妹と共に 55 |
『忠犬凪』
凪「明日は久しぶりの非番か・・・赤壁での一戦から此処数ヶ月は何も無いけど・・・劉備があれであきらめるとは思えないけど・・・」
一刀「なぎ〜」
凪「はっはい!なんですか、隊長」
一刀「凪、明日あいてるか?」
凪「はい!」
一刀「なら、一緒に街をまわってくれないか?」
凪「よっよよよよよろしいのでしょうか?わっわたしで」
一刀「凪がよかったらね・・・大丈夫?」
凪「はい!大丈夫です!」
一刀「それじゃぁ今日は早めに寝て明日に備えないとね」
凪「はい!」
翌日
凪「はっ!い・・・いかん、緊張して眠れなかった・・・・顔でも洗ってこよう」
真桜「あ〜、凪おはようさん」
沙和「おっはよ〜なの凪ちゃん」
凪「ああ、おはよう二人とも」
真桜「な〜ぎ〜」
凪「どうした?真桜」
真桜「どうしたはこっちのセリフやどないしたん?目にクマ作って」
凪「なんでもない」
真桜「気になるなぁ〜まぁええか・・・」
凪「おまえらしくないぞ・・・どうした?」
真桜「?・・・なんでもあらへんよ?ちょっち隊長とムフフ」
沙和「真桜ちゃんもなの!?」
真桜「って沙和もかい」
凪「なんのことだ?」
真桜「なんでもあらへんよ〜、なぁ沙和」
沙和「そっそうなの〜なんでもないの〜」
凪「・・・(ジー)」
真桜「ほんならまたな〜」
沙和「またなの〜」
凪「あ、おい!」
凪「一体なんだというのだ」
凪「まったくあの二人のおかげですっかり遅く・・・」
一刀「zzz」
凪「あの・・・隊長・・・?」
一刀「zzz」
凪「眠っておられるのですか?」
一刀「・・・」
凪「すこしだけ・・・・すこしだけ・・・一緒に・・・」
凪(風が気持ちいいです・・・・・風!?)
凪「ここは!?」
一刀「ん?起きたか」
凪「隊長!?ここは・・・」
一刀「都からすこし出たあたりかな」
凪「あの・・・隊長。今日は街を見に行くのでは?」
一刀「そうだよ・・・説明不足だったかな」
凪「・・・すこし」
一刀「街は街でも都じゃなくて周辺の街を見て回ることなんだけどね・・・大丈夫、華琳には既に許可を得てるよ」
凪「で・・・ですが、隊長は許可を得ても私は・・・」
一刀「そのへんも大丈夫だって・・・元々誰か同伴しなければならなかったんだし」
凪「はぁ(私はついでだったのかな?)」
一刀「凪と一緒に回りたかったなんていえないもんな」
凪「ふえ!?」
一刀「苦しくないか?」
凪「大丈夫です」
隊長の愛馬、雷帝と隊長にはさまれるように・・・
一刀「もうすこしの辛抱だぞ」
凪「・・・はい」
隊長に後ろから抱きしめられるように・・・
雷帝が奏でる鼓動と隊長が奏でる鼓動
その鼓動をあわせることで一緒になった気になれる
凪「あの・・・隊長」
一刀「ん?」
凪「もっと早くしても・・・大丈夫ですから」
一刀「でも・・・凪が」
凪「大丈夫です・・・だから抑えないで」
一刀「わかった・・・雷帝」
雷帝「ヒヒーン!」
凪「隊長(ギュッ)」
一刀「なぎ・・・なぎ・・・」
凪「ん・・・んん・・・」
一刀「凪・・・大丈夫か?」
凪「はい・・・大丈夫です」
一刀「ごめんな・・・ついむきになっちまって」
凪「いえ・・・私は大丈夫です・・・ところで隊長?」
一刀「どうした?」
凪「ここ・・・どこですか?」
一刀「ここはね・・・建業だよ」
凪「え?」
一刀「凪・・・立てる?」
凪「はっはい(よろっ)」
一刀「気をつけてね」
凪「は・・・はい」
一刀「雷帝、おいで」
雷帝「・・・(コクリ)」
私と隊長
隊長は何を思い此処にきたの?
私は何があっても隊長についていきます
そして・・・
孫策「こんなところにノコノコくるなんて・・・貴方死ぬ気?」
一刀「まさか・・・王自らで向かえか・・・ご苦労なことだな」
孫策「まぁいいわ・・・ついてきて・・・話はそれからよ」
孫策についていく隊長
私も隊長に手を引かれ城の中へ・・・・
一刀「雷帝、いい子だから・・・待っててくれよ」
雷帝「はい」
凪「(いま雷帝がしゃべったような)まってください、隊長」
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む | ||
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コメント | ||
ワクワク(readman ) 何で建業に来てんだ!?そして雷帝が喋る。急な謎展開次回期待っすね(VVV計画の被験者) |
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