漆黒の狂戦士と薄幸の魔王 外伝 〜IXPK〜 其の二 |
陳寿「董卓様、良い話と途轍もなく悪い話。どちらから聞きたいですか?」
月「・・・と、取敢えず良い話からで。」
陳寿「では。・・・張?殿の軍、滅びました。
董卓軍『・・・はい??』
陳寿「正確には、張?軍が宣戦布告。その後、何をトチ狂ったか胡車児が馬嵯禍殿に一騎打ちを挑み、一閃されました。その後、総大将張?、賈駆殿となぜか連続で挑み二戦とも敗北。胡車児、賈駆殿を捕縛。そして、華雄殿・徐栄殿・馬嵯禍殿の三人突撃がクリティカルして軍を壊滅、総大将張?を捕縛。人が居なくなった事で宛城が無血開城。ここに張?軍滅亡をしまして候。」
月「そ、そうですか。それで捕虜は?」
陳寿「はい、三人とも降伏とのことです。」
月「はい、分かりました。では、詠ちゃんを此方に呼び一線で活躍を期待します。他の二人は詠ちゃん誘拐の現行犯逮捕という事で南蛮送り・・・ではなく奪還した媚城守備に回してください。」
陳寿「ははっ。」
桜凛「それで、もう一つの悪い話って?」
陳寿「それは、この二人からのご説明にて。」
王允(葛木)「久しいな、仲穎よ。」
陳宮(音音音)「お久しぶりなのです。月様。」
月「ええ!!せ、先生にねねちゃん!!どうしてここに?」
葛木「うむ、実は私が所属していた何進軍がキ州の韓フク軍と合併。そして・・・」
ねね「その勢いで、上党の呂布軍を飲み込んでしまったのです。」
董卓軍『な、なんですとーーーー!!』
胡軫「なんでもいいが・・・こいつらをどうにかしろ(まったく、折角の休日をこいつ等のせいで潰れた挙句、小遣いが半分も無く成ったぜ・・・あ〜あ、厄日だな。」
呂布「ぐ〜。(疲れて寝ている)」
張遼「すか〜。(酒酔い)」