませと声を掛けてきた後輩に確認を取ると、大変元気な肯定の返事が帰ってきた。

 

「そう。じゃあ―――そこで暇そうにしてる子にしようかな?」

「えへ、来ちゃった♪」

「今日この時だけは先輩に会いたくなかったっす。あと華琳は帰れ」

「ちょっとー!こないだから酷くない?!」

「酷くねーよ。来るなっつったろ・・・・・・」

「あれ、お邪魔だったかな・・・」

「あ、いえいえ先輩はウェルカムです。出来る事なら出し物が終わった後に会いたかったっすけど」

 

やっぱりか。と溜息を吐く者半分。お前なんて事をと呪詛の視線を送る者半分。

だがしかし、それも一時の事。

 

「雪蓮、お前歩くの速すぎるぞ」

「全くです・・・あ、一刀さんこんにちわ。素敵な格好ですね」

「あっれーなんか冥琳先輩と月さんまでいるー」

 

開け放たれたままの扉から顔を出した後続の美人二人が顔を出して、半分だった呪詛の視線は九割九部にまで上り詰めた。

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「一刀、酒は無いのか」

「あるわけないっしょ。文化祭ですよ」

「あ、一刀さん。すいませんが注いでいただけませんか?」

「喜んでお嬢様」

「やだー一刀がかっこつけてるーにあわなーい」

「お前ホント覚えてろよ?」

「華琳、それに冥琳も。あんまり羽目外さないでよ?困るの一刀くんなんだから」

「雪蓮先輩の優しさが眼に染みるぜ・・・」

 

普通、ホストクラブとは女性が男性にチヤホヤされる場所な筈である。

しかし、この出し物のとある空間では全く逆の現象が起きていた。

急遽持ち寄ったソファーを連結し、L字になった角に座る一刀。

両脇に華琳と雪蓮を侍らせ、雪蓮の隣に冥琳、華琳の隣に月という何このハーレム状態。

 

「一刀、この店は店外デートは幾らになってるんだ? 妹にもその格好で奉仕して機嫌取ってやってくれ」

「また怒らせたんすか・・・」

「ちょーっとブラを私のと入れ替えただけなのになぁ」

「冥琳、貴女はとても愚かな行為をしたんです。甘んじて受け止めなさい」

「うっわ・・・明命ちゃん泣いて怒ったでしょそれ・・・」

「嘘みたいだろ?此処最近ずっと無視されてるんだ」

 

HAHAHA!!と自棄を起こして高らかに笑う冥琳。そんな冥琳を見て、出会った頃のクールさとはなんだったのかと真剣に悩む一刀。

 

「ねー、私にも御奉仕してよー」

「あ、華琳だけずるいわ」

「御奉仕って・・・何すりゃいいんすか?」

 

しなだれかかった華琳を適当にあやしながら、首を横に向けて雪蓮を見る一刀。初めて見る服だったが、いつもと変わらず美人だった。

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「えーっと・・・そう聞かれると困っちゃうな」

「何時も適当に酒飲んで帰るからなぁ。月、お前の方が慣れてるんじゃないのか?」

「冥琳が私をどういう風に見てるか良く分かりました」

「月さんが慣れてるとか、いくら俺でもその嘘には引っ掛らないっすよ?」

「一刀さんは優しいですね♪」

「あれ?こないだ豪遊したって「華琳ちゃん?ちょーーーっと向こうでお話しませんか?」

 

言い終わるや否や、華琳の腕を掴んでつかつかと教室を出て行く月。

華琳は疑問一杯の顔だったが、それだけで終わらないのが地雷原に突き進む女・華琳。

 

「あ、トイレ行きたかったの?」

 

なーんだ。とでかい声で一人納得した華琳の眼には米神をヒクヒクさせて笑っている月など写ってないだろう。華琳逃げて!!

月がどいた隙に立ち上がるとよっ!と声を上げてトスン。と一刀の隣に腰を降ろす冥琳。

 

「ホストやりたいなら店作ってやるが?」

「一回落ち着いてください。明命のケアはしとくんで」

「冥琳、お願いだからTPOを思い出して・・・」

 

額に手を当てて溜息を溢しながら呟く雪蓮に冗談だ。とあまり信じられない声色で答える冥琳。

 

「それにしても、よく文化祭の出し物に出来たわね?」

「ごり押ししたの祭せんせーっすけどね」

「ほんと・・・・・・ごめんね・・・・・・」「はっはっはっ!流石だなおい!」

 

両手を顔で覆って落ち込む雪蓮をみて、無性に抱き締めたくなった一刀。性的な意味じゃなく、守ってあげたい衝動にかられたのだ。

横で爆笑している冥琳に関してはもう放っておく方向に決めたのか、一刀は雪蓮の前のグラスにジュースを注ぐ。

 

「まぁ・・・飲んでください。これ俺からのサービスです」

「ほんと・・・ごめん・・・」

「かずとー私にはないのかー」

「はいはい」

 

華琳と同じ様に身体を預ける冥琳の柔らかさと良い匂いに内心ドギマギしつつ、フルボッコにされている華琳が月に引き摺られて帰って来るまで冥琳に弄ばれ続ける一刀だった。殴られればいいのに(*´・ω・)(・ω・`*)ネー。

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パターン2 フォーマンセル組

 

教室と廊下を繋ぐ廊下が、音も無く横にずれた。

あまりに自然に無音で開いた為、教室にいた全員がお客さんが来た事に気がつかなかった。

 

「なんか凄い光景・・・」

「え、詠!先輩は?!」

「お邪魔します」

「お、あそこにいるな」

 

ひょこっと顔を差し込んだ詠。その上から鼻息荒く顔を覗かせる愛紗。

行儀良く、何処かずれた挨拶をする蓮華。目敏く一刀を発見する秋蘭。

この御一行の知り合いである筈の一刀は、しかし四人を四人と認識する事を脳が拒否していた。

だって秋蘭はおろか姉達にすら言っていないのだ、誰が来るなどと思うだろうか。

 

「え?」

「あ、一刀くん。さっき言ってたし、お願いね」

「いや、うん。そりゃいいんだけど・・・」

 

見事なタイミングで入ってきた四人は受付担当の女の子が「あのホストが接客しまーす」と示した人物を見るとイエス!!と内心でガッツポーズ。詠だけは知らない人じゃなくてよかったーという安堵から来る物だったが。

 

「一刀、今日は世話になるぞ」

「いや、そりゃいいけど・・・」

「こ、こんにちわ先輩!!」

「うん、こんちわ・・・」

「凄いわね、一刀の学園・・・」

「うん・・・いやなんで?」

「あ、蓮華情報です。あと座っていいですか?」

「あー・・・・・・なるほど」

 

そういや蓮華と会う時は大体この四人の内の誰かと一緒で、小蓮や雪蓮といった彼女の姉妹や、母の祭と会うことは稀すぎて忘れていた。

 

「そういやそうだった・・・」

「母様ノリノリで喋ってくれたわ」

「あーうん、いらっしゃい」

 

まぁこうして来ちゃってるのに追い返すのも忍びないし、四人とも美人さんと称して差し支えない美貌の持ち主だ。

関係を聞かれると幼馴染とその友達という何とも情けない(一刀目線からするとの話)物だが、自慢ぐらいは出来るだろう。

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「愛紗もようこそ。出来ればこんなこっぱずかしい格好は見られたくなかったけど」

「いえ!大変良くお似合いです!お持ち帰りはいくらですか!?」

「へ?」

「気にしないで、持病のアレだから」

「今思いっきり詠ちゃんがアッパー決めてたけど」

「愛紗の持病には詠のアレが一番効くんだ。それより、何処に座ればいいんだ?」

 

秋蘭にそう言われ、そういやそうだと今まで祭が占拠していた特等席のソファーに案内する一刀。

顎をガゼルパンチで打ち抜かれたはずの愛紗は足取り軽く、全力疾走するかのような勢いでそれに真っ先に続く。

 

「おっと!大丈夫?」

「は、はい・・・すいません・・・」

 

勢いが良すぎて一刀の足が止まった事に対応できず、しかし死に物狂いで急ブレーキを掛けたはいいが思わずつんのめる愛紗。

振り返ると愛紗が転びそうになってるので思わず手を伸ばして抱きとめる一刀だったが、他に知り合いが一杯いる中でこんなことすればそりゃあ野次や冷やかしだって飛ぶというものだ。

 

「おいおい一刀、お前彼女いたのかよー」「紹介しろよー」

「あのなぁ・・・」

(ありがとう地球。ありがとう自然。私、幸せになるから)

 

呆れながらも四人へ淹れるジュースを取りにいった一刀を見送りながら、ウエディングドレスを着、チャペルで誓いのキスを脳内で交わしている愛紗を余所に三人はそれぞれ席に着く。

 

「愛紗、さっさと座れ」

「みっともないから。あと鼻血なんて出さないでよ、知らないからね」

「へー・・・こうなってるんだ・・・」

 

ちゃっかり一刀の隣をキープした秋蘭。此処でも愛紗の世話なんてマジ勘弁と秋蘭の隣に陣取った詠。

先ほどの愛紗のときめきげっちゅに思う所はあったが、隣の席ゲット出来た満足感と物珍しさがソレに勝った蓮華。

おいてけぼりだった愛紗は選択肢が残されてない事に壊れかけたが、一刀が戻ってきたので渋々蓮華の隣に腰を降ろす。

 

「ぶどうジュースしかないんだけど、詠ちゃんダメなんだっけ?」

「あー・・・はい・・・」

「了解、んじゃちっと売店行って来るわ。オレンジ好きなんだったっけ?」

「あ、はい。お願いします。あ、お金」

「いらねーって。 んじゃ代わりにうきっちゃんにいてもらうから、適当にパシらせてやって」

 

有無を言わせず、うきっちゃーんと声を掛けると売店に赴く一刀。愛紗と蓮華が口を挟む余地もなかった。

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「詠、お前随分一刀と仲良いな?」

「睨まないでください。愛紗の尻拭いしてると自然に接点が増えるんです」

「あー・・・ちっす秋蘭さん」

「ん」

「あ、お久しぶりです于吉さん」

「どうもー」

 

全身からばっくれたいオーラを出しつつ、決して席に座らずに詠を除いた三人にジュースを注ぐ于吉。

 

「あの・・・以前から思っていたんですが・・・」

「ん? なによ」

「どうして、その・・・」

 

愛紗と蓮華がチラ。と秋蘭を見る。秋蘭は鼻歌交じりにノートに何やらサラサラと書き物をしていた。

 

「あー・・・色々あってよ」

 

愛紗や蓮華と会う時はふつーのお兄ちゃんなのに、そこに秋蘭が混じると借りてきた猫の様に大人しくなる于吉の態度は疑問に思っていた。

 

「あの于吉先輩、さっきからアソコの人がすんごい剣幕でこっち睨んでるんですけど」

「え?  あーちょいごめん」

 

于吉はそういうと左慈と及川くんが座っていた席まで足を運び、及川くんと二言三言会話を交わすと左慈を外に連れ出した。

その様子に女子達はキャーキャー言っていたが、盛り上がる内容がわかる辺り、詠は「穢れてるな、私」と自戒する。

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「ほら、アソコで浮気してんのが焔耶さんの彼氏っすよ」

「・・・・・・なぁ一刀くん、私はこう思うんだ。こう何度も浮気を繰り返すなら、私だって浮気したって良いと思わないか?」

 

突如そんな声が教室内に響き、学年主任の相手をしていた華佗の表情が固まる。

声のした方に顔を向けた四人も表情が固まる。

一刀は四人の見知らぬ女性の肩に腕を回して出入り口付近に立っていた。

 

「あー来たか。面白いモンみれんぜ」

「おい于吉。あの、一刀に寄り添って密着してる乳のヤケにでかい女はどこのどいつだ」

「ソッチカー」

 

ヒャッハー!と顔に生気が戻った于吉の顔色が土気色に瞬間で戻り、于吉はせめて被害を減らそうと眼鏡を外す。

 

「ち、違!! というか一刀!お前絶対言うなっつったろ!!」

「「せんせーやらしー」」

「ハモるな!!」

「華佗」

 

すっぱーーーーん!!!と甲高いビンタの音が教室内に響き、そこに居た人たちは突如始まったメロドラマに心奪われる。

 

「一刀くん、于吉くん。どうだろう、私と浮気してみないか?」

「そんな・・・俺、本気になっちゃいますよ・・・」

「ダメですよ焔耶さん、貴女みたいな素敵な女性がそんなこと言っちゃ・・・」

 

あまりにも大根すぎる一刀と于吉の演技力の所為で『ああ出し物の一種なのか』と大半の人が納得したのだが、本当の事なのだと勘違いする者も出て来た。愛紗とか蓮華とか秋蘭とか。

 

「      」「      」「      」

「愛紗?蓮華?秋蘭先輩? おーい? あれ嘘だから大丈夫よー?」

 

三人仲良く座ったまま気絶してしまったので、詠はもういやーと思いながら、後で一刀に何か奢って貰うと心に決めて三人のフォローを始める。

 

「あ、詠ちゃんコレでも良い?」

「おかえりなさい。あとこの人たちどうにかしてくださいませんか」

「・・・どしたの?」

「急にボールがきたので」

「・・・・・ごめん、全然わかんない。とりあえず裏運ぶわ」

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よ!と先ずは秋蘭をお姫様抱っこしてちょっと開けてーと言いながら裏に引っ込む一刀。そのあまりに自然な動作は見る者を勘違いさせる。

 

「あー、二人はどうしよう。俺が運ぶの不味いよね?」

「良いんじゃないですか? 愛紗なんか本望だと思いますよ」

 

なんでこの人愛紗のラブアピールに全く気がつかないんだろう。と疑問に思いながらも、買ってきてもらったペットボトルのキャップを開けてクピクピと飲む詠。

良いのかな。と思いながらも、愛紗、ついで蓮華を同じ様に運ぶと、一応連絡いれとくか。と祭を探しに行こうとするが、何時の間にか華佗と焔耶はいなくなっていた事に気付いて足を止めた。

 

「あっれ、終わってんじゃん」

「おう。超おもしろかったわ」

「どんな感じよ」

「せんせー超言い訳してんだけど、全弾命中して焔耶さんぶち切れてんのwwww」

「さすがせんせーwwwまじぱねぇwww」

 

イエーイとハイタッチを交わす二人を見て、この人たちホントSだなぁと思いながら、さてこの後どうしたものか。と詠は脳内で予定を組む。

まぁ自分の気性を鑑みると、三人が意識を取り戻すまで此処に居座るんだろうなぁと思っていると、一刀に声を掛けられた。

 

「あ、詠ちゃん」

「なんでしょう?」

「祭せんせーのついでみたいでアレだけど、エスコート紛いの案内するよ」

「あ、お構いなく」

「折角来て貰ったしね。行こうぜ」

「・・・じゃあお言葉に甘えまして」

 

前述の言葉通り、愛紗達が絡むと途端に一刀との接点が増える詠は差し出された手をきゅっと摘んで立ち上がる。

 

「何見たい?」

「何があるんですか?」

「えーっと、どっかにパンフあったはず」

「ま、見てまわりましょ。 あとボクお腹空いたんで、先に食べ物関係から回って戴けると感謝いたします」

「りょーかい。ちょっとは奢るぜ」

「期待してます」

 

なんて会話をしながら手を繋いで出て行くもんだから、クラスメイトからは詠が彼女だったのかと認定される事になった。

それが原因で愛紗と蓮華どころか、秋蘭の機嫌まで悪くなってそのフォローに尽力することになる詠。詠カワイソス。あと一刀もげろ。

-18ページ-

言い訳。

もう十二月ですね。前に投稿したときはストーブなんて必要なかったのに、最近激務を強いてます。ありがとうマイストーブ。

すんごい期間が開きましたが、リアルで忙しかったなんて事は勿論ありません、単に妄想が止まっただけです。何て脆い子。

 

あと一応良いわけしておくと何か芸風偏ってきたので新境地を開きたくて。全く変わっちゃいませんが。

それでも華琳様に頼りっぱなしの現状は不味いと思って四苦八苦してます。完全にツケですね。

コッチの方は華琳様に頼ってますが、同時投稿のもう片方の作品は脱・華琳に成功してます。やればできる。

 

今回秋蘭があんまり輝けてない気がしますので、次回の投稿で輝かせられるといいなぁ。あ、あくまで希望というか呟き程度で聞き流しておいてください。

ずーっと待ってて下さってた方いらっしゃいましたらお待たせしてすいませんでした。

 

追伸。なんかもう【なにか】の完結とか関係なく思春あふたーが書きたい今日この頃。華琳様マジすんません。

-19ページ-

お礼返信(なにか 25

 

Kito様   ・・・・・・あっるぇー?

 

zero様   そんな事言うから冥琳先輩のはっちゃけ具合が此処最近酷い事になってます。

      妄想するだけして勝手に引き摺られる私が十割悪いんですがね。

 

O-kawa様   圧迫祭りですね!わかります!

 

FALANDIA様   諦めた末の√が超勝ち組エンドとか一刀マジ自重。

 

シン様    出し惜しみしてま〜す

 

sai様    桃香様は無理な体勢からの打撃に定評のあるお方です=気をつけるだけ無駄。

 

potyapotya様  年内は大丈夫なんちゃうかな〜?

 

jackry様   ネガごとくれ、いや下さい。

 

320i様    雪蓮は贔屓してる心算なのに何故か勝ち組に入れません。おかしい。

       消える前に帰ってこれました。無論皆様のお陰です。

 

七夜様    華琳様は一刀と結婚しても周りの皆に振り回されてる気がしてならない。というかそういう未来しか(ry

 

付和雷同様  きっともう冥琳はハレ○レユカイとか踊れますよ。

 

Ocean様    今まで結構ギリギリの所を攻めてたつもりなので、何で皆様がエア水着に食いついてくれたのか謎です。

 

よーぜふ様  何故か大人気のエア水着。あ、冥琳の発言だからですか、コレが明命とか・・・なんだ猫か。

 

武中様    なんか冥琳さんが第二の華琳と化しそうです、使いやすさ的な意味で。

 

happy envrem様  雪蓮と姉’sでドタバタとか面白そうではありますね。妄想に励みます。

 

水上桜花様    先生!華琳ちゃん息してないの!

 

ポセン様     ハイビスカス柄のセパレートとか小柄な明命には似合うと思います。

 

tyoromoko様   エア水着はほどよいエロ。そう考えていた時期が、私にもありました。

 

悠なるかな様   周家を出す時のテーマとしては、冥琳と明命の仲のよさの進展具合という隠し目標があります。

 

風籟様     エア水着ってそれもう裸なんですけど、何故かやらしくない!ふしぎ!

 

ポチ様    あのエロ魔人なんて真正面から抱きついて唇奪えば一発っすよ。

 

よしお。     恋ねーちゃん恋ねーちゃんうわぁぁぁん!!!

 

ちきゅさん様   なんというピンポインツ。あれか、ちきゅさんの運命にはこれから数多のエア○○が・・・

 

t-chan様     華琳様が偉大すぎて、出せないときのモロさったらもう酷いです。

 

タンデム様   冥琳は萌将伝とかやり直す度に可愛くなる不思議。

 

中原様     華琳「帰ってきたら家がなくなっていた。何を(ry」

 

ユート様    桂花は個人的にもまた なにか の本編で出してあげたいです。あのほんわかした空気が好き。

 

btbam様    私も見たい。個人的には同人誌とかで。

 

mighty様    恋ねーちゃんは大型動物のノリで書いてます。何と萌える生物。

 

2828様     この辺りの明命はもう色々と悟ってますから。

 

リッチー様   不可能を可能にする方法、それは、気合だ。

 

poyy様     きっと華琳様逃げてる事忘れてメールとかしちゃいますよ。

 

抹茶様     エロ水着は雪蓮に取られたので、もうその場のノリで書いたのにこの反響ですよ。

 

KATANA様    きっとお箸持つ時ぐらいの力です。

 

はりまえ様   気に障った様でしたらすいませんでした。

 

BellCross様   此処で一つ気付いて欲しい。恋が本気で暴れても、それを押さえ込むのが全力の霞。あとはわかるな?

 

イタズラ小僧様  冥琳みたいな美人とオタトークできたらもうそれだけで満足だと思ったんです、悪気は無かったんです。

 

 

感想ありがとうございました。更新遅れてすいませんでした。

説明
□......大佐、進入成功。指示をくれ
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
12130 6681 90
コメント
む、今更ながら4p最後あたり、洗面所 『兼』 バスルームでは?(FALANDIA)
やった!、やっと焔耶出たww。この後の展開楽しみww、あと、姉’sの登場も期待w。(Kito)
リア充なんて…(*´・ω・)(・ω・`*)ネー。(アラトリ)
久々にこのシリーズを見て現在大爆笑中www(poyy)
遂に文化祭編か なんか読んでいて違和感を感じなくなった自分は師匠に染められたのかなとか思いました(悠なるかな)
これお姉ちゃん’sに知られてたら教室ごと物理的に崩壊してたんじゃね?それにしても華琳かわいいよ華琳wwwこのままだと華琳ルートかくていになっちまうんじゃね?www(zero)
お帰りなさいです。待ったかいがあった、やはりおもしろいっ・・・狂喜の沙汰ほどおもしろいっ!あと脱・華琳様おめでとうございます?(tyoromoko)
華琳と一刀のやり取りはラブラブ感通り越してもはや夫婦生活の域ですねwレース真っ最中と思いきやもう華琳ゴールしてるじゃないでしょうか?wそして安心の放銃率な華琳逃げて!><(kurei)
6p、「内申点入らん」→「内申点要らん」かと(O-kawa)
クリスマスに砂糖吐かせるんじゃねー! 安定の華琳、オタシスコンの冥琳、変態の愛紗、鬼畜の桃香ect...なんだまだ戦えるじゃないか(武中)
もう冥琳が原型ないね☆ そして華琳、君はもう正妻で良いと思うんだ♪ww(タンデム)
一刀と華琳はいつごろ結婚するんですかね?まぁそれはさておき華琳逃げて〜!!(sai)
お持ちしていました。 今回も華琳さまの抜群の安定感にモニターの前でニヤニヤしっぱなしですwww ってか,もう『北郷一刀,華琳』って表札出しちゃいなよyou! (happy envrem)
待ってたぜぇ それにしても安定した面白さ、いつも楽しく読ませてもらってます。後この華琳くれ(asf)
カオスだなでもこんな学園祭はやりたいかも(VVV計画の被験者)
一回一刀はもげた方がいいと思う、華琳の通い妻・・・・・死ねる。(ポセン)
「急にボールがきたので」…懐かしいセリフに盛大に吹いたw相変わらずのクオリティに感服いたします。(ちゃあ)
カオスな学園祭だな、おいww それと華琳さん……あんたもう同棲しちゃいなよ! 通い妻どころか一緒に住んでても疑問に思わなくなってきたから。まぁ、最後に華琳さん、逃げて〜〜!!(Ocean)
・・・あれ?序盤の華琳さんすごくいい通い妻で幸せそうですね?・・・ほろり そして祭さんぶっちゃけたw そして冥琳さん、アンタ馬鹿かw(よーぜふ)
姉‘sのパターンが気になる・・・いつもどうり華琳逃げて〜〜w(2828)
一刀なんて来世までもげちゃえ   華琳が通い妻にしか見えないwwそして至福の時間は短いものですね・・・。華琳さ〜〜ん、超絶逃げて〜〜!!(mighty)
はは、一刀もげろ   しかし、秋蘭は姉’sに黙って一刀のホスト姿を堪能したとバレたらTIMATURIですねw   あぁ、それと華琳逃げて、超逃げて!(リッチー)
最後に漁父の利を得たのは詠ちゃんだったか・・・あと、ア、ア?、ゴホ、ゴホン、ス?ハ?、よし、華琳さん逃げて!!??????(付和雷同)
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