恋姫†無双 流れ星 第二話 |
あの資料整理から数日。
俺たちの管理する〇〇区に政治のお偉いさんの講演会が開かれることになり。近辺の見回り兼雑用を本部から命令が下った
「キャリア組は、あんま好きななれないな」
部下の一人が愚痴りながら、講演会が開かれるホールの入り口に立つ
「いいから、俺たちができることをしていればいい。」
「はぁ。北郷さんって、ホント欲がないというか、鈍感ですよね」
「そ、そうか?こんな歳で警部やってるなんて贅沢だとは思うが」
俺は、腕時計を見ながら部下の話を聞く。
「ですから・・・・・・・・・・もういいです。これが北郷さんと割り切らないといけないですね」
部下は苦笑いしながら話を終わらした
「そろそろ、時間だ。くるぞ」
おれが正門を見ていると黒光りする車が三台入ってきた
真ん中から、バーコードヘッドの親父がでできた
(いるんだ)
内心驚きもし、挨拶をかわす
「「ご苦労様です」」
部下と一緒に挨拶をし、バーコー・・・・・・・BH親父は黙って中にはいる
その後ろを数人の男たちが後をおう
「さて、あとは不振な人間が来ないことを祈るよ」
「そうですね」
このあとなにも起こることなく、無事講演会は終了
「ふぅ」
おれはお偉いさんが車に乗り、正門をくぐったのを確認すると、体の力を抜いた
「お疲れ様です。北郷さん」
「よし、今日はみんなで中華料理でも」食いにいくか」
「中華ですか?好きですね中華。」
部下はまたですかと。いいながらも仲間に連絡を取ろうと携帯電話をとる
「いや、なぜか日本食より体は中華を求めている」
「北郷さんって日本人じゃないんじゃないですか?」
クスクスわらいながら、携帯のボタンをおそうとした
PulPulPulPulPulPul
「・・・・どうした?」
いきなり、外部見回りから班連絡がきた。まだ終わる時間じゃないのに
「住民から情報が」
「どんなだ?」
「ここでは見かけないワゴンが三台。駐車場に」
「???。それがなんだ。見かけないなんてよくあるだろ」
「それが、ナンバープレートがここの住所のものでその住民が見たことないと不審に思い、私たちに報告。ナンバーを調べた結果・・・・・」
「偽造か。」
「はい。ナンバーから割り出した車種とは違います。しかも駐車場の前の道はVIPの走行ルートになっています」
「!!!。情報が漏れたのか」
「まだ、わかりません。しかし何かきな臭いです」
「よし、わかった。二班はそこで待機。なにか異変があればしらせてくれ」
「了解。では位置情報をメールで全員に送信します」
「俺たちも合流する」
「わかりました」
俺は携帯をとじると、目の前にいる部下に
「飯はまたこんどだ」
小走りで覆面パトカーに乗り込み、無線で仲間に報告。上にも連絡を入れたら
「臨機応変で頼む」
まったくつかえない上だ。俺がしってる「王」はしっかりしてたのによ
・・・・・・・・ん?
俺、誰かの下で働いたことなんてあったけ?
「北郷さん!!」
部下の言葉で現実に戻され、慌てて動いてくれと頼んだ
ついたら、一斑と二班が到着していた
「どうだ?」
二班のリーダーに聞くと
「人の気配はするんですが、静かです」
目線は車を捕らえながら話を進める
「よし、では俺が近づいて様子をみてくる。何人かついてこい。一斑は車の後方で待機。なにかあれば後ろから接近し敵の無力化を。二班は出口の横で待機。動いたら足止めを、敵の対応はしなくていい動きをとめることに専念しろ」
「「「了解」」」
みなに作戦を説明し、実行に移る
「一斑、配置につきました」
「二班、とっくに準備完了」
無線のイヤホンから情報が聞こえる
「よし、いくぞ」
俺は堂々とワゴンの前から接近する
ワゴンの運転席から覗くと、数人の男がいることが判明。
コンコン。
ウィーン。
窓をあけると、タバコの匂いが窓からもれる
「なんでしょうか?」
笑顔で対応する男に質問をなげる
「すまないね、警察なんだけど。駐車場の車のなかで自殺した人がいてさ」
二年前だけど、しかもここじゃないし
「はぁ。」
「それで、定期的に見回りしててさ。よかったら車の中をみせてくれない?」
男の目が一瞬、ゆれた。
「ななんで、ですか」
かなり動揺してるな。今さっき説明したろうに。
「自殺方法が練炭でさ。よかったらみせてくれない?」
「いいいやですよ!!!」
「見られてこまる物があるのかな」
「くっそが!!!!。先にいけぇ!!!」
男が声を張り上げると二台のワゴンが出口向け走りだす
「なんでポリがきてんだよ!!!」
男三人が銃を、ハンドガンを構え、俺にむける
「近距離で!」
狙いを定める前に、一番近い男のハンドガンのスライドを掴み、スライドステップを押し込みスライドをはずし、無力化。足を払い後ろの男にあてる
「しっ!!」
尻餅をついた男のハンドガンを蹴り上げ。横に飛ばす
「貴様!!」
バン!
ハンドガンの引きがねを引き、だされた弾丸は空をきる
「ふっ!!」
しかし。俺は体をずらし、スレスレで回避する。
「なっ!!」
おどろいた男に隙が生まれ、
「とった!」
ハンドガンを最初の一丁とおなじ用に無力化。銃を失った男たちは後方で待機していた一斑により捕縛。のころ二台は二班により足止め。後ろから来た一斑と合流。捕縛に成功
軽い怪我人、犯行グループの三人だけと。銃をつかった事件にしては被害の少なくすんだことに安堵した
上に報告したら、大急ぎで本部の人間がきた。
犯人の受け渡し。事件の詳細の説明などなど、大変だったよ。しまいには
「勝手な行動をするな!!!」
とお怒りのご説教。いやなんで?。そんなこともありドタバタな一日が終了した
はぁ。ほんとつかれたよ
次の日たくさん始末書をかきおえた俺は暗い、道を一人とぼとぼ歩いていた
「あぁ疲れた。こんな時は中華にかぎるな!!おじさんのまずいラーメンでも食べたいな」
いきつけの店の料理を思い出しながら、空腹の腹をさすりながら歩めるスピードを速める
「今日はラーメンとなにを・・・・・・・・・」
後方、電柱の後ろから気配を感じる
「逆恨みは、ホントやめてほしいよな」
職業柄、いろんなイザコザに巻き込まれる。しかし上司いわく。それが北郷クオリィティらしい。
「んで、俺に何の御用で」
振り返り、そこにいたのは
「さすがですね。北郷一刀。気配に気づくとは」
暗闇で良く見えないが、声からして男性。歳は近いな
「もう一度いう。何のようだ」
声を少しおとし、威嚇する
「では、単刀直入にいいます」
男は前に足を進め、こういった
「貴方をずっとみていました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハイ?
「これならば、貴方を・・」
「まて。すこし待て」
手を広げ、その男の言葉をさえぎる
「なんです」
「どういうことだ?」
再度確かめる
「ですから、貴方をずっと見ていました」
ゾクッ
「あ・・・・あ・あああ」
「ん?」
「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
俺は自分でもびっくりするほど乙女な奇声をあげながら全力疾走
「やれやれ。恥ずかしがりやなんですね」
男は、ふふふふと笑いながら軽い足取りで一刀をおっていった
流れ星
光で照したかの地は
まだ
流れ星を必要とし
願い続ける
落ちぬ流れ星を
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第二話です。 | ||
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コメント | ||
目上の人間に「ご苦労様です。」は誤用かと。「お疲れ様です。」の方が適切かと。(アストラナガンXD) 1pの「あんま好きななれない→好きになれないですよ(紗詞) 誤字発見!!(紗詞) またもや。指摘ありがとうございます。(アルトアイゼン) 一刀が拳銃よけてる!?すごいですね。 誤字報告ですp、2上に方向→上に報告だとおもいます。(aki) |
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