本・恋姫無双第三十三話 |
南皮にて一刀が、ポカをかましてから一週間…
洛陽の到着の一刀一行。
曹操や帝と謁見し、『袁術捕縛』の呂布に対して、
今までの勲功(虎牢関の件は帝に対する忠誠と判断)込みで揚州の刺史に任じた。
本来なら、一刀は金細工のこと等を聞きたかったが、ポカやった手前、ほとんど何も聞けなかった。
唯一聞けた事と言えば…
一刀「其方の方は、新顔ですか?」
仲達「お初にお目に掛ります。司馬、仲達と申します。お見知り置きを。」
…情けない限りである。
謁見終了後、帰国の途につくまで半日有ったので、一刀はお土産がてら洛陽の市を見て回ることにした。
---洛陽・市場---
一刀「やっぱり首都なんだよな。賑わっていて当然か。」
思春「なにを呑気な…お土産を探すのであろう?」
護衛として、付いてきながら買う気マンマンである。
しばらく、ブラブラ歩いていると、主に武具を扱う一角に来ていた。
一刀「このあたりは流石に、長沙と変わらな………イ?」
思春「見たことが無い武具だな。」
そこにあったのは、弩のようで、砲のようで、さらに先端には銃剣にしては大きい物が付いていて…
商人「らっしゃい。これかい?なんでも試作品らしいよ?曹操様ん所にちょっと変わった職人が居てね。その人の作品だよ。」
一刀「作品って…芸術品じゃ……似たようなもんか…って安!!」
横にあった、無銘の剣、その値段の半値だった。
一刀「これはこれで………いっか。スイマセン、これください」
こんな事もありながら、市を見て回って気付いたのが、『鉄』の値段が長沙の倍以上であり、
その高値に引っ張られる形で、それ以外の物価も2〜3割程高かった。唯一の例外が金や銀の細工物で約1割安かった。
ちなみに、一刀が買った変てこな武器は、重たくて使い物にならず、しばらく武具庫の肥やしだったが、
仕事で訪れた、厳顔が気に入り持って帰ったのは、別の話。
厳顔「一目見てビビッと来たんでな。名前はどうするかのぅ」
---洛陽・曹操の私室---
李典「大将〜。アレの量産体制、ととのったでぇ。」
曹操「そう、ご苦労様、真桜。」
李典「といっても、『外側』だけやけど。」
曹操「『内側』は、仲達に任せてあるわ。引き続き生産の指揮、頼むわよ。」
李典「りょ〜か〜い。」
曹操「ところでg……『別のアレ』はなんで作ったのかしら?」
ガラクタと言いそうになって、とっさに言いなおした。
李典「ん〜〜………趣味!!」
親指立てて言いきった。
曹操「はぁ…」
あとがき
ご無沙汰です。nakatakです。
前の話から、たいして進んでいません。
遅筆、ご容赦願いたいと思います。
それと、私がイメージする『仲達』に近いイラストがTINAMIのなかにあったので…
まだ、未許可なので…作品NO.だけ…「164614」です。
興味のある方は一度どうぞ。それではまた。
説明 | ||
お久しぶりです。短めですが、投稿します。 それではどうぞ。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
2887 | 2440 | 25 |
コメント | ||
sugiさん、こちらは、今の所無事です。(nakatak) 地震ありましたが、 そちらは大丈夫でしたか?(sugi) クラスターさん、ほんとにマオえもんですよねぇ^^。勿論、真桜(李典)のみの力ではありませんがww。(nakatak) 情報戦で完敗を喫した一刀、何だか惨め…。そして、一刀が購入したのは豪天砲だよなぁ。そうか、李典の試作品だったのか…。時代を超越したアイテム出したい時、彼女の存在って重宝するよな。♪ アン アン アン とっても便利な マオえ〜もん〜〜 ♪ …ゴホン!鉄相場が高いのは、新たな富国強兵策の一環か。果たして何を目論んでる!? (クラスター・ジャドウ) 320iさん、牙龍皇船に大砲積めなかったのに、桔梗の初期装備が豪天砲ってのもどうかと思いまして…www。(nakatak) 楽進じゃなくて、李典でした。すんませんでした。(nakatak) 真桜のセリフの名前が楽進になってますよ(ジン) |
||
タグ | ||
本 恋姫 真・恋姫 図書館 太平妖術 太平清領道 | ||
nakatakさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |