恋姫†無双 流れ星 第七話 |
今日も桃香の政務を手伝いをしている。今日の髪型は愛紗直伝のポニーテールになっておりますorz
「桃香、これ違うぞ」
「ほぇ!本当だ。ありがとうお兄ちゃん」
あれから数日が経過した。あの日から主な武将は自己紹介と共に俺を試すようにきた。ほとんどが興味津々なだけであって真名の交換をした。最初は
記憶がないことを理由に断っていたのだが、いかせん恋と呼んでしまったしまったため逃げ道がなく、すべて終わってから謝ろうと結論にいたった。
それともう一つ
「お館様!!」
みんな桃香の兄であるからなのか俺の事を「ご主人さま」とか「お館」だの。男としてはうれしいのだが、なぜか首に『鎌』を押し付けられてる感じ
が・・・・
「どうしたの桔梗?」
「桃香様!少しお館様をお借りする!!」
言うや否や、桔梗さんに腕を捕まれ執務室をあとにする
「はいはーい。いってらっしゃいお兄ちゃん」
そこは止めるべきだよ。義妹よ
「紫苑つれてきたぞ」
「あらあら。急いでどこにいったのかと思ったらご主人様をつれてきたの?」
中庭のところにある休憩所では、紫苑と璃々ちゃん。それから星もいる
「応だとも!いくら桃香様のご兄弟とはいえ一回ぐらいきちんと話をせんとはな!!」
「しかしその場が酒があると。」
「いいんじゃないですか?星姉さま。そのほうが話しやすいかもしれませんし」
と星と璃々ちゃんはメンマでお酒を飲んでいる・・・・・・・・メンマ?
「それ、メンマ?」
「ん?なんと主はメンマを知らないと!!それはいけない人生の半分は損をしていることになりますぞ!」
「そ・・・・そうなのか」
星の力ある言葉に押される
「はいはい。メンマはまたの機会ね。それより」
紫苑は酒を置き、
「周りには人は居ませんよ?」
と前置きをし
「仮面を外しても大丈夫ですよ」
「やっぱしばれてるよね?」
「えぇ、それはもう」
「なんのことだ?分かるか星?」
「いや。私もなんのことか」
璃々ちゃん分からないようだ・・・・・・マジ?てっきり星と璃々ちゃんのはばれてると思ったのに
「まぁ紫苑が言うなら」
「「!!!!」」
仮面を外し、
「まったく仮面は窮屈だ」
「まぁ仕方ないですわ」
と紫苑と普通に話してると
「まさか北郷殿とは、分かりませんでした」
「うんうん。」
いやお二人さん。頼むよ
「火傷しておらぬではないか」
ツッコムとこそこですか?
「まぁ桔梗になら大丈夫と思って話すんだけれども」
ここで星や璃々ちゃんにもわかるように話を進めた
「なるほど、そういうことでしたか」
桔梗が納得したのか力を抜き、酒を飲み始めた
「・・・怒らないの?」
「なぜ怒る必要があります?」
「だってみんなを騙してるし、真名も」
「よいかお館様。」
残ってる酒を飲み干し。空になったのを机に置く
「わしらは『劉非』ではなく『お館様』に真名を預けたのだ。名前が少し変わっただけのこと」
「でも・・・・・偽りの真名も」
「ええい。御使いのと呼ばれてる割には女々しいのう。良いといってるのだ!!」
「・・・・うん。そうだねごめん」
「いや・・・・謝れても」
「ふふふ。それがご主人様なのよ」
「確かに、桃香様や華琳殿にも・・・・・ましてや雪蓮にもない別の『王』の気質か」
と星が珍しいそうに見る
「そうかな?俺はできることしてるだけだよ」
「でもご主人様?」
と紫苑が困った顔をして
「そんなにお仕事をされてはすぐに呉、そして魏にもお呼びがかかりますよ?」
「うそん」
「うそではなかろう。お館様のこなす量は朱里や雛里の七割程度。しかも武も中々」
紫苑と桔梗が俺の活躍ぶりを教えてくれる。事務は得意よ。だっておしつけられるんだもん
「主、用心なされもう少ししたら呉の将軍たちが・・・・・・いや雪蓮がくるやもしれん」
「だれ?」
「呉の王にして武も智もすぐれた人。あとお酒と戦に目がない」
星が愉快そうに話をする。呉って怖いよ
「うへぇ。でも王なら呉を離れることはないんじゃない?」
そこで紫苑と璃々ちゃんは苦笑を浮かべ
「雪蓮さんは、少し放浪癖が」
璃々ちゃん。少しを強調していわなくても
「あと雪蓮さんは勘で動く人だから」
「たぶん冥琳さん辺りの怒られながらも、こっちにきますよ。絶対」
「絶対なんだ」
なんだかすごい人だな
「そうだ!お館よ」
「うん?」
「どうですか一つ?」
といいながらどこから取り出したのか・・・・・自分の獲物を肩に担ぎ、ニヤリと笑う
「え?無理だよ!桔梗に勝てるわけないし」
「おや?勝つ気ですかそれはそれは」
「いや・・・・そうじゃなくて」
「はっはっは。」
豪快に笑いながら襟を捕まれ庭に放りだされた
「さぁて殺りますか」
字か違う気が・・・・
アァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
「はっくしょん!!」
「ん?どうした雪蓮。めずらしく真面目に政務をしたからだろうか」
言葉は冗談にとれるが顔がいたって真面目。孫策が政務をしているのだからしかたない
「ぶーぶー。私だって国のために政務ぐらいするわよ」
国のためなんていってはいるが本命は別にある
「そうかでは蜀からきた案件は私がやるからほかを頼もうか」
「冥琳、最近ひどくない?」
「さてなんでだろうな?」
「だってだって桃香から『おにいちゃん』ができたって手紙がきたのよ!。たの・・・・・・王としては一回
くらい桃香の兄に挨拶しなきゃ」
「本音がもれたぞ雪蓮」
「げっ!」
「冥琳だってすこしぐらい興味があるんでしょ?」
筆をおき冥琳につめよる
「少し?」
「違うの?」
「いや・・・・・だいぶ興味がある」
「ほら・・・すこしぐらいって・・・・・・・えぇ!!」
椅子から立ち上がり、心底驚く孫策
「冥琳が男に興味をしめすなんて」
「残念ながら私はそっちではなく劉非殿の智についてだ」
「あれ?桃香の兄だから『徳』のほうだと思ったんだけど」
さっきまでおちゃらけてた孫策は静かに椅子に座り、目が細む
「詳しく聞かれて」
「うむ。実はな朱里に長江と御使いの残した原案についての解決策というか、実行策が送られてきてな」
「魏でやったときの会議のあれね」
「そうだ。そして雪蓮これが朱里からおくられてきた物だ」
後ろの棚から、数枚の紙を渡された
「え?これだけ?」
孫策はヒラヒラさせながら、あの朱里がねぇ
「最初はわたしも不思議に思い、早速見せてもらったんだが・・・・話すより見てもらったほうが早い」
「はいはーい・・・・・・・・・・・・」
孫策は1ページめくりすこし読んだ後からは無口になった
「冥琳はどう思う?」
紙を机におき周瑜に聞く
「すごいの一言。ここまで調べ上げるとはさすがと言いたいが」
周瑜は言葉を切り
「発想が柔軟すぎる。私や穏、桂花ですらこの考えはでないだろう」
「さすが朱里ちゃんと思いたいんだけど」
「そうだ。この策劉非殿の発案だ」
「へぇ。」
「だから雪蓮。」
「ん?」
「行くなら言え。私も行く」
「じゃあ、いますぐに」
「だめだ。この山を終えたらな」
「ぶーぶー」
このあと孫策は文句を言いながらも政務をおこなっていった
「お姉ちゃん。雪蓮からお手紙なのだ!」
「ありがとう鈴々ちゃん」
ビックン!!
「ん?どうしたのだお兄ちゃん?」
「いや、なんでもない」
星たちの話を思い出し反応してしまう
「ふんふーん。」
楽しそうに封を開き、嬉しそうに桜香に話しかける
「お兄ちゃん!雪蓮さんたちがあそびにくるって!」
たち!!!!
「複数?」
「うん。雪蓮さん・・・・・孫策さんと周瑜さんあと甘寧さんだって!!」
ガタッ
「お兄ちゃん?」
なぜか寒気がする。俺の本能が叫んでる『逃げろと』
「すまない桃香。俺は少し「桃香様」」
月が静かに扉をあけ入ってきた
「月ちゃん!ちょうどよかった。雪蓮さんがくるからお部屋の用意お願いできる?」
月がきょとんとし、すぐに笑顔になり
「もうきてますよ」
と嬉しそうに話す
あれ?死亡フラグたった?
「どうしょう月?」
目線を月にあわせ、肩に手をおく
「へぅ・・・・ご主人様どうしたんですか?」
はい。へぅ頂きました
話が進まないので星にいわれた事を桃香と月に話す
「「ははは」」
違うっていってくれよ!!コンチクショーーーー
「でも雪蓮さん良い人だよ?」
「疑問系でいわれても」
「ご主人様」
月よ。君なら俺を救ってくれると信じている
「もうすぐしたらきますよ?」
もうカウントはいってる?
「こうなれば!!」
窓に足をかけ逃亡をはかろうとすると
「甘いですぞ桜花殿」
飛び出した瞬間縄に足がかかり、宙釣りになってしまった
「な!!」
「さすが蒲公英。よいできだ」
「でしょでしょ?蒲公英がんばったよ」
この子悪魔コンビがぁーーーーーー
「蒲公英!星!これはどういうことだ」
宙釣りになりながらも二人に問う
「「楽しそうだから」」
ですよねーーーーーーーーーーーーーー
とある執務室
「母上」
「どうしたの華音(かのん)?」
「最近よく研いでいますね」
子の言葉通り、母らしき人は獲物を研いでいる
「それはね。なぜか最近これを使う日がきそうなのよ」
キランと鈍い光とともに母も微笑む
「そ、そうですか」
子も母の笑顔にすこし引き気味だ
「ところで何か用事があたんでしょ?」
そういわれ手にもった何かを母に手渡した
「桃香姉さまから手紙です」
「あら、なにかしら?」
封をきり内容を読む
「では私はこれで・・・「待ちなさい」」
母は、出て行く子をとめ
「桂花・・・・・いえ風とそうね華音。二人で蜀にいってきてくれないかしら?」
「桃香姉さまのとこへですか?」
「ええ。桃香の『兄』を私の変わりに見てきてほしいの」
いいながら獲物を子の前にもっていく
「あなたに『絶』を預けるわ。風といってきなさい」
「わかりました母上。では風さんのところにいってきます」
子が執務室からでていき母はため息をつく
「いやな予感がするわ」
窓から見える空を見上げながら
「一刀」
拳を握り締め
「また違う女に手を出してないでしょうね」
笑顔。それは笑顔。しかし目が笑っていなかった
説明 | ||
さて七話です。最近しったんだけど呉に子供がいるってのはしってたんだけど。 蜀にもいるんだね(泣)いや?いいんだよ!でもね 魏にいるってきたことないんだけど・・・・どうしよ でね・・・・・・・作者は思ったわけよ。 居ないなら・・・・・・・・・・・・・・一刀が頑張ればいい!!!てなわけで急きょ決定!これ書いてるうちに思いついちゃった。やっちゃたZE!。 反省はしている。だが後悔はしていない |
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コメント | ||
シリウスさん。確かに桂花との間に子供はできましたが残念ながら絵がないんです(泣)それに比べ蜀と呉にはきちんと描かれているんですよ(アルトアイゼン) たしか 魏には 桂花との間に子供がいたとおもいますよ?(シリウス) これって死亡フラグ立った?(ルルーシュ) 一刀wwwこの後どうするんだろうww(タケダム) 一刀のことを華音は知っているのかな?(きの) うっわ 大ピンチww 一刀に関してはお約束ってご愁傷さまw(紗詞) 女の感的中!まあ、嫉妬・・・・・(黄昏☆ハリマエ) まぁ、あれだけヤりまくればそりゃ子供の一人や二人はできるよな。(根黒宅) |
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