公孫賛「皆おはよう、早速だが賊がでた･･･そこで桃香たちの実力を知っておきたいのだが･･･」

愛紗「我々だけでよろしいかと･･･」

公孫賛「確かにそれでもいいが･･･趙雲、頼めるか？」

趙雲「いいでしょう･･･関羽殿、張飛殿。こちらへ」

公孫賛「あー、あと一姫も連れて行ってくれ」

一姫「えー･･･めんどうだよ〜」

趙雲「こう、もうしておりますが？」

公孫賛「これは命令だ･･･いいな？」

一姫「は〜い」

一刃「しっかりはたらしてこいよ、兄ぃには私がついてるから心配するな」

一姫「それが一番心配だっての！お兄ちゃん、一刃ちゃんに篭絡されないでね」

一刀「大丈夫だよ、妹に襲い掛かるほど節操なしじゃないから」

一姫(むしろ襲い掛かってほしいのだけれど･･･)

一刃(兄ぃはこういうことは真面目だからなぁ････はぁ)

一刀「どうした？二人ともため息なんかついて」

『別に』

一刀「そ･･･そうか･･･」

一刀「小規模とはいえ、それなりに被害はでるのだろうなぁ」

一刃「そうだね･･･ねぇ、兄ぃ」

一刀「ん？」

一刃「どうして兄ぃは自分のこと、凡人っていうの？」

一刀「どうしてって俺は特別な力なんてないし･･･」

一刃「そうかな？私たちにとっては兄ぃはヒーローなんだよ？」

一刀「ヒーローね･･･ありがと」

一刃「ほえ！？」

一刀「ふふふ、なんでもなよ」

一刃「ちょっと･･･兄ぃ！ずるいよ」

一刃と政務室でイチャイチャ？していると････

兵「あの･･･北郷様、今日はどのように･･･？」

一刀「ああ、いまいくね･･･じゃぁ一刃しっかりな」

一刃「は〜い」

一刃「兄ぃはいつまでたっても子ども扱いするんだから････頭なでられちゃった」

『･･･ゴホン』

一刃「あはは、ちゃんとやりますよ。公孫賛様」

公孫賛「なら、いいが」

一刀「昨日すぐに駆けつけれなかったのは皆も知ってると思う、だから今日は俺の方で人を雇った･･･その人たちと君たち２人の３人で警邏を行ってくれ･･･それで警邏を行うものと要所要所に待機する人たちを決めて････」

兵「北郷様！配置完了しました」

一刀「うん、それじゃぁ警邏しようか」

兵「はっ」

････

･･･

･･

･

兵「北郷様の立案なさった『アレ』のおかげでいつもより早く駆けつけることができました、ありがとうございます」

『ありがとうございます』

一刀「いやいや、俺の方こそありがとう、此処に来て数ヶ月しか経ってない俺の言うことを聞いてくれて･･･本当にありがとう」

兵「ほッ北郷様！顔を上げてください････北郷様がそこまでなさらなくても」

一刀「いや、やらせてくれ･･･それに俺が居た処は人に誠意を向けるには深々と頭を下げたりするのは当たり前だから」

兵「しっしかし････」

一刀「今日来てくれた皆もありがとう」

民「北郷様の役にたてるならいくらでもきますぜ」

民「そうだそうだ･･･北郷様、また何かありましたらいつでも声かけてください」

民「なぁ、お前一緒に軍に志願しないか？もしかしたら北郷様のところに配属になるかもしれないし」

民「おお、いいな･･･よし、のった」

ワイワイと共に働いた人たちが笑いあい、反省したり･･･

一部の人たちは軍に興味を持ったみたいだ･･･

一刀(こうやって人と人が助け合っていけたらいいよな･･･)

兵「では･･･本日は解散」

討伐組み

趙雲「伯珪殿も関羽殿、張飛殿が居ればことが済んだものを･･･なぜ北郷殿の妹君まで連れていくのか･･･」

愛紗「まぁそういうでない･･･趙雲殿」

趙雲「しかしな･･･あれでは子供ではないか」

一姫「私のどこが子供だって？それをいうなら鈴々ちゃんだって子供じゃない」

鈴々「鈴々は子供じゃないのだ！」

一姫「子供よ････そりゃ武があるのは認めるけどさ･･･」

鈴々「わかればいいのだ･･･鈴々に任せておけば大丈夫なのだ」

一姫「はぁ････奇人、猪、子供･･･なんで私こんなところにいるんだろう････すこし武があるからって扱い酷くないかな？」

趙雲「奇人！？」

愛紗「猪だと！？」

鈴々「鈴々は子供じゃないのだ！」

一姫「はぁ･･･早く帰ってお兄ちゃんとお昼寝したいよ〜」