The month and floral story 第1話 |
時空管理局ロストテクノロジー・レアスキル研究所
ここは北郷一刀があの世界に戻るための魔法具を見つける為に様々な管理外世界に言った先で見つけた技術・魔法・その他様々なレアスキルを研究し管理局で使えるようにするための施設である。
その研究成果を引き渡す代わりに一刀達はあらゆる権限を持ち、どの部隊・組織からの強制にも応じず、独自に動く事を許されているのである。
そして一刀が時空管理局に入り「魔導師」になってから20年がたった今、ついに念願だったがあの世界に戻るための魔法具の研究が終了し量産できる状態になった。
「ついに所長の念願だった「門番ピエロ」のミッドチルダ式版が完成したんですね」
「ああ、そうだな。だが、これで所長ともお別れになるんだな」
「そうだね〜。だけど所長達はこのためだけに頑張ってきたんだからさ~後を任された僕達が頑張っていこうよ」
「そうだな、所長達が最後の修行の為に魔法球内に入ってからどれくらい立った?」
「え〜と、確か後1時間くらいで出てくるはず「たったいへんだ!!」!?どうしたの?」
「先ほど許子将様が訪れ、「北郷殿の戻ろうとしている世界で外の者により戦争を起されている。このままではあの世界が危ない」との知らせを受けてきた」
「なんだと!!まずい、所長達は後1時間は戻って来れないぞ」
「大丈夫だ。とりあえず俺が持ってた「試作型門番ピエロ」が入っているデバイスを渡しておいた。それでとりあえず「彼女達」を連れて行ってもらっている。いまから魔法球内に入って所長達にこの事を報告してくる」
場所は変わって異変が起こった恋姫の世界
「・・・このままではまずいわね」
突如攻めてきた五胡に対し三国は協力して対処していた。
だが、攻めてきた五胡は今までとは明らかに違っていた。
「だが、おかしくないか?奴らの数もそうだがその殆どが凪のように気を使ってくるなど」
「そうだね、翠ちゃん何か知らない?」
「すまない桃香様。私にもよく分からないんだ。あいつ等とは昔からよくやりあって来たが気を使ってくるなんて事は無かったんだよな」
以前までの五胡と今回の五個との違い「気弾」を使ってくるところにある。
敵数だけ見れば100万と巨大ながら倒せない程ではない。
だが、その多勢の殆どが気を使ってくるのであった。
乱世を生き抜いてきた猛者達も複数からの気弾による攻撃に打つ手がなかった。
「何か反撃をする為の手段はないのか?」
「う〜ん、難しいですね。此方には気が使えるのは凪ちゃんだけですしね〜。無理はさせられませんし。実際、凪ちゃんにも相当な疲れが出てきてます。かといって矢を用いても打ち落とされるのが堕ちですし」
「なら、このまま指をくわえて我等が壊滅するのを待っていろとでもいうのか!!」
「はわわ!!おっ落ち着いてください愛紗さん。お気持ちは皆さん同じなんです。ですが手段がない今のままではどうしようも「軍議中失礼します。五胡が進軍を再開してきました」はわわ!!こっこのままでは」
兵の報告に皆が沈みかえっていたその時
「・・・のう七夜、絶体絶命の場面で一番大切な事は何かのう?」
「はい、それは「最後まで諦めない心」です美翼お嬢様♪」
突然聞こえてきた声に一同は天幕の外に出た。
そこには
「聞けー!!三国の将兵達よ。我名は北郷茉莉(まりか)。偉大なる父天の御使い北郷一刀と母王佐の才荀文若の血を受け継ぐ者なり!!」
突如現れた者達の一人が放った言葉に一同は驚愕した。
「一刀と桂花の子供ですって・・・」
「我父母は天で再会を果たした後20年の月日を掛け遂にこの世界へと戻ってくる手段を見つけられた。父母はこちらへ戻ってくるための最後の修行の為特殊な場所にいる為すぐには来られない。
そのために我等が変わりに汝等を助けに来た。皆の者、あと半刻だけ耐えればいい。そうすれば父母が天で得た同志「天軍」を引き連れこの世界に舞い戻ってくるだろう」
一刀達の子を名乗る者の言葉に将兵達、特に魏の者達は歓喜した。
「隊長(一刀)(兄ちゃん)が「「「帰ってくる」」」
「「うおおお、御使い様が、北郷様が戻られるぞ!!!」」
「ふふふ、そう。一刀と桂花が戻ってくるのね。皆、彼女の話は聞いたわね。天の御使いが一刀が帰ってくるわ。三国同盟の真の立役者の為にもなんとしても耐えるのよ」
華琳の言葉に三国の将兵達の士気が最高潮までに上がっていった。
「どうやら士気は回復したみたいじゃの」
「そうじゃな。ほなら次はわし等が」
「三国の皆様にお見せする番ですね」
「ああ、強さの次の段階へ行くための手本をな」
そういって茉莉の後から出てきた人物達に三国の将達は驚愕した。
「まずはあの大群に風穴を開けなければなりませんわね。主、北郷一刀の忠実なシュヴァリエ(騎士)レイチェル・イリアステル・マリア・ハーメルン。騎士の誇りにかけて主の大切な方々をお守りするために我剣存分に振るいましょう。受けなさい、侵略者達を。誇りある騎士の一撃を「「エクスカリバー!!」」
最初に動いたのは麗羽にそっくりな女性で騎士が王に謁見するときみたいに跪くと同時に上空に飛ぶ。
飛ぶと前に回転し右足を高々に上げると足の先から光の剣が現れた。
それを踵落としのように足を振り落とすとその剣が大地を抉る様に伸びて行き、その直線状にいた五胡の連中を一蹴した。
「・・・ざっと2000人ぐらいは倒せたでしょうか?まずまずですわね」
「・・・・・・あれって麗羽だよな?」
「あたいも麗羽様そっくりだと思うけど・・・」
「「(なっ中身が別人過ぎる!!)」」
麗羽そっくりなレイチェルの態度と強さに三国の将は呆然としていた。
そんな中、一人だけレイチェルに対し違った思いを抱いたものがいた。
「(あの人が主だったなら袁家は安泰だったろうな〜。はぁ、何でこんなにも違うんだろう(泣)」
斗詩よ、君は泣いてもいいと思うよ。うん。
レイチェルの攻撃により多数の敵が倒されたが五胡には動揺する様子もなく、すぐに大量の気弾で反撃してきた。
五胡からの攻撃に将達が慌てて対処しようとする中、新たな人物達が行動を起した。
「此処は童の力の見せ所じゃな」
今度は美羽にそっくりな女性がそういうと同時に体から蜜状の液体が出てきた。
「童はの、気を蜜状にして操る事が出来るのじゃ。処で皆は知っておるかの?蜜は力を加えながら固めると宝石になるのじゃ。このようにの「琥珀壁」」
女性からあふれ出した蜜状の気が上空に舞い上がって固まって琥珀で出来た壁が現れて五胡の攻撃を全て防いだ。
「この程度の攻撃を防ぐなど容易なのじゃ。なんせ童は袁家の蜜蜂。可憐で文武両道な蜜蜂なのじゃ」
「よっ、さすが美翼お嬢様。その根拠のない自信は何処から出来来るんでしょうね?ですが、そんなお嬢様に痺れる憧れる〜ってやつですよ♪」
「わっはははは、もっと褒めてたも七夜」
「やれやれ、ほんにこの二人はお気楽者じゃの」
「まあいいじゃないか。あれでもやる事はちゃんとやるんだしよ。おい、七夜。遊んでないで俺様達も暴れるぞ」
「は〜い。ではお嬢様、不肖ながらこの張間七夜(はりま 七夜)一刀様達を仇名す害虫達を殲滅してまいりますね」
「うむ、頑張るのじゃ」
美翼にそう励まされると七夜は残りの二人と共に敵目掛けて駆け出した。
「張間七夜、吶喊しま〜す♪」
「ええい、しまらん奴め。まあ良いわ。わしゃあ仲間月(なかま ゆえ)ちゅうもんじゃ。お主等には怨みはないんじゃがの一刀の旦那の敵な以上死んでもらうしかないのう。ちゅう訳じゃからの、覚悟決めたもんからかかってこんかい!!」
「やっと俺様の出番のようだな。俺様は跡部黒蓮(あとべ こくれん)だ。てめーらには悪いが勝つのは俺様が助ける三国と天軍だ。さあてめーら、俺様の美技に酔いな」
天から来た者達により五胡への反撃が始まった。
後書き
・・・久々に書こうとしたら一週間も掛かってしまったOTL
どうやら集中力の女神は私を見放したようです。
なんとしても集中力を取り戻さなくてわ。
天からの援軍第一陣です。
一刀と桂花の子供・麗羽のそっくりさん・美羽のそっくりさんに七乃のそっくりさん・白蓮のそっくりさんと最後に、キャラ作りに失敗した感じの月のそっくりさんです。
月とはかけ離れた感じにしようと思い、やの付く職業の偉い人っぽく使用としてたのですが・・・
次回には一刀達も登場するので期待していてください。
苦情でも応援でもいいのでコメいただければと思います。
説明 | ||
The month and floral story 第1話を投稿します。 The flower which dlooms in a palace in a moon の続編になります。 色々と壊れたないようですが読んでいただければ嬉しいです。 |
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コメント | ||
これの続きがすごく読みたいです><(ジン) 華琳様は必ず嫉妬なさるでしょうねww(無双) 二十年?・・・二人の外見はどうなっているんだろう。まさか、外見限定の不老とか?(アカツキ) なんかぶっ飛んでるけどおもしろそうだ。桂花と一刀に子供が出来たんだ!!(VVV計画の被験者) またぶっ飛んだ話になってきたな〜。璃々編アフターも楽しみに待ってますよ。(KU−) 色々カオスなうえに、跡部様か……やべ、大好物だわww(JIN) |
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