真・恋姫無双〜武神の兄〜 第3話 |
side愛紗
今……な…にが……起き……た。
私の後ろには賊が血を流しながら倒れていた。
そして私の前には…………
いつも慕っている
兄が
倒れていた。
「兄上!!!」
「刃!!愛紗!!」
「母上!!」
母上が来てくれた。
「母…上、兄上が!兄上が!!」
「刃がどうしたの」
母上が兄上の近くに行き。
「大丈夫ただの気絶よ」
よかった。
そこで私は、力尽きた。
「まったく二人して無理をして…」
それよりも………。
side刃
「ん〜ん」
目が覚めた。
眼の前には見慣れた天井。
そして布団の横には…
「愛紗」
ずっと看ていたのだろう。
愛紗は椅子に座りながら寝ていた。
たぶん気絶してからだいぶたっているな外は夜である。
「そうか……おれ人を殺したのか」
とたんに吐き気がした。
「外にでも行こう」
今は少しでも気分を紛らわしかった。
外に行くと母さんがいた。
「母さん」
「刃」
「母さんに聞いてほしいことがある」
母さんの近くに移動した。
「母さん、今日初めて人を殺したよ」
「そう」
「まだこの手に殺した感触が残っている」
「そう…」
「これからも人を殺していくのかな?」
「そうだね」
「俺は………守れたのかな」
「刃はこの村を守った愛紗も守ることができた。
殺さなかったら、守ることができない。
守るために剣を振るうのだから」
「そっ………か。
何かわかった気がする」
殺したのなら死んでしまう。
殺した命は………
「殺した命を…俺は………背負っていく」
捨てたら賊たちと同じだ。
だから俺は、自らの手で殺した命背負っていく。
「それが、あなたの覚悟なの」
「それが俺の覚悟です」
「わかったわ、守る物のために強くなるのよ。
明日から武の方も本格的にするから………お休み」
「はい!おやすみn……………え!!」
そんな、あれでもきついのに。
愛紗を部屋へ運んで、自分の部屋で寝た。
明日の武に備えるために……………
あとがき
がんばって書きました。
正直眠いです。
ですが、楽しんでもらえたらなによりです。
さて、そろそろ作品を本格化したいと思っていますのでまた次回
説明 | ||
第3話です。 ここまで4作品を書きましたが…… なぜか第0話が一番人気があった! ほかの作品もがんばっているのに… 気を取り直して第三話4作品目ですどうぞ!! |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
4160 | 3687 | 30 |
コメント | ||
母と戦うからです(ガルGC) 最後なんで驚いたのでしょうか?(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ) 一番最初の作品の閲覧者が多いのは必然ですよ。俺の作品もそうです。ですが、書いている内に毎回読んでくれるユーザーさんが増えてきてくれます。そういった方から貰えるコメントは作者の力になります。頑張って書き続けてください。(聖槍雛里騎士団黒円卓・黒山羊) |
||
タグ | ||
真・恋姫無双 武神の兄 刃 愛紗 | ||
ガルGCさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |