凪 ずっとそばに
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北郷一刀が、帰ってきた。

 

その事実は、魏だけではなく三国全土に知れ渡った。

 

そして今、洛陽で国を挙げての祭りが開かれていた。

 

 

 

そしてそこには、あの三人も

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沙和「ねえ!!真桜ちゃんこの服かわいいの!!凪ちゃんに着てもらおうよ」

真桜「よっしゃ!!おーい、なーぎー」

と今服屋で買い物をしている二人は、店の外で待っている凪に声をかける、しかし彼女からの返事が帰ってこない

真桜「ん?凪?」

沙和「凪ちゃん?」

凪「じー」

凪は、服屋と反対の店をずっと見ていた。

 

真桜「凪!!もうなにをそんなにじーみて・・・」

凪の見ているものが分かって真桜の顔から血の気が引く

 

沙和「真桜ちゃん?」

と沙和が反対の店を見ると

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激辛ギョーザ新発売!!

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真桜・沙和「「!?!?」」

凪「よし、まお「凪!!(ちゃん)次の店行こうか!!(の)」え!!おい、押すな!!」

真桜と沙和は、急いでギョーザの店から離れる、実は、前に凪が激辛まんじゅうを進めてきて「そんなに辛くないから、大丈夫だ。」と言われおそるおそる食べてみら、二人からは、信じられない辛さで気絶してしまった。

 

真桜(あの後三日も口の中ヒリヒリしたままやったからなー)

沙和(もうあんな思いしたくないのー)

と思っていたら突然

 

ドン!!

 

真桜・沙和「「アイター」」

急に凪が足を止めた。

真桜「なんやねん!!凪急に止まるなや!!」

と、真桜が声をかけても返事がない

真桜「ん?凪?」

沙和「あ!真桜ちゃん、あれ」

真桜「え?あっ」

沙和が、指で指した先に居たのは、春蘭や秋蘭と一緒に楽しそうに話ながら歩いている一刀の姿であった。

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真桜・沙和「「凪(ちゃん)」」

二人が、凪のほうを見ると、どこか寂しそうな目で一刀を見ていた。

凪(隊長・・・こんなに近いのに、目の前に居るのにっ!!なんでこんなに辛いんだ)

凪は、今にも泣きそうな目をしていた。

沙和「真桜ちゃん!!」

真桜「おっしゃ!!凪ちょっと待っとき!!」

そういって二人は、一刀達の方に駆け寄る

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真桜「おおー秋蘭様に、春蘭様やないですかー」

春蘭「おーお前らか」

秋蘭「楽しんでいるか?」

沙和「はいなの!!」

真桜と沙和は、さり気無く話しかける

 

一刀「あれ?凪は、一緒じゃないのか?」

真桜「へ!!あっ!!な、凪は、後から来るで!」

沙和「そうそうなのーあっ!!そうだ春蘭様は、今お暇ですか?すぐそこの服屋に春蘭様に、似合いそうなかわいい服があったの!!一緒に行きませんか?」

秋蘭「なに!?」

沙和の言葉を聞いて、秋蘭の目つきが変わる

 

春蘭「いや、私は「姉者行くぞ!!」しゅ!!秋蘭!!」

秋蘭「沙和!案内してくれ!!」

沙和「はいなの!!」

秋蘭が春蘭の手を掴み歩き出す

 

春蘭「おっ!おい!秋蘭私は、「もしかしたら!!華琳さまに似合う服があるかもしれない!!」そっそうだな」

秋蘭(姉者に似合いそうなかわいい服だと!!絶対に手に入れて着せてみせる!!)

などと、秋蘭が考えていることを春蘭が気がつく分けもなく

 

真桜「ほな、いきましょかー」

一刀「やれやれ」

一刀が付いていこうとしたら

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真桜「あー隊長は、アカンで」

真桜が、一刀の肩に手を置いて止める

 

一刀「え?何で?」

真桜「隊長は、こっち」

一刀「こっち?」

凪「・・・」

一刀「あれ?凪」

一刀の隣には、後ろで手を組みモジモジとしている凪がいた。

真桜「凪!がんばり」

凪「うん、ありがとう」

ほんの少し、頬を赤くした凪が一言だけそう言った。

そして、真桜も沙和達の後に付いて行った。

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凪「あの、隊長」

一刀「そういえば俺、凪に話したいことがあったんだ。」

凪「え?」

一刀「凪、よくがんばったな」

そういって、凪の頭をポンポンと撫でる

凪「え!!たっ、隊長」

突然のことに、凪は、あたふたしてしまう

 

一刀「俺が居ない間も警備隊を励ましたり、町の人たちに笑顔で話しかけたりして、皆を支えてくれたんだろう?本当によく頑張ってくれた。そしてありがとな」

一刀は、そう言って、笑顔で頭を撫で続ける

 

凪「隊長・・・」

一刀「これからは、いやここから俺も頑張って居なかった分を取り返すから、そしてまた一緒に歩いていけるようにするから、これからもよろしくな!」

 

凪「たっ!たい・・・ちょう」

凪は、涙を流していた。もちろん悲しいからでわない彼の、生まれて初めて好いた人に褒められたことが、とても嬉しくて涙が止まらなかった。

 

凪「隊長、これからも、私と、私達と同じ道を歩いてくれますか?ずっと一緒に」

一刀「ああ!」

その返事を聞くと、凪は、一刀の手をとって歩き出す

 

一刀「おっ!おい!!凪」

凪「じゃあ、明日からまた仕事ですから!!今日は、いっぱい遊びましょう!!」

一刀「あっ!ああ!!」

そう言って凪は、一刀と腕を組んで一緒に歩き出す

 

凪「・・っと・・・す」

一刀「うん?何か言った?」

凪「ふふ、秘密です」

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   隊長、これからもずっと一緒ですからね

 

 

 

凪のその言葉は、祭りのにぎやかな人の声や音で、道に舞っていった。

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皆さん、お待たせしました。

凪の最後の言葉を考えていたら時間が、掛かってしまいました。

 

待っていてくださった皆さんのために嬉しい情報を一つ

1位になった。凪のもしもシリーズは、もう一つあります(^o^)

 

近いうちに皆さんのために発表しますお楽しみに!!

 

 

説明
アンケート1位の凪のもしもシリーズができました。
気に入ってもらえたら嬉しいです。
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コメント
readmanさん その意見に同意します(カイ)
凪可愛良いなあ。(readman )
2828さん 教えてくれてありがとうございます(カイ)
8pそういえば俺、に話したいこと→そういえば俺、凪に話したいことかな? ほほぅもう一つとなw(2828)
とても良い話なんだが真桜、沙和、、、、激辛餃子を一刀に押し付けたんじゃないよねw(にゃものり)
(;´Д`)ハァハァ凪〜〜!!マジでかわいいっす!!もう一つの凪シリーズ・・・期待!!(森羅)
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