真・恋姫 つなぐ想い 5
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はじめに

 

地震すごかったですね。

作者は東北でも内陸の方でしたんで、そこまでの被害はありませんでした。

そして遠方含む知人や親族の安全がほぼ確認できました。

ただ停電はつらかったですね。

そんな程度本当に甘い方ですけど。自分の甘えっぷりを痛感しました。

大きく被災した方が本当に心配です。

ようやくライフラインの復旧も進み、周りの状況も落ち着いたので、出来ていたものを投下させていただきます。

こんな時だからこそ、こういう娯楽も有りではないでしょうか。

不謹慎に感じる方がいらっしゃったら申し訳ございません。

 

 

どうしてこうなったorz

みたいに方向が定まらない駄目男の自己満作品です。

いろんな駄設定がございます。

そのうえ知識も文章力もございません。

 

重ね重ねお願いしますが、気に食わない人はスルーでどうぞよろしく。

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<蜀>

<一刀 1人称>

 

さて、城に着いた。

「へえ、大きいんだな」

つい、声がこぼれてしまった。

「当たり前だろ。」

苦笑されてしまった。

しかし、街からここまでずっと前をスタスタ歩かれていたから、返事があって嬉しい。

もしかして、嫌われたかと思ったぜ。

いろいろ時代背景とか聞きたかったんだけどな。

 

唐突に、「じゃ玉座の間に行くぞ。」と言われ、一気に緊張してしまう。

成都の王ってもう劉備だよな。馬超いるし。

たしか仁徳の王だよな。…優しいのかな。

でも劉備といえば三国志の主人公的存在のあの劉備ですよ?

超有名人ですよ?

大丈夫か、オレ?

 

寝て起きたら三国志のパラレルワールド!

うろうろして兵士につかまる!

馬超と遭遇!

劉備と謁見!

この間わずか2時間!(適当)

 

ぬああああああああああ!!

 

そろそろオレの処理能力も限界だ。

ま、城に行く時点で謁見の可能性はあったが、もっと色々面倒なもんじゃねーの?

予定を決めて後日改めてとかさ。

いきなりはきついよな…。

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そんなことを悶々と考えていると、足元に違和感。

目を向けるとコーギーだっけ?赤い犬がしっぽをふってまとわりついてきている。

首にスカーフみたいな布を巻いている。

飼い犬か?だよな。

この時代の中国にコーギーっていたのかな。

きっといたんだろう。深く考えたらダメだ、この世界。

 

でも実際オレ動物好きなんだよねー。

じゃれついてくる犬を抱きよせる。

ペロッペロッ

 

ぺろっ、これは青酸カリ(キリッ  じゃなくて

 

犬は嬉しそうに頬を舐めてくる。

「うわっ。くすぐってえな。ずいぶん人懐っこいなー、お前。」

「わんっ!」

うん、元気いいなー

「嘘っ。セキトが初対面の人に懐いてる。」

馬超が驚いていた。

「ん、どうしたの?」

「セキト、ああ、この犬な。人見知りなのか中々なつかねーんだよ。懐かない奴には絶対なつかねーしな。」

「へー、そうなのか?信じらんねーなー。お前、セキトって言うのか―。いい名前だ…な…?」

セキト…?赤兎?

ま、まさか

「あのさ、もしかして…飼い主って…呂布か、関羽…だったりする?」

「お、よく解ったな。飼い主は恋…っと呂布だぜ。」

 

・・・・・・・・・・・・・

 

はい。赤兎は馬じゃなく犬…と。

やってくれるぜ、この野郎。

しかも呂布が生きていて蜀にいる?

しかーし、この程度もう負けんわ。

ふははははははは…。

そんなやわな拳ではこの身体に……

 

「おい、大丈夫か?目が虚ろだぞ。」

「ん?ああ、悪い、大丈夫だ。」

馬超の声で正気に戻る。

すげーな、この世界。

もうおどろかねーぞ。畜生!

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ふと、廊下の先から女の子が歩いてくる。

赤い髪で触覚が2本飛び出している、小麦色の肌で表情が乏しい?美少女だ。

刺青か?あれ。

露出多いなー。眼福眼福…。

 

…はっ!!何か首元に嫌な感触が!

気のせいか。まるで大きな鎌を突き付けられた気がしたんだが。

まあいいや。

 

「……セキト。」

突然女の子が喋った。

「……懐いてる?」

お、首をかしげた仕草が可愛いぜ。

 

ぞくりっ。

ぶんぶん。

 

だからなんだよ、この首筋に走る悪寒は!

「………誰??」

「はじめまして、オレは北郷一刀。一刀って呼んでくれ。あ、馬超もな。(ニコッ)」

「〜〜〜。あ、ああわかった。」

「…わかった。恋は呂布。恋でいい。」

うん。やっぱ呂布も女の子か。

もう…慣れたよ。パトラッシュ…。

ん?ふたりとの顔が赤いな。風邪でもはやってんのか?

「って、恋!お前真名!」

「…いい。一刀いい人。セキト懐いてる。」

「はあ、しょうがねえな。ま、いっか。そういえば自己紹介してなかったっけな。姓は馬、名は超、字は孟起、真名は翠だ。遅くなったけど改めてよろしくな!一刀。」

 

…真名???

字ならわかるけど真名ってなんだ?

諱みたいなもんかな。とりあえず何か大事なことみたいだ。

俺の直感が告げる。

囁くんだよ。オレのゴーストが。

 

まあとりあえず…

 

「ああ、よろしく。二人とも。」

そう言って二人と握手を交わす。真名の件は後で聞いてみるか。

すると、恋が突然固まった。

そして、腕につかまって来た。

あ、あのー胸が、胸が!非常に柔らかい物があたっております、大佐。

 

ひやり(ぞくっ)。

 

…またか。なんなんだよこれ?

「あ、あのー…恋…さん?」

「…??」

いや首をかしげられても。

「どうなさったのかなー…と。」

「…一刀、落ち着く、何か幸せ。」

くそっ!かわいいぜ!

もう首筋の悪寒なんて全然気に…なるな。やっぱ嫌だな(泣)。

「おい。何やってんだよ。置いてくぞ。」

 

しかも翠が見るからに不機嫌そうに言ってくるし。

…すいません。

でもさすが呂布というか、恋って力あるんだよな。

もとから、女の子を力づくで引きはがすなんてしないけどさ。

 

「あ、ああ。ごめん。行こうか」

うん。歩きづらい。

やっぱり離れる気は無いのね。

翠はまだ不機嫌だし。

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あ、そうだ。一応聞いてみるか。

「今って、後漢??」

「ああ。そうだよ。曹操が大陸を統一した上で、魏・呉・蜀三国に再分配して、それぞれ大陸を統治してる。つーか、曹操が大陸統一する過程にお前もいただろ。その後は平和そのものさ。五胡の連中もおとなしいし、三国間の中も良好だしな。」

「…コクッ。」

お、返事があった。嬉しいな。

って、え?曹操による大陸統一?オレもいた?どういうことだ??

 

仕方ない、単刀直入にいくか。

二人とも信じられそうな人だし。

 

信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つくほうが…コホンッ。 このばかちんがぁ。

…よしっと。

オレは、今の状況を正直に話した。

目が覚めたらいつの間にかあの森にいたこと。

約1800年後の未来(別の世界)から来たこと。

オレに以前この大陸にいた覚えはないこと。

自分の知っている歴史と違うこと。

などなど

「………??」

「何言ってんだ??でも一刀ってそういう嘘つける奴にも見えねーしな。」

「…コクッ」

あ、ちょっと嬉しい。よしっ!

「それと…真名って…何?」

「「っ!?」」

驚かれた。

 

「お前…。いや、別の世界から来たんだったな。いいか、真名ってのはな、本人が心を許した証として呼ぶことを許した名前で、許可なく呼んじまうと、殺されても文句言えねーもんなんだよ。気をつけろよ。」

「…ああ、わかった。…重いんだな、真名って。二人の真名、大事に預からせてもらうよ。オレの世界では真名なんて風習はないし、しいて言えば「一刀」が真名に当たると思う。あらためてよろしくな。(にこっ)」

「〜〜〜っ。」

「………(ぽっ)。」

「どうした?」

「い、いや。なんでもねーよ。それよりいきなりお前真名を名乗ってたのか!?」

「……コクッ。」

「いや、さっきも言ったけどさ、オレのいたところには真名ってなかったんだ。強いて言えばってだけだよ。それに、やっぱり人と親しくなるのって嬉しいし、早いほうがいだろ?ましてや二人みたいなかわいい子ならなおさらだよ。」

「………(ぽーっ)。」

「あ、あたしが可愛いわけないだろ。ガサツだし、女らしくないし…」

「いや、可愛い!!!!(どーーーん)」

「〜〜〜っ。お、お前変な奴だなあ。でもやっぱ悪い奴じゃなさそうだし、天の御遣いっつーのも本当かもな。」

「……コクコクッ。一刀いい人。」

…また、天の御使いか。

「なあ、その天の御使いってなんなんだ…………」

「まあ、あたしもあまり詳しくはないんだけどさ……」

こうして、オレは「天の御使い 北郷一刀」について色々聞いた。

 

なるほど、とりあえず、

 

 

 

………「魏の種馬」ってなんだぁぁぁーーーーーーっ!!!

 

 

もうこうなったら、なるようになれ!!負けるな!男の子!

 

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そんなことをしているうちに、玉座の間が見えてきた…ようだ。

 

あ、一応着替えたほう良いかな?

フランチェスカの制服の方が、どう見ても正装っぽいよな。

おそらく劉備に会うんだろうし。

色々ありすぎてうっかりしてたな。

幸いバックは返してもらえたし。

まあ、さすがに刀はまだだけど。

 

「悪い。ちょっと着替えてきていいか?」

「は?そういうことは早く言えよ。ったく。 えーと、お!お前ちょっと月か詠でもよんできてくれねーか?こいつなら大丈夫だよ。悪い奴じゃねーし。あたしが保障してやるよ。じゃ一刀、先に玉座の間で待ってっから早く来いよ。んじゃ今侍女が来るから案内してもらえ。」

翠は近くの兵に声をかけてくれた。

「…一刀、またね。」

「ああ、わかった。ちょっと待っててくれ。また後でな、二人とも。」

こうして、オレは二人と一旦別れ着替えることとなった。

 

次は何が待ちかまえてるんだろうか…。

 

 

オレは生き延びることができるか…。

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おまけ?

<呂布>

 

…一刀…あったかい、ぽかぽかする。

…お日様みたい、落ち着く。幸せ。

 

……でも胸がドキドキする?

…ご主人様?

……??

…恋、何考えてる?

……でも…厭じゃない

…寂しくない。

…セキトたちやねねと会うまでずっと恋は一人だった。

……家族と会って恋は寂しくなくなった。

……でも一刀といると、もっと寂しくない。あったかい。…不思議。

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あとがき

 

 

とりあえずこんなゴミに付き合ってもらって感謝してもしきれません。

応援メッセージがあるとか2度見するくらいびっくりしましたし、コメントとかもらえるってもう嬉しくて…

地震でも思いましたが人間って温かい面が素晴らしいです

 

 

 

一応駄設定集(これまでのまとめ設定?)

 

オリジナル駄設定作品です。オリキャラは出す予定ないです。

作者は、能力皆無です。戦闘力たったの5のゴミです。

 

一応魏ルート後のはずです。

一刀君は魏ルートの記憶がございません。想いは残ってます。

記憶取り戻すかとかも未定です。

外史世界では1年半、一刀君の世界では3年経っています。

一刀君は武・知ともに一応強化済みです。

種馬スキルもパワーアップ。でも肝心なとこは鈍感。

ただ強化具合は作者もわかりませんし、そもそも強化した意味ない気がする今日このごろですが、気にしてはだめです。

一刀君は世界を移動する際、他の外史での一刀君に対する強い思いの残滓を拾ってしまっています。

そのため、魏以外の女の子と接触すると、その想いが一刀君を通して入ってしまい好感度が上がります。

ビバご都合主義!!ビバゆで理論!!

 

解りづらいですが、以上、作者の自己確認作業でした。

ここまで、付き合っていただいた方に感謝を!

では、今後も時間を無駄にする勇気のある勇者の方は付き合ってやってください。

 

説明
地震からの復活
作者は東北太平洋側の内陸在住です。

魏アフターのはずなのに気付けば蜀しかでてない…。
蜀うろ覚えだったりするんですよ。
書いてて気付くアホ。むずい…
所詮、自他共に認める駄作なんでご勘弁を。
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コメント
なんと!続きを待って下さる勇者がいらっしゃる!!本当に嬉しいです。なんとか頑張ります。相変わらずの低品質キープになりますが(泣)(kabadi)
とりあえずただ一言・・・一刀逃げてーww(よーぜふ)
次回を楽しみにしてます。(劉邦柾棟)
恋が陥落したww記憶がなくても種馬だねww 文の量が多くなって満足です(紫炎)
ご無事でなによりです。西方に住んでる私には祈ることしかできませんが、余震等に気をつけながら頑張ってください。(dorie)
続きが楽しみ(^^)(tukasa)
タグ
恋姫 一刀  

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