真・恋姫†無双〜変則四刀の御使い〜5話
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この作品は作者の思いつきで構成されています。

 

作者は国語の評価で2を時々とってしまうほど文章が下手です。

 

なら書くなよって言わないで(泣

 

一刀君は結構なチートになる予定です。(恋と互角ぐらい)

 

そして理論も無茶苦茶です。

 

プロットなんかは存在しないので未来はまさしく未定。

 

この作品は一部のキャラの性格や『性別』が変更されているのでそれがだめな方はブラウザの『戻る』をクリックすることをお勧めします。

 

「そんな作品でもよんでやろう!!」とおっしゃる勇者さまだけ次に進んでください。

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一刀と霞が模擬戦をし手から少し後、

 

賈?、董卓、呂布、陳宮といった軍師・武官の面々が近くに集まってる。

 

「ちょ、ちょっとさっきの何なのよ!?」

 

賈?が開口一番に聞いてくる

 

「あ〜、そや!ウチもそれは気になっててん」

 

「ねねも気になるのですぞ!!」

 

「うむ、まったく見えなかった」

 

などなど口々に疑問を述べる中、一人だけ何も言っていない者が居た。

 

「・・・・・・反対側から・・斬ってた?」

 

疑問系なのはよく見えなかったのかそれとも別の意味なのか。

 

しかし一刀はそんなことは気にならなかった、純粋に動作を見られたことに驚いた。

 

三爪痕は元々完成度の高い技ではない、それこそ祖父や父のそれと比べれば天と地ほどの差がある。

 

しかし、それは剣の軌道や入りの動作についてであって速度はほぼ完成しているといってもいい。

 

そして、それは到底、人の見ることのできる速度ではない、実際問題一刀もこの技の加減は旨くはできない。

 

それを見られた、そして見ることができるのなら防ぐこともできるだろう

 

そのことに一刀は戦慄し・・・そして、歓喜した。ここには強者が存在することに

 

それは、自分のすべてをもってしても至る事のできない境地、武に愛された才能。

 

湧き上がる歓喜を表に出さないように一刀は答える。

 

「よくわかったね、あれを見切れたのは君が始めてだ」

 

事実、祖父は剣筋を予測して安全圏へ逃げるという方法をとっていた。

 

「ん、・・・でも、抜く始めと斬った後しか見えなかった」

 

「へぇ〜、恋でも見切れへんってどんだけ速いねん」

 

「さぁ?・・・そういえば模擬刀でこれ使ったら模擬刀折れてたな」

 

「折れるって・・・しかも、それに耐えてるその剣どんだけ頑丈なんや?」

 

「ん〜、これは俺の国に伝わる剣で倭刀・・・日本刀って言うんだ」

 

「日本刀?」

 

賈?が真っ先に聞き返した・・・軍師としてやはり新しい知識には興味がわくのだろうか?

 

「うん、製法とか細かいことはおいとくけど

 

この剣・・・刀って言うんだけど、その本質は『折れず』『曲がらず』『よく斬れる』なんだ」

 

「ちょ、それって」

 

「うん、そんな武器は存在するはずはない・・・いや、存在してはいけない

 

それが存在するなら破棄しなければならない

 

その感覚は正解だよ」

 

「?先ほどはそれが日本刀の本質といっていたではないか?」

 

「それは、一部の日本刀だけって意味や

 

自分らの時代に残っとった日本刀は一般的に

 

斬ることを主眼に置いた武器で

 

それゆえに脆く鋭かったんや

 

まぁ、どっちかって言うと観賞用や美術品としての価値のほうが高かったけど」

 

「一般的には・・・な

 

刀の本質を正しく理解し本来の日本刀を作る人もいた

 

その人たちでも当時の日本刀を再現するのは難しかったみたいで

 

限りなく近い形だけど少し違うんだ」

 

「それって・・・」

 

賈?が言葉に詰まる、どのくらい危険かそれがよくわかったのだろう。

 

「実際、俺の黒爪はあまり斬れない部類だけど斬鉄ぐらいは余裕でできる」

 

そのことに、驚愕している呂布以外の面々に及川は

 

斬鉄については一刀の力量も合わさっていることを告げる

 

「・・・はぁ」

 

誰からともなくため息が漏れた

 

「?」

 

「なにを、不思議そうな顔をしてるのよ!!あんたのことでしょ!?」

 

「なにがだよ!!」

 

「あんたこの時代のこと多少知ってるって言ってたわよね!!

 

なら解るでしょ?どれだけその日本刀が規格外なのか」

 

・・・そういえば、錬鉄なんて技術はまだこの時代は発達してないのか

 

そんな時代に日本刀なんて物出されたらそりゃ切れるだろうな

 

「そうだったね、わすれてた

 

・・・で、それを踏まえたうえで軍師殿?俺は君の眼鏡にかなったのかな?」

 

「十分よ、これから月のもとで働いて頂戴」

 

「そうか、よろしくな・・・他の皆もよろしく」

 

「うむ、こちらこそな」

 

「よろしくな〜、一刀〜」

 

「ん、よろしく」

 

「恋殿がそうおっしゃるなら、ねねもよろしくしてやるのです」

 

「へぅ〜、よろしくおねがいします〜」

 

内心こんな胡散臭いやつを雇ってくれるのか半信半疑だったのだか大丈夫のようだ。

 

くいくい

 

不意に後ろから服のすそを引かれた

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振り向くとそこには一本の戟を携えた呂布がいた。

 

「・・・・一刀、恋と・・・勝負」

 

「えっ?」

 

「・・・解った」

 

誰かからもれた驚きの声をさえぎり出てきた声はほかの誰でもなく俺の声だった。

 

自分でも驚くくらいの即答だった、本来ならもっと悩むだろう

 

普通は断るだろうし、断らなくても即答はしない。

 

だが、俺は即答した。

 

『天下無双』昔じいちゃんに言われてあこがれた言葉、目の前にその人が居るのなら

 

試してみたい、何所までいけるのかを

 

俺はあの日から何所まで進めたのかを・・・そして、あの子の様になれるかを

 

「ん、・・・じゃあいまから」

 

「ああ・・・賈?いいか?」

 

「えぇ、いいわよ・・・でも大丈夫なの恋・・・呂布の強さはここの武将たちとは比較にならないわよ?」

 

そう聞く顔には純粋にこちらを心配しているという表情が伺える。

 

「大丈夫だと思うよ・・・多分」

 

短く答える。

 

俺が何所まで戦えるか、それを早く試したかった。

 

「華雄さんもう一度審判をお願いできますか?」

 

「ああ、請負った」

 

うなずくと華雄と他の面々も二人から距離をとった。

 

・・・『天下無双』・・・か、俺はその名に何所まで届くだろうか?

 

「では、始め!!」

 

呂布が方天画戟を構える。

 

一刀もそれに呼応するように抜刀の構えを取る。

 

両者ともそこから固まったように動かない。

 

そして、少し間をおいて呂布が先に仕掛けた

 

「・・・・行く」

 

ギィンガガガガガンッ!!

 

恐ろしいほど威力のある一振り、それでいて無駄がまったくない

 

まさに才能としか言いようのない一撃

 

・・・天下無双に伊達じゃない・・・か

 

「くっ!まだだ!!」

 

さすがにこの一撃を黒爪で受けると笑い事にならないので斜めに抜いていなす。

 

「三爪痕」

 

そのまま前方に倒れこむようにして三爪痕を繰り出す。

 

呂布はそれを難なく戟で受けきりそのまま勢いを殺さずに後ろに飛んで間合いを取った。

 

見えてないのは確かなようだが、ならどうやって?まさか勘で防いだのか?

 

だとしたら、冗談じゃない

 

「強いな・・・」

 

ごく自然にこぼれでた出た声

 

「・・・一刀も強い・・・」

 

「ははは、天下の呂布奉先にそういってもらえるとうれしいよっ!!」

 

一本の刀を鞘に戻した後、地面を思い切り蹴ってそのまま前進して、そのまま刀で突く。

 

「せあっ!」

 

「・・・ふっ!!」

 

呂布はそれを下にそらして避けた

 

ギィン

 

突いた刀とは別のほうの手で持っていた刀で反対側から斬りこむ。

 

「・・・っ!!」

 

しかし、呂布も少し驚いた表情を見せて身をひねりかわす。

 

「まだだ!!」

 

現在呂布のいる位置は二刀の刀の中央、そのまま両方の刀を引き寄せて挟み撃ちにする。

 

「ふっ!!」

 

呂布はそれを俺の身長の少し上くらいまで飛び上がり避ける。

 

・・・俺は何も見てないからなっ!!

 

そしてそのまま上から戟が振り下ろされた

 

ギィィィンッ!!ドォン!!

 

二刀を十字に構え防ぐがそれを防御の上から崩されて2mほど後ろに吹っ飛んだ

 

「くそっ!なんて腕力だ」

 

悪態をつきながら三本目を抜いて構える。

 

縮地の要領で身を低くして前進、そのまま袈裟切りを行う。

 

戟を軌道上に構えて受け止めたあと、そのまま戟を回転、石突の部分がこちらに迫る。

 

それを三刀全てを使って受け止め、戟を踏み台にして呂布の後ろへ跳ぶ

 

「はぁ!!」

 

後ろからの攻撃は流石に呂布といえども反応は難しいようで

 

そのまま呂布に攻撃があたる。

 

呂布は間合いを取ってこちらを伺っている。

 

「・・・一刀は強い・・・恋も本気出す」

 

ゾクゥ!!!

 

先ほどとは比べ物にならない覇気の様なものにそこにいた面々のほとんどが身を震わせる

 

しかし、一刀は違った、その圧倒的雰囲気の中で唯笑っていた。

 

本人も気づいていないだろうが確かに笑っていた。

 

そして、呂布が戟を構えて

 

「・・・行く」

 

「来い!!」

 

一刀は喜んだそして同時に後悔した

 

なぜ、及川から徹刀を返却してもらわなかったのかを

 

三刀で戦うには呂布は強すぎる。

 

相手は天下無双の呂布奉先、『変則四刀』それがあって初めて相手に出来るかどうかだ。

 

そして、実際に一刀の体には限界が来始めている。

 

・・・持ってあと数合、悪いと後一回位か

 

ガィン

 

最早、呂布の攻撃をかわしながら思案する余裕もなくなってきた

 

「一刀・・・そろそろ限界・・・」

 

「っ!?すごいなそこまでわかるのか?」

 

ふるふると首を横に振る呂布

 

・・・わかるわけじゃないのか?

 

「・・・ん、一刀遅くなってる」

 

ああ、呂布じゃなくてもわかるほど疲労してるのか

 

「まいったな、もう少し戦える自身はあったんだけど」

 

「・・・一刀は強い、剣がもう一本あったら恋も危なかった」

 

「はは、やっぱり気づいてたか」

 

あまり驚くことは無かった、なんとなくそんな気がしていたから。

 

「・・・次で終わりにする」

 

「そうだな、正直一、二合が限界だ」

 

キィン

 

キンッ

 

それぞれの獲物を構え

 

最後の攻撃を仕掛ける。

 

最初に動いたのは俺、正直攻撃を防ぐほどの余力は残っていない。

 

「・・・抜刀」

 

呟いてそのまま踏み込む、そして限界速度で呂布に迫った。

 

「ハァァァァッ」

 

ギィィィィィン

 

呂布も戟を両手で構え黒爪を受け止める

 

ギャリギャリギャリィィィガィン

 

少し呂布の戟を押し返しただけで抜刀の勢いはとめられる。

 

そして戟にかかっていた力が緩む

 

・・・いまだ

 

「せいっ」

 

体の力を全て抜き脱力状態から再び抜刀を行う

 

「・・・・っ!!!!!まだ・・・」

 

ギィィィィン

 

今度こそは確実に入ったがそれと同時に背後に鈍い痛みが走る

 

背を見ると方天画戟が当てられていた

 

・・・負けたか

 

ブラックアウトする意識の中見えたのは

 

刀のあたった部分を押さえながらたっている呂布の姿だった。

 

「ちく・・しょう・・・・」

 

そんなこんなで俺達が仕官しての一日目は終わった。

 

そして余談だが次の日、呂布が俺の寝台で一緒に寝てたのは驚いた。

 

賈?に追い回されて、及川の機嫌がすこぶる悪かった。

 

・・・・・・・・・・・・解せぬ

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あとがき(?)

 

こんちゃ〜、煉獄跋扈です。

 

テンション高いです。

 

そして戦闘描写苦手です。

 

変じゃなかったですかね?

 

まぁ、文が下手とかは気にしない方向で。

 

皆さん、ゴールデンウィークですね、前のあとがき(?)にも書きましたが

 

自分は、部活がゴールデンウィーク中は無いのでずっとpcの前に居ます。

 

そして昨日は連休前最後の部活だったんですが、先生に用事が出来たとかで早めに終わって

 

先輩たちと帰ってました(終わった!!って叫びながらww)

 

多分、連休中は時間は余ると思うので一気に話を進めたい。

 

そして、本編について少し

 

まず、一刀の武器についてです。

 

いろいろな作品で日本刀が武器の作品は出てきますが、日本刀というのはそこまで脆い武器ではありません。

 

本編中も言いましたが日本刀は『折れず』『曲がらず』『よく斬れる』を基本とした武器で銃弾(鉛)とかも切れます(実例があるそうです)

 

あと、斬鉄の話は鋼鉄とか密度の高い物は無理ですが古代の中国や日本の鉄なら切れるぐらいの切れ味はあったそうです。

 

ので、この外史の日本刀は結構な硬度を持つと考えてください。

 

ちなみに黒爪は日本刀の中でも鎧徹しと呼ばれる刀です。

 

簡単に説明すると文字どおり鎧の隙間を徹して攻撃を与える武器です。

 

詳しくは4話の感想欄を参照してください。

 

あとは複線っぽい物について

 

回収はしたいですが、するとしても結構後の話になるのでああそんなのあったな程度に覚えていてくれれば幸いです。

 

そして、アンケートについて

 

これは、いろいろなところで見かけるのでちょっとしてみたくなりました。

 

試験的なものなのであまり重要なことは聞きません。

 

軽い気持ちで答えてくれるとうれしいです。

 

では。

 

先ほどいいました複線についてです。

 

ネタバレに近い形になりますが過去変の様なものを書いています。

 

投稿したほうがいいでしょうか?

 

そこまで本編にかかわる話ではないので、気楽に答えていただけるとうれしいです。

 

1.いいじゃない

 

2.そんな事してる暇あったら本編進めろ

 

3.どっちでもいいよ

 

以上の中から選択でお願いします。

 

それではまた次のあとがきにて〜

 

 

説明
こんちゃ〜、煉獄跋扈です。
今回は早めに出来てなおかつ時間が余っているので結構ハイテンションです。例のごとくやっちゃった感満載な本文ですがどうぞよろしくおねがいします。
今回も戦闘パートになります。次は拠点もどきかな?
アンケートなんかを愚考していますが、詳しくはあとがき(?)にて
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コメント
スターダストさん ありがとうございます。鈍足ですがちまちま投稿していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。(煉獄跋扈)
面白かったです。これからも精進してください。(スターダスト)
sinヒトヤ犬さん 発達していない=存在しないというわけじゃないです、お偉いさんや一部のディープな人向けの鍛冶屋の様なものはありますが、鋳造が主流だというだけです。(煉獄跋扈)
錬鉄がないならこの時代どうやって作ってたのでしょうか(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
↓の続きです。今回は恋の攻撃で満身創痍となっていましたし技もかなりキレが落ちていたので恋の外傷はひどくても青痣くらいです。これからはもっと細かいところまで書いていこうと思いますのでどうぞこれからもよろしくお願いします。(煉獄跋扈)
華狼さん こちらこそ至らない文ですみません。拠点については時間軸がまったく違うのとネタバレがひどいので読みたくない方もいらっしゃると思って分けることにしました。黒爪に関してはあくまで黒爪が斬鉄で斬るのは一刀が良好な状態のみと言う事です。(煉獄跋扈)
続けざまに失礼。余談の一件は拠点のエピソードで書いた方がよかったのでは。・・そのつもりだったらすいません。あと斬鉄可能な黒爪が呂布にあたった、ということは大なり小なり切創の描写があってもよかった気が。 毎度細かいいちゃもんばかりで失礼。あと複線でなく伏線、です。(華狼)
華狼さん っ!!!それは考え付きませんでした。まぁそのあたりは一刀君ががんばったということで、アンケートの返事はありがとうございます。(煉獄跋扈)
・・今更ですが、片手に二振り持ったら持ち手の太さと重量が二倍化、そこから握力の作用が半端になって充分に取り扱えない気が。鍔があれば尚更。 あと過去”篇”の件は1。更新感謝。(華狼)
東方武神さん アンケートありがとうございます。これからもがんばって書いていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。(煉獄跋扈)
アンケートは1かね。更新お疲れさん♪(東方武神)
氷室さん トリビアのほうでしていたのは自分もリアルタイムで見てました。この動画では日本刀があっさり折れてるように見えますが使用してる弾丸が徹甲弾なのであれだけ耐えた日本刀は実はすごいんですよね。これからも頑張って書いていきますのでどうぞよろしくお願いします。(煉獄跋扈)
劉邦柾棟さん 変則四刀についてはもう少し先です。アンケートのほうはありがとうございます。これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。(煉獄跋扈)
h抜きでこれなんぞもttp://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080227065543_1.htm 重機関銃との対戦ですがこれすげえっすw(氷屋)
昔、トリビアの泉だったかな?固定して立てた日本刀に拳銃で撃ってどっちが強いかっての見た記憶があります、検索かけたらいくつかみれましたねw(氷屋)
久しぶりの更新お疲れ様です。 続き待ってましたよww。 一刀はまだ変則四刀の実力を見せてはくれないんですね。 けど、さっそく恋に気に入られた見たいですけどアンケートについてですが、1でお願いいたします。 本編を進めるのもいいですがほのぼのとした話やコメディーな話も読んでみたいので是非やって下さい。(劉邦柾棟)
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