ヤンデレ?な彼女 |
ヤンデレ?な彼女
第一話
『出会い』
『ゴーンゴーン』
「ふぅやっと昼か」
一刀「衛、一緒に昼くわないか?」
衛「いいぜ・・俺は購買だが、一刀は?」
一刀「俺も同じだ、売り切れる前に行こうか」
衛「おう」
俺の名は衛、名字は神苑
名字は中々ない呼び名だがいたって普通の学生だ
この春ここ、聖フランチェスカに編入した二年生だ
運動はそこそこ、勉強は普通、性格は・・・言わないでおこう
コレと言って特別な能力は持ってない
ちなみに隣に居る彼は北郷一刀
同じ学年組で親友だ
運動神経はいいし、勉強もできる、性格は普通だと本人が言ってるが
周りからは優しいのひと言
剣道部の先輩から勧誘を受けてるらしいが・・・いまだ無所属
ついでに色恋沙汰には鈍感
一刀「相変わらず人が多いな」
衛「出遅れたかな?」
一刀「まぁ挽回できるだろう・・・衛!アソコ開いてるぞ」
衛「よっしゃ」
『ドンッ』
「キャッ」
衛「おっと」
前の方から押されたのだろう、女子が飛ばされてきた
衛「大丈夫?」
女子「は・・・はい」
運よく抱き留めれたが・・・・顔が赤いぞ」
衛「顔赤いけど・・・大丈夫?」
女子「はっはい!大丈夫です!ありがとうございました」
お礼を言ってソノコは走り去っていった・・・
一刀「衛も隅に置けないなぁ〜」
一刀がなにやら言ってるが・・・学年ナンバー1のモテ男に言われましても・・・(自覚なし)
衛「でもどうするよ?この分だと飯なしじゃないか?」
一刀「そうだなぁ・・・」
??「お前ら道をあけろ!」
??「さぁ、華琳様」
(おい、生徒会長様だぜ)
(何でこんなところに来てんだ?)
(さぁ知るかよ)
??「そこ!うるさいぞ!」
華琳「春蘭、秋蘭おやめなさい」
春秋「「はっ!」」
華琳「あら?一刀じゃない・・・それに衛も」
一刀「よぉ」
衛「ちわ」
華琳「二人ともどうしたのかしら?」
一刀「どうしたって昼飯を買いに来たんだよ」
春蘭「キサマ!華琳様に向かってそのような口を」
華琳「やめなさい!そう・・・どうかしら?一緒に食べてあげてもいいわよ?」
一刀「それはうれしい提案だな「でしょ」でも衛と食うって決めたからパスだ」
華琳「そう・・・残念ね」
一刀「ああ、今度俺から誘うよ」
華琳「ええ、楽しみに待ってるわよ」
そして嵐は去った
その後固まって動かない人たちを他所に昼飯にはすこし多い量を買って屋上にきた
衛「よかったのか?生徒会長じきじきにお誘いしたってのに」
一刀「何、アレはからかい半分だ、それに本気だったら俺が連れ出されてる」
衛「確かにな・・・よし、ここでいいだろ」
一刀「よいしょ・・・衛は何買ったんだ?」
衛「メロンパンにハムクロワッサン・・・あとカツ丼に午後用に菓子パンとドリンク2本」
衛「一刀だって結構買ってないか?」
一刀「そうか?弁当2個とぱんが3個、飲み物は1つだが?」
衛「まぁ・・午後の授業が運動だからな」
一刀「そうなんだよなぁ・・・ん?」
衛「どうした?」
一刀「なんか視線気にならないか?」
衛「視線?・・・いつものアレだろ」
一刀「いつものってお前なぁ・・・」
衛「早く食わないと授業始まるぞ」
一刀「おう・・・ってごまかすな」
衛「まぁまぁ・・・はい、一口」
一刀「まったく(アグッ)うまいな」
衛「だろ?この学園じゃなければこれ食えないからなぁ」
一刀「これも食ってみるか?」
衛「お?いいのか?ならアーン」
一刀「あーん、ほい」
俺たちにとってはいつもの飯風景だが・・・・
裏では・・・
同性愛やらと噂されていた
昼飯時間も半分過ぎた頃
いつもの光景がやって来た
『一刀(様)!』
彼のファンクラブ到着
でも今日は違ったらしい
??「あの・・・・神苑先輩」
衛「はい?」
??「す・・・好きです!私と付き合ってください!」
衛「はいぃぃぃぃぃぃ!?」