真・恋姫無双〜四流星伝〜 一章 |
一章
「・・・んっ・・すぅすぅ・・・」
ここは涼州のとある森、そのずっと奥深くにある動物達の隠れ家。
そこにある横倒しの大きな丸太の上で、一人の女の子が動物達たちに囲まれながら眠っていた。
「・・んっ?・・ここは?」
少女は起きて辺りを見渡すと、そこには自分のことを見ている動物達と見渡す限りの木々が生い茂って
いた。
「都会ではあり得ないくらいの森・・という事は本当に来たんだ・・」
少女はなぜ自分がこの場所に居るのか、どうやら分かっているようだ。
実は、この少女こそ管輅の予言に出てくる四人の御使いの一人。
音の御使い葉月 雛≠サの人だ。
「けっこう成り行きで来ちゃったけど、本当に平和とかになんて出来るのかな・・そして」
雛は不安に駆られるような声で呟いた。
「兄さんや新しい友達に・・・会えるかな・・」
雛はそう言いつつ、今までの状況を整理するために少し前のことを考えることにした。
この世界に来る前、雛は学校を終えて家に帰る途中だった。
すると突然目が開けられないくらい激しい光に飲み込まれて意識が朦朧とするなか何処からか声が聞こ
えてきた。
「貴方が葉月雛さんですね?」
「貴方は?」
「恐れながら私に名はありません。申し訳ありません。」
「いっいえ・・気にしてませんから・・・」
「お気遣いありがとうございます・・それで唐突ですが貴方にお願いがあります。」
「・・お願い?」
状況がいまいちわからない。突然光って聞き覚えのない人の声がなんだかお願いをしにきている。
すると、謎の人はこう言ってきた。
「今から貴方には・・・天の御使いとして三国志の世界を救ってほしいのです。」
「・・はい?」
本当によくわからない、三国志についてはお父さんがファンで昔からよく聞かされていたのである程度
は知っている。だが、その世界を救ってほしいというのはどういうことだろうか?それに天の御使いと
いうのもいったい何だろうか?
「あのぅ・・・どういうことですか?」
「そのままの意味です・・・非現実的かもしれませんが貴方がお持ちになっている力を使い、乱世を鎮
めてほしいのです。」
「持っている力・・・」
彼の言っている力のことは分かる。実は私は産まれたその日から普通の人には無い不思議な力を持って
いた。それは音≠操る力である。具体的には音の大小を変えたり、まったくの無音状態にしたり音
と音の波長を同調させ、動物や物と話すことが出来たりする。だが、この力が原因で昔から周りに不思
議がられいつも孤立していたりした。・・・あれ?確か・・・・?
「そういえば昔・・・・・」
〜あとがき〜
こんにちは。
受験があったのでしばらくほったらかしにしていました。
これからもがんばろうと思っていますが、次もいつ投稿できるか分かりません。
まあ、自分のペースでやって行きますよろしくお願いします。
あとこの作品の主人公は四人ですがしばらくは雛ちゃん視点が続くのであしからず。(´∀`*)ノシ バイバイ
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どうも天照神です。 私はとりあえず受験をクリアしたので、これからも小説がんばって行きたいと思います。 |
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真・恋姫無双 董卓√ オリ主 動物 | ||
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