恋姫†無双〜影無双〜23章 |
23章
華雄が北部に出かけて3日が過ぎているが雨は降り続けている
報告によると華雄の到着で士気が上がったらしく
被害は出ていない補充の人員も送られているだが・・・・・
この雨はいったい・・どうなっているんだ?
それから2日が過ぎた頃俺達は月に呼ばれて玉座の間に来ていた・・・・
月「すみません急に呼びだしてしまって」
一刀「いや、仕事もあらかた片付いていたから問題ないよ」
花霞「それで月様どうかされたのですか?」
月「実は・・・一刀さんにお願いがあってお呼びしました」
どこか申し訳なさそうにしている月をみて後ろに控えていた詠が前に出てきた
詠「月、私から説明するわ・・・・」
月「詠ちゃん・・・・」
詠「この前馬騰から書簡が来て韓遂が馬騰に対して反乱を起こしたらしいのよ
それで援軍要請がきてるんだけど霞・恋・ねねが討伐に華雄が水害防止に出ているから
あんたに行って貰おうと思っているのよ・・・」
一刀「今の俺達は月の将だ、気にしないで命令してくれればいいよ」
詠「そう・・・・ただ・・花霞には天水の防衛や水害対策として残ってもらわないと
いけないので一刀隊だけで行ってもらう事になるの」
花霞「な・え・詠ちゃん、私は・・・「わかってるわよっ!!」・・」
詠「ただこの雨で華雄までここを離れている以上花霞隊はここにいて貰わないと困るのよ・・・」
一刀「分かった」
花霞「か・一刀様!!」
一刀「花霞・・大丈夫さちょっと馬騰のところで手助けしてくるだけだ・・・
それより俺と十六夜が出る以上ここには月と詠しかいない
しっかり二人を守って上げてくれ」
花霞「一刀様・・・・」
十六夜「そうだぞ我々が出てる間しっかりとお二人を守るんだぞ・・・
一応お前の武は悪くは・・ないんだからな」
花霞「・・・・・フン・・十六夜さんに言われなくても月さまと詠ちゃんは
私がちゃんと守って見せるわ・・・・・・・
一刀様今回はご一緒に行けませんが気をつけて行ってきて下さい」
一刀「ああ、頼むよ花霞」
優しく頭をなでてやる(なでなで)花霞は気持ちよさそうになでられていた
詠「話を進めていいかしら?」
一刀「ああ頼む」
詠「では呂綺隊は武威の馬騰殿の援軍に、張衛隊は天水の守備をお願い」
3人「御意!!」
月「一刀さん・・・韓遂さんは強いです・・・気をつけてくださいね」
一刀「ああ、ありがとう月十分に注意する・・・十六夜、部隊に出撃準備を俺は武威までの進路を確認する、
花霞・・・ここを頼むな・・・・・」
十六夜「御意!」とすぐに走って行った
花霞「はい、いってらっしゃいませ 早いお戻りを・・・」
こうして俺と十六夜は部隊を率いて武威に向かったのだった・・・・・
一刀sideout
馬騰side
馬騰「この豪雨のおかげで人員が足りんと言うのにこんな時に蘇芳の馬鹿は・・・・
なんで離反なんか・・・」
この豪雨で付近の邑や川に被害が出て兵を出しているというのに蘇芳・・韓遂は涼州連合を離反した・・・
あの馬鹿者の離反で連合もゴタゴタしている、お陰で災害による被害に対しても連携が取れずに
被害が拡大しているありさまだ・・・・何が気に食わなくていまさら私と戦うと言うのか・・
あの馬鹿者が・・・・
しかたなく月に援軍を要請した所、件の者・・呂玲綺が来ると言う・・・・たしかに
呂玲綺はあの事件に・・・かの者が命を懸けて残した書簡に関連がある者・・・
呼び出すきではいたがこの状況で来る者が呂玲綺とは・・
天は私に試練を与えると言うのか・・・・・・・
翠「母様、付近の邑には二人を向かわせたけど・・・叔母上が離反したって本当なのかよ?」
馬騰「そうか休と鉄なら上手く被害を抑えれるな・・・・・・・・・・・・
ああそうだあの馬鹿者は連合を離脱して私に反旗を翻した・・・・・・・」
翠「・・・・・まぁ今は叔母上のことよりこの雨のせいで川や土砂による被害を出しそうで
そっちの方がやばいんだけどさ・・・・」
母様と話をしていたら蒲公英がやってきた
蒲公英「叔母様〜兵達は川が氾濫してもすぐに対応できるようにしておいたよ〜」
馬騰「そうか・・・・何事もなければ良いのだが・・・私の勘がなにか起こると
告げているんだよ・・・」
翠「ハァァ・・勘弁してくれよ母様の勘はよく当たるんだよなぁ・・・・・・
何もこんな時じゃなくてもいいのにさぁ」
馬騰「もう一つ悪い知らせだ、月に要請した援軍だが件の呂玲綺が来るそうだ・・・」
2人「「!!!」」
翠「冗談だろ・・・こんな時にそんなやつが来るなんて」
蒲公英「叔母様・・・どうするの?」
馬騰「・・・・・援軍で来るんだ下手なことはできんさ・・・だがあの件のこともある
二人には無理をさせるかもしれんがしっかりたのむよ?」
蒲公英「うん!」
翠「応!!」
さて・・・呂玲綺・・・戦力としてみれば一級品といえるが・・・王朝に忠義を持たぬ者か・・・
見極めさせてもらうぞ・・・あだなすものならばこの馬寿成が斬り捨てるのみだ・・・・
馬騰sideout
韓遂side
この豪雨の中を移動する1万の軍勢があった・・・その軍勢の指揮官らしい女性が
操る馬のすぐ後ろを白い導師服の3人の馬がついていた
韓遂「さて・・・雪蘭はどう動くか・・・」
于吉「心配なさらずともこちらの動きはこの豪雨でまだ知られていませんよ」
北斗「蘇芳殿、そろそろ良い頃合・・・我等は左翼側に向かう・・これにて御免・・・」
蘇芳「ああ、よろしく頼む」
南斗「にゃはは、蘇芳ちゃんボクの部隊も右翼側に向かうからそろそろいくね、またあとでね〜」
韓遂軍は蘇芳隊5000・北斗隊2500・南斗隊2500に別れ移動を開始していた・・・・
于吉「蘇芳様・・天水からの敵援軍がこちらに向かっているらしいのですがそちらは
私が向かいますのでご心配なく馬騰を・・・」
蘇芳「そうか・・・・お前の呪術はすごいからな期待しているぞ?」
于吉「御意・・・」そう答えると于吉は姿を消した・・・・・・
・・・雪蘭よ・・・私とお前はこうなる運命だったのだ・・・悪く思うな・・・お前が私からあの人を
奪ったんだから・・・うふふふふふふふふふ・・・・楽しみだよ・・・・雪蘭・・・・・
その呟きは豪雨の音にかき消されていく・・・・
豪雨に紛れてその様子を見ている人物がいた・・・・先ほど姿を消したはずの者、于吉・・・・・
于吉「・・・・上手く術は効いているようですね・・さぁ始めましょうか・・・
正史へ続く正しき外史をね」
そしてまたその場から姿を消した・・・・鍵である北郷を捕獲するために・・・・・・
光があれば闇もある・・・・
天の御使いである北郷・・・・・・
だが光と闇は表裏一体・・・・闇もまた北郷と共にある
ならば作ればいい・・・・正史に相応しい外史を・・・
正しき道を導く者・・・・創生と破壊の御使いを・・・
あとがき
黒いたぬさん「ふふふふふふふふ・・・・・闇は動き出した・・・・本来あるべき形にするために・・・」
于吉「たぬさんこれからが本番ですよ」
南斗「たぬっち面白くなってきたねぇ」
北斗「まずは鍵を確保することだな・・・すべてはそこからだ」
4人からそこから少し離れた地点でわ・・・・・・・・・
及川「白蓮はんどないしよう・・・・・たぬさんが奴等の手先になっても〜た・・・・ボソボソ」
白蓮「おちつけ及川・・・・この状況を知るのは我等二人しかいないんだぞ・・・ボソボソ」
及川「そやけどなんでわいらは無事何やろ?ボソボソ」
白蓮「それは我々が優秀だからだ!!ボソボソ」
及川「う〜ん・・・まぁええか・・・・でもこれからどないなるんや・・・ワイの出番・・・ボソボソ」
白蓮「^^;ま・まぁいつかあるかも?・・・しれないし気落ちするなよ・・・ボソボソ」
及川「奴等の狙いはかずピーかいな・・・・・ボソボソ」
白蓮「鍵がどうとかいっていたな・・・動くにしても、もう少し情報がほしい・・ボソボソ」
及川「そやな・・・」
という会話をしているのは4人には丸聞こえだったりしていたり・・・・・
南斗「・・・あの哀れな二人は?」
北斗「・・・そう言うな・・・気づかれてないと思っているのだからな」
于吉「可愛い者じゃないですか・・・出番のない二人が♪」
黒いたぬさん「出番があると信じているんですか・・・・及川君は・・・・・哀れな・・・」
説明 | ||
この作品は恋姫無双アレンジで一刀はかなり強いです かなりオリジナル要素が入ってます それでも良いという方はゆっくりしてくだせい 23章です 今回はちょっと早めに更新してみました^^; ちょっと短いですがご容赦を・・・ |
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コメント | ||
奪われたという闇があったから于吉たちに操られちゃったんだね(VVV計画の被験者) | ||
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真・恋姫†無双 北郷一刀 呂玲綺 花霞 十六夜 于吉 北斗 南斗 韓遂 | ||
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