真・恋姫無双アナザーストーリー 蜀√ 桜咲く時季に 第04.0話
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真・恋姫無双 ifストーリー

蜀√ 桜咲く時季に 第04話

 

 

 

 

【旅立ち】

 

「ふぅ、大分村も元通りになってきたな」

 

「そうですね、食料や衣服も無事だったので生活は元通りと言った感じですね」

 

襲われてから一週間程で邑はほぼ元通りに戻っていた。

 

俺と愛紗は邑の様子を見るために歩いていた。邑はあちらこちらから木を削る音や槌で叩く音、子供達の笑い声が聞こえてきていた。

 

「鈴々に続くのだ〜〜〜っ!」

 

「「お〜〜〜〜っ!!」」

 

「……」

 

「……」

 

「あ、愛紗?」

 

「何も聞かないでくださいご主人様」

 

「あ、ああ。わかったよ」

 

うん。何はともあれ平和だ。さっきのは見なかったことに……

 

「次はあっちに行くのだ〜〜〜っ!」

 

「「お〜〜〜〜〜っ!!」」

 

「ま、待ってよ鈴々ちゃ〜〜〜んっ!」

 

「……ん!?と、桃香!?」

 

「と、桃香さま……何をなさっているのですか……」

 

鈴々が走り去った後を子供達に紛れて桃香も走っていた。

 

「とにかく……桃香っ!」

 

「ふぇ?……あっ!ご主人様!」

 

大声で呼ぶと桃香は立ち止まりキョロキョロと辺りを見回した後、俺を見つけて駆け出してきた。

 

「ご主人様〜!何かごよぅ、わっ!たったった!」

 

「危ない!」

 

「桃香さまっ!」

 

「おっとっ!」

 

「きゃふっ!」

 

こけそうになった桃香を間一髪の所で抱き込み倒れるのを防いだ。まったく、なんで何も無いところでこけられるんだ?

 

「ふぅ、間一髪。大丈夫だったか桃香」

 

「……」

 

「桃香?」

 

「ふぇ!だ、大丈夫だよ!うん。私は元気!」

 

呆然としていた桃香にもう一度呼びかけると、我に返った桃香は慌てて俺から離れ手をパタパタと振っていた。

 

「桃香さま、お気をつけください」

 

「うん。ごめんね愛紗ちゃん。それで何か御用ですか?」

 

「ああ、その事なんだけど……何で鈴々と走り回っていたんだ?確か、桃香は……」

 

炊き出しの手伝いをしてたよね?

 

「そ、それはね?え〜っと……あっ!そ、そう!鈴々ちゃんに用事があってね!」

 

「用事があったわりには楽しそうに追いかけていませんでしたか桃香さま?」

 

「うぐっ!」

 

桃香の苦しい言い訳を愛紗はばっさりと切り捨てた。相変わらず容赦ないな愛紗は……

 

「うぅ〜。ご主人様〜」

 

「ああ、はいはい。よしよし。愛紗もそのくらいにして邑を見回ろう。桃香も一緒に来るか?」

 

「はいっ!」

 

「はぁ、ご主人様は桃香さまに甘すぎです。これでは良き当主にはなれません」

 

「まあまあ、そんな直ぐに出来るようになるわけじゃないんだから気長に行こうよ」

 

「そうだよ愛紗ちゃん。千里の道も一歩からだよ♪」

 

「はぁ〜」

 

桃香の笑顔にただただ、溜め息を吐く愛紗。苦労してるんだな愛紗も。

 

「そう思うのでしたら。少しは桃香さまに厳しく接していただけると嬉しいのですが?」

 

「いい!?な、何で判ったの!?」

 

「そんな同情するような目で見られればイヤでもわかります」

 

「あは、あはははは……善処します」

 

そういいながらも俺自身、適当な性格だからな〜。それに厳しくして桃香に泣かれるのもイヤだしな。

 

「え〜。ご主人様は今のままでいいんだよ。怒られるのは愛紗ちゃんだけでいいよぉ〜」

 

「ほぉ……では、今まで以上に厳しくした方が良いですかな?」

 

「そ、それは勘弁してもらいたいかな〜なんて……あっ!お爺ちゃん、重たいでしょ?私が持ってあげる!」

 

「あ!桃香さま!」

 

分が悪くなったのか桃香は近くで荷物を持っている老人を見つけて荷物を持つ手伝いに行ってしまった。

 

「逃げられたね」

 

「はぁ。もう少し自覚を持ってもらいたいのですが……」

 

「まあ、少ずつ覚えていけばいいんじゃないかな」

 

「……そうですね」

 

愛紗は老人の手助けをしている桃香を見詰め微笑んでいた。

 

「ご主人様?私の顔をじっと見詰め如何なさいましたか?」

 

「な、なんでもないよ」

 

愛紗の笑顔に見惚れてたなんて恥ずかしくて言えないよな。

 

「と、ところで邑も大分復興してきたし、そろそろ前に言っていた公孫賛さんって人の所に行くのかな?」

 

「そうですね。これ以上長居をするのも邪魔になるだけでしょう。特に鈴々が」

 

「そ、そうだね……ん?」

 

愛紗と話していると前から複数人の邑の人たちがやってきた。

 

「御遣い様!この度はありがとうございました!」

 

先頭に居た若者がお礼と共に頭を下げると後ろの人たちも一斉に頭を下げてきた。

 

「いえいえ、俺は何もしてませんよ、皆が協力して元通りにしたんですよ」

 

「そんなことはございません!御遣い様が居なければこんなに早くは戻りませんでした!」

 

さて、なぜ御遣い様と呼ばれているかというと……

 

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盗賊を倒し、避難していた人たちを邑へ戻っていった。だが、邑の惨状を目の当たりにして皆一様に膝をついていた。

 

「この邑はもう終わりだ……」

 

「これからどうすればいいんだ」

 

みんな絶望に打ちひしがれていると愛紗は一歩前に出て高らかに叫んだ。

 

「皆の者!ここにおわす方が天の御遣いであらせられる!」

 

――ガヤガヤ

 

邑の人たちの前に立ち愛紗は俺を天の御遣いと名乗った。その途端、辺りからヒソヒソ話が聞こえだしてきた。

 

「あれが天の御遣い様だって?どう見ても普通の青年にしか見えないよな?」

 

「でもあの人の服。陽に当たってきらきらと輝いているわよ?あんな服見た事が無いわ」

 

「それじゃあ、本当に?」

 

「ああ、間違いない。あのお方が天の御遣い様なんだ」

 

「それに、お顔もとても素敵だわ」

 

村人達の話がある程度落ち着いたところで愛紗はまた話し出した。

 

「そして!御遣い様の活躍により!この邑を襲った盗賊は天罰を受けた!これでこの邑から脅威は去った!」

 

「おぉ〜。ありがたや、ありがたや」

 

「助かったぜ御遣い様っ!」

 

「御遣い様〜、ありがとう〜〜っ!」

 

「御遣い様〜。素敵〜〜っ!」

 

「御遣い様〜。結婚して〜〜っ!」

 

村人がお礼の言葉を投げかけてくれたが一部おかしな事を言っている人たちがいるな。

 

(ぎゅっ)

 

「桃香?」

 

「な、なんでもないよ。うん、なんでもない」

 

「そ、そうか?」

 

笑顔でなんでもないと答える桃香だったが、何かブツブツと喋っていた。

 

「ご主人様は渡さないんだから……け、けけ、結婚なんてダメなんだもん……」

 

「?」

 

まあ、なんでもないって言ってるんだから大丈夫だろう。

 

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そして現在に至る。

 

「そこでお願いがあります!私たちを義勇兵として雇ってください!」

 

「ええ!?」

 

男の申し出に驚く。愛紗や桃香も同じように驚いていた。

 

「あ、貴方たちにも家族が居るんじゃ。それに無事に生きていられる保証も無いんだぞ?」

 

「それは判っております!みなそれは承知の上です。それに私は独り身、幼き日に家族を盗賊に殺されております。だったらこの命!御遣い様の為にと!」

 

「う、う〜ん……どうすればいいかな愛紗」

 

「ご主人様のなさりたいようにしてください。私も桃香さまもご主人様について行くだけです」

 

微笑みながら答える愛紗。だけどその瞳には強い信念が見て取れた。

 

「わかりました、そこまで言うのでしたら止めません」

 

俺は微笑みながら若者たちに答えた。

 

「本当ですか!」

 

「でも、俺の為に命を投げ出すみたいな事はしないでください、貴方たちの命は誰の物でもない貴方たちの物なのですから」

 

「わかりました。御遣い様これからよろしくお願いします」

 

「うん、こちらこそよろしくお願いします。後ろの人たちもね」

 

「「おお!」」

 

その場に集まっていた村人たちは一斉に声を上げた。

 

「さすが、ご主人様です」

 

「俺はなにも凄い事なんてしてないさ」

 

横に立っていた愛紗が俺を褒めるが俺は対したことはしてない。

 

「ううん、そんな事無いよ」

 

後ろを見えると桃香と鈴々が立っていた。

 

下を見ると桃香の周りには子供たちが集まっていた。

 

「ご主人様は邑の人たち一人ひとりに声を掛けてたじゃないですか、それがきっと皆の心に届いたんだよ、『こんな人の下に就いてみたい』って」

 

「お兄ちゃんはすごいのだ、もっと自信を持つのだ!」

 

俺は桃香と鈴々に褒められ照れ隠しに頭を掻きあらぬ方向を向いた。

 

「やっぱり、ご主人様を選んでよかった……」

 

桃香は俺を見て頬を染めながら呟いていたが俺には聞こえていなかった。

 

「……」

 

そして、それを何も言わずに見つめている愛紗が居た。

 

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翌朝、公孫賛の元とへ向かうために俺たちは邑を後にした。少数の義勇兵を連れて。

 

だが、ついてきた人たちは義勇兵とは名ばかり。持っている武器も剣などではなく畑を耕す農具だ。

 

「あと数日で公孫賛殿の町へ付きますよご主人様」

 

「了解、皆も頑張ってくれ」

 

「「おう!」」

 

元気良く返事をするみんな。でも、みんなは俺を見て笑ってる。何故かというと……

 

「それにしてもご主人様、馬に乗れなかったんだね」

 

そう、俺は馬に乗れず愛紗に手綱を引っ張ってもらい尚且つ、馬の首に抱きつくというなんとも見っとも無い姿でいるのだ。

 

「仕方ないだろ、馬なんて滅多に間近で見れなかったんだから」

 

「天の国にはお馬さんは珍しいのか?」

 

「珍しくは無いけど、ちゃんと育てる場所があるんだよ、近くに無かったけどさ」

 

「そうなのですか?では、どのようにして移動していたのですか?」

 

「自転車とか車、後は電車かな」

 

「じてんしゃ?くるま?でんしゃ?、??」

 

愛紗も桃香も頭の上に?マークを浮かべて首を傾げていた。

 

「ああ、自転車って言うのはね……」

 

俺は掻い摘んで自転車などの原理を桃香たちに説明した。

 

「なんと……馬よりも早いとは……それは便利ですね」

 

「すごーい!私も乗ってみたい!」

 

「流石に無理……いや、自転車くらいならなんとかできるかな?」

 

「ほんと!?」

 

桃香は目を輝かせて馬を俺に寄せてきた。

 

「う、うん、それなりに技術力がある人が居れば作れなくは無いけど」

 

「桃香様、そんなに近寄られては危ないですよ」

 

「えへへ、ごめんなさい」

 

「まったく。興味があるのはわかりますが、少しは代表としての自覚をですね」

 

「あぅ、愛紗ちゃんのお説教がまた始まちゃったよ。ご主人様助けて〜」

 

「そこで俺に振るなよ!」

 

「ご主人様、庇い立てをするおつもりですか?」

 

愛紗はジトーっと目を据わらせて俺を見てくるけど、俺何も言ってないよね?

 

「ご主人様……」

 

桃香は桃香で目を潤ませて助けを求めてくるし、俺にどうしろって言うんだよ!と、とにかく愛紗を宥めないと……

 

「ほ、ほら愛紗ももう少し、穏便にね?桃香だって判ってるはずだから」

 

「そうやって桃香様を甘やかして……そもそも、ご主人様がですね……」

 

しまった。矛先が桃香から俺に変わっちゃったよ!

 

桃香に助けを求めようと顔を向けるといつの間にか距離を置き知らん振りをしていた。

 

と、桃香〜逃げたな……

 

「え、えへへ。頑張ってご主人様」

 

「うぅ〜」

 

「聞いておいでですかご主人様っ!」

 

「は、はい!」

 

もう、誰か助けてくれ〜〜っ!

 

桃香と鈴々は遠くから笑ってるし、義勇兵の皆もなんだか微笑ましそうに笑ってるし、誰も助けてくれなさそうだ……ん?

 

なんだ?まだ遠くだけど気配が近づいてきてるぞ……

 

「ご主人様!聞いて……如何なさいましたかご主人様?」

 

愛紗は俺の様子に説教を止めて真剣な眼差しで見てきた。こういった切り替えができるから流石だと思う。

 

「誰かが近づいてくる気配がする……」

 

「盗賊ですか?」

 

「判らない。まだ遠くて判断がつかない」

 

「どうしたのご主人様?」

 

「どうしたのだ?」

 

桃香と鈴々も俺と愛紗の様子がおかしいと思ったのか近づいてきた。

 

「桃香さまお気をつけください。何者かが近づいてきているようです。鈴々、桃香さまをお守りするんだ」

 

「わかったのだ!」

 

「お前達も桃香さまをお守りしろ!」

 

「「おうっ!」」

 

「どうですか。ご主人様?」

 

「大分近づいてきたな。人数は……五・六人といったところかな」

 

俺はさらに目を閉じて気配を探る。

 

ん?どうやら一人を数人で追いかけてるみたいだな……これはまずいかもしれない。

 

「っ!」

 

俺は、追いかけられている人物が危ない事を察して馬から下りて駆け出した。

 

「あ!ご主人様置いて行かないでよー」

 

「お兄ちゃん待つのだ!」

 

「ご主人様お待ちください!一人ではっ……くっ!お前達はここで待機だ!周囲に気をつけろ!」

 

「はっ!」

 

桃香たちも駆け出していった俺のあとを慌てて追いかけてきた。

 

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《???》

 

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

「へへへ、待ちやがれ!」

 

後ろから黄色い頭巾を被った人たちがいやらしい顔をして追いかけてくる。

 

怖い……

 

あの人たちに捕まったら私はどうなっちゃうんだろう。

 

「はぁはぁ、早く誰かに知らせないと――ちゃんが……あぅ!」

 

喋りながら走っていたせいか、はたまた、後ろを気にしながら走っていたせいかそれはわからないけど、私は木の根に足を引っ掛けてこけてしまった。

 

「いたた……」

 

「へへへ、追いかけっこはもうお仕舞いか?」

 

「ひぅ!」

 

盗賊の人たちはじりじりと私との距離を縮めてくる。

 

「た、すけ……たすけて……」

 

助けを呼ぼうと声を出す。だけど、恐怖で声が思うように出てくれない。

 

それ以前に昔から私は恥ずかしがり屋で大声で叫ぶ事が苦手なのだ。

 

「あ?何言ってんだ?こんな所に人なんて居るわけないだろ?」

 

「居たとしても、その場でやっちまうがな、がははは!」

 

下品な笑い声にますます体を強張らせる私。折角、私を逃がす為に囮になってくれた友達も救えないなんて……

 

そうして、私が絶望に打ちひしがれている時だった。ふと、私を包み込むような優しい声が聞こえてきた。

 

「まったく、こんな小さな子を泣かせて何やってるんだ……よっと!」

 

「ぐは!」

 

「ふえ?」

 

「な、なんだ!?」

 

五人居たうちの一番後ろの盗賊が誰かの一撃で意識を失い倒れていました。

 

でも、そこには誰も居ない。どこに?

 

「何処見てるんだよ、こっちだよこっち」

 

「っ!いつの間に!」

 

「あわわっ!」

 

気が付くといつの間にか私は男の人に抱き抱えられていました。

 

「あ、あわ、あわわ……」

 

咄嗟の事で混乱している私をその男の人は微笑みながら私の頭を撫でながら云ってくれました。

 

「もう大丈夫だよ……」

 

「……(コクン)」

 

私は優しい声色に黙って頷くとその人は私を降ろして盗賊たちの前に立ちました。

 

「直ぐ終わるからね」

 

その人は振り向き優しく微笑むとまた前を向いてしまいました。

 

「何だ貴様は!」

 

「盗賊相手に名乗る名はないよ」

 

「んだと!おいやっちまうぞ!」

 

「はぁ〜。やれやれ……」

 

「あ、あのっ……っ!」

 

いくらなんでも一対四では分が悪いと思った私は勇気を振り絞り声を掛けようとしました。

 

でも、その人はあろう事か盗賊の人たちに背を向けて微笑みながら私に一言伝えてきた。

 

「ちょっとの間、目を瞑っててね」

 

「へ!なによそ見してるんだよ!背中ががら空きだぜ!」

 

盗賊たちは太刀を振り上げ男の人に襲い掛かってきていました。私は咄嗟に危険を知らせようとした。

 

「あ、あぶな……」

 

「はぁ……どっちががら空きだよ、そんなに振りかぶったら……腹が隙だらけ、だろ!」

 

「ぐっ!」

 

「ぐはっ!」

 

「な、んだと……」

 

「がっ!」

 

「……え?」

 

何が起きたのか判りませんでした。

 

いつの間にか盗賊の人たちはお腹を押さえて地面に倒れこんでいました。

 

「ふぅ……大丈夫だったかい?」

 

「……」

 

私は何も答えずにただ震えていました。

 

この人は何者なのだろうか?……私を助けてどうするのだろうか?……こんなに強いなんてまさか妖なのではないだろうか?そんな事が私の頭の中をぐるぐると駆け巡っていた。

 

「っ!?」

 

「もう大丈夫だから、落ち着いて……」

 

でも、その人が微笑み私を優しく抱き寄せて背中を擦ってくれた事で考えていた事が全て霧散してしまった。

 

「ひぐ……ふぇぇぇええええぇぇぇん、怖かったでしゅ〜〜〜」

 

私は誰とも知らぬ人に抱きついて大声で泣き出してしまいました。

 

「よしよし。もう大丈夫だから」

 

男の人は私が落ち着くまで背中を擦っていてくれました。

 

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《一刀視点》

 

「ぐす、ぐす……」

 

「落ち着いた?」

 

「はい、ありがとうございました」

 

「いいんだよ、こんな小さな女の子を「小さな女の子をなんですか?ご主人様」……」

 

振り返ると額に青筋を浮き上がらせ仁王立ちしている愛紗とその後ろで震えている桃香と鈴々がいた。

 

「あ、ああ、愛紗が怒ってるのだ……」

 

「ご、ご主人様、さようなら、安らかに眠ってください」

 

「勝手に殺さないで!桃香!」

 

「……ご主人様?」

 

「はひ!」

 

「何をなさっているのですか?」

 

「なにって、この子を助けに……」

 

「私の制止も聞かずに走り出したかと思えば……このような場所でなんという……」

 

「あ、あの?愛紗さん?俺の話聞いてますか?」

 

「ええ!聞いていますともその子供が賊に襲われそうになっているところを助け、そのまま抱き寄せ、抱き寄せ……」

 

「あ、あの……」

 

おずおずと俺の後ろから助けた少女が話しかけてきたのだが……

 

「なんだっ!」

 

「ひぅ!」

 

ああ、愛紗が睨みつけるからまた俺の後ろに隠れちゃったじゃないか。って愛紗さん?なぜまた睨み突けるのですか!?

 

愛紗は得物を握り締めた手がプルプルと震えていた。

 

「お、落ち着け愛紗!君は誤解をしている!話し合おう!」

 

「問答……無用ーーー!!」

 

「いやーーーー!」

 

……

 

…………

 

………………

 

「そうならそうと早く言っていただければ……」

 

「言おうとしても聞き入れてくれなかったのは誰だったかな〜」

 

「うぐっ!」

 

「そうだよね〜。愛紗ちゃん理由も無く切りかかるんだもんね」

 

「はうっ!」

 

「愛紗はおっちょこちょいなのだ」

 

「ぐはっ!」

 

愛紗は俺たちの言葉に力なく膝を突いた。

 

「君のほうも災難だったね、何処も怪我は無い?」

 

「は、はい、ありがとうございましゅた。あぅ……」

 

その少女はお礼を言った時、語尾を噛んでしまい。恥ずかしさからか帽子を深く被ってしまった。

 

うっ……なんだろ、この守ってあげたくなるような感覚は……

 

「……ご主人様?」

 

「い、いやなんでもないぞ!うんうん!と、所でこんな所で何してたんだい?見た限り辺りには何もないけど」

 

愛紗に睨まれ俺は慌てて小さな女の子から話を聞くことにした。

 

「っ!た、たしゅけてください!朱里ちゃんが!朱里ちゃんが!」

 

その少女は思い出したように俺にしがみ付き助けを求めてきた。

 

「詳しく教えてくれるかな?大丈夫だよ、愛紗ちゃんや鈴々ちゃん、ご主人様が何とかしてくれるから」

 

「はい……」

 

慌てている小さな女の子に桃香は落ち着かせるように優しく微笑だ。

 

事の顛末はこうだ。

 

二人で旅をし町で休憩していた所に黄色い頭巾を被った集団が襲い掛かってきたそうだ。二人は近くにあった大きな壺の中に隠れたはいいがどうやら盗賊の一人が酒壺だと勘違いし持ち帰ってしまった。期を見て逃げ出した二人だったが見つかってしまい、もう一人が囮となって逃げてきたということだった。

 

「ひっく……だから、早く、ひっく、たしゅけに行かないと朱里ちゃんが……」

 

「わかった、桃香、愛紗それに鈴々、遠回りになるかもしれないけど助けに行こう」

 

「うん、助けに行こう!」

 

「ええ、異論はございません」

 

「悪いやつらなんかけちょんけちょんにしてやるのだ!」

 

「ありがとうございましゅ!あぅ」

 

「あはは、いいんだよ。世の中、助け合わないとね」

 

「あわわ……」

 

頭を撫でると少女は頬を赤くして帽子で顔を隠してしまった。

 

「ごほん!」

 

「あ、あはは……と、ところでその盗賊のアジトにはどれくらいの人数が居るんだい?それとお友達の特徴とかを教えてくれると助かるんだけど」

 

「あわ!そ、そうですね、そんなに多くは居なかったと思います、大体50〜100人程度かと。それと朱里ちゃんですが、背は私と同じくらいで髪は首上くらいに短くて黄色い色です。あとこんな感じの帽子を被っています」

 

その少女はジェスチャーで帽子の形を現してくれた。ベレー帽みたいな感じかな?

 

「そうか……俺ら3人だけでも何とかなりそうだな」

 

「え!?私入って無いの!?」

 

「だって桃香戦える?」

 

「う……」

 

「三人と仰いましたがご主人様も御戦いになるのですか?」

 

「そのつもりだけど?」

 

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「お怪我をされたらどうするのですか!ここは私と鈴々の二人だけで!」

 

「大丈夫だよ。それに救出には少数精鋭がいいんだから」

 

「しかし!」

 

「愛紗は心配しすぎなのだ、お兄ちゃんなら大丈夫なのだ!」

 

「鈴々!?桃香さま!」

 

愛紗は何とか俺を行かせたくないようで、桃香に賛同を求めた。

 

「いいんだもーん、私は戦えないんだから」

 

「そんな所でいじけないでください、桃香さま!」

 

「俺の我儘だってことはわかってるけど頼む」

 

「あ、頭を上げてください、ご主人様!家臣にそのような態度をとるなど!」

 

「俺は愛紗を家臣だなんて思った事はないぞ。頼もしい仲間だと思ってる。だから頼んでるんだよ」

 

「ご主人様……」

 

「お兄ちゃん!鈴々は!」

 

「勿論、鈴々も仲間だぞ」

 

「にゃははうれしいのだ」

 

「ねえねえ、私は?私は?」

 

「桃香も仲間に決まってるだろ?」

 

「えへへ♪」

 

「はぁ〜、わかりました、では我ら三人で向かいましょう」

 

「義勇軍の人たちも一緒に戦った方がいいんじゃないのか?」

 

「そうしたいのは山々だけど今回は救出が最重要だから少数精鋭がいいんだ、救出後は総出で討伐してもいいと思うけどね」

 

「それでしたら、桃香さまには盗賊のアジトの近くまで兵を移動してもらいましょう」

 

「うん!任せておいてよ!」

 

「では、囮役を誰がやるかですが……」

 

「それなら俺が……」

 

「そんなのダメだよ!」

 

「ダメに決まってるではありませんか!」

 

「ダメなのだ!それじゃ鈴々が活躍できないのだ!」

 

三人一斉に俺の提案を却下してきた。一人だけらしい事を言っていたようだけど今は気にしないでおこう。

 

「そんなこと言ったって少しでも弱く見えるやつの方が油断するだろ?」

 

「いくら、ご主人様がひ弱に見えようともそのような役はやらせるわけには参りません!」

 

「そうなのだ!そういう役は愛紗にやらせればいいのだ!」

 

「そうです、私が囮役を……って鈴々!なぜ私が囮役なのだ!」

 

「愛紗のポロリであいつらをイチコロにするのだ!」

 

「ポロ……」

 

愛紗は目を見開いて絶句していた。

 

「愛紗のポロリ……」

 

「ご、ご主人様!何を考えておいでなのですか!」

 

「な、何にも考えていません!」

 

「だからお兄ちゃんはその捕まったって娘を助ければいいのだ」

 

「まぁまぁ愛紗ちゃん、落ち着いて落ち着いて」

 

「ええ、大丈夫ですよ。フフフ……後で覚えておけよ鈴々」

 

「にゃー愛紗が怖いのだ!お兄ちゃん!」

 

「な!鈴々!ご主人様にくっつきすぎだ!」

 

「へへーんだ、愛紗が怒るからいけないのだ!」

 

「むむむ……」

 

「ま、まぁまぁ、愛紗落ち着こうよ」

 

「ですがご主人様!」

 

「ほらほら、怒ったら折角の可愛い顔が台無しだよ」

 

「なっ!」

 

「にゃはは、顔が真っ赤なのだ」

 

「こら、鈴々。愛紗をからかっちゃだめだよ」

 

「はーいなのだ」

 

「可愛い……私が可愛いだと?またそんな軟弱な事を……ブツブツ」

 

「おーい、愛紗戻ってこーい」

 

「はっ!な、何でしょうか、ご主人様!」

 

一人、ブツブツと呟いている愛紗を呼び戻し話を戻す。

 

「取り合えず作戦は愛紗と鈴々で囮役として敵を惹きつけてくれ」

 

「御意」

 

「わかったのだ!」

 

「その間に俺が人質になっている彼女の友達を救い出す」

 

「そのあと私が皆で賊をやっつけちゃえばいいんだね」

 

「うん、その時は二人組で一人に当たらせるようにしてくれ、そうすれば被害が小さくて済むだろうから」

 

「うん。わかったよ」

 

「愛紗と鈴々も救出後は賊討伐に当たってくれ、武将が一人でも居れば兵士達には心強いからね」

 

「わかりました」

 

「おうなのだ!」

 

「よし!それじゃ作戦開始だ!」

 

「気をつけてくださいね」

 

「大丈夫だよ、お友達はちゃんと助けるからね。桃香、この子を頼むね」

 

心配そうに見詰める女の子に安心させるように微笑み、桃香に任せた。

 

「うん」

 

「では、参りましょう」

 

俺たち三人は盗賊のアジトへと向かった。

 

《To be continued...》

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葉月「ども〜葉月です」

 

愛紗「愛紗だ。みな元気にしていたか?」

 

葉月「今回は如何だったでしょうか?」

 

愛紗「まだ公孫賛殿の町には着かないのだな」

 

葉月「はい。まあ、ゲームと同じだと面白く無いと思いまして」

 

愛紗「だが、話的に少し長くなりそうだな」

 

葉月「ええ。そうなりますね」

 

一姫「そんなことより!投票の結果はどうなったのよ!」

 

優未「そうだよ〜。話が終わって全然出番が無かったんだから。一刀君とイチャイチャさせてよ」

 

一姫「お兄様とイチャイチャするのは一姫なんだから!」

 

優未「私なの!」

 

葉月「あ〜……そんなのがありましたね……」

 

雪蓮「ところで葉月」

 

葉月「はい?」

 

雪蓮「一つ聞きたかったんだけど。ここの後書きって何か考えてるの?」

 

葉月「いい質問ですね!実は、その場のノリで書いてます!」

 

雪蓮「それじゃ前回の投票も」

 

葉月「はい。ノリです!だから当初は投票なんてするつもりはまったくありませんでした!書いていくうちにこんなことに」

 

雪蓮「なるほど。こうして自ら自分の首を絞めていくのね」

 

葉月「う゛……」

 

一姫「そんな葉月の苦労話なんてどうでもいいですから。早く投票結果を教えてください!」

 

琳「何気に酷い言われようね」

 

葉月「一姫にはもう一刀とイチャイチャするところしか見えてないんですよ」

 

一姫「えへへ〜、お兄様……いやん♪」

 

雪蓮「……もう、一番になってるつもりね」

 

一姫「はっ!そ、そんなこと無いですよ?」

 

桃香「あ、一姫さん。よだれが」

 

一姫「っ!そ、そんなの出てるわけ無いです!」

 

愛紗「……はぁ」

 

優未「ちょっと!なんで愛紗は溜息なんてついてるのよ!」

 

愛紗「いえ。深い意味は……」

 

葉月「まあ、早速結果発表をしましょうか」

 

雪蓮「それじゃ結果いってみよ〜♪」

 

 

 

6位:桃香……1票

 

 

 

5位:愛紗……2票

 

 

 

葉月「まあ、妥当ですかね。今回は愛紗と桃香がメインの話なんで予想通り少なかったですね」

 

愛紗「む〜。無念だ」

 

桃香「あ、愛紗ちゃんより下……ど、どういうことですか葉月さん!」

 

葉月「お、俺に言われても……と、とにかく順位の続きです!」

 

桃香「は、葉月さんが逃げたーっ!!」

 

 

 

4位:

 

 

一姫「あれ?4位は?」

 

葉月「……さあ、次です」

 

一姫「ちょっと!話聞いてますか!?」

 

 

 

3位:

 

 

 

琳「葉月?」

 

葉月「な、何も聞かないでください……」

 

琳「まあ、次を見てみましょうか」

 

 

 

2位:

 

 

 

優未「も、もしかして……」

 

葉月「……では、一位です……ぐすん」

 

 

 

1位:一姫・優未・雪蓮・琳:4票

 

 

 

葉月「こ、これは陰謀だーーーーーっ!!!」

 

雪蓮「あはは〜。傑作!葉月、頑張りなさいよ!」

 

葉月「そ、そうだ!ここに私の一票を入れれば!」

 

一姫「……入れれば?」

 

優未「そんなことしたら」

 

雪蓮「どういうことになるか」

 

琳「判らないあなたではないでしょう?」

 

葉月「ぐっ!」

 

雪蓮「まあ、諦めなさい葉月」

 

葉月「で、でも。それじゃ『桜咲く時季に』の話が」

 

優未「そこは葉月の頑張りでしょ?」

 

葉月「はぁ〜。まあ、頑張りますが

 

一姫「そんなの当たり前です!お兄様との一時なんですから!」

 

葉月「と、とりあえず。このお話はお気に入り登録限定の方だけにさせていただきます。本ストーリーとは関係が無いので」

 

雪蓮「まあ、そこらへんは葉月に任せるけど……ちゃんと桃香や愛紗を慰めなさいよ?」

 

葉月「え?」

 

雪蓮「ほら」

 

桃香「愛紗ちゃん、私達って人気ないのかな?」

 

愛紗「そ、そんなことはありません!きっと今、物語が投稿されているので今は見れないものたちの話が見たいと思ったからです」

 

雪蓮「ね?」

 

葉月「……ケアはしておきます」

 

一姫「それで最初は誰なんですか?もちろん一姫ですよね!」

 

葉月「秘密です」

 

一姫「えー!早くお兄様とイチャイチャしたいのに〜」

 

葉月「投稿までお楽しみってことです!取り合えずがんばりますが、遅れたらすいません!」

 

琳「まあ、がんばりなさい」

 

葉月「はい。あ、そうそう。ちなみに投票で一番多かった話は『デート』関係でしたね」

 

雪蓮「ふ〜ん。まあ、そうよね。ところで他にはどんなのがあったのかしら?」

 

葉月「ほかにはですね。一姫とのよすがる見たいな特殊なのがありましたね。あとは愛紗関係で遊園地でお化け屋敷とかホラー映画ってのがありました」

 

愛紗「っ!な、なな何を言っているのですか!わ、わわ私がお化けが怖いなどと、ああああるわけが無いではないですか!」

 

桃香「愛紗ちゃん。声が震えてるよ」

 

葉月「まあ、取り合えず。今日はこの辺で終わりにしますか」

 

優未「そうだね〜。それじゃみんな、次回もお楽しみにね〜。ついでに私達の話も楽しみに待っててね!」

 

一姫「お兄様とよすがる……お兄様とよすがる……ふ、ふふふ♪はっ!そ、それじゃみなさんまたね〜」

 

雪蓮「一姫が危ない妄想を……まあ、ほどほどにしときなさいって感じね。っと、それじゃまたね〜」

 

琳「取り合えず私の話を楽しみにしておきなさい。それじゃ、また会いましょう」

 

桃香「ぐすん。それじゃまた物語で会いましょうね。一刀さんとイチャイチャしたかったな……」

 

愛紗「わ、私は怖がりでは……はっ!ごほん!ではみなのもの。また会おうではないか」

 

葉月「それじゃ次回までご機嫌よ〜〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永久「葉月さん?なぜ投票で私が居なかったのでしょうか?」

 

葉月「と、永久様!そ、それはですね。永久様にはそのうちに出ていただく予定がありますのでその時には!」

 

永久「あらあら、ではその時まで楽しみに待っておきましょうか」

説明
お待たせしました。
『桜咲く時季に』第4話になります。
邑を襲った盗賊を討伐し一週間が経過した。
一刀たちはそろそろ邑を旅立とうとしていた。
では、ご覧ください。

奥付で前回の投票結果を発表しています。
そちらもご覧ください。
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コメント
瓜月様>次回の参加をお待ちしています!ただいま実施中ですので!(葉月)
T.K69様>そうですよね。きっと愛紗も一刀になら。「た、確かに閨でご主人様になら……ってな、なにを言わせるのだ!」ぎゃーーーーっ!(葉月)
ですよね〜ww。それに、ポロリを見せてもいいのは閨にいる一刀だけですからね、愛紗さん?(T.K69)
novelfan様>私もそうならないように気をつけて書いていくつもりですが、作品を作るって本当に大変ですね。(葉月)
作者さん、ご返事有難うございます。これで安心できます。一刀が強化される色々な作品を読みましたがストリーのバランスが崩したものが沢山あります。続きが早く読みたいです。(novelfan)
T.K69様>そう!まさかの四人一位なんですよ!なるほど桃香のポロリですか。でも、そんなことしたら私が愛紗に嬲り殺されてしまいますよ。(葉月)
novelfan様>なるべく原作に近いように心がけて書いているので原作と変わらないと言われると嬉しいです。さて、一刀ですが取りあえず、基本的に自ら戦場に出させるつもりは今のところ有りません。一刀は誰かを守るために剣を振るわせる予定なので。ちなみに一刀の強さは基本能力は恋以下です。玉の力を使って同等程度とお考えください。(葉月)
まさかの1位4人!一姫が出ましたから、あと3人ですね。樂しみに待ってます!そして、愛紗のポロリですか・・・・・・桃香も混ぜちゃいましょうww(T.K69)
一刀の種馬スキルは健在だし、原作のキャラたちも変わらなくて大変嬉しいです。ただ、一刀が恋レベルに強化されすぎるのでストリーのバランスが大丈夫ですか?賊を撃退できる程度ならはともかくが戦で百戦百勝になってしまってつまらなくならないんですか?それが大不安です。作者の考えを知りたいです。(novelfan)
mighty様>くそーーーーーーーー!!!!やっぱり、孔明の罠だったのか!複数票じゃないから無効に出来ない!(葉月)
mighty様>この二人ならやりそうかなと思い壺に隠れさせてみました。愛紗はどんどんデレデレになって行きますよぉ!(葉月)
アンケート、っしゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!狙い通りだぜ♪皆様のコメを見て均等になるようにして答えましたが、琳は予想外だ♪複数票では無いから無効ではないですよね?(ニヤリ(mighty)
雛里がここで登場とは・・・。そして何気に壺の中に隠れたがツボに入ったww だんだんと愛紗がデレデレ?してきましたね♪楽しみです♪( ゚∀゚)o彡°(mighty)
はりまえ様>すごいツンレベルですね。桂花はツン9.9:デレ0.1ですか?(葉月)
桂花>>>>>ツンの壁>>>>詠>>>>>べ、別にあんたのためじゃないんだからね!>>>ど、どうして、もっていうなら付き合ってあげるわよ華琳>>>愛紗かな?(黄昏☆ハリマエ)
快斗様>はっはっは!本当にポロリしちゃったらあとで愛紗に切り刻まれちゃいますよ!っとまあ、ホント出来すぎですよね。四人が一位って・・・(葉月)
ここにきて雛里ちゃん登場!朱里の運命やいかに!といった展開で楽しみですね^^おもに愛紗のポロリが^^  とまぁ、それは置いといて葉月さん一位が4人いろんな意味でおめでとうございます^^桃香ちゃんも嘆かなくてもきっといいことあるよ本編で。・・・愛紗の後かもだけど。そして、琳さん!貴方様も言うとおり楽しみにいたします^^(快斗)
劉邦柾棟様>そ、そんなことは!ぽ、ポロリネタはアニメの方でよくあったは、ず……ガクッ(葉月)
劉邦柾棟様>あ、愛紗が愛紗がご乱心なさいました!ぎゃーーーーーーーっ!!(葉月)
TK様>労いの言葉ありがとうございます。ええ、次回も頑張りますよ!(葉月)
320i様>まさに最終兵器ですね!が、頑張りますよ!……程ほどに(葉月)
よーぜふ様>なんですと!?ま、まさか本当に謀られたのか!そうですね。早くやわっこくなってたくさんポロリをしてもらいたいものです。(葉月)
tukasa様>ホント狙ったような同票数ですよ。まあ、愛紗と桃香には本編で頑張ってもらいましょう。(葉月)
一刀「なあ・・・雛里、愛紗は一体どどどっどどうしたんだ(困惑気味)」 雛里「あわ・・あわわ。 た・多分ですが本編で鈴々ちゃんが愛紗さんに言ったポロリネタが原因だと思いましゅ・・あぅ・・噛んじゃいましゅた。」(劉邦柾棟)
愛紗「せい! やあ! フン! うぉぉぉぉぉおおおおおおおおwwwwww!? 『青龍逆鱗陣!?』 でぇーーーーりゃあああああああああーーーー!? ふ・ふふ・・ふふふ・・・フ布不府腑譜婦附・・・・(ボソ)葉月ヨ、ゴシュジンサマノマエデヨクモポロリネタヲwwゼッタイニユルサンゾ!?」(劉邦柾棟)
待ってました更新お疲れ様!次回も楽しみです^^(TK)
ふむ・・・計画通り(ニヤリ)w これで最低4名の艶姿?がみられるわけですね。 個人的にはあえてのツン:デレ=2:10な感じで見てみたいです・・・ww やっぱり頭が固すぎる愛紗は好きじゃないですね・・・早くやわっこくなってほしいものです、ポロりするとこみたいにww(よーぜふ)
狙ったかの様な結果だwなんだか愛紗と桃香が不憫だ一姫に一票入れた自分が言うのもなんだけど‥‥まぁ兎に角、続きがものすごく楽しみです頑張ってください!w(tukasa)
砂のお城様>順調にツンレデってますよ〜。まあ、一姫はある意味、変態さんなんでちょうどいいか「一姫キーーーーックッ!」ぶべらっ!(葉月)
samidare様>ええ。別枠ですとも!どう見てもね「あらあら、まだO☆SHI☆O☆KIが足りないのかしら?葉月さんは」い、いえ滅相もありま、い、いや〜〜〜〜〜っ!!(葉月)
アロンアルファ様>そうなんですよ〜。陰謀のような投票結果に私も愕然としました!まあ、実際は苦笑いが止まりませんでしたが。(葉月)
やっぱり永久は別枠なんですね!!(samidare)
謀ったかのような結果だな。だがこれはこれでいい!!(アロンアルファ)
萌香様>愛紗〜ラブ!(葉月)
ほわちゃーなマリア様>あぅあぅ。誰か助けてください!『恋姫の中心で助けを叫ぶ』(葉月)
yosi様>( ゚∀゚)o彡°ポロリ!( ゚∀゚)o彡°ポロリ!「……葉月殿。少々O☆HA☆NA☆SHIが」い、いや〜〜〜っ!!(葉月)
はりまえ様>愛紗のツンデレ率は華琳には及びませんが高めです!(葉月)
東方武神様>本当に誰かの陰謀に陥れられた気分です!ですが、言ったからに有言実行!(葉月)
愛紗ェ・・・・(萌香)
mokiti1976-2010様>は、ははは……ゲームをやらない私は私じゃない!ってことでPSPは手放せません!(葉月)
そしてその後、永久さんにO☆SHI☆O☆KIされる葉月様の姿があった・・・。って、気を確かに!!アフターケアとして、とある軍事会社主催のバイキングチケットを入手しましたので、よろしければどうぞ!(ほわちゃーなマリア)
( ゚∀゚)o彡°ポロリ!( ゚∀゚)o彡°ポロリ!(yosi)
ツンデレ率いくつだ関羽・・・・・・(黄昏☆ハリマエ)
いやはや、同着四人とは大変ですな。しかしここは皆の為にも頑張って下され。永久殿・・・相変わらずのご様子で・・・おぉ、怖い怖い。(東方武神)
・・・・・まあ、とりあえずPSPは封印してお話を進めていったらいいじゃないですか。(mokiti1976-2010)
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