真説・恋姫演義 番外編 〜バレンタインですね〜 |
注:基本的に作者の愚痴がメインです。なので、聞きたくない人は回れ右してください。
二月十四日。
今年で三十九回目に迎えるこの日。
・・・相も変わらず、一人寂しく、ぽつね〜ん、と。ネカフェから外史の狭間にやってきた、この俺、牙狼say。
今日が何の日かは、皆さんご存知だと思う。
そう。
・・・独り者には忌々しきイベントでしかない、年に一度のこの日。
『バレンタインデー』
ええ、そうですよ?
今年も義理チョコすらもらえませんでしたが、それが何か?
・・・おのれ、リア充。全部爆発しちまえばいいのに。
・・・・・・・・・・・・そだ。
うふ、
うふふ、
うふふふふふふふふふふふふふふふふふ。
いいこと思いついちった。
ちっと、一刀のとこいってくるべ。うけけけけけけけ。
一「どうしよかな、これ」
どーん、と。
そんな擬音でも聞こえてきそうな位、そこに山積みとなった”それ”。
いうまでもないと思うが、チョコの山である。
公式の恋姫たち五十人以上、プラス、さまざまな外史で誕生した、それぞれの外史独自の恋姫たち、うん十人。その全員からもらったチョコの山である。
・・・憎悪で人を(ぴー)れたら・・・!!
ま、いい。それはともかくとして、だ。
say「おーい」
一「ん?・・・なんだ、牙狼じゃんか。・・・どした、急に」
say「そんな大したこと用じゃないんだけどな。・・・けど、いつもながら凄いな」
一「そーなんだよなー。毎年毎年、処理するこっちの身にもなってほしいよ」
say「(ヒクヒク)・・・そ、そうだな・・・#(堪えろ〜俺)・・・あ、あのな、うちの娘たちからは、もうチョコを貰ったりは」
一「・・・輝里たちから?いや、今年はまだだけど」
say「(しめた)あのな、輝里たちから伝言でな?今年は何かと忙しいらしくてさ。チョコ、用意できなかったんだと」
一「へ?」
say「だから、今年はあいつらからのチョコは無いそうだから、それを変わりに伝えに来たんだよ。直接言うのも気が引けるからってんで、俺が代理でな」
一「そ、そう・・・・・・・」
say「じゃ、用件はそれだけだから。じゃな」
(うけけ。一刀のあの失意の顔。・・・ざまみされ。さて、今度はみんなのとこだな)
輝「ふんふふ〜ん♪・・・あ、ねえさん、そっちのお砂糖とって」
蒔「あいよ。・・・瑠里?湯煎、これくらいでいいのか?」
瑠「・・・おっけーです」
由「輝里〜。スポンジ焼けたで〜」
輝「は〜い。命〜、コーティング用の分は?」
命「出来とるぞ〜。それじゃ、仕上げに入るとするかの」
おー、やっとるやっとる。あ〜、チョコのいい香りだ〜。それに、割烹着を着たみんなってのも、なかなか新鮮でいいもんだな、うん。
輝「・・・あれ?とうさん?いつの間に?」
say「おう、やっとるな諸君。・・・もう、出来上がるのかね?」
由「もちっとや。ふふ〜ん、今年はなかなかの出来やで?今までで一番のもんかもな」
蒔「だな。よし、それじゃあ、後は今焼いてるのが出来たら、完成か」
瑠「・・・・・・・・・はい」
命「親父殿はそこで待っておれ。今すぐ、茶の用意をするからの」
say「・・・へ?」
輝「へ?って、なに鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔してんのよ?」
say「いや、だって、それっ・・・て、一刀に渡すやつじゃないのか?」
由「うんにゃ。・・・これは、おとはんへの、やで」
瑠「です」
命「そじゃぞ?」
蒔「何だその顔?・・・私たちが、父親にチョコを作るのが、そんなに不思議か?」
say「いや、別に、そういうわけじゃ」
輝「と、いうわけで、はいはい、ここに座って。・・・じゃ、みんな、せーの」
全員『私たち、娘一同からのバレンタインチョコ、ぜひ、受け取ってください、お父さん!』
say「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひぐ」
全員『あ』
say「あぎゃおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんっっっっ!!!!(感涙)」
・・・バレンタインって、いい日ですね(笑)^^。
がおん♪
と、思ったんだけど。
すっかり忘れてたんだよね、一刀に、言ったことを。
「あらあ〜〜〜ん。こんなところに狼ちゃんがいるわよお?」
「ふむ。また見事にずたぼろにされとるの」
「あら?これって手紙かしら?えっと、「漢女のお二方へ。父さんがどうしてもっ、ていうんで、自分をチョコに見立てて、お二人にバレンタインのプレゼント、だそうです。ぜひ、たっぷり味わってくださいね。(牙狼sayの娘、東乃輝里他、一同より)P:S:・・・嘘は”二度と”、吐かないようにと、父さんにおつたえください」・・・ですって」
「ほ〜う。自らをぷれぜんとにするとは、すばらしい愛ではないか、のう?」
「どぅふふふふ。sayちゃんてば、はずかしがりやさんねえ。こんなことして、人づてじゃないと伝えられないなんて」
「では、帰って馳走になるとするかの」
「そうね。・・・・・・隅々までたあ〜っぷりと、んね?」
みなさん。
・・・・・・・・・ウソハ、ツイチャイケナイデスヨ?
ワカリマシタネ?
ボクノニノマイニナラナイヨウニ。
デハ、サヨウナラ。
終わり。
説明 | ||
バレンタインデー、ですね。 ・・・はあ。 |
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コメント | ||
自業自得。でも気持ちはわかる。(龍々) ・・・ま、ウソついたほうも悪いし、因果応報ですね!(kabuto) まぁ ね 嘘は だめよ・・・(運営の犬) そのまま死ねば良かったのに(笑)。漢女は怖いですからね〜(VVV計画の被験者) 漢女さんたち、最近の牙狼sayさんのssで大忙しですね。その内、居付いちゃうんじゃないですか?www(YTA) ほわちゃーなマリアさま、・・・何とか生きてますw(狭乃 狼) 自分は、チョコの代わりに焼き芋を買いましたよ・・・。狭乃様、大丈夫ですか?(ほわちゃーなマリア) ゆっきーさま、リアルでは同類ですからww(狭乃 狼) はりまえさま、まったくもっておっしゃるとおりでww(狭乃 狼) くっ・・・そ・・・俺は自分コンビニで買ったやつなのに。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。 (ゆっきー) 因果応報ですかね作者さん?(黄昏☆ハリマエ) 黒山羊さま、うらやましいですか?むふw (狭乃 狼) うらやましい。俺も外史の娘からチョコ欲しいわぁ。(号泣)(聖槍雛里騎士団黒円卓・黒山羊) よーぜふさま、ありがとうございます。これで痛みに耐えて安心して寝れますw(狭乃 狼) ・・・つ高級羽毛座布団(よーぜふ) 村主さま、そう、みんないい娘なんですよw・・・僕が馬鹿、でしたね、はい(ひりひり)←(お尻さすりつつw(狭乃 狼) かつて某ジャ〇ニーズアイドル曰く「軽トラ数台分貰った」と自慢してた話を思い出しましてw 皆いい娘さん達じゃありませんか・・・ (そっとsayさんの傍らにボラ●ノールを置いて) (村主7) |
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