（？）

　（たくっ・・・どうしてわたしらがこんな事をしなきゃなんないのよっ。ただでさえ、うち(SSA)は飛行士が少なくてバカッ忙しいってのに・・・ブツブツ）

茜（あ）

　ゆ、ゆかりってば！もう、始まってるわよ・・・（汗）

マツリ（マ）

　ほい、ゆかり。これも仕事だよ。

ゆかり（ゆ）

　こんなの宇宙飛行士の仕事じゃないわよ！でもまあ、仕方ないか・・・はい、皆さんこんにちは。SSA（ソロモン宇宙協会）所属の宇宙飛行士、森田ゆかりですっ！

あ）

　う、切り替えが早い・・・。

マ）

　ほい、木下さんがプロとはそういうものだと言ってたね。

ゆ）

　で、こっちのショートの娘が三浦茜、ロングの方が森田マツリです。ちなみにマツリはわたしの異母妹だったりします。

あ）

　えと、こんにちは。三浦茜です。

マ）

　ほ?いっ、マツリだよ?(^^

ゆ）

　えーと、まあ、こんなものかな？以上っ！

あ）

　えっ？！も、もう終わりなの？

ゆ）

　だって、他に言うことないし?

あ）

　そんなこと言わないで・・・そうよ！みんなが宇宙飛行士になったきっかけとか話したら？

ゆ）

　え?？！茜は自分で希望してうちの宇宙飛行士になったからいいけどさぁ・・・。

マ）

　ほい、あの時、茜、すっごくがんばったね！（天使は結果オーライ参照）

あ）

　う、うん。あの時は学校辞めて、ここ以外に行くところがなかったし、必死だったから・・・でも、最初に一緒に宇宙へ行こうって言ってくれたゆかりにはとても感謝してるわ。

ゆ）

　え・・・と、別にわたしは感謝されるようなことはしてないよ！

マ）

　どした？ゆかり。顔が赤いよ。熱でもある？

ゆ）

　ち、ちが、ええい、余計なツッコミはやめ?いっ(^^;;

あ）

　（くすくす）ゆかりはどうだったの？

ゆ）

　え、わたし？えーと、最初は行方不明のお父さんを探しにソロモン諸島まで来て、このときにSSAにスカウトされたんだよ。で、まあ色々あって今に至るって感じかな?。

あ）

　そうだったの・・・それでお父さんは見つかったの？

ゆ）

　それがさぁ、タリホ族の族長やってたりするんだ、これが（汗）

あ）

　ホントなの？マツリ。

マ）

　ほい、ゆかりのお父さん、マツリ達の族長、えらい。

ゆ）

　たくっ、自分の奥さんと娘をほっといて、しかも隠し子まで・・・なんかまた腹立ってきた・・・

マ）

　ゆかり、マツリのこと怒ってる？

ゆ）

　あ、違う、違う、悪いのはお父さんなんだから！・・・ま、いいや、この話はここまで！

　そうそう、茜の受けたジャングル単独踏破訓練、実はわたしもやったんだよ！

あ）

　え、そうなの？

マ）

　ほい、で、マツリがゆかりを基地まで案内してあげたね。

あ）

　あ、ずる?い、ゆかりっ！

ゆ）

　あははは・・・でも、その時にマツリもスカウトされて、宇宙飛行士になったんだよね?。

あ）

　へーえ、そうだったの。

ゆ）

　でも、茜はまだいいよ。わたしが宇宙に上がるまでは打ち上げの度にロケットが爆発してたんだから！

マ）

　あの時は悪い精霊が打ち上げを邪魔してたからだよ。今は大丈夫だね。

あ）

　でも、結構危ないことが多いよね？

ゆ）

　誰かさんのおかげで死にかけたこともあるしね。

あ）

　あぅ、ごめんなさいっ。

ゆ）

　冗談、冗談！宇宙飛行士に危険はつきものだし・・・まあ、好きじゃないとやってけないわよ、この職業。

あ）

　そうよね。

マ）

　ほいっ！マツリも好きだよ?！

ゆ）

　と、まとまったところで、ロケットガール既刊４巻発売中です、よろしく?・・・なんちゃって(^^

　では、では?。