真・恋姫†無双 〜 董の守護者 第一話
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第一話 「董擢、故郷を去る」

 

 

side董擢

 

ワシがここに生まれてから十年の月日がたった 

 

生まれてすぐに驚いたことがあった、親の名だ

 

母が董君雅になっとるのだ、これに関しては何もわからんかった

 

別の世界ということで一応ワシの中で片付けとる

 

次、これがまったくわけがわからん

 

 

「へぅ、に、にぃさま〜まってください〜」

 

 

ワシの妹、董卓、真名を月という

 

・・・ワシでありながら、なにこのかわ・・・ゲフッ 優し過ぎる、大人し過ぎる

 

本当に、ワシなのかと思うくらいだ

 

 

「月、ワシについてくるなといつも言ってるだろう!!」

 

 

はっきりいって、少々めんどくさい

 

 

「へぅ、ごめんなさい、でもははさまが、うう」

 

 

・・その上泣き虫すぎる、まったくもって虐めがい・・・めんどくさい

 

 

「・・・で、あのババアが今度はn「自分の母親をババア呼ばわり・・か」・・・(汗」

 

 

向き前方 → 回れ〜右 →  鬼ババ出現 ← 今ここ

 

 

「そういえば夜、お前、この前も私のことをババア呼ばわりしてたな、

 

 今日の稽古、覚悟では出来テルナ?」

 

 

・・・確かこういう場合、兵法の三十六計敗戦計走為上、つまり

 

董擢は逃げた!!

 

「どこへ行くつもりだ?夜よ」

 

しかし回り込まれてしまった

 

 

「ほら、さっさと逝こうか?」

 

「母よ、字が違う気がするのだが」

 

「いや、これであってるぞ(ニヤリ」

 

 

ワシの人生、みじかかったのぅ

 

 

 

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場所はかわって、訓練場

 

side他

 

 

「はぁああああああ」

 

董擢が董君雅に剣を振るうが、軽く流される

 

「フッ、夜よ、背ががら空きだぞ」

 

無防備なその背中に剣を振った

 

「そう簡単にはいきません」

 

董擢はすぐに体勢を整え、董君雅の剣を弾いた・・が

 

「フッ」

 

「ガッ!!」

 

董君雅は弾かれた剣を無視しそのまま、董擢の首を掴み、押し倒した

 

「・・・また私の勝ちだな、夜よ」

 

「・・チッ・・・そのようで」

 

「また、舌打ちしたな、本気で絞めるぞ」

 

「・・・申し訳ありません」

 

「よし、よく言った」

 

首から手を離し、董擢に手をかした

 

 

「だが、夜よ、お前は強いぞ」

 

「・・敗者になにを・・」

 

「まぁ、聞け、お前は力がある、街で聞いたが、暴れ馬を止めたとも聞いたぞ。」

 

「・・・・」

 

「そして、これはあいつ(父)からだが、勉強もでき、このごろは計略を勉強しているそうだな」

 

「・・・・」

 

「お前は、それをどう使う?、その力と智で、なにがしたい?」

 

「・・・・この力は私を見下そうとするものを殺すため、

     この智は私を殺めようとするものを殺すため」

 

「・・・・・」

 

「この力と智、これは私のために使う、それだけ・・です

 

「・・・・・そうか」

 

月香(董君雅)(このままでいけば夜は、人をなんとも思わなくなるやもしれんな

        ・・・・・・まさかわが子に、このようなことはしたくなかったが)

 

 

「夜よ!!、お前に、命ずる!!」

 

「・・なにを?」

 

「これから10年、この街に入ることを禁ずる!!」

 

「・・・わかりました、すぐにこの街を出ましょう」

 

「いや出るのは明日だ、今日は準備を整えよ」

 

「・・・・はい」

 

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次の日

 

 

城門前

 

 

「へぅぅぅぅ、にぃさま〜、いかないでください」

 

・・・またか(笑

 

「月、お前にも力と智がある」

 

「ふぇ?」

 

「おまえ自身ではない、だが、それはお前に役に立つ、それを見つけよ

 そうでなければ、お前は死ぬ」

 

「へぅ!?」

 

びくっと体を震わせて、まったく虐めがいがあるわw

 

「お前自身も、智だけでも鍛えておけ、それだけですべてが変わる」

 

「・・・はぃ、にぃさま」

 

「・・・夜よ」

 

「なんですか母?」

 

「これは餞別だもってゆけ」

 

母が投げたのは、槍斧(ハルバート)それを片手で受け取る・・ことは出来なかった

 

 

「うぉ!?・・重い」

 

 

それもそのはず長さ三尺(約90p)もあり、太く、そして鉄で出来ている

 

 

「お前、本当は自分からここを出る気もあったのだろう?」

 

「・・・気づいていたのですか」

 

「ふぇ!?」

 

「当たり前だ、私はお前の母だ、体には気をつけろ」

 

「・・・・・では私からも」

 

「?」

 

「勝ち逃げは許さねぇ、生きてろよババア」

 

董擢は笑った

 

「・・・プッ、ハハハハハハハハ」

 

董君雅も笑った

 

「それだけ威勢があれば大丈夫だな、ああ、お前が戻るまで私は死なん、いってこい馬鹿たれ」

 

「いってらっしゃい、にぃさま」

 

月も泣き止んで笑っていた

 

「それでは、また、会えることを願わん」

 

そのまま、馬に乗り、董擢は街を出てゆく

 

 

 

 

そして少し進んで

 

「・・・・月はまだ守るには値しないな、十年後、あいつがどうなっているか

 

 そして、これから始まる、あの愚かな民共の暴走の中で生きていられるか

 

 楽しみだ。・・・・・・それにしても父は何をしていたんだろうか

 

 あの場にはいなかったが?」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、城内には歩くミイラが出たという

 

 

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あとがき

 

 

どうも、ぷーすけです

 

 

・・・なんか一気に行き過ぎた感がする・・・大丈夫かな(汗

 

 

いきなりですが、董擢(董卓)には街を出てもらいました

 

出した理由ですが、なんとなくです

 

 

あと、父が全然出てこないのは、干からびてるのと、名前が思いつかんかったからです

 

董卓の父親の名前は出たけど母親の名前は忘れた上に見つからないんでw

 

 

あ、董擢の武器ですが、華雄の武器を大きくしたような感じです

 

それにしても、恋姫の武器ってなんとなく中世の武器があるんですよね

 

華雄の武器、シャオもそうだったはずだし、後誰かいたのような

 

 

あと、コメントくださった方々ありがとうございます

 

ただコメント返しって、どこに書けばいいかちょっと迷ったもので

 

ここで返させていただきます

 

 

anngetuutekiさん>えっと呂布のほうだと思われたのかな?

呂布のストーリーは書いている人がいたのと、私は董卓が好きなのでこっちにしましたw

 

こるど犬 さん hall さん(一緒に書いてごめんなさい:)

うまく書けるか心配ですが、楽しみにしていただけると嬉しいです、頑張ります。

 

FALANDIA さん

コーエーのあの人は好きなんですがねぇ〜、恋姫じゃちょっと使いにくそうですねw

(最初はこいつを入れるつもりだったw)

魔王設定・・・う〜ん私、董卓を悪人だとは思ってないんですよ

いろんな本を読むと、董卓は若いころはとても善行を行っていましたし

皇帝劉辯をおろして弟の劉協を立てたのは英断だと思っています

その後、何皇后、劉辯を殺害したのも良いことだと思います

・・・これ以上書くと長くなりそうなのでこれで終わりにします。

結局はえっと魔王と呼ばれるような行動はとるかどうか、まだ決めてません;

(FALAMDIAさんごめんなさい;)

 

 

結構あとがきが長くなってしまったような気がします、すいません

 

次のページはキャラ紹介のページにしてあります

 

最後に、悪い点、よい点があれば、書いていただけると嬉しいです

 

では、また、ペコリ

 

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 董擢 孟高 真名・夜

(前世、董卓)

 

武器:槍斧(名前なし)

 

真・武伝「若いころに死亡以上」

 

こっち設定「文武両道」

 

 

董君雅 月華

 

武器:大剣・剣

 

真・武伝「見つからないw」

 

こっち設定「どS(USC)」

 

 

 

真・武伝「同文」

 

こっち設定「・無・」

 

 

 

 

 

 

説明
真・恋姫†無双の世界に転生した董卓

これは彼の最初の物語・・・

・・・こんなかんじでいいのかなw

(ちょっと修正しました(汗))
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コメント
ミイラ・・・ww(運営の犬)
史実だか演義だかの董卓は、知識人は意外にも優遇したけれど、気に入らない奴は見せしめとして大鍋で煮殺した…なんて解説されてたな。 さて、かつての自分の名を持つ者が、まるで人形の如く儚い姿の妹として生まれてきた、この外史と言う世界。この外史で、旧董卓こと董擢は、どの様な物語を描くのだろう?(クラスター・ジャドウ)
まあ乱暴で粗暴なひとで、ちょっと?優しい兄君的な・・・かんじ?でしょうか? まあどう動いていくのか楽しみです。 更新お待ちしております(よーぜふ)
まぁ、魔王って呼ばれる人って、やってることが破天荒かつ派手だから誤解されがち、って感はありますよね。ほら、信長とか?  ミイラて;おかんに搾り取られたか・・・。(FALANDIA)
董卓は悪とは言い切れない可能性もある。しかし皇族に対する忠誠心はあまり持ち合わせていないのは確かだったような気がします。それより、弓の扱いが上手いという設定はどこにいってしまったのか…(PON)
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