二人の御使い 外史の外史は正史? |
明命「亞莎こっちで合っているのでしょうか?」
亞莎「地図を見ているから大丈夫って言ったのは明命じゃないですか!?」
明命「それは駅に着くまでの事だけです!」
私達は今駅にいます………ですが何番のホーム行けばいいか分かりません、休日の夕方という事もあって人が沢山いて目を離したら離れ離れになってしまいます
明命「どうしましょう、やはり私が駅員さんに聞いて来ますから亞莎はココで待っていて下さい」
亞莎「えええええ!?こんな所で別々に行動したらそれこそ迷子に成ってしまいます!」
私達の身長は大きくないので、この人込みの中では一度目を話すと見えなくなってしまいます。こんな会話を何回も繰り返していると明命の目が潤んできました
亞莎「取りあえず聞きに行くにしても二人で行動しましょう、それなら離れ離れになる心配はありませんから」
明命「そうですね、では早速駅員さんを探しに行くのです!」
そういって歩き出そうとする私達ですが
明命「……駅員さんは何所に居るのでしょうか?」
そう私達は自分達が何所に居るかも把握出来ていません、当然どっちに行って良いかなんて分かるはずもありません
亞莎「どうしよう………」
困ってしまいました、でも明命も困っているのでここは私がしっかりするしかありません!
なんて事を考えていると
?「どうかしましたか?」
男の人が心配してくれたのか声を掛けてくれた
亞莎「えっとその………」
しかし私がどう言うか迷っているとその人はしゃがんで目線を合わせて話しかけてくれました
明命「はい!私達はこの場所に行きたいのです!!」
といって差し出す紙は目的地が書いてある紙であって、行き先の駅の名前ではありません
しかしその人はその紙を見て少し考えると
?「この電車に乗って5個目の駅が目的の場所になりますよ」
そう言うとその人は自分の前に並ぶようにと手招きしてくれました
どうやら私達は乗らなくてはいけない電車のすぐ近くで迷子に成っていたようです
明命「はぅわ!宜しいのでしょうか?」
?「構いませんよ、位置的には私と並んで居た様にも見えますからね」
私達は順番を待っていたこの人の横で喋っていた様です
亞莎「いいのですか?」
?「いいですよ、それに早く並んでおかないと電車が来てしまいますよ?」
明命「そ、それでは失礼します」
亞莎「あ、有難う御座います」
?「いえいえ」
そうしていると私達のホームに電車が入ってきた
その日私は珍しく車でもなくバイクでもなく電車で店の買出しに来ていた
いつもなら天気が良ければバイク、雨が降っていたり天気が悪ければ車で買い物をする私がなぜか電車で買い物に来ているのだ。
そして休日の夕方、人が沢山居ますね。うん、やっぱりバイクで来るべきでした
そんなことを考えながら電車が来るのを待っていると……
?「それは駅に着くまでの事だけです!」
すぐ横からそんな会話が聞こえてきました
しばらくその会話を聞いていると間違いなく、迷子のようでした
如何しましょう、このままにしておくのも可愛そうですし、まあ何時も通り御節介でもしておきますか
私は電車に乗ると素早く席ではなく入り口付近の角を確保しに行った、座っているより壁にもたれ掛っている方が気が楽だからだ。座っていると隣の人が眠ると人にもたれ掛って来るのが正直頂けないからだ
私が角に付くと、先ほどの少女達が私の角の反対側に座っていた。しかし1人は座れているがもう1人は立っている、まぁこの時間の電車は戦いのような物ですからね?
しばらくして4個目の駅を過ぎた辺りで立っていた方の少女が私の服の裾を掴んでいた
ふと少女の顔を見てみると真赤にして今にも泣き出しそうな顔をしていた
亞莎を座らせて私はその前に立っていた、その隣には先ほど親切にしてくれた男性が立っていました
……そこまでは良かったのですが突然
明命「っ!?」
先ほどから背中やお尻に手などが当ってはいましたがそれはこれだけ電車が混雑していたら仕方の無いことだと思っていましたが今度は触ってきました
亞莎は私がソワソワしているのに気づいたのか不思議な顔をしていましたが徐々に理解してきたのでしょうか顔が赤くなっていました
私も困ってしまい気づくとさっきの男性の服を掴んでいました
私は少女を見ていると段々と理解していきました。
要するに目の前の少女は今痴漢に有っている、友達は居るけどその友達が危険な目に遭って欲しくないから我慢しているが辛くて私に助けを求めてきたということですか
私は少女に大丈夫と言うと少女と私の位置を交代させました
明命「あっ、その…ありがとうございます」
いえいえと返事をしながら少女の頭を撫でていると顔を真赤にして俯いてしまいました。
やはり恥ずかしかったんだねと思いつつ私の右手は1つの腕を掴んでいました
逃がしませんよ?覚悟して貰いましょうか
そんな事をしている内に目的の駅に付きました
蒼真は少女達と共に電車から降りると駅員の所に行きました、オマケを連れて
蒼真「スミマセン、この人痴漢です」
駅員「え!?本当ですか!?」
男「ち、ちがう俺はやってない!この男が勝手に言っているだけだ!そうだこの男が俺に罪を擦り付け様としてるんだ!!」
何でそうなるんだと言わんばかりの顔で男を見る蒼真、駅員も若干困った顔で蒼真と男を見ている
亞莎「ちがいます!この人は明命を助けてくれました、痴漢はこの人です!」
と男を指差す亞莎
明命「そうですこの人は私を助けてくれました!痴漢なんかじゃありません!!」
駅員「この子達もこう言っているから、それじゃあ来てもらおうか」
駅員が連れて行こうとした瞬間
男「っクソ!どけガキ!!」
少女を突き飛ばして逃げる痴漢
亞莎「きゃ!?」
明命「亞莎!?」
やれやれとため息を付きながら瞬時に痴漢の前に立つ蒼真
蒼真「おいおい痴漢して逃げようとして挙句の果てには女の子を突き飛ばす……最低じゃないかよ」
痴漢「じゃまだ!どけって言ってるだろが!」
そう吼えながら蒼真に突っ込んでいく痴漢だが次の瞬間には背中から地面に叩き付けられ
蒼真「そのまま寝てろ」
痴漢は気絶していた
蒼真「さてと帰りますか「あの…」はい?」
痴漢を駅員に任せて帰ろうとする蒼真だったが
明命「先ほどは助けてくださって有難う御座いました!」
亞莎「明命を助けて下さって有難う御座いました!」
さっきの二人が頭を下げてきた
蒼真「いえいえ構いませんよ、それより大丈夫でしたか?」
明命「はい!お兄さんのおかげです!」
元気がいいですね、と考えていると
亞莎「すみませんがお兄さんの名前を教えて頂けないでしょうか?」
蒼真「あぁそういえば言ってませんでしたね、輝流 蒼真と言います。君達の名前は?」
明命「明命と言います!」
亞莎「亞莎と言います、本当に有難う御座いました」
蒼真「いえいえ当然の事をしたまでですよ」
しかし、如何こうしている内に外は真っ暗になっていました
蒼真「ところでお二人はこの町に来るのは初めてではないですか?」
明命「はぅわ!なんで分かったのですか?」
蒼真「行きたい駅を聞いたのに地図を見せられたら初めて行くのだろうと思いますよ」
明命「それでも凄いです!」
目を輝かせながら元気に話しかけてくる明命ちゃん、いいですね〜子供は純粋で元気があって。願わくば、このまま素直に成長して欲しいものですが………ん?いえ他意なんてありませんよ?ただ純粋に、このまま成長して欲しいだけですよ?誰ですか、変なことを考えた人は。大体最近の若者は……話が脱線してしまいますね、それはさて置き
蒼真「大分暗くなってしまったのでお二人がご迷惑でなければ案内しましょうか?」
亞莎「しかし迷惑ではありませんか?」
蒼真「夜道を可愛らしいお二人だけで歩くほうが心配です」
二人「「かかかかか可愛いだなんて」」
蒼真「お二人とも可愛いですよ」
微笑みながら喋る蒼真に対して顔を真赤にしている二人
蒼真「迷惑ではありませんか?」
明命「そんな迷惑なんかじゃありません!」
蒼真「本当ですか?それでしたらあまり遅くなってもいけませんので行きましょうか」
二人「「はい!よろしくおねがいします!!」」
二人の少女を連れて目的地に歩き始めた
SELAMATE PAGI
SELAMATE SIANG
SELAMATE SORE
SELAMATE MALAM
どうもsinです
いかがでしょうか?一郎太様の『真・恋姫†無双 〜春のようににぎやかに、秋のように穏やかに〜』を参考に書かせていただきました
やはりグダグダですが頑張って書きました
この作品は蒼真君がメインで明命と亞莎のお話です
本当はもう少し多く書く予定だったんですが、今私は海外からの研修生に仕事を教えて仕事が終わったらそのミーティングがあって家に帰るのも遅ければPCの前に座ることも出来ないぐらい疲れてしまっているので、取り合えず今回はここまでです
文才が無い自分がつらいです
今後も頑張って書いていくので皆様よろしくお願いします
コメント、指摘大歓迎です
研修生が帰るまでなかなか次回作が投稿出来ないかもしれませんが気長にまっていてやって下さい
研修生は最初の挨拶を使う国です
自棄酒がすすむすすむww美味しいツマミ教えてください
説明 | ||
一郎太様の作品を読ませていただいたときに閃いた作品です キャラの性格などが原作と異なりますがそれでもOKという人は読んでやってください |
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総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1477 | 1303 | 5 |
コメント | ||
鯨尽くしですか?今度捜して見ますw(sin) 熱燗には鯨の赤身と本皮の刺身。ビールには鰹の酒盗、このわた。赤ワインには鯨ステーキ。っすかねwwJARPAUの鯨という名前で海豚を売っていますが、海豚案外美味いっすwww(聖槍雛里騎士団黒円卓・黒山羊) |
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