真 恋姫無双 学園物語 |
真 恋姫無双 学園物語
4話
放課後
一刀「さて、部活に行くか。」
そういって教室を出た時、
??「待ってよ、季依。」
季依「へへーん。琉流、早く来いよ。」
ドン
琉流「きゃっ。」
パシッ。
一刀「大丈夫か?」
琉流「あっ、はい。」
ポ〜
一刀「怪我はないみたいだね。気をつけるんだよ。それじゃ。」
琉流「あっ、ありがとうございます。」
彼の後姿を見たとき、
琉流(もしかしたら、あの人が噂の・・・)
季依「琉流?」
琉流は、しばらく何も答えなかった。
道場
一刀「さて、自主練でもしとくか。」
一刀が自主練をしようとした時に、
春蘭「おい。」
一刀「貴方は、」
春蘭「私と、しろ。」
一刀「何を?」
春蘭「何って私と試合をしろというのがわからんのか。」
翆 「まて、あたいだって試合したいさ。」
愛紗「いや、ここは、私に譲ってもらおう。昨日の借りを返したいのでな。」
昨日の件で試合をしたい人が格段に増えたのである。
一刀「試合してもいいが、本気は出さないよ。」
春翆愛「「「何だと。」」」
一刀「だって、君たちの実力は、大体わかっているからね。そのくらいの実力で俺には、勝てないぞ。」
華琳「そんなこと、やってみないとわからないわ。」
桃香「そうですよ。」
蓮華「おまえみたいな奴に負けると思っているのか。」
いつの間にか、彼女たちが見学に来ていた。
一刀「あんたらか。」
華琳「ええ、そうよ。貴方を私のものにするまでね。」
桃香「えっへへ。来ちゃった。」
蓮華「お前の実力を知りたいだけだ。」
一刀「わかった。三人まとめてきなよ。」
愛紗「我らのことをなめているのか?」
一刀「舐めていないよ。ただ実力の違いを教えてあげるよ。」
翆 「いくら、北郷流の師範代でも舐めすぎていないか?」
一刀「ほう、知っていたのか。」
春蘭「顧問から聞いた。」
一刀「そうか、なら、教えてあげるよ。北郷流の師範代の強さを。」
そうして試合が始まった。
一分後
立っていたのは、一刀だけであった。しかも息すら切れていない。
一刀「どう、実力の違いがわかったでしょう。北郷流の師範代は普通の師範代とは違うからね。」
祭 「ほう、なかなかやるの。」
部長「先生?!」
祭 「一部始終見さしてもらったわ。お主の入部理由を少し聞きたいの?」
一刀「ここに来れば強い奴がいると聞いた。俺は今まで他での試合とかをしたことがないのでね。 自分の強さがどんなものかを確かめたいからね。」
祭 「ほおー、それでお主の目にかなった奴はいたのか。」
一刀「一人いたからね。もっともこの部に所属しているかどうかわからないからね。」
祭 「ふむ、で、これからどうするのじゃ。」
一刀「試合したければ試合はする。本気でするかどうかは、俺が決める。教えもするよ。」
祭 「では、部活を再開せよ。」
そういって部活を再開していた。