真・恋姫無双 懇願 |
この物語は新・恋姫無双を心から愛する作者が呉ルートで、こんなストーリーになってほしかった・・・という気持ちが抑えきれずに書いてしまう作品です。
大筋はPCゲーム新・恋姫無双のルートをなぞりつつ進行していく予定です。作者自身これから三国志の勉強をしつつ投稿していく予定ですので、生暖かい目で見守ってください。
(なお本作の北郷一刀は原作よりは強化されています。)
それでは外史の扉を開きましょう・・・・
聖フランチェスカ学園で迎える夏休みも2年目になり。
いつもと同じように新幹線に乗っていた。
「また爺ちゃんのスパルタ修行の始まりかな。」
実家である九州の北郷剣術道場に夏休みを利用して帰省していたのだが、今回はいつもの帰省と 内容が違っていた。
実家に着くなり爺ちゃんに道場に呼ばれ、話しをされた。
「一刀や剣道全国大会はどうじゃった?」
「勝てはしたけど・・危ないシーンも何度『一刀・・』か?」
「正直に申せ。どうじゃったのだ?」
「・・・・・・遅かった。」
「遅い?何がじゃ?」
「相手の動きが、面を打つ仕草もすぐ分かったし、竹刀で防ぐ必要もなかった・・・」
「ふむ・・・(まさか・・開眼したのか?少し試してみるかの)。」
「もう今日は休んでいいぞ。明日は朝一番に手合わせをするからの。」
「え?ちょ・・・行っちゃったよ。」
「今日は寝るか。」
それにしても爺ちゃんの顔・・嬉しそうな複雑そうな表情だったな。
− 翌日 −
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
やっぱり爺ちゃんは化け物だな・・小一時間打ち合ったのに息ひとつ乱れてない。
動きは見えたのに一本も取れなかった。こっちは数えきれないほど打たれたのに。
「まさかとは思ったが・・・一刀や」
「なに?」
「完璧にわしの動きが見えておったな?」
「見えてはいたけど一本も当たらなかった・・爺ちゃんはすごいよ。」
「そうかやはりな・・くっくっくっく。」
笑える発言をしたとは思えないんだけどな?
稽古の後に爺ちゃんの話しを整理すると。
どうやら北郷家にはごく稀に透視眼と呼ばれる能力をもつ人物が生まれてくるらしい。
北郷の歴史の中でも開眼したのは、初代当主と11代目である爺ちゃんだけらしい。
「爺ちゃん漫画の読みすぎだよ。」
ごく自然の反応をした俺に少しムスっとした表情になった。
「では1つ質問をするが。」
「駅のホームから通過する電車に乗っている人の表情が見えるか?」
「はぁ?そんなん見えるに決まってるだろ?」
「同じ質問を1000人にしてみろ。1人も見えると答えるやつはおらん。」
「・・・・・マジ?」
「マジじゃ。」
ちなみに後で親友の及川に電話で質問してみたら・・
「カズピー漫画の見すぎやで〜(ガチャ)。」
と言われた・・他人に言われると腹が立つな。
そして透視眼の存在を認めると同時に、ある疑問が浮かんだ。
「爺ちゃんも俺と同じ透視眼なんだよな?」
「それがどうした?」
「なら何で俺と同じ運動量で少しも呼吸が乱れてなかったんだ?」
「それは・・・師としての意地じゃ!」
「・・・・・・・・・・・」
「冗談はさておき・・・」
「(殴るところだった。)」
「氣というものを知っとるか?」
「名前だけは。」
「ふむ、ならば・・・」
話によると氣は本来誰もが持っているものだが、その存在を意識し使いこなす能力を持っている のは10万人に1人ほどだという。扱えれば自己治癒能力の向上、身体強化、氣弾を打つことも可 能だという。
「鍛えればお前が子供の時から夢見ているカ○ハ○波さえも・・」
「できるようになるのか!?」
「出るわけないじゃろ、漫画の読みすぎじゃ。」
「・・・・(コロス!)」
「本題に入ろうかの。」
「・・・?」
「氣を習得したいか?」
この時の爺ちゃんからは今まで感じたことのない圧力を感じていた。
あとがき
どーも初投稿で緊張気味の作者ですが・・・
思った以上に序章が長くなっているので自分でも驚いていますw
一刀の能力は強めでいくので勘弁してください。
もう少ししたら呉にルーラさせますんで。
あと1週間に1度のペースであげる予定なのでお願いいたします。
説明 | ||
これは、真・恋姫無双をこうして欲しかった・・・という作者の強い願望が抑えられずに表に出てしまった作品です。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
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コメント | ||
早く続きが読みたいです!(タケダム) 楽しみです!!!(おとうさん) |
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タグ | ||
真・恋姫無双 呉 北郷一刀 新・恋姫無双 | ||
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