−真・恋姫無双 魏After−月下の誓い 5
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音のない空間。

俺の目の前には理解できない映像が流れ続けている。

俺は唯それを見つづけることしかできない。

見続ける、ある時は思い出し、ある時は混乱する。

唯、それだけしかできない。

音のないはずの空間に響き渡る音に絶望の闇に沈みかけた意識が引き戻される。

 

「答えてあげましょうか?」

 

理解できなかった。

声が聞こえたこと。

答え?

誰だ?

何処にいる?

いつから?

なにもわからない。

 

俺の頭の中に無数の疑問が浮かび上がる。

答えは出るはずもなかった。

 

「誰だ!? 何処にいるんだ!? 答える?いったい何を!? いったい・・・・・・なんなんだよ・・・・・」

 

正常な判断ができなかった。

俺は、地面なのかもわからないこの空間にうずくまることしかできない。

 

「世界は、ここにいる君のことを過大評価しすぎてたのかもしれないね」

 

声とともに何かが背後から近づいてくる気配を感じ、俺は顔を上げてその方向へ視線を送る。

そこには何かがいた。

人の形をしている。

 

「だ・・・だれだ?」

「君には一度だけ会っているのだけど・・・・・」

 

人の形をした何がそう答える。

俺に一度会っている?

その答えは更に俺の思考を混乱させるだけだった。

いつ?どこで?

そんな疑問が脳内を駆け巡る。

目の前にいる何か・・・・男なのか女なのか・・・・もしくは、どちらでもないのか・・・・。

世界?

過大評価?

いくら考えても答えが出ることはない。

目の前にいる何かは俺を見下ろす形で正面に立っている。

聞きたいことは山ほどある。

目の前にいる何かの正体、今俺がいるこの場所、俺の周囲で起こっていること、考えるときりがない。

 

「君がいる場所・・・・簡単に言うとここは世界の狭間」

 

何かが、俺の心を読んだかのようにそう答える。

 

「君の周りのこれ。本当はここまでしてあげる必要はないんだけど・・・・君に自身の結末と言えばわかるかな?」

 

目の前に立っている人物の言っている意味がわからない。

俺は、目の前にいる何かを威嚇するように睨み付けることしかできない。

何かは、それを待っていたかのように俺に近づいてきた。

近づくにつれ、それははっきりとした人の形を成してくる。

黒い外套を纏っていて顔の一部だけが露出している。

一部しか見えない顔はまだ幼さを残している気がした。

 

「女?・・・・いったい君は誰なんだ?」

 

そう言うと目の前にいる人間はくすり笑い口を開く。

 

「君にはそう見えるんのね。私は、・・・・誰かであって、誰でもない。人であって、人でない。私を知るものは便宜上だけどこう呼んでいる。私の名は・・・・」

 

彼女の言っている意味が俺にはよくわからなかった。

唯、これから彼女が発するその一言で俺は今自分自身のおかれている立場を理解した気がした。

 

「胡蝶」

 

絶望とも思える感情が俺の内に湧き上がって来るのを感じた。

彼女が名乗った名前聞き覚えがある。

たしか、そう、華琳が言っていた言葉。

 

『胡蝶の夢』

 

現実なのか、はたまた夢なのか。

自分が蝶なのか、蝶が自分なのか。

夢であり現実である

しかしそれは真実でもある。

 

そういった内容の

 

『説話』

 

たしか、特定の物をさして使う言葉ではない。

何処かの誰かが比喩に使った言葉だったはず。

しかし目の前にいる彼女は自分を胡蝶と名乗った。

俺は大きな疑問を抱く。

 

(もし、あの世界が胡蝶と名乗る彼女が見ている『夢』であるなら、俺は彼女が作り出した北郷一刀という『夢』の中の登場人物?。

そして俺がいた二つの世界は彼女が見ている『夢』の世界。

となると彼女はこの世界では神ということになる。)

 

そんなはずはない!!

胡蝶の『夢』の話はあくまで例えだ?

俺がいた二つの世界。

そのどちらも人は自らの意思を持ちその世界で生きてきた。

夢を持ちそれを叶えようと必死に生きていた。

俺はそんな人達の隣にいたんだ。

 

だけどもし、もしだ、本当は彼女がこの世界の『神』だとする。

『神』が存在するのならそれはこの世界に存在するすべての人間や生物を『神』が思うように動かすことも出来るんじゃないか?

そこに住む者の一生だって決められるんじゃないか?

人間の思考だって気付かないうちに操れるのかもしれないんじゃないか?

そしてその世界の行く末も決められるんじゃないか?

 

「ふむ、何か勘違いしているようだから教えてあげる。私は唯の監視者。何かを作り生み出すわけでもない。そして消すわけでもない。

無数にある世界を唯見ているだけ。そして、歪んだ世界があれば修正するのが仕事」

 

あれこれと考えた俺の推測は、いとも簡単に否定される。

しかしまた次の疑問が浮かび上がる。

彼女は無数にある世界と言った。

彼女が言う無数にある世界という概念は俺自身が体感しているわけだから理解できる。

彼女はその世界を監視している存在だと言う。

そしてもう一つ彼女が言った修正という言葉が俺の中で引っかかっている。

 

『修正』

 

彼女はそう言った。

修正?

いったい何を?

皆は命をかけあの国に住む人たちを笑顔にしようとこれは俺のエゴかもしれないが、歴史を変えたことを間違いだとは思っていない。

だが、彼女は今、俺の目に映る映像は俺自身の『結末』だって言った。

記憶にないあれが俺の『結末』?

魏の皆と過ごした日々そして此処に来る事になった俺。

俺があの世界で歴史を変え、そしてあの世界から弾かれた。

それが俺の『結末』

だけど目の前にいる胡蝶と名乗る人物は目に写る映像をすべてひっくるめて『あれ』と言った。

 

(どう言う事だ?)

 

歪んだ世界?

俺の所為で世界が歪んだ?

だから俺は今こんな場所にいる?

世界・・・・・。

無数にある世界・・・・・・?

まさか・・・・・・。

 

 

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「気づいたみたいだね。・・・・・そう、世界は無数にある。そしてその数だけ君がいる。

『あれ』は無数に存在する君がたどり着いた結末。・・・・・・だけど君はここにいる」

 

「何故?・・・・・歴史を変えたからか?」

 

違うのか?

俺は後の世に知られる歴史を大幅に変えた。

だから世界に弾かれた。

 

「ふむ、君はまだわかっていないようだね。最初に言ったよね?『歪んだ歴史の修正』って。

・・・・・そうだね、それじゃ一つだけヒントをあげようかな」

 

「ヒント?俺の過ちは歴史を改変したことじゃないのか? ・・・・・・だから歴史が歪んだんだろ!?」

 

「そんな些細なことじゃないよ」

 

「些細だって!?歴史の改変が些細なことなもんか!!」

 

「私は言わなかった?無数にある世界・・・・と。君があの世界に現れた時点で、あの世界の歴史は既に変わってはいなかった?

歴史を変える・・・・・・それは唯、貴方が知っている世界とは異なった世界が生まれる切っ掛けに過ぎない。君が干渉した歴史が新たな歴史を歩み出すだけ。それは過ちとは言わない」

 

俺は、胡蝶が放った言葉に驚愕するしかなかった。

俺は、歴史を変えることはとんでもない過ちだと思っていた。

しかし、その思いはあっけなく否定され、俺自身が変えた歴史の先に新しい歴史が生まれるだけだという事実を突きつけられた。

だとすれば、俺が犯した過ちとはいったいなんだ?

何故俺はあの世界から弾かれることになったんだ?

どうして俺は此処にいるんだ?

彼女はいったい何者なんだ?

神じゃなければなんなんだ?

思考を巡らせるが、俺の中の常識をあっけなく否定され他に何も思い浮かばない。

唖然とする俺を無視するかの如く彼女は次の言葉を放つ。

 

「さて、ヒント、君は歴史を断った」

「歴史を断つ・・・・・だって? さっきと矛盾してるんじゃないか!?」

「あぁ、言い方が悪かったね。君は、・・・・・人の歴史を断った」

「人の・・・・・歴史?」

 

彼女が放った言葉。

人の歴史を断った。

俺の想像を超える言葉だった。

俺が人の歴史を終わらせたということか?

人の歴史を終わらせる?・・・・人を死なせたと言う事か?。

俺はあの世界で戦争に参加し歴史を変えるために多くの人を死なせてしまっているんじゃないか。

それは覚悟していたじゃないか。

俺はわかっていたはずだ。

自らのエゴを通すために犠牲になる人が居ることなんてわかってた。

だから覚悟を決めたはずだ。

華琳の目指す理想のために死んでいった兵達の望みを俺も背負って生きていくって。

でも、歴史を変えたことで多くの人たちを死なせたことが俺の間違えなのか・・・・・・。

もし、そうなら・・・・・。

 

「君が考えていることとは少し違うかな」

 

「違う?」

 

「さっきも言ったよね? ・・・・他の世界のにも君はいる。そして似たように歴史は変えている。その最中に多くの人間が死んで逝った。けど他の世界の君達は過ちを犯さなかった」

 

「っな!?」

 

どういうことだ?

彼女は無数にある世界と言った。

その世界にはそれぞれにまったく違う人間が生きているわけではないのだろう。

中には俺がいない世界だってあるかもしれない。

あの世界とは違う別の世界にも同じように俺が存在していて彼女達が存在している。

だけど俺はあの世界と同じように生活しているわけではないのだろう。

それこそ世界の数だけ俺の生き方があるはずだ。

その無数にある世界の俺は過ちを犯さなかった?

歴史を変えていると言った。

そして、多くの人が死んで逝ったとも言った。

それでも他の世界の俺は過ちを犯していないと言う。

他の世界の俺は何をしたんだ?

あの世界の俺は何をした?

 

「そうだね、もう一つヒントをあげようか。とある戦争の最中に死んだ人はその人の人生を全うした。

大きく歴史が変わって、生き永らえる人もいれば、その変えた先で息絶える人もいる。

だけど、後の歴史を紡いで行くために必要だと世界から判断される人もいる」

 

どういうことだ?

世界に必要だって?

それは世界が人の命を差別してるってことじゃないのか?

 

「・・・・・・それは、その人の運命は決まってるってことか?世界から必要ないって言われたらその人間は死ぬのか?」

 

「違うよ。君が歴史を変えたことで起こらなかった戦もある。その戦で死ぬという歴史だった人間は死なずに生きている。これは結果論だけど君が歴史を変えたおかげで多くの人が新たな歴史を紡いでいる。

それは世界にとっても喜ばしいことだよ。

だけど歴史という二文字をよく考えてごらん?君はどこの世界で生まれた?あの世界に行くまでどんな世界で生きていた?

そして、君の生まれた世界での歴史とは何を指した言葉だった?・・・・・・もう一つその歴史の節に何が起こった?」

 

違う?

どういうことだ?

戦が起こらなければそこで死ぬ人はいない、これはわかる。

俺が生まれ育った世界。

違いがはあるが彼女達と過ごした世界よりはるかに先の世界。

歴史とは過去に起こったこと。

それが歴史。

歴史の節目に起こったこと?

国ができ、国が無くなる。

国が無くなる?

国が無くなる時何が起こる?

 

 

 

 

 

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歴史の節目で起こったこと。

それは・・・・・

 

『革命』

全てではないけど、革命はその時の国を治める者に対しての民の謀反であり悪意からくる物よりも自分達の国を、生活を良くしたくて起こる物。

民は国を敬う。

だけど国は民を敬わなくなる。

そうして国を治める者を見放し国を良くしようと革命がおきる。

 

『戦争』

あの世界で体験した。

国と国との争い。

統一、欲望、支配、侵略。

そういった言葉がすぐに浮かんでくる。

世の平和のために起こる戦争もあれば、私利私欲のために起こる戦争もある。

 

『反乱』

これも革命と同じような理由で起こることもあるが、私利私欲や恨みを持った人間が起こした場合の方が多かった記憶がある。

 

『暗殺』

これは、もう、正義の名の下に、平和のために、そういった言葉では飾れない行いだと思う。

私利私欲、恨み、その為に時の権力者や邪魔者を排除する。

 

俺の知る歴史に記されているものはそう言った事ばかり。

中には一人の人物について記した歴史書もある。

でもそれは、歴史に名の残るような功績や、惨事を起こしたりした人達。

俺の世界で記された歴史。

それは世界で過去に起こった事だけを記したもの。

 

「気付いたようだね」

 

「あぁ、俺が生まれ育った世界。

それはあの世界より遥かに先の世界。要するに『未来』だ。

俺が知っている歴史とは過去に起こったことが記してあるものだ」

 

「そういうことだよ。

歴史とは初めから決められているわけじゃない。

その時何が起こったのか、その人がどうやって生きてたのか、歴史とは起こったことを後の世界に残すための言葉だよ

だからと言って書に記されている物だけが歴史というわけでもないけどね」

 

俺は彼女達の世界より遥かに先の未来から来たこと。

俺が彼女達と過ごした世界は同じではないが既に過ぎた世界だということ。

俺は過去に飛ばされた。

そして気づいた。

書に記されていない歴史もあると言う事。

たぶん、それはあの世界に生きるに住む人々の事。

すべての人や動物、この世界にあるすべての物にも歴史があると言うこと。

 

「君が変えたのは国を記した歴史じゃない。特定の人間の歴史を変えたんだよ。その人間の歴史が、国を記した歴史を変えた、唯それだけのこと」

 

俺が変えたのは人の歴史・・・・・か。

なるほど、そういうことか。

国はそれを興す人間がいるからこそ存在できるもの。

どんなにがんばったって国と言う歴史そのものを変えることなんて出来るはずがないか。

 

「君は歴史を飛び越えたとはいえ唯の人間、全ての人の歴史を変えようなんてできるはずもない。変えることができた歴史は君自身の手の届く範囲だけ。

唯その届く範囲に歴史の流れを動かす程の人間がいただけ」

 

俺は大きな勘違いをしていたってことか・・・・・。

俺が人の歴史を変えたことで弾かれたわけじゃないのか・・・・・。

 

「そう、あの世界はそのことで君を弾いたわけじゃない。これを見てごらん」

 

目の前には胡蝶と名乗る少女は、彼女の横に映し出される映像を指刺す。

そこにはある一人の女性の最後が映し出されている。

 

名を黄蓋 字は公覆

 

俺の歴史への干渉によって帰らぬ人となった将。

俺のエゴの犠牲になった一人の女性。

 

「これが俺が世界から弾かれることになった理由・・・・・・」

「そう、彼女だよ。彼女はあの戦で死ぬ人間じゃなかった。子を成し歴史をつむいでいくはずだった一人の女性」

「・・・・」

 

言葉にならない感情がこみ上げてくる。

俺は自身のエゴのために彼女の歴史を断ってしまった。

 

「でも、それが理由じゃない。彼女が居なくなった事によってあの時すぐに何かが起こるわけではないからね。

だけど世界はこう判断したんだよ・・・・・・・『後の戦乱を招く』。

世界はこの女性の死が、あの世界の平穏を崩すきっかけになると判断した」

 

「まさか・・・・」

 

華琳が、三国の皆が苦しんでやっと終わった戦争。

そして手に入れた平和な世界がまた戦乱の世に戻るって事か?

 

「そんな・・・・・・そんなわけあるか!!」

 

「そうだね、そんなことあるわけ無いかもしれない。

だけどね、無いともいえないんだよ」

 

「っ・・・・・・」

 

何も言えなかった。

目の前の人物は言った。

『歴史の節に何が起こった?』と・・・・・。

 

『革命』『戦争』『反乱』『暗殺』

 

そう、彼女の死を笑って流せる人なんているはずは無い。

彼女は将だ、戦場で死ぬことがあることぐらい皆、わかっている。

だけど、それで納得できるかと言えばそうじゃないだろう。

俺は秋蘭に死んで欲しくなかった。

だから華琳の意思を無視して秋蘭への救援を求めた。

もし、あの時秋蘭が死んでいれば俺だけじゃなく魏の皆も怒りに包まれただろうと容易に想像がつく。

 

「・・・・・・・そうだよな、今それは起こらなくてもいつか起こるかもしれない。

今の皆の代じゃなくてもその次の代、そのまた次の代でそれを理由にしてまた戦争が起こるかもしれないってことか」

 

「そう言う事。世界はそれを嫌がった。だから君をあの世界から弾いた。そして君は此処にいる」

 

すべてが繋がった気がした。

 

「さて、君はどうする?。私は世界が拒む歴史の歪みを修正しにここに来た。この意味はわかるよね?」

 

彼女は俺にそう告げた。

彼女の口振りからすると、俺は何かしらの償いをしなければならないのだろう。

理不尽だと思う。

だって、俺は自らの意思を無視してあの世界に飛ばされた。

そして、あの世界から拒まれた。

これって理不尽以外の何者でもないよな?

でも、俺は受け入れる。

たとえこの命を取られようとも。

俺を愛してくれた魏の皆が平和を願いそして成し遂げた。

華琳達、そして三国の皆が望む世をこれから先も続けて行くことができるなら。

俺はどんな償いでもするよ。

だけど・・・・・・その前にやりたいことがある。

 

「あぁ。華琳達の目指した世が守られるなら、どんな罰だろうと償いだろうとこの身でできることなら何でもするよ。」

「そう・・・・。」

「その前に・・・・・一つお願いしたいことがあるんだけど」

 

 

 

 

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あとがきっぽいもの

 

8度目まして獅子丸です。

今回は何時にも増して不安です。

自分で何度も読み返してみました。

気になるところは修正しました。

でも不安です。

下手糞な文章で自分が思っている内容を皆に伝えられるのか。

不安です。

 

ってなわけで今回登場しました胡蝶さん。

オリジナルキャラです。

そして登場名前だけ黄蓋さん。

何故世界が一刀を弾いたのか伝わりますか?

伝わればいいなぁOTZ

修正に修正を重ねた結果がこれなのでこれで伝わらなければ・・・・・・・。

 

今回は何時にも増して気合を入れてこの言葉で〆ます。

 

どうか、どうか!

生温い目でお読みいただければ幸いですorz

説明
お待たせしてないとは思いますが第5話です。

矛盾してるかも。
辻褄が合わないかも。
そんな不安でいっぱいです。

生温い目でお読みください。
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コメント
なんという屁理屈。こんなことで裁かれるなんて一刀はたまったものじゃないだろ。(秋)
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