ツンデレ無双 |
とある外史・・。
北郷が女性として愛したのは、華琳・桂花・詠・思春・焔耶・音々音の6名のみだった。
この外史の北郷は、6名に共通する・・あの属性が好きだったのだ。
だが彼を思う女性は6名以外にも多くいた・・。
彼女らは北郷に愛された6名の幸せな姿を見るごとに、自らも彼に愛されたいと思い。
自分にもあの「属性」があればと願っていた。
その願いが外史の流れを変えた・・そうして新たな外史が生まれる。
『つんでれ無双』
北郷王は一つの悩みを抱えていた。
彼は皆に求められて王になった、彼には乱世を変える人徳があったからだ。
しかし、・・自分がほんとに皆に慕われているのか自信を持てずにいた。
その疑問が発生した理由、それは彼のとある一日の日常から窺える。
「お、おきなさいです・・ご主人様//」
月に顔を軽く抓られながら俺の一日が始まる。
「ううぅ・・ちょっと痛いよ月」
ちょっと赤くなった頬を擦りながら俺は月に言う。
「へう〜。わ、わたしが起してあげてるんですよ・・こ、これぐらい当然です」
申し訳なさそうな顔をしながらも、月はいつもそんな事を言う。
その後月に世話され支度を終えた俺は執務室に入る。
中には愛紗がいたので挨拶をする。
「・・・・・・・・・(プイッ)」
がっ・・愛紗は挨拶をかえしてくれない。
合ってた目線をわざわざ明後日の方向に向けたのでわざとだ。
・・これは、よくある事だ。
俺の初回の挨拶は何時も無視され、二回目の挨拶をすると仕方なくといった形で返事をしてくれる。
俺はその事を再確認すると悲しくなり・・2回目の挨拶をやめ席に座ろうとするが。
「ご主人様!挨拶無しとは無視のつもりですか!」
愛紗は若干涙を浮かべるほど激怒しながら俺を責めてくる。
俺は不条理な物を感じるが、「ごめん」と謝る。
「わ、わかればいいんです・・無視なんて今後はなさらぬように・・・」
どんどん声が小さくなって・・。
「・・・その、かなしいですから」
最後は完全に聞き取れない。
「えっ・・なんて?」
「な、なんでもないです!!早く仕事にもどってください」」
その後も愛紗は怒りがおさまらないのか・・仕事中怒気で顔を赤めながら俺を睨み続けた。
そんな心休まらない状態でも時間は進み昼になる。
俺は食堂に一人で向かっている、ちなみにいつもご飯は一人で食べている・・。
誘っても、皆顔を赤らめ怒りながら拒否するのだ。
そんな俺の背後から衝撃が走る、鈴が俺に蹴りをくらわしてきたのだ。
鈴は俺をみる無性に意地悪をしたくなるらしく・・いつも蹴ってくる。
・・ちょうどいいので鈴を食事に誘うが。
「ぼ、僕は・・おにいちゃんとご飯なんて食べたくないもん//」
そういいながら逃げ出すように走っていった。
やっぱり今日も一人飯になりそうだ・・。
昼飯終了後、次は鍛錬の時間だ。
鍛錬は武官系の女の子が交代して指導をつけてくれる。
ただ、今日は恋が指導役・・正直一番きつい相手だ。
数分後・・俺は何時もどおり鍛錬という名の暴力により、恋に無言でボコボコにされていた。
でも・・一番きついのはこの後だ。
恋が俺に近づく、そして俺に抱きついてきた。
・・絞め殺されそうになるほどの力で。
「(・・・・ご主人様暖かい//)」
がっほは!!・・ほ、骨が折れないことが不思議なぐらい体から悲鳴が・・。
い、何時もするけど、これって何の効果がある鍛錬なのだろう?
「(ああ・・そろそろ限界か・・視界がしろ・・」
・・俺が目を覚ましたときには夕食の時間になっていた。
当然・・俺は夕食も何時もどうり一人で食べていたが。
「おいおい兄さん、王のくせに一人で食事なんてさびしいなー」
「宝ャ・・ダメダメお兄さんだから仕方ありませんよ」
そんな嫌味を放ちながら風(宝ャ)が現れ。
「ま、まあーかわいそうだから風が付き合ってあげましょう〜//」
そんなことをいいながら風が隣に座った。
同情だったけど・・久々の一人きりじゃないご飯だったな。
その後、俺は庭で酒を飲むことにした。
酒でも飲まないとやってられなかった・・もちろん一人酒だ。
ただ・・俺の隣には星がいる。
でも、星に「主と一緒に酒を飲むとまずくなる!」と前に怒られて以来、話しかけられないため・・。
精神的には一人酒だ(ちなみに隣にいる理由をきくと怒られる)。
「はぁ・・・・(やはり主と飲む酒は旨い、だが変に照れず主との話を交わせば更に旨かろうにな・・)」
俺は自室のに戻り・・今日一日を振り返る。
「はぁ〜・・俺ってほんとに皆に求められてるんだろうか」
そう呟きながら俺は眠りに着いた。
同時刻 北郷の自室前
「な、なんでお前が!!」
「そ、それはあなたもでしょうが!!」
「わたしは違いますけど・・皆さんはお兄さん相手に夜這いですか」
「へ、へう〜わ、わたしはちがいますたまたま部屋の前を通っただけで」
「わ、わたしも偶々・・それにあんなやつ」
「そ、そうじゃわしも・・北郷など・・」
「そ、そうねよね〜」
「じ、じゃあ・・全員偶々ということですね」
皆が頷く。
「な、なら・・解散しましょうか」
「え、ええ(は、はい)」
そして、それぞれ別の方向に歩き出すが・・。
心は同じ方向(考え)に向いていた。
「「「「「(・・・・また機会を逃した)」」」」」
結論 ツンデレだけじゃ駄目だ・・。
まあ・・説明文どおり。
膿・・よくいえば在庫処分ssです。
謝罪申し上げます。
加えて、ペアss『デレデレ無双』を続けてご覧になる方・・。
今のうちに謝罪申し上げます。
説明 | ||
今年の膿を・・ssです。 残念なssです。 |
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コメント | ||
ツンだけだとバランスが悪いですね。(ドッペルゲンガー) これはある意味つらい!(タケダム) 伝説のツンツン喫茶思い出しました(O-kawa) なにこれ?(カイ) ツンデレだけってある意味きついだろ(VVV計画の被験者) 見ていて痛々しいな(aoirann) そのうち一刀が失踪するんですね。俺なら首括るな・・・。(kabuto) 人によってですよね。天国か地獄かは(BX2) しかし「ツンデレ」が理解出来なければ・・・この世界地獄でしょうなw 傍から見れば家臣全てから蔑ろにされているとしかw(村主7) 精神がイカレそうですw(蒼) 精神的にだめだろ、こりゃ・・・この世界に銃があったら皆が夜這いに集まってる際にいきなり中から銃声が聞こえた、とかもありえそう・・・(TAPEt) |
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