恋姫無双 新年特別年賀状小説 第二弾
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 第二話 一刀と学園祭とウェディング

 

 

 (どうしてこうなったどうしてこうなったどうしてこうなったあああああ!!!!)

 

 俺は、校庭に設置された特別ステージの舞台裏で自問自答している。

 

 いや、俺だけではない。

 

 この舞台裏にいる男子生徒全てが俺と同じ考えに違いない。

 

 「うえ〜ん、ワイ、これからどういう顔で街を歩いたらええんや〜!!」

 

 「泣くな及川!俺だって・・・、俺だってこれからどう学園生活送ったらいいか・・・!」

 

 俺の後ろで悪友の及川祐が泣き叫び、それを同じく悪友の早坂章仁が慰めている。

 

 それ以外にも、この学園の生徒である男子達が、ある者は慟哭の涙を流し、ある者は狂ったように笑いまくり、ある者はもう既に白い灰になっていた。

 

 「うう〜・・・か、一刀・・・。ぼ、僕お父さんやお母さんにどう言い訳すればいいの〜・・・?」

 

 俺のいとこで俺と同じ学年の北郷無刀(ほんごうなきと)が悲しげにこちらを見つめてくる。

 

 

 こいつは性別は男なんだが体付きが華奢、しかも顔が女性的で一見すると美少女のように見えるせいで時々女と間違えられる。実際男に告白された事があったらしい。

 

 俺も昔はこいつをついうっかり女の子と思い込んだこともあり、こんなふうに眼を潤ませた状態の上目遣いで見つめられたら、まず確実にノックアウトされていただろう。

 が、今はこいつが男だと知っているためなんともないが。

 

 「無刀・・・、しょうがないよ・・・。これも運命だったんだから・・・」

 

 「いやだ〜〜!!僕はこんな運命信じたくないよ〜〜〜!!これじゃあお爺ちゃんと組み手したほうがマシだよ〜〜〜!!!」

 

 「ああ・・・、俺も気持ちは分かるぜ・・・。俺さ、これ終わったら、切腹するんだ・・・」

 

 「うう〜・・・僕もそうするよ、故郷のお父さん、お母さん、先立つ不幸をお許しください〜・・・」

 

 「おお・・・そん時はワイ等もいれてえな・・・。かずピー・・・」

 

 「俺も一緒に逝かせてくれ・・・。せめて死ぬときは男らしくしたい・・・」

 

 「ああ・・・そうしようぜ、皆・・・」

 

 俺が悪友達と奇妙な約束を誓い合った時・・・・。

 

 

 

 

 「皆さん〜。出番ですよ〜」

 

 ついにその時が来た。

 

 「じゃあ一番手は・・・、お前だぜ及川・・・」

 

 「ああ、ほんなら逝ってくるで〜・・・。皆・・・」

 

 及川は背中に哀愁と悲壮な覚悟を背負い、特設ステージの舞台に向かった。

 

 

 

 そこで俺達男子生徒が行う催し、それは・・・・

 

 

 

 

 

 

  『男子女装コンテスト』だった。

 

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 事の発端はこの一ヶ月前、文化祭の準備で忙しかったときのことだ。

 

 「あ〜、一刀君一刀君、ちょっと来てくれるかな?」

 

 「はい?何でしょう?」

 

 何故か文化祭実行委員の人に呼ばれて、俺は家庭科教室に行ったわけだ。

 

 と、そこには何故か、及川、早坂、無刀といった聖フランチェスカの男子生徒が20人集まっていた。

 

 「あれ?お前らなんでこんな所に集まってるんだ?」

 

 「さあ?ワイはただ呼ばれただけやし・・・」

 

 「俺もだ。一体何が始まるんだか・・・」

 

 「僕も、何も聞かされてないんだよね〜」

 

 どうやら他の男子生徒に聞いても何も知らないらしい。

 

 よくよく見ると、周囲にはなにやら作りかけの服、それもメイド服やらウェディングドレスやらの女物の服が大量に置かれていた。

 

 服を作る手伝いでもするのか?と、俺が考えていると・・・、

 

 「よく集まってくれた!聖フランチェスカの男子生徒諸君!」

 

 いきなり家庭科室のドアが開いて文化祭の実行委員長が入ってきた。何故か喜色満面の笑顔で。

 

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 この人はいつもいつも文化祭でとんでもない出し物を計画するため、俺達は大迷惑をしているのだ。去年なんて俺達男子を女装させて女装喫茶なんてもんやらせやがって・・・。(ちなみに大盛況だった)

 はっ!ま、まさか・・・。

 

 「あの、委員長、まさかまた女装喫茶を・・・」

 

 「ん?あ〜あれね。もうやんないわよ」

 

 あ〜やらないのか。よかった・・・って、じゃあ何で俺達ここに呼ばれたんだよ!?

 

 「あの、それじゃあ僕達なんでここに・・・」

 

 「ふっふ〜。それはね、貴方達にこの企画をやってもらうためよ!」

 

 そう言って委員長はどこから出したのか一枚のポスターを取り出した。

 

 

 

 そこに書かれていた内容は・・・

 

 

 

 

 

 『聖フランチェスカ美男子女装コンテスト』

 

 

 

 

 

 「「「「なん・・・だと・・・・?」」」」

 

 

 俺を含む全男子生徒の口から一斉にそんな言葉が漏れた。

 

 

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 「ちょっと、委員長!!なんなんすかこれ!!」

 

 「ん〜?見ての通りよ。貴方達にはこのコンテストに出てもらおうと思ってるの♪」

 

 「ふざけんな!俺達に大衆の目の前で醜態さらせって言うのかよ!!こんなのやらされたら俺らの人生破滅だわ!!」

 

 「だ〜いじょうぶ♪貴方達美形だし、女装もきっと似合うわよ♪」

 

 そういう問題じゃねえわボケ!!

 

 俺達は心の中でそう思った。

 

 「・・・あ〜!僕、クラスの出し物の仕事があるので・・・」

 

 ナイスだ無刀!それなら逃げられ・・・。

 

 「それなら大丈夫。すでに先生に言って許可を貰ったから♪」

 

 なんだと・・・?てことはつまり・・・。

 

 

 

 

 

 俺達にもう逃げ道ねえじゃねえか〜!!

 

 

 

 

 

 俺達は心の中で絶叫した。

 

 

 「さあ〜♪それじゃあ着付けといきましょうか〜♪」

 

 

 俺達の目の前には、嬉々とした表情の委員長と文化祭実行委員の皆さんが迫ってきていた・・・。

 

 その後俺達は、女物の服に着替えさせられたり、化粧させられたりといじられ、最終的に俺はウェディングドレス、無刀がメイド服、章仁がセーラー服、及川が着物(及川については委員長が数合わせで入れただけらしい)等等コンテストで着るものを決められて、ようやく解放された。

 しかし、解放されても俺達の心は重苦しいままだった。あと一ヵ月後には、衆目を前に大恥をかく羽目になるんだから。

 

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 俺が家に帰ると、既に皆帰ってきていた。

 

 ちなみに今の俺の家はどこかの大富豪のお屋敷並にでかかった。これも外史の補正ってやつかね・・・。

 

 「ただいま〜」

 

 と、俺が家に入るや否や・・・。

 

 「ご主人様!女装コンテストに出るとは本当ですか!?」

 

 ぶっ!?な、何で愛紗がそんなことを知っているんだ!?

 

 「担任の教諭が教えてくださいました」

 

 そういや委員長、すでに担任から許可取ってるって言ってたっけ・・・。

 

 「ふふふ・・・、一刀、期待しているわよ♪あなた結構容姿がいいから女装しても似合うんじゃない?」

 

 くそ〜!!華琳め〜!!人事みたいに言いやがって!!実際人事だけど!!

 

 「朱里!!何か文化祭に出席しなくてもいいアイディアとか無いか!!」

 

 「はわ!?え、え〜と、仮病とかどうでしょう?」

 

 仮病ね、妥当なアイディアだ。だが・・・。

 

 「それ、去年も使ったけど、駄目だったぜ・・・」

 

 委員長が寮にまで押しかけてきて、熱を測ったり、脈を測ったりして健康だと結論付けられて、そのままメイド服で給仕させられたんだ・・・。

 

 「ご主人様の、メイド服・・・」

 

 突然愛紗達がポカーンとした顔で俺を見つめる。そしてしばらく経つと、一斉に

 

 「良い!!」

 

 とか言い出した。

 

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 「何がイイだ!!何が!!俺にとっては恥辱以外の何物以外でも無いんだぞ!!もうお婿にいけなくなっちゃうんだぞ!?」

 

 「いや、北郷殿、お婿の行き先については心配ないかと・・・」

 

 俺の怒声に対して冥琳がマジでどうでもいいフォローを入れる。

 

 ちなみに冥琳なんだがこの世界で蘇った(間違ってはいないだろう)後、まあ色々あって今では真名を呼べる仲になった。性格は、前の世界のイメージと違って意外とお茶目な所もある・・・・、んだが、前の世界で謀反起こして挙句の果てに孫呉を滅亡させてしまったことがトラウマとして残っているためか『謀反』『裏切り』等の言葉を聞くと、自動的に鬱状態になってしまうようになった。

 

・・・ま、それはいいとして・・・。

 

 「冥琳!!何か、何かいい案は無いか!?」

 

 「そう言われましても・・・。まあ有るとすればその日に旅行にでも行ってしまうというのは・・・・」

 

 「おお!!さすが冥琳だ!!よし!それじゃあ旅行へ・・・」

 

 と、突然懐の携帯電話が鳴り出した。一体何だ、と思って電話に出る。

 

 「はい、北郷ですけど・・・」

 

 『あ〜北郷君、私だけど・・・』

 

 って委員長!?何で俺の携帯番号知ってるんだよ!?

 

 『ふっふ〜♪それは秘密って事で♪あ〜それでね、もし文化祭出られなかったら・・・』

 

 おい、秘密って何だよ!!秘密って!!

 まあそれは後にしておいて、俺は委員長の言葉に耳を傾けた。

 

 

 

 

 『家庭科室で取った写真を写真集にして販売するから♪』

 

 

 

 

 

 俺は沈黙して電話を切った。そして冥琳の方に顔を向けた。

 

 「すまん、冥琳。その案使えなくなったわ・・・」

 

 「そうですか・・・。ご愁傷様です」

 

冥琳は俺を実に憐れそうに見ている。

 

 頼むからそんな目で見ないで・・・。マジで・・・。

 

 「ご主人様!!私、当日には必ず応援に参ります!!」

 

 「鈴々も行くのだ〜!!」

 

 「はわわ〜、私も是非〜」

 

 「ふふふ・・・、面白そうね。是非とも見せてもらうわよ♪」

 

 「か、一刀の女装姿・・・ぽっ////」

 

 くおらあああ!!てめえら何かんがえてるんじゃあああああ!!!

 

 俺は心の中で絶叫しながらがっくりと俯いた。

 

 

 

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 そして現在、長い、本当に長い待ち時間で、俺は死刑執行を行われる前の死刑囚の如き心境になっていた。

 

 戻ってきた及川や章仁は、もう完全に真っ白に燃え尽きていた。

 

 そしてついに、無刀が戻ってきた。当然着ているのはメイド服だ。

 無刀は肩をがっくりと落として、とぼとぼと俺の横を通り過ぎて行った。

 と、途中で止まった無刀は、虚ろな目つきで俺を見つめて・・・。

 

 

 「一刀、ファイトだよ」

 

 

 と、言い残していった。

 

 

 

 それ逆にプレッシャーになるからやめて・・・・。

 

 俺が心の中でそう返答すると・・・・。

 

 

 

 

 『それではコンテストラストの出場者となりました!!北郷一刀君の登場です!!』

 

 

 

 

 ついに俺の出番が来てしまった。

 

 もうここまできてしまった以上、逃げることは適わない。

 

 「こうなったら・・・逝くところまで逝ってやるぜコノヤロオオオオ!!!」

 

 俺は絶叫を上げながらステージに出た。

 

 

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 恋姫,s side

 

 「むう・・・、あなどれないな・・・女装した男性というのも・・・」

 

 会場に来ていた愛紗はしみじみと呟いた。

 

 その隣では華琳が片手のマンゴージュースを啜りながらステージの方角を見つめていた。

 

 「ええ、特にあの早坂章仁と、無刀のは、正直凄まじかったわね・・・。まさか男であそこまで着こなせるのがいるとはね・・・。知らなければ私も女だと思い込んでいたわ」

 

 「・・・女としての自信を、失いそうになっちゃうわ・・・」

 

 華琳の隣では蓮華がどこか複雑そうな顔で舞台を見つめていた。

 

 

 

 

 『それではコンテストラストの出場者となりました!!北郷一刀君の登場です!!』

 

 

 

 

 「!ついにご主人様の出番か!!」

 

 「ふふ、これは見物ね♪」

 

 「一刀の女装姿、どんなのかしら・・・?」

 

 元三国の武将達と王達は、少し身構えながら、自分達の恋人の登場を待った。

 

 

 

 

 

 

 やがて、ステージ上のカーテンが開くと、

 

 

 

 

 

 

 そこには、一人の女神が存在していた。

 

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 一刀side

 

 (ぬぐああああああああ!!!!やっぱり来ていた〜〜〜〜!!!)

 

 心の中で俺は絶叫を上げた。その理由は、観客席に愛紗達が座っているのが見えたからである。

 

 出来ればこの姿は見て欲しくなかった。男なら誰だって人に自分が女装した姿を見て欲しくない。ましてや自分の恋人にならなおさらだ。

 

 そんな彼女達に眼を向けると、彼女達の頬は、少し赤くなっているのが分かった。

 

 そして俺の視線を感じたのか、すぐに顔を背けてしまう。

 

 あ〜〜〜!!!やっぱり俺がこんな姿をしているのを見て幻滅しているんだ〜〜〜!!

 

 もうお終いだ〜〜〜!!!

 

 俺の脳内には、愛紗達が笑顔でバイバイと手を振っている光景が走馬灯のようによぎった。

 

 『は〜い♪それじゃあ一刀君、自己PRをお願いしま〜す♪』

 

 ちくしょう委員長め・・・。あとで覚えていやがれ・・・。この借りは倍にして返してやる。

 

 俺は心の中でそう毒づいて、まずは自己PRを開始した。

 

 

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 恋姫,s side

 

 「な、なんと・・・ご主人様・・・・」

 

 「お兄ちゃん・・・凄くきれいなのだ・・・」

 

 「はわわ・・・私、女性として自信無くしちゃいます・・・・」

 

 「むむう・・・主の女装姿、まさかこれほどとは・・・、私など、霞んでしまうな・・・」

 

 「嘘だろ・・・・、あれ、本当にご主人様なのかよ・・・。別人じゃねえのかよ・・・」

 

 「ああ・・・素敵ですわ、ご主人様・・・。この私が、思わず見惚れてしまいましたわ・・・」

 

 「へう・・・ご主人様・・・きれいです・・・」

 

 「はあ・・・・なんて美しいの・・・一刀・・・ぜひ、私のものに・・・」

 

 「一刀、本当にきれいだわ・・・。私なんかじゃ、釣り合わないんじゃ・・・」

 

 上から愛紗、鈴々、朱里、星、翠、紫苑、月、華琳、蓮華の台詞である。

 

 それ以外の乙女達も皆、ウェディングドレスを着た一刀の姿にじっと見惚れていた。

 

 同じ女性であっても見惚れてしまうほど、一刀はとてつもなく美しかった。

 

 まるで、天から降りてきた女神のようで・・・。

 

 と、突然一刀が自分達の方向を向いた為、彼女達は慌てて顔を横に向けた。

 

 あまりにも一刀が美しすぎて、一刀の顔を直視したら、それだけで堕ちてしまいそうだったからである。

 

 (な、なんという輝き、この私が、一瞬で堕ちてしまいそうに・・・!)

 

 (くっ、直視できない・・・!い、今にも鼻血が・・・!)

 

 (うう・・・一刀、だめ、見たら駄目・・・!見たら、それだけでどうにかなっちゃいそう・・・!)

 

 歴戦の武将達は、ただ、一刀のウェディング姿に悶え苦しむしかなかった。

 

 その後、自己PR等が行われたが、愛紗達は、ただただ一刀の姿をちらちら見る事しか出来なかった。

 

 

 

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 一刀side

 

 ようやくコンテストが終わった後、コンテストの結果発表が行われた。

 

 どうせ一位は無刀だろう、と考えていた。あいつ女装したら確実に女の子に見えるから。

 

 んで、俺なんか最下位くらいだろ、多分。

 

 んで、結果発表を待つ。

 

 

 『それではただいまより第一回聖フランチェスカ美男子女装コンテストの結果発表をお伝えいたします!!まず第三位・・・早坂章仁君!!そのセーラー服姿に萌え〜ってなった女子生徒が多かったようです!』

 

 結果を聞いた章仁は地面に崩れ落ちた。当然三位で悔しいというわけではない。

 

 『第二位、本当に男の子なの!?と思わせる美少女ぶり!!第三の性別の持ち主こと、北郷無刀!!』

 

 「僕、第三の性別じゃないよ〜!!男だよ〜!!」

 

 あれ?無刀が第二位?意外だな。それじゃあ誰が一位なんだ?

 

 

 『そして注目の第一位は

 

 

 

 

 その可憐かつ美しいウェディングドレスで全女子を魅了した北郷一刀君です!!」

 

 

 

 

 

 

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・・・・は?

 

 

 (途中変な画像が流れましたことをお詫び申し上げます)

 

 

 

 それから俺は一位の表彰として図書カード10万円分貰ったんだけど・・・これぽっちも嬉しくないわ。むしろ泣きたい。

 

 

 そして家に帰った俺を待っていたのは・・・

 

 

 

 

 

 「ご主人様!!もう一度、もう一度ウェディングを!!!」

 

 「さあ一刀!!このメイド服を着なさい!!そして私をお嬢様と・・・」

 

 「一刀・・・あの、この制服を着てくれないかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

・ ・・もう女装は嫌です、まじで。

 

 

 

 あとがき

 

 

 どうも皆さん。年賀状小説第二段は、一刀君女装する、の巻です。

 

・・・途中の画像は気にするな!!

 

 今回登場のオリキャラは一刀のいとこの無刀です!

 

 キャライメージはマブラヴの鎧衣尊人、・・・つまり第三の性別とかそういう類です。

 

 華奢な体に似合わず柔術の使い手、という設定です。

 

 それでは次回もお楽しみに。

 

 

 

 ・・・・途中の画像は気にしちゃだめだ!!!

 

説明
 お待たせいたしました!新年特別企画、第二弾です!!

 今回は学園祭で一刀君が・・・・される話です!

 詳しくは読んでからのお楽しみです。

 あと、オリキャラもでますので、お楽しみに。
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コメント
死ぬ気満々な死亡フラグって・・・・w(2828)
さすが一刀、ほかあきちゃんもなしたんもいいなぁ・・・w(よーぜふ)
最後のAAは笑った。(笑) そして俺はこう言う。僕は…嫌だ。(BLACK)
第3の性別か…    これ、特別にしないで普通にだしてもいいと自分は思う。面白いし。(シン)
強制的に式場に放り込むと良いと思うよwww(ロンギヌス)
まさかの1位(VVV計画の被験者)
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恋姫無双 真・恋姫無双 新年特別企画 恋姫祭り 

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