○月×日

今日はご主人様と朱里ちゃんと街に視察に行きました。

街は人攫いが出ると聞いていたので怖かったけどご主人様が手を繋いでくれたので大丈夫でした。

街の様子を見るとついつい没頭してしまってご主人様を放置してしましました。

反省しなきゃ。

その後街のお茶屋さんに行きました。

初めて外でお茶をしたので緊張しました。

初体験。

良い響きです。

緊張のせいで熱いお茶で舌を火傷しました。

それが孔明の罠だということに気付いたのは朱里ちゃんがニヤリとしているのを見たときでした。

孔明許すまじ。

その後は学生時代のお話をしました。

お友達の元直ちゃんはお菓子作りが得意でした。

その元直ちゃんに免許皆伝をもらった朱里ちゃんを持ち上げてあげました。

ご主人様に夫を立てることが出来る妻とみられたはずです。

朱里ちゃんは巧みな話術で今度お菓子を作ることを約束しました。

これに便乗しない手はありません。

たまにいいこと言うよね。

へ月ぅ日

今日は街に新しい本屋さんが来ると聞いたので勇気を出して一人で出かけました。

艶本を求めて。

でも予定通り迷子になってしまいました。

こんな時に限って隣に孔明はいません。

泣きながら歩いているとご主人様に見つけてもらえました。

これ幸いとご主人様に抱きついてみました。

孔明に一歩先んじました。

そして手を繋いで本屋まで一緒に行ってくれました。

城に帰るとご主人様に抱きしめてもらえました。

頭の中の化物も役に立つものです。

その後孔明と会いました。

そして話し合った結果孔明もご主人様のことが好きとかのたまいやがりました。

まあ分かりやすい奴なので分かってましたけど。

好敵手が出来ました。

二人で頑張ろうと言われました。

この日から、孔明を出し抜く策を考える毎日となるのだった。

Ｓ月Ｍ日

今日は私の初めてが奪われました。

ご主人様ではありません。

あの諸葛亮です。

不本意ではありますがご主人様に喜んでもらうためには仕方の無い犠牲でした。

諸葛亮の唇は柔らかくて少し濡れてしまいました。

これも孔明の罠だとはその時は思いもしませんでした。

そんな私を見て諸葛亮は調子に乗ったのか何度も唇を重ねてきました。

そしてあろうことか体を触って来ました。

今度諸葛亮何かを罪を犯したら、魏に更迭しようと思います。

胸月尻日

今日は亮がいきなり呼び出すので何事かと思ったら新しい艶本を買ったのことだった。

とても興奮したようだった。

正直少し引いた。

仕方なく亮と一緒にお勉強しました。

ご主人様に喜んでもらうためには仕方の無い事です。

艶本を読んでる最中に星さんに見つかってしまったのは一生の不覚。

警備兵を置いておくべきでした。

そんな星さんに大人の女性の振る舞いを教えてもらいました。

挙動不審だったことから星さんは間違いなく処女です。

ただの見栄っ張りです。

絶対処女です。

そしてのその晩、亮と一緒にご主人様のお部屋に侵入。

これをダシに亮を魏に送ろうと思います。

そしてご主人様に抱いていただきました。

すごく大きかったです。

気持ちよかったです。

大好きですご主人様。

亮と同時に口づけをしましたが、私の方が一瞬早かったです。

間違いなく。

おしまい。