病姫無双 十字旗と共に 27
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「はぁ!せぃ!やぁ!」

「綺麗じゃな」

「あ、祭」

「一刀、お主今暇か?」

「うん、大丈夫だよ」

「なら、わしとすこし街に行かぬか」

「街?いいけど」

「そうかそうか・・・ではいくとするかのぉ」

「あ、ちょっと」

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「賑わっておる賑わっておる」

「ねぇ、祭」

「なんじゃ?」

「街に何か用だったの?」

「ん〜・・・特にコレといった用はないのじゃが」

「けど?」

「このところ策殿が飲んでる酒を探しているのじゃが・・・ないのぉ」

「雪蓮が呑んでる酒?」

「そうじゃ・・・策殿に言わせるとすっきりとして飲みやすいらしいのじゃが・・・ここにもないか」

「其の酒の名前というか商品名わかる?」

「う〜んと・・・にほんしゅとかいっておったわ」

「・・・其の酒ね」

「なんじゃ?ここにもないか」

「俺が作ったんだ」

「ほぉ一刀が作ったのか・・・・なにぃ!?それはどうゆうことじゃ!一刀!」

「おちついて・・・ほら、あそこで話すから」

「うむ」

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「それで一刀が作ったとはどうゆうことじゃ?」

「そのね・・・俺がいた世界とここじゃぁ気候がすこし違っててね、俺すこし寒いんだ」

「昼でもか?」

「あ、ごめん・・・夜ね、見回りとかあるから布団に包まってなんてできないだろ・・だから少しでも暖かくなるように酒造ったんだ」

「なぜそのことを早く言わぬ」

「祭?」

「一刀が早く言っておれば策殿に自慢されることも「祭?」なんじゃ?」

「祭が言ってるのって・・・酒の心配?」

「そうじゃが?何かほかにあるのか」

「いや・・・いい。はぁ」

「なんじゃ一体」

「酒は明命と思春に預けてあるから・・・何か言われたら俺が許可したって言えば大丈夫だと想うよ」

「そうかそうか・・・さら早速いくとするか」

「そう・・・酒か」

「なんじゃ一刀、早く行くのじゃ」

「はいはい」

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「それじゃぁわしは酒をもらいに行くからのぉ、おぬしは好きにせぃ」

「そうするよ・・・」

「旨い酒が飲める・・・楽しみじゃのぉ」

「街にでも行こう・・・」

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「はぁ・・・・酒か」

「ん?一刀どうした?」

「あ、白蓮」

「ん?お前らしくもない・・・悩み事か?」

「まぁそんなところ・・・聞いてくれる?」

「ああいいぞ」

「・・・でね、俺より酒が大事みたいなんだ」

「はぁ・・・まぁ予想はつくが・・・一刀飲みすぎだぞ」

「(ゴクゴク)っはぁ〜、なぁ白蓮、俺好意もたれてないのかなぁ」

「そんなことないって・・・って一刀!?」

「ありがとう・・・白蓮」

「いいって・・・・おーい、勘定」

「白蓮やわらかい」

「ちょ・・どこさわって・・・やめ」

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「はぁ・・・はぁ・・・一体どうしたんだよ・・・こんなに飲むまで・・・」

「すぅ・・・すぅ・・・白蓮・・・・」

「はぁ・・・一体ナニがどうなってるんだか」

「まぁ明日になればわかるだろう・・・・よし、私も寝よう、おやすみ一刀」

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「ん・・・おはよう、一刀」

「おはよう・・・白蓮。俺一体『ズキン』いたた」

「無理するなよ・・・二日酔いなんだから」

「ありがとう・・・白蓮」

「さぁ朝議に行くぞ」

「うん」

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「ああ、一刀、白蓮きたか」

「おはよ〜ってなにしてるの?」

「なに、少しばかり灸をすえていただけだ」

「一体なにやったんだ?祭殿は」

「・・・祭」

「おお、一刀。なぁ一刀からも言ってくれぬか?わしは何も悪いことしとらんと」

「ほぉまだ言いますか祭殿、自分が何をしたのかわかってないようですね」

「わかるもなにも悪いことなどしておらんのじゃが?」

「・・・・ごめん、冥琳、皆・・・俺数日休むね」

「わかった」

 

説明
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コメント
おおぅ(readman )
初コメです。これからも頑張ってください^^(TK)
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