懐かしい日常・・・・ |
俺、紅坂 宗は家の階段を降りながら呟いた
「あぢぃ〜」
7月なのだから暑いのは仕方ないのだが、どうも暑いのは昔から苦手だ。
「なんでこんなに暑いんだ・・・・・」
そんなことを呟いていると、
「♪〜〜〜」
台所の方からかすかに鼻歌らしきものが聞こえてきた。
「おはよう、飛鳥さん」
「あら宗ちゃん。おはよ〜♪」
どうやら鼻歌の主は義理の姉である飛鳥のようだ。
「おはよ〜宗にぃ〜♪」
「お、おはよう、音々」
突然義理の妹である音々が背中に飛びついてきた。
宗は一瞬倒れるかと思ったが、倒れまいと踏ん張った。
「音々はこんな暑いのに元気だな〜」
「まぁね〜♪宗にぃだってもうちょっとすれば慣れるよぉ」
「だといいけどな」
音々とそんな会話をしていると、
「二人とも〜朝食できたよ〜」
どうやら朝食ができたようだ、それを聞くと。
音々と俺は席についた。
今日はなんか豪華な気がした。
だが俺も音々もそんなことを気にせずに朝食を食べ進め、あっという間に朝食が終わっていた。
「あらら、二人ともそんなにお腹空いてたの?」
「そうでもないかな?」
俺がそういうと飛鳥は不思議そうに首を傾げた。
「飛鳥さんのご飯は格別にうまいからなんか食が進むんだよね。」
そう言うと、飛鳥はすこし照れたように俯いたまま、顔を赤くしている。
「そ・・・そう」
照れている飛鳥さんも可愛いなぁ〜、とか思っていたら、
「お姉ちゃん照れてる〜」
音々が茶化す様に言うと、
「照れてなんかありません!」
なんて言って反抗するが、俺はたしか音々にもそんな嘘通用しない。
「嘘だ〜、お姉ちゃん顔真っ赤だもん〜♪」
「!」
しまった!という顔でさらに顔を赤くして俯いてしまった。
追い討ちをかけるように、音々は、
「宗にぃもそう思うよね?」
なぜこのタイミングで俺に振るんだ・・・
「・・・・・・・・・」
俺は黙ることしかできなかった。
「な・・なんでそこで黙っちゃうのよ〜!」
俯いてた飛鳥が顔を上げた。
「い・・いやぁ、音々の言いたいこともわからんではないが、これ以上言うと飛鳥さんが可哀想だろ?」
そう言うと、飛鳥さんは目をキラキラさせながらこっちを見ていろ。
(や・・やばいぞ・・・可愛いにもほどがあるぞ・・・・・)
可愛いすぎるので、つい頭を撫でてしまった。
そうすると、飛鳥さんはポッといった感じで顔を赤くしてさらに俯いてしまった。
「あ・・ごめんね?飛鳥さん」
「・・・・・・・(フルフル)」
頭がとれるんじゃないかと思うぐらい首を横に振った。
思わず抱きしめてしまいようになるぐらい可愛いかった。
「お姉ちゃんだけずるい〜!」
そんなことを言いながら、抱きついてきた。
「ちょ・・音々、危ないって」
「だいじょうーぶだよぉ〜♪」
しかし、音々も可愛い、これまた思わず撫でてしまった。
「ふにゃぁ〜」
猫のような声を上げて、顔を頬に擦り付けてきた。
その光景をみて、我慢できなくなったのか、俺の腕に抱きついてきた。
少しビックリしたが、飛鳥さんの顔は耳まで赤く、俯いていて可愛いので何もできなかった。
そんなことをしながら、“俺は帰ってきたんだ”そう思った。
俺はつい1週間前まで北海道の家にいたのだ。母親は俺の生まれたすぐ後に死んでしまった。
父親と俺は二人で北海道で暮らしていた。飛鳥さんや、音々は数少ない親戚の一員だ。
なぜ飛鳥さんたちと暮らしているのかと言うと、父親が仕事の都合で、海外に行くのに、俺を連れて行けないというので、親戚の中でも一番付き合いが長い飛鳥さんのところに来たのだ。
でもこうやって3人で過ごすのは多分・・・・3年ぶりだろう。
久しぶりに会った飛鳥さんや音々はものすごく綺麗になっていた、どの目からみても美少女と言えるだろう。
日の光にあたりながら、俺はこの幸せがいつまでも続けまいい、そう思った。
説明 | ||
初投稿なので、相当下手糞だと思いますが。 どうぞあたたかい目で見てやってください>< |
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あたたかい目で 考え無しで書くとこうなる | ||
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