真・恋姫無双〜凡人外史へ行く〜 4 |
ご注意
この小説は、恋姫の世界での自分の妄想を形にしたものです。
なので、キャラ崩壊、原作の世界観逸脱、等々あります。あと、ジャンプ漫画の設定がチョロチョロ出てきますので、不快に思われる方はダッシュで逃げてください。できれば、大海のような心と春の日差しのような目で見守っていただけると幸いです。
それではヨロシクお願いします。
「…で、話を聞きたいってことだっけ?」
食後のお茶を二人にふるまいながら、一刀が尋ねる。
「ええ。あなたの格好や使われる道具など、
我々の見たことも聞いたことものないようなものばかりなので。是非、後学の為に。」
「う〜ん。」
『どうすっかな〜。よくよく考えたら、誰かに会った時のシミュレーションなんか全くやってなかった。
なんたってこれからの事、全部知ってるからな。……///。』
お前、今エロシーン想像しただろ?
「何かいかがわしい事考えてませんか〜?」
「エッ?いやいやそんなことないない!!」
「それにしては顔がニヤけてましたが?」
「気のせいだって!!」
『やべぇー。とりあえずなんかしゃべんねぇと。
でもさすがに、自分で天の御遣いっていうのは、あんまりいい予感がしないしな。
胡散臭いし。管輅が噂ばらまいてくれたってことだし、
適当に話してれば、向こうが気づいてくれるかもな。』
二人のジト目にさらされながら、一刀は答える。
「そうだな、オレはこの世界の人間じゃない。」
「「えっ?」」
「どういうことですか?」
「そのままの意味だけど。」
『ハーレム目的ってところは隠して、できるだけ正直に答えよう。
嘘がうまい人は肝心なとこだけ嘘をつくって古畑任○郎も言ってたからな。』
「では、どんな世界から来たのですか?」
「そうだね。オレの居たとこはこの世界よりも色々と発達してて、
う〜ん、平和と言えば平和なのかな。」
「そこの道具はその世界のものですか?」
「そう。」
「そんな世界に居たあなたがなぜここに居るのでしょうか?」
「う〜ん、それは、ちょっと分からないな。いつの間にかここに居たと言うしかないね。」
『二次元の世界に来れるチャンスをみすみす見逃すわけにはいかない、一人の漢として』(キリッ)
「正直、あなたの話はにわかに信じられません。
確かに私達が知らないものを色々とお持ちですが、違う世界から来たなんて荒唐無稽すぎます。」
「普通、そう思うかもね。」
『女にゃわからんよ。漢にはやらなきゃならないトキ☆メキがある。』
「仮に、あなたの言葉を信じたとして、この世界に来たのはいつですか?」
「え〜っと、今日の朝かな?目が覚めたら森で寝てた。」
『そう、オレの物語は始まったばかりだ。』
「今日の朝に来てなぜ、ここが自分の世界ではないと確信を持って言えるのですか?」
「そ、それは、う〜、か、勘かな。」
『謀ったな、キサマ!!』
あー、言い訳がなっちゃいないよ。一刀君。
つーか、アホにターボがかかってるな。
「…勘ですか?」
「そ、そう。直感的にそう思ったんだよ。」
『つーか、そもそもなんでオレこんなに追い込まれてるの、別に悪いことしてないのに。
ただ、女の娘といちゃこらしたいだけなのに。』
「やはり信じられませんね。あなた、もしかして、我々を「風は信じますよ〜。」」
それまで、沈黙を保ってきた風が口を開いた。
「風、どういうことですか!?」
「どうもこうもそのままの意味ですよ〜。」
「この得体の知れない男の事を信じるのですか?」
『くそー、この鼻血野郎。オレは何もしてないのになんでここまで言われないといけないんだ?
つーかなんか変な疑いかけられてるっぽいし。』
「確かにこのお兄さんの言っていることは、荒唐無稽で、
夢見てんじゃねえよ、この童貞包茎野郎って感じですが、嘘をついてるようには見えません。
まあ、所々、誤魔化してるかもしれませんが…」
『一瞬、耳を疑いたくなるようなたくなるような言葉が聞こえた気がするんですが…。』
「なぜそんなふうに言えるのですか!
もしかしたら、さっき食べた粥の中に何か入っていて身動きが取れなくなった私達を…」
凛が鼻を押さえて震えだした。これはもしや噴射フラグか?
『…確かにオレは童貞包茎野郎だが、
今は一刀サンのマグナムだから、全然、満足させられると思うし…ブツブツ』
ああ、なんか凹んじゃってるよ。
けっこう、男子のハートはもろいからな。特にこの凡人は。
「はいは〜い、そこまでにしてくださいね〜、稟ちゃん。
今、鼻血を出されても困りますので〜。」
「う…すいません。」
「話を戻しますが、風はお兄さんが粥を作るところをずっと見てました、
風達の知らない材料は確かに入れてましたが、その都度、味見をしてましたし、
挙動不審なところもなかったのでその発言は、後でお兄さんに謝っておいてくださいね〜。」
『ハッ、そうだ。確かに一刀さんの体だが、テクニックはオレのまま。
種馬スキルもないし、このままでは、ベッドの上で恥をかくことに…』
「それに、風にはこのお兄さんの正体の見当がついているのですよ。」
「本当ですか?」
『…恋姫と一戦交える前に、
どこかでこの時代の性のスタンダードというものを身につける必要もあるかもしれん…』
「お兄さんは天の御遣いですよね〜?」
「!!」
『!!』
「おっ、その顔はあたりですか?」
「ちょ、ちょっとまって下さい。風。あれは、唯の噂でしょう。」
『なぜオレが変態でホントはチェリーの御遣いだと?』
やばい,もはや手遅れだこいつ…。
「稟ちゃん、その噂では天の御使いは何と共にやってくると言われてますか?」
「確か、流星でしょう?」
「そうなのですよ。風は今朝、その流星がこの森落ちるのを見たのですよ〜。」
「え?私は見てませんよ。」
「そりゃそうでしょうねぇ〜。
その頃、稟ちゃんは淫夢を見て、鼻血を出した上、気絶してましたから〜。」
「なっ!?」
「どちらにしても、風は見たのですよ。流星が落ちるのを。
そして、それを追ってこの森を散策したら、見たこともない格好をした怪しげなお兄さんに出会った。
これは、もう、疑いようがありません。さらに言えば、噂の人物像にぴったりですし。」
「そう。それで、今日はわざわざこの森を通って行こうと言ったのですね。」
「そうですよ。」
「しかし、噂通りであれば、この人がこの世界に平和をもたらすのですか?
ん?ちょっと持ってください。噂通りだったら、余計に私達、危ないんじゃないんですか?」
「おおっ?確かにそうかもしれませんねぇ。」
そう言って、二人は一刀から身を離す。
「えっ、どうして二人とも離れるの?」
「いえ、あなたが天の国から来た御遣いであったら、
こうして一緒に居るだけで……ああああああああああああ。」
ブシャアアアアアアアアアアアア。
「は〜い凛ちゃ〜んトントンしましょうねぇ〜。トント〜ン」
お約束のやり取りが始まった。
「いや〜意味解らないんだけど…。」
一刀はコンランしている。
「いえいえ、至極、当然と言えるのですよ〜。
噂によれば、天の御遣いは、この世界に平和をもたらしますが、
その甘い顔を武器に出会った女性を手当たり次第に口説きまくり、
常に女性の尻を追いかけ、頭の中はヘンタイな妄想で一杯だということらしいのですよ〜。」
「え?」
一刀はコンランしている。
「といことで、お兄さんが天の御遣いじゃないかと思った稟ちゃんの妄想に拍車がかかって、
こうなってしまったのです。
まあ、もともと妄想癖があり、スグに鼻血を噴き出す稟ちゃんにも問題があると思いますが。
とにかく、今、巷では天の御遣いはこの世界を救うかもしれないい救世主であるとともに、
クサレ種馬ヤローということになっているのですよ〜。」
『あのロリババアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
「ん?なんか聞こえた気がしたけど、気のせいよね。」
ガリガリ
「あら、意外と梨味もイケるわね。」
哀れ、一刀。
「…というわけで誤解です。」
「なるほど、ではあなたは管輅という占い師に無理矢理にこの世界に連れてこられたと、
そういうわけですか?」
「はい」
「本当ですか?そんなことを言って私達を…」
「だから、無理矢理そんなことしねーよ。」
「では、籠絡したうえでするということですか〜?」
「そういうことでもなくて」
『ってこともないけど』
「まあ、とりあえず話は解りました。」
「それじゃあ、これからお兄さんはどうするのですか?」
「えーと、特に考えてないんだけど。二人はどうするの?」
「私達は仕えるべき人物を探し、そこで自分の力を発揮したいと思っています。
私の中ではその人物はもう決まっているんですがね」
「ふ〜ん」
『そういえば、曹操ラブだったっけ。』
「じゃあ、二人はその人のところへ行くのか?」
「ええそのつも「風はお兄さんともう少し、お付き合いしたいなと思っていますよ〜。」って風!?」
「マジで?」
『運命はここにあったか。君と僕の次元を超えた愛が織りなすラブファンタジーここに開戦。』
「このお兄さんを一人にしたら、この世界の女性が危険にさらされますので、風が生贄になるのですよ。」
「ちょっ!?」
「まあ、個人的に少し興味があるのも事実ですが、
なにより毎日おいしいものが食べられそうですしね〜。」
『君はそんな食いしん坊キャラじゃないでしょ!!鈴々じゃあるまし。』
「まあ、一緒に来てくれるなら、それはそれで心強いけど。
正直、このままだとお金も使えないしな。」
「いいのですか!?風。」
「はい。もう決めましたので。」
「そうですか。ではしかたありませんね。仕える相手は自らが決めるということでしたし。」
そう言って、風と稟は微笑みあう。
「あの、ちょっといいかな?」
「なんですか?二人になったのをいいことに風を襲ったら承知しませんよ。」
稟のメガネが妖しく光る。
「いやいや、そんなことしないって。
えっと提案なんだけど、オレもこの世界の事よく知らないし、
どうせなら戯志才の仕えようとしてる人がいる街まで一緒に行かないか?
できるならそこで路銀とかも稼ぎたいしな。」
『たぶん、曹操の街だから、性技指南書みたいなヤツも手に入るだろうし。』
お前の脳細胞はピンクか!?
「そうですね〜。そうすれば、まだ稟ちゃんと一緒に旅もできますし、何より一人旅は危険ですからねぇ。」
「…この場合、この人も少し危険ではありますが。複数の方が旅をしやすいのも確かですし…
そうしましょうか。」
「よし、それじゃあ、今日はも遅いし、寝よう。出発は明日の朝と言うことで。」
『もう疲れたし、なんだかんだで、濃い一日だったな。』
「そうですね。」
「じゃあ、二人はそれ使っていいよ。」
一刀はテントを指差す。
「これは?」
「え〜と、テントって言って、まあ外で過ごすための簡易的な家ってカンジかな?」
「なるほど、なるほど〜これはなかなか快適ですね〜。」
風はテントに潜り込んで、ゴロついている。
「貴方はどうするのですか?」
「オレはそこらへんで寝るよ。」
そう言いながら、一刀はハンモックを木の間につるす。
お前、そんなものも持ってきたんかい。
どこまでもレジャー気分だな。
「そうですか。では、お言葉に甘えて、てんとをお借りします。」
「はいよ。おやすみ。」
『まあ、ホントは風と二人で寝たいけど、ここは我慢だな。
少しでも、紳士であるところを見せとかないとこれから事あるごとに、
虫けらを見るような眼で見られることになる。オレはそんな趣味ないのに。
何にしてもあのロリババア、余計なことしやがって。
オレの恋姫ハーレムが遠のいていくだろうが。
だいたい、あのヤロー、最初から胡散臭かったしなチキショウが、って
ロリババアの文句なんて不毛なことで時間を無駄にするのはもったいないな。
ちょっとこれからお近づきになりたい娘を整理しとこうかな。』
一刀は紙とペンを取り出した。
早く寝ればいいのに、こんなことだけは一生懸命だなこいつは。
「えっと…」
カキカキ
Sランク(必ずゲット)
風 ゲットだぜ!!
明命 すでに、呉の支配下にある為、難航が予想される。猫がリーサルウェポン。
月 ある意味、エンディングは見えている。反董卓連合がポイント。優しさアピール。
Aランク(ゲットしたい)
翠 押しに弱いとみた。お漏らしで急接近。ち○ぽぽの煽りも利用すべし。
愛紗 劉備と出会っていたら厄介。第一印象が重要。
蓮華 まずは、甘寧と離すことが重要。本人の立場上、難易度が高いがそこに勝機が!!
亞莎 胡麻団子と眼鏡。これで勝つる。
流琉 曹操に目を付けられる前に打つべし打つべし。現代の料理本を活用。
Bランク(できればゲットしたい)
斗詩 普通の優しさで十分。苦労に理解を示せ。
詠 月攻略を優先。Mになることも時には必要。デレの兆候を見逃がすな。
凪 愛紗同様、最初が肝心。心意気を見せつけろ、たとえそれが下心であろうとも。
・上記以外には必要以上に馴れ馴れしくしない。
しかし、優しさは忘れずに!!みんなに優しくしていることで、
上記への印象がプラスに変化することもある。しかし、一線は越えないように!!自制しろ!!
Fランク(取り扱い注意)
劉備 現実に出会うとかなりたちが悪い。絡まれると面倒。スルースキルを磨け。
曹操 現実に出会うとかなりたちが悪い。絡まれると面倒。スルースキルを磨け。
孫策 現実に出会うとかなりたちが悪い。絡まれると面倒。スルースキルを磨け。
夏候惇 バカ。勝負は初撃で決まる。ツッこんだら負け。
諸葛亮 BLのネタにされたら今後の社会生活に関わる。黒朱里に気をつけろ。
呂布 とにかく、怒らせたらアウト。
「まっ、こんなもんかな。後は、適宜修正だな。全く、朝日が目にしみるぜ。」
夜通しこんなことをしてる君は最高に輝いてるよ。
今日も君の一日が、喜びで彩られますように…
頑張れ凡人!!そのままの君でいて!!
説明 | ||
一刀はなんだかんだでかなりハイスペック。 ということでただの凡人が外史へ行ってみました。 主人公の中身が凡人だとどうなってしまうのか? |
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1682 | 1498 | 11 |
コメント | ||
台本形式にかなり近いし主人公は典型的な最低系オリ主…こいつのどこが凡人なの?正直、なろうによくあるタイプのSSでしかない…のだが恋姫無双でそういうのは実はあまり見ない。これはこれで新鮮なのでとりあえず見てみようと思います。(PON) コイツ絶対ハーレム無理だなwwww中身が全然一刀さんじゃないwwww(スターダスト) まさか桂花がFじゃないとは(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ) |
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