無印・恋姫無双〜外史の突端〜 第伍話 |
砂ぼこりが舞い上がるメインストリート。ここはかつて大都市だったのだ・・・。
この場所は曹操軍の御膝元、『洛陽』である・・・いや、であった。
???「何で・・・こんな事に。」
深くフードを被っているため、人物は特定は出来ないが、頭には『妙な人形』が乗っていた。
???「おぃ、にいちゃん。妙な、とはなんでぇ。」
サーセン・・・。By三国
所変わって此処は『成都』。劉備軍の本拠地の都市だ。
諸葛亮「洛陽が『謎の軍団』によって壊滅したそうです・・・。」
ザワッ・・・!
劉備「壊滅って・・・、魏の武官文官も?」
諸葛亮「はわっ!え〜っと、間諜からの報告でしゅと『依然として不明・・・。』と有りますね・・・。」
趙雲「(突然現れたあの白い軍団とは・・・まさかな・・・。)」
黄忠「どうかしたの?星ちゃん。」
趙雲「・・・いや。何でも無い・・・。」
しかし、あの曹魏が負けたというのか。信じがたいな・・・。
黄忠「でも変よねぇ、『魏の人達が消える』というのは・・・。(たしかに髪留め撃ち抜いた気がしたのだけれど・・・。)」
厳顔「確かにな。」
鳳統「あわわ。現在ちょうしゃ中でしゅ・・・。」
ちょっとした間が空く。すると、綺麗な黒髪が映える少女が発言した。
???「私が思った事が一つ有ります。『撃破』された訳ではなく、『消えた』のでは無いでしょうか・・・。」
張飛「はにゃ?どーいう事なのだ?」
馬超「あたしも思った、どういう事?」
さっき沈黙を破ったのは誰だと思う?・・・あの愛紗だぞ?あの料理とは思えない料理をする、あの愛紗だ。思わず二回言ってしまった・・・。
関羽「間諜からの報告ですと、報告する前の日まで町には活気が有ったそうです。」
軍師の愛紗というのもなかなか良いものでな、飽きはせん。
劉備「一日で撃破はされないよね?」
諸葛亮「はわっ!え〜っと、最低・・・半年は掛かりますね。あの曹操さんですから・・・。」
趙雲「そうだな、たとえ『謎の軍団』であっても、一日では何も出来ますまい。」
張飛「あの金髪クルクルが負けるはず無いのだ!」
趙雲「それはどうか分からんが、何処に消えたというんだ?」
呂布「・・・別のとこ。」
全員「別の・・・所?」
呂布「(コクッ)」
まさか恋のやつ・・・まさかな・・・。
愛紗「くしゅん!」
一刀「愛紗、どうしたの?風邪?・・・今日、止めとく?」
愛紗「折角、私の番なので・・・します///(しかし、誰だ?殺意を感じたのだが・・・。しかも懐かしい感じだったな・・・。)」
華琳「へくち!」
秋蘭「華琳様。御風邪ですか?」
華琳「いえ。何か悪口を言われた気がしてね。ちょっと不愉快だわ・・・。」
そしてまた場所が変わって、ここは『建業』。孫策率いる孫呉の首都だ。
孫策「洛陽が?なんで?」
周瑜「何で?って・・・それが『謎の軍団』に襲撃されたそうよ?」
孫策「よ?って何、疑問符ついてんのよ冥琳。」
周瑜「どちらもその後の消息が途絶えて居るんだもの、疑問に思って当然だ・・・。」
黄蓋「どちらも、というのが分からんのぉ・・・。」
孫権「(あいつらの所為か、あ奴らの所為で私と思春、穏にシャオと・・・冥琳だったわねこっちの世界へ来たんだもの・・・。亞莎や明命、祭などにはビックリしたんだけどね・・・。だって、前の世界で出て無かったんだもの、ズルイわよね。)・・・。」
甘寧「蓮華様・・・。如何なさいましたか?」
孫権「何でも無いわ、ありがとう思春。」
甘寧「はっ!」
呂蒙「洛陽は陥落、とありますが『たった一日』で陥落っていうのは・・・。」
黄蓋「はっ!粗方、気が抜けてたんじゃろ?」
周瑜「いいえ、黄蓋殿。曹魏はあの赤壁で100万の兵で挑んでくる輩です。まぁ、結果的には我々の『策』は失敗に終わりましたけどね。」
陸遜「あれは穏もビックリしましたぁ〜。」
孫策「で?結局的にはまだ分かんないって訳?」
周瑜「そういう事になるな・・・。って雪蓮!それは何!?」
孫策「この前、怪しい商人から買った『男のねo○』よ?」
周瑜「それは、駄目だろ!!ってか、何売ってんだその商人!「興味ないの?」な?!///無い訳では・・・ブツブツ・・・//////」
黄蓋と周瑜以外は顔を背けたり、顔を赤くしながらガン見していた。
孫権「(な、なんか・・・。『一刀の』に似てるわね///)」
一刀「ゾゾゾ・・・。(寒気)」
愛紗「如何なさいましたか?」
一刀「誰か噂してんのかな?」
愛紗「羨ましいのですよ。私が一刀様を独占して居るのが・・・。」
貂蝉「何でかしらん。」
卑弥呼「どうしたのだ、貂蝉。」
貂蝉「えぇ、卑弥呼。前回の外史の記憶が在るみたいなのよ。気付いてない人もいるみたいだけどね・・・。」
卑弥呼「あの外史か・・・、あの二人が壊したあの外史の記憶が全員在るとは・・・奇跡と言えよう。」
???「おやおや、こんな所に居ましたか。管理人が直々赴いて管理とは・・・。」
卑弥呼「ふんっ!そういう御主こそどうなのだ?」
???「ふふふっ、私はただの見物ですよ。」
そういうと『赤○の白い彗○』・・・じゃなかった、聞き覚えのある『ザ○ード』・・・でも無い。とにかくその声は消えた。
卑弥呼「・・・ばれたかの?」
貂蝉「正直分からないわ。まだ表沙汰になって無いだけかもね。」
三国:次回、イ○○oル「言わせないわよ!!」ぐはぁ!!
孫策:はぁ〜い。皆の姉、雪蓮よ。
華琳:相変わらずフリーダムね。ねぇ、三国・・・作者知らない?
孫策:そこに居るわよ?(華琳の下を指さす)
華琳:!!!?///////////何してんのよっ!この、バカ!
三国:げふぅ!!!(淡いあ・・・お、ガクッ)
華琳:はぁはぁ・・・、はっ!聞きたい事在ったのに!!
孫策:(ふぅ〜ん・・・淡い青、っとヵキヵキ・・・。)何してるのよ、早くこっち来なさい劉備。
華琳:孫策・・・、その紙に『誰』の『何』が書いてあるのかしら?
劉備:まぁまぁ、落ち着いてください。そうそう?・・・さん。
華琳:なんで語尾上がってんのよ?!そんなに影薄かったかしら、あたし・・・。
劉備:そ、そそ、そんな事ないですよ。ね?孫さ・・・く・・・さん?
周瑜:これは・・・動くのか?!なんとも生々しい//////
孫策:これを○○○のなかに「そこまでだ!!」そ、その声は・・・!
三国:死の淵から還ってきたぜ!!好き勝手に暴れる妖魔共よ、喰らえ!!召喚『種馬』!!
一刀:って俺か?!!
孫策:きゃ〜食べられるぅ〜!!
愛紗:・・・『混沌』だな。次回は宣言した通り、遅くなるそうだ。
趙雲:おっ・・・愛紗!久しいな。
愛紗:星・・・なのか??
趙雲:そうだ。
愛紗:あぁ、良かった・・・。(思い切り抱きしめた)
周瑜:こ、これ・・・こんな仕掛けが?!
説明 | ||
まさかのUPです。 ここでは、華琳達が飛ばされたあとの話をしてみましょう・・・。 それでは、始まります・・・。 |
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コメント | ||
320i様>どうなるのでしょうか?(F458) 葉月様>そこんとこ直します!冥琳はこういう『壊れ』が多いですのでwww(F458) 中々のカオスっぷりですね奥付がwところで作中で蓮華が無印って言ってるのがとても違和感が有りますね。無印とか真とかって作中じゃ判らなかったはずですが?ところで、冥琳の壊れ具合が素敵ですw(葉月) nakatak様>知識欲が旺盛なんです・・・冥琳さんは。(F458) クラスター様>では、ちょっと修正の方を・・・。(F458) >星さんだったり・・・筋肉達磨だったり… …ふむ、蜀勢描写の時のナレは、確かに星みたいですが、それ以外は化物ですか?でも、洛陽跡地の描写の際に、ナレ役が「にいちゃん」と呼ばれてるのでね。この作品の真・恋姫外史に一刀は居ないと言う話だったし、華陀は「サーセン」なんて言葉は使わないので、正直該当者が思い浮かばないんですよ。(クラスター・ジャドウ) 周喩…あとがきでナニしてやがる?(nakatak) クラスター様>星さんだったり・・・筋肉達磨だったり…(F458) 名無し様>そこがまだ未定です・・・。(ダメじゃん)(F458) 白装束軍団は、魏を壊滅させた段階で、再び沈黙したか…。しかし、蜀にも状況が飲み込めてないのが少々妙だな?華琳が確か、「黄忠と遭遇して髪留めを射抜かれた」と言ってたし、その際に黄忠が白装束を目撃してそうな物だが。それはそうと、ナレーション担当してるのは一体誰?真・恋姫外史に存在している男性なのは、辛うじて分かるけど。(クラスター・ジャドウ) ……ほえ? まさかの強くてニューゲーム状態?(名無し) |
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